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11
SLIDE WAY NBスライドウェイは精密ローラーを使用した非循環方式の直線運動軸受で す。高精度を必要とされる光学機器や計測器で主に使用されます。 G-2 G-3 構造と特長 ※NV形には、組立前のRリテーナー中心位置保持のため締結プレートが付きます。P.G-7の取付手順を参照し、締結 プレートを取り外してからご使用願います。 スライドウェイ NBスライドウェイNV形は精密研削加工された軌道台とスタッドローラーを内蔵したRリテーナー(樹脂製)で構成 されています。軌道台はスタッドローラーが滑らかに動くように最適設 計が施され、またRリテーナーのスタッドロー ラーにより軌道台と転動体のスリップがなく、スライドウェイでは難しかった昇降やタクトの速い動作に適しています。 SV形、SVW形は精密研削加工された軌道台とローラーケージで構成されています。転動体には精密ローラーが使 用され転動体が循環しないので摩擦抵抗の変動が少なく、更に軽負荷時でも起動摩擦抵抗と動摩擦抵抗の差がほと んどありません。 ノンスリップ! ローラーとそれを案内する軌道体とにスリップ防止機能を持たせ、作動中におけるローラースリップの防止を実現し た新発想のシステムです。これにより、あらゆる姿勢での使用に対応できます。 NV形スタッドローラーシステム (鋲付ローラー構造) 図G-1 スタッドローラーシステム 図G-3 NV形の構造 NV形軌道台 エンドピース Rリテーナー スタッドローラー 形 式 軌道台4本、Rリテーナー2本を1セットとする製品で す。自由にテーブルを設計でき使用用途に合わせた使い 方が可能になります。 NV形 P.G-10 微小送りに最適 摩擦抵抗は極めて小さく、起動摩擦と動摩擦の差がほ とんどないので微小送りにも正確に追随し、高精度の直 線運動機構を実現します。 低速安定性 軽負荷でも摩擦抵抗の変動が極めて小さいことから、 低速から高速まで安定した動作が可能です。 高剛性・高負荷容量 ローラーは鋼球に比べ接触面積が大きく、弾性変形 量が少なくなり、更に非循環方式のため有効転動体数 が多いので高剛性で高負荷容量です。 またNV形は新規軌動台設計により、ローラーと軌動 面の接触長さをSV形に比べ30〜58%増加(図G-2参 照)させ、またローラーピッチを細かくし、ローラー数を 増やしたことにより定格荷重を1.3〜2.5倍にしました。 低騒音 スライドウェイは循環部における騒音の発生がなく、 またケージを使用しているので転動体間の接触音もな く、静かに動作します。 オールステンレス 耐食仕様のスライドウェイSVS形・SVWS形は構成部 品全てにステンレス材を使用しており、クリーンルーム等 に最適です。 図G-2 ローラー接触部詳細 SV形 NV形 図G-4 SV形の構造 ローラーケージ SV形軌道台 エンドピース SV形 P.G-14 SVW形 P.G-22 軌道台4本と、精密ローラーをクロス上に組み込んだ R形ローラーケージ2本で1セットになります。 SVS形は、全てステンレス材を使用しているので腐食 しやすい箇所でも十分性能を発揮します。 両側にV溝を持つW形軌道台1本、SV形軌道台2本、 R形ローラーケージ2本で1セットになります。 W形軌道台を使 用しているので、よりコンパクトな設 計が 可能になります。またオールステンレスのSV WS形 もあります。

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Page 1: スライドウェイ › product › lineup › pdf › SLW.pdfスライドウェイSV形の定格荷重は表G-1の計算式を使用して求めます。※サイズによって異なる場合がありますので詳細はNBまでお問

SLIDE WAY

スライドウェイ

 NBスライドウェイは精密ローラーを使用した非循環方式の直線運動軸受です。高精度を必要とされる光学機器や計測器で主に使用されます。

G-2 G-3

構造と特長

※NV形には、組立前のRリテーナー中心位置保持のため締結プレートが付きます。P.G-7の取付手順を参照し、締結プレートを取り外してからご使用願います。

スライドウェイ

 NBスライドウェイNV形は精密研削加工された軌道台とスタッドローラーを内蔵したRリテーナー(樹脂製)で構成されています。軌道台はスタッドローラーが滑らかに動くように最適設計が施され、またRリテーナーのスタッドローラーにより軌道台と転動体のスリップがなく、スライドウェイでは難しかった昇降やタクトの速い動作に適しています。 SV形、SVW形は精密研削加工された軌道台とローラーケージで構成されています。転動体には精密ローラーが使用され転動体が循環しないので摩擦抵抗の変動が少なく、更に軽負荷時でも起動摩擦抵抗と動摩擦抵抗の差がほとんどありません。

ノンスリップ!

 ローラーとそれを案内する軌道体とにスリップ防止機能を持たせ、作動中におけるローラースリップの防止を実現した新発想のシステムです。これにより、あらゆる姿勢での使用に対応できます。

NV形スタッドローラーシステム (鋲付ローラー構造)

図G-1 スタッドローラーシステム

図G-3 NV形の構造

NV形軌道台

エンドピース

Rリテーナー

スタッドローラー

形 式

 軌道台4本、Rリテーナー2本を1セットとする製品です。自由にテーブルを設計でき使用用途に合わせた使い方が可能になります。

NV形

P.G-10

微小送りに最適 摩擦抵抗は極めて小さく、起動摩擦と動摩擦の差がほとんどないので微小送りにも正確に追随し、高精度の直線運動機構を実現します。

低速安定性 軽負荷でも摩擦抵抗の変動が極めて小さいことから、低速から高速まで安定した動作が可能です。

高剛性・高負荷容量 ローラーは鋼球に比べ接触面積が大きく、弾性変形量が少なくなり、更に非循環方式のため有効転動体数が多いので高剛性で高負荷容量です。 またNV形は新規軌動台設計により、ローラーと軌動面の接触長さをSV形に比べ30〜58%増加(図G-2参照)させ、またローラーピッチを細かくし、ローラー数を増やしたことにより定格荷重を1.3〜2.5倍にしました。

低騒音 スライドウェイは循環部における騒音の発生がなく、またケージを使用しているので転動体間の接触音もなく、静かに動作します。

オールステンレス 耐食仕様のスライドウェイSVS形・SVWS形は構成部品全てにステンレス材を使用しており、クリーンルーム等に最適です。図G-2 ローラー接触部詳細

SV形NV形

図G-4 SV形の構造

ローラーケージ

SV形軌道台

エンドピース

SV形

P.G-14

SVW形

P.G-22

 軌道台4本と、精密ローラーをクロス上に組み込んだR形ローラーケージ2本で1セットになります。 SVS形は、全てステンレス材を使用しているので腐食しやすい箇所でも十分性能を発揮します。

 両側にV溝を持つW形軌道台1本、SV形軌道台2本、R形ローラーケージ2本で1セットになります。 W形軌道台を使用しているので、よりコンパクトな設計が可能になります。またオールステンレスのSVWS形もあります。

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SLIDE WAY

スライドウェイ

G-4 G-5

精 度 表G-2 荷重方向に対する定格荷重の変化

基本動定格荷重

基本静定格荷重

正垂直方向水平方向

逆垂直方向正垂直方向水平方向

逆垂直方向

1.0×C0.85×C0.7×C1.0×CO

0.85×CO

0.7×CO

定格荷重

 スライドウェイSV形の定格荷重は表G-1の計算式を使用して求めます。

※サイズによって異なる場合がありますので詳細はNBまでお問い合せください。

軌道面にあるスタッドローラー用穴を考慮し各方向の定格荷重を定めております。

図G-7 荷重の方向

水平方向荷重逆垂直方向荷重 正垂直方向荷重

定格寿命

 スライドウェイの定格寿命は次式で求めます。

定格寿命 寿命時間

Lh:寿命時間(hour) ℓS:ストローク長さ(m) n1:毎分往復回数(cpm)

L:定格寿命(Km) fT:温度係数 fW:荷重係数C:基本動定格荷重(N) P:作用荷重(N)※各係数はP.技-5を参照してください。

L=( fTfW・CP)10/3・50 Lh= L・103

2・ℓS・n1・60

 スライドウェイの精度は図G-6のような方法で全長にわたって測定された平行度で表わされ、上級(無記号)・精密級(P)・超精密級(UP)に分かれます。特殊な精度についても対応可能ですのでNBまでご連絡ください。

図G-5 平行度 図G-6 精度の測定方法

10

8

6

4

2

0

上級

精密級(P)

超精密級(UP)

平行度V・W

軌道台長さ L mm

μm

200 400 600 800 1000 1200

WW

V V V

Y

Z Z

Y

NV12、SV12は超精密級には対応していません。

表G-1 定格荷重

条件 1軸使用 1軸縦使用 2軸並列使用

荷重方向

基本動定格荷重C

基本静定格荷重Co

許容荷重F

C=⎧⎨2P⎩

⎛⎝

Z2 ・⎞

⎠⎫⎬⎭

1─36−1 ⎛

⎝Z2⎞⎠

3─4・C1 C=

⎧⎨2P⎩

⎛⎝

Z2 ・⎞

⎠⎫⎬⎭

1─36−1 ⎛

⎝Z2⎞⎠

3─4・2 ・C1

7─9

Co=Z2・Co1 Co=Z

2・Co1・2

F=Z2・F1 F=Z

2・F1・2

C:基本動定格荷重(N) CO:基本静定格荷重(N) F:許容荷重(N) C1:ローラー1個当たりの基本動定格荷重(N)CO1:ローラー1個当たりの基本静定格荷重(N) F1:ローラー1個当たりの許容荷重(N) Z:ケージ1本に含まれるローラー数 Z/2:有効ローラー数(小数点以下切り捨て) P:ローラーのピッチ間寸法(mm)

 スライドウェイNV形は、荷重の方向によって定格荷重が異なります。

R形・RS形(標準ローラーケージ)呼び番号の構成

D

t a p

W

仕様R:標準ローラーRS:ステンレスローラー

例)RS 6 15Z

サイズ

ローラー数-

呼び番号耐食仕様標準仕様

Dmm

tmm

Wmm

pmm

amm

C1N

CO1N

F1N

R 1R 2R 3R 4R 6R 9R12

1.5 2 3 4 6 9 12

RS1RS2RS3RS4RS6

ーー

0.20.30.40.40.70.71.0

3.8 5.6 7.6 10.4 14 19 25

2.5 4 5 7 8.5 14 20

2 2.5 3 4.5 5.5 7.5 10

1543608241,6603,8409,33018,900

1192936491,3202,9607,07014,500

39.8 97.8 216 442 987 2,350 4,840

ケージ材質:ステンレス C1:ローラー1個当たりの動定格荷重 CO1:ローラー1個当たりの静定格荷重F1:ローラー1個当たりの許容荷重

RA形・RAS形(アルミ製ローラーケージ)呼び番号の構成

D

t a p

W

仕様RA:標準ローラーRAS:ステンレスローラー

例)RAS 6 15Z

サイズ

ローラー数-

呼び番号耐食仕様標準仕様

Dmm

tmm

Wmm

pmm

amm

C1N

CO1N

F1N

RA3RA4RA6RA9

3469

RAS3RAS4RAS6

1.21.42.13.0

7.6 10.4 14 20

5 7 8.5 14

3 4.5 5.5 7.5

8241,6603,8409,330

6491,3202,9607,070

2164429872,350

ケージ材質:アルミ合金 C1:ローラー1個当たりの動定格荷重 CO1:ローラー1個当たりの静定格荷重F1:ローラー1個当たりの許容荷重

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SLIDE WAY

スライドウェイ

G-6 G-7

NV形取付手順

取付手順※取扱いの際は、使用上の注意をご覧の上、十分注意してください。

( 1 ) テーブル及びベッドの軌道台取付面のバリ、キズ、ごみ等を取り除き、組付中に異物が混入しないように注意します。

( 2 ) それぞれの接合面に低粘度の油を塗り、テーブルとベッドを合わせます。(図G-13a)

( 3 ) 軌道台を組み合せたセットのまま、図G-6の基準面を取付面に設置します。テーブルを中央部にセットした状態で、ほとんどスキマが無くなる様に調整ねじを軽く締付けます。(図G-13b)

( 4 ) テーブルを中央部にセットしたままで、軌道台取付ボルトを軽く締め、両端面のエンドピースをゆるめ締結プレートを取りはずします。その後、エンドピースを軽く締め直してください。

( 5 )(4)の状態で、静かにストロークさせ記載のストローク長さが確保されているか、動作に異常はないか等を必ず確認願います。

( 6 ) テーブルを中央に移動してRリテーナー上の調整ねじのみを表G-3の推奨締付けトルクで締付けます。(図G-13c)

( 7 ) テーブルを片側のストロークエンドまで静かに移動し、外部メカストッパーに確実に当たっている事を確認します。その後Rリテーナー上の調整ねじを

(6)と同様に締付けます。 (図G-13d)

( 8 ) テーブルを反対側のストロークエンドまで移動し、(6)と同様に締付けます。(図G-13e)

( 9 ) 軌道台①、②、③の取付ボルトを表G-4の推奨締付トルクで締付け、固定します。(図G-13f)

(10) ダイヤルゲージをテーブルの中心と側面(基準面側)にセットします。(図G-13g)

(11) 予圧の最終調整を行います。テーブルを左右に動かしながらダイヤルゲージの振れが最小値になるように(6)〜(7)の要領で調整します。

(12) 仮に取付けてある軌道台④を推奨締付トルクで確実に固定します。調整ねじと同様にテーブルを移動させながらRリテーナー上の取付ボルトを順次固定してください。

(13) テーブルを左右に動かしながら、精度を再確認してください。

(14) 最後にエンドピースをしっかり締め直してください。

図G-13 取付方法

調整ねじ

ダイヤルゲージ

Rリテーナー

Rリテーナー

Rリテーナー

調整ねじ

エンドピース

締結プレート

テーブル

ベッド

×:調整ねじ締付不可◯:調整ねじ締付可能

g

f

e

調整側

① ④

② ③

図G-8

L

ℓ S/2

ストローク

 NV形のストローク変更はNBまでお問合わせください。スライドウェイSV形、SVW形のストロークを変更する場合は、次の方法でストロークを決定し、定格荷重を求める必要があります。

SV形、SVW形のストローク スライドウェイでは軌道台が移動するときにケージも軌道台の移動量の半分だけ同方向に移動します。したがって荷重がテーブル上面に固定されている場合でも、荷重の中心とケージの中心の距離がテーブル移動量によって変化します。そのため、安定した精度を得るには、次の条件を満たすようにストロークと軌道台の長さを決定してください。

軌道台長さ(L)ストロークが400mm以上の場合

a,p:ローラーケージ寸法表参照(P.G-5)ℓ:ケージ長さ(mm) S:ストローク(mm) L:軌道台長さ(mm)

S≦L/1.5ストロークが400mm未満の場合S≦L

ℓ≦L− S2

ケージ長さ(ℓ)

Z=ℓ−2ap

ローラー数(Z)

+1

潤滑と防塵

潤滑 スライドウェイは出荷時にリチウム石けん基グリースが塗布されていますのでそのまま使用できます。その後は使用状況にあわせて同系統のグリースを適時補給してください。またNBではリニアシステム用低発塵グリースを用意しております。詳細はP.技-39を参照してください。

防塵 スライドウェイの内部にごみやほこりなどの異物が進入した場合には、精度や寿命が低下することがあります。雰囲気の悪い箇所で使用する場合には外部に保護カバーを設けてスライドウェイを保護してください。(図G-9)

図G-9 防塵機構例

サイドカバー

取 付

取付例図G-10 NV形、SV形 図G-11 SVW形

取付面の精度 NBスライドウェイの性能を十分発揮させるには、取付面の各精度をスライドウェイの平行度と同等以上に仕上げることを推奨します。

A面に対する1面の平行度A面に対する2面の直角度B面に対する3面の平行度B面に対する4面の直角度C面に対する2面の平行度C面に対する4面の平行度

図G-12 取付面の精度

31.6

4 412

31.6

1.6 1.6

1.6

1.6

1.6

A

B

C

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SLIDE WAY

スライドウェイ

G-8 G-9

使用上の注意

慎重な取扱い スライドウェイを落下させた場合には軌道面に転動体の打痕があらわれ、円滑な運動ができなくなり、精度にも影響します。取り扱いは慎重にお願いします。 NV形は軌道台とRリテーナーが1セットで包装されています。組付けを完了するまで分離・分解しないでください。分解した場合は精度保証はできません。

締結プレートについて NV形には、組立前のRリテーナー中心位置保持の為、締結プレートが軌道台の両端面についております。NV形をテーブル、ベッドなどに取付けて使用している時は不要ですが、再組立を行う場合などでNV形を取り外す必要がある場合には、Rリテーナーを正規の中心位置に必ず戻し、締結プレートをエンドピースで固定してからNV形を取り外してください。

ストローク NV形は記載ストロークをオーバーした場合、軌道面に損傷を与えスタッドローラーの機能が著しく低下します。必ず外部メカストッパーを設け、記載ストロークの80%以内でご使用ください。

調整 取付面の精度や予圧の調整が不十分のまま使用した場合には運動精度が低下し、寿命や精度に悪影響を与えます。組付け、調整には十分な注意をお願いいたします。

過剰予圧の注意 予圧を与えることは、直動製品の剛性を高め動作の精度を確保する為に不可欠です。一方、過剰に与えた際には、軌道面の損傷など 不具合の発生を招きます。設置の際は本書中の取付手順(P.G-8)に従い適正値を守ってご使用ください。

同一セット内での使用 軌道台の精度はセット内で相互差が調整されています。別のセットと組合せた場合には、精度が低下する事がありますので注意してください。

許容荷重 許容荷重とは転動体と軌道面の接触応力が最大となる接触部において転動体と軌道面の弾性変形量の和が小さく、滑らかな転がり運動を行うことができる荷重をいいます。高精度で滑らかな運動が必要な場合には負荷荷重は許容荷重以下で使用してください。

ケージズレ SV形、SVW形は高速で使用した場合や、偏荷重や振動などがかかった場合にケージズレを生じることがあります。ストロークは余裕を持って決定し、予圧をかけすぎないよう注意してください。

ストッパー スライドウェイの端面にはエンドピースが取り付けてありますが、エンドピースはケージの抜け防止用ですので、ストッパーとしては使用しないでください。

ノックピン穴 SVW形のノックピン穴を使用して固定する場合、取付面の穴加工は、W形軌道台(中軌道台)を取り付けた後、共加工で行ってください。穴加工終了後は切粉を完全に取り除き、必要に応じて再洗浄してください。

使用温度 NV形は樹脂製部品を使用しておりますので、高温下での使用は避け80℃以下の雰囲気でお使いください。

専用取付ボルト BT 形

 スライドウェイのザグリを利用して取付ける場合には専用取付ボルトBT形の使用を推奨します。図G-15 専用取付ボルト

BT 3BT 4BT 6BT 9BT12

呼び番号

S

B

d

L1L2

H

D

表G-5 専用取付ボルト

M3M4M5M6M8

B

2.3 3.1 3.9 4.6 6.25

dmm

Dmm

5 5.8 8 8.5 11.3

34568

Hmm

L1

mm1215203040

5 7 81217

L2

mmS

mm 2.5 3 4 5 6

NV 3, SV 3NV 4, SV 4NV 6, SV 6NV 9, SV 9NV12, SV12

適用軌道台

取付手順( 1 ) テーブル及びベッドの軌道台取付面のバリ、キズ、

ごみ等を取り除き、組付中に異物が混入しないように注意します。

( 2 ) それぞれの接合面に低粘度の油を塗り、軌道台①〜③を規定トルク(表G-4)で固定します。

(図G-14a)( 3 ) 調整側の軌道台④を仮締めします。(図G-14b)( 4 ) 片側のエンドピースを取り外した後、ローラーケー

ジを静かに中央付近まで挿入してください。 (図G-14c)

( 5 ) 外したエンドピースを再度取り付けます。( 6 ) テーブルをゆっくりと左右のストロークエンドまで

移動させ、ローラーケージが軌道台の中央部にくるように調整します。

( 7 ) ダイヤルゲージをテーブルの中心と側面(基準面側)にセットします。(図G-14d)

( 8 ) テーブルを片側のストロークエンドまで移動し、ローラーケージ上の調整ねじを軽く締め付けます。

(図G-14e)( 9 ) テーブルを反対側のストロークエンドまで移動し

同様に調整ねじを軽く締め付けます。(図G-14f)(10) テーブルを中央部に戻し中央部の調整ねじを軽く

締め付けます。(図G-14g)(11) テーブルにすきまがなくなるまで(8)から(10)ま

でを繰返します。すきまがなくなるとテーブルを左右に移動したときセットしたダイヤルゲージの振れが最小値で変化しなくなります。このとき予圧がかかりすぎないように注意してください。

(12) 予圧の最終調整を行います。(8)から(10)の要領でトルクレンチを使用して調整ねじを(表G-3)の値で締付ます。

(13) 最後に仮に取り付けてある軌道台4を確実に固定します。このとき取付ボルトは調整ねじと同様に、テーブルを移動させながらローラーケージ上のボルトを順次固定してください。

SV形取付手順

図G-14 取付方法

② ③

a

b

c

軸道台①~③を固定

軸道台④を仮締め

ケージを挿入

d.ダイヤルゲージの取付位置

調整側

調整ねじ

ダイヤルゲージ

g

ローラーケージ

○:調整ねじ締付可能×:調整ねじ締付不可

e.調整ねじの締め付け位置

ローラーケージf

ローラーケージ

表G-3 調整ねじの推奨締付トルク 単位/N・m

呼び番号SV1

NV2, SV2NV3, SV3NV4, SV4NV6, SV6NV9, SV9

ねじの呼びM2M3M4M4M5M6

締付トルク 0.008 0.012 0.05 0.08 0.20 0.40

表G-4 取付ボルトの推奨締付トルク 単位/N・m

ねじ呼びM2M3M4M5M6M8

締付トルク 0.4 1.4 3.2 6.611.227.6

(合金鋼製ねじ使用)

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SLIDE WAY

スライドウェイ

G-10 G-11

NV形−NV2/NV3/NV4−

呼び番号の構成

(T)(T)

C

A*

G E

H

Fd

D

P

(N)(N)

L

M×P 0-0.1B

*上級:A-0.2 精密級(P):A-0.1 超精密級(UP):A-0.10 0 0

1セットは軌道台4本、Rリテーナー2本、エンドピース8個となります。サイズ

例)NV 2 150 41Z

NV形

UP-

軌道台全長 ローラー数

精度等級無記入:上級P:精密級UP:超精密級

-

1N≒0.102kgf

動CN

静CoN

主要寸法

呼び番号

NV2030- 5Z 2045- 9Z 2060- 15Z 2075- 19Z 2090- 23Z 2105- 27Z 2120- 33Z 2135- 37Z 2150- 41Z 2165- 47Z 2180- 51Z NV3050- 9Z 3075- 13Z 3100- 19Z 3125- 23Z 3150- 29Z 3175- 35Z 3200- 41Z 3225- 43Z NV4080- 9Z 4120- 17Z 4160- 23Z 4200- 29Z 4240- 37Z 4280- 43Z

ストローク

STmm1825304050657080909510025486083901031131506075105130143170

基本定格荷重ローラー数

ZL

mm

A

mm

サイズ

2030204520602075209021052120213521502165218030503075310031253150317532003225408041204160420042404280

1セット質量

g334962749110312013214916117497140192245290337385434265400530660800930

ローラー径

Dmm

許容荷重

FN

F

M3

M4

M5

2

3

4

5915192327333741475191319232935414391723293743

3045607590105120135150165180507510012515017520022580120160200240280

12

18

22

6

8

11

5.7

8.65

10.65

1×152×153×154×155×156×157×158×159×1510×1511×151×252×253×254×255×256×257×258×251×402×403×404×405×406×40

7.5

12.5

20

2.5

3.5

4.5

B

mm

C

mm

M×P

mm

N

mm

E

mm

d

mm

G

mm

H

mm

T

mm

2.55

3.3

4.3

4.4

6

8

2

3.1

4.2

2

2

2

1,3602,3303,9904,7405,4606,1606,8307,4908,1309,3709,9706,1508,44012,50014,40016,30019,80021,50023,20012,10020,70028,50032,10039,00045,600

1,5203,0506,1107,6309,16010,60012,20013,70015,20018,30019,8008,06012,10020,10024,20028,20036,30040,30044,30015,70031,50047,20055,10070,90086,600

5001,0102,0302,5403,0503,5604,0704,5805,0906,1106,6202,6804,0306,7208,0609,41012,10013,40014,7005,25010,50015,70018,30023,60028,800

基本静定格荷重はストローク中心位置の値です。

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SLIDE WAY

スライドウェイ

G-12 G-13

NV形−NV6/NV9/NV12−

呼び番号の構成

(T)(T)

C

A*

G E

H

Fd

D

P

(N)(N)

L

M×P 0-0.1B

*上級:A-0.2 精密級(P):A-0.1 超精密級(UP):A-0.10 0 0

1セットは軌道台4本、Rリテーナー2本、エンドピース8個となります。

1N≒0.102kgf

動CN

静CoN

主要寸法

呼び番号

NV6100- 9Z 6150- 15Z 6200- 19Z 6250- 25Z 6300- 31Z 6350- 35Z 6400- 39Z NV9200- 13Z 9300- 21Z 9400- 29Z 9500- 35Z NV12300- 15Z 12400- 21Z 12500- 27Z 12600- 31Z

ストローク

STmm6385135158180230275120170220300180230280380

基本定格荷重ローラー数

ZL

mm

A

mm

サイズ

6100 6150 6200 6250 6300 6350 6400 9200 9300 9400 950012300124001250012600

1セット質量

g6509701,3001,6201,9402,3602,7802,7204,0805,4406,7906,7709,04011,30013,560

ローラー径

Dmm

許容荷重

FN

F

M6

M8

M10

サイズ

例)NV 6 200 19Z

NV形

UP-

軌道台全長 ローラー数

精度等級無記入:上級P:精密級UP:超精密級

NV12はUP級に対応していません

6

9

12

91519253135391321293515212731

100150200250300350400200300400500300400500600

31

44

58

15

22

28

15.15

21.5

28.5

1×502×503×504×505×506×507×501×1002×1003×1004×1002×1003×1004×1005×100

25

50

50

6

9

12

B

mm

C

mm

M×P

mm

N

mm

E

mm

d

mm

G

mm

H

mm

T

mm

5.2

6.8

8.5

9.5

10.5

13.5

5.2

6.2

8.2

3

4

4

29,60050,90060,60069,80087,40095,800104,00096,000143,000186,000226,000228,000271,000352,000391,000

37,50075,10093,900112,000150,000169,000187,000128,000213,000298,000384,000317,000396,000555,000635,000

12,50025,00031,30037,50050,10056,30062,60042,60071,10099,500128,000105,000132,000185,000211,000

-

基本静定格荷重はストローク中心位置の値です。

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SLIDE WAY

スライドウェイ

G-14

SV形−SV1/SV2−

呼び番号の構成

L

mm

呼び番号

耐食仕様標準仕様

SV 1020-5Z 1030-7Z 1040-10Z 1050-13Z 1060-16Z 1070-19Z 1080-21ZSV 2030-5Z 2045-8Z 2060-11Z 2075-13Z 2090-16Z 2105-18Z 2120-21Z 2135-23Z 2150-26Z 2165-29Z 2180-32Z

1220273237425018243044506470849095100

サイズ

例)SVS 2 UP

仕様SV:標準仕様SVS:耐食仕様

-

軌道台全長

150 - 26Z

ローラー数

精度等級無記入:上級P:精密級UP:超精密級

SVS 1020-5Z 1030-7Z 1040-10Z 1050-13Z 1060-16Z 1070-19Z 1080-21ZSVS 2030-5Z 2045-8Z 2060-11Z 2075-13Z 2090-16Z 2105-18Z 2120-21Z 2135-23Z 2150-26Z 2165-29Z 2180-32Z

ストローク

STmm

ローラー径Dmm

ローラー数Z

A

mm

B

mm

C

mm

1.5

2

57101316192158111316182123262932

203040506070803045607590105120135150165180

8.5

12

4

6

※詳細はNBまでお問い合せください。

呼び番号SV1SV2

最大長さ200mm450mm

※最大軌道台長さ(標準仕様)

3.8

5.5

G-15

*上級:A-0.2 精密級(P):A-0.1 超精密級(UP):A-0.10 0 0

1セットは軌道台4本、ローラーケージ2本、エンドピース8個となります。

D

d F

H

C EG

A*

(T)(T) L

(N)(N) M×P

P 0-0.1B

動CN

静CoN

サイズ基本定格荷重 1セット

質量

g102010301040105010601070108020302045206020752090210521202135215021652180

主要寸法

1N≒0.102kgf

1×102×103×104×105×106×107×101×152×153×154×155×156×157×158×159×1510×1511×15

許容荷重

FN

5

7.5

1.8

2.5

M2

M3

1.65

2.55

3

4.4

1.4

2

0.8

2

4646419591,1001,3801,5101,6501,0901,9002,2702,6203,2803,5903,9004,2104,7905,0805,640

4767141,1901,4201,9002,1402,3801,1702,3402,9303,5104,6805,2705,8606,4407,6108,2009,370

1582373964756337127923907809761,1701,5601,7501,9502,1402,5302,7303,120

11141822263034284255698396110123137151165

M×P

mm

N

mm

E

mm

F d

mm

G

mm

H

mm

T

mm

※耐食仕様の場合はステンレスローラーになります。(P.G-5を参照)

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SLIDE WAY

スライドウェイ

G-16 G-17

*上級:A-0.2 精密級(P):A-0.1 超精密級(UP):A-0.10 0 0

1セットは軌道台4本、ローラーケージ2本、エンドピース8個となります。

D

d F

H

C EG

A*

(T)(T) L

(N)(N) M×P

P 0-0.1B

SV形−SV3/SV4−

呼び番号の構成

動CN

静CoN

サイズ基本定格荷重 1セット

質量

g305030753100312531503175320032253250327533003325335040804120416042004240428043204360440044404480

L

mm

主要寸法呼び番号

耐食仕様標準仕様

1N≒0.102kgf

1×25 2×25 3×25 4×25 5×25 6×25 7×25 8×25 9×2510×2511×2512×2513×25 1×40 2×40 3×40 4×40 5×40 6×40 7×40 8×40 9×4010×4011×40

SV3050-7Z 3075-10Z 3100-14Z 3125-17Z 3150-21Z 3175-24Z 3200-28Z 3225-31Z 3250-35Z 3275-38Z 3300-42Z 3325-45Z 3350-49ZSV4080-7Z 4120-11Z 4160-15Z 4200-19Z 4240-23Z 4280-27Z 4320-31Z 4360-35Z 4400-39Z 4440-43Z 4480-47Z

許容荷重

FN

28 48 58 78 88105115135145165175195205 58 82105130150175200225250270295

サイズ

例)SVS 4 UP

仕様SV:標準仕様SVS:耐食仕様

-

軌道台全長

200 - RAS 19Z

ケージ形式無記入:標準ケージRA(RAS):アルミケージ

ローラー数

精度等級無記入:上級P:精密級UP:超精密級

SVS3050-7Z 3075-10Z 3100-14Z 3125-17Z 3150-21Z 3175-24Z 3200-28Z 3225-31Z 3250-35Z 3275-38Z 3300-42Z 3325-45Z 3350-49ZSVS4080-7Z 4120-11Z 4160-15Z 4200-19Z 4240-23Z 4280-27Z 4320-31Z 4360-35Z 4400-39Z 4440-43Z 4480-47Z

ストローク

STmm

ローラー径D

mm

ローラー数Z

A

mm

B

mm

C

mm

3

4

7101417212428313538424549 711151923273135394347

50 75100125150175200225250275300325350 80120160200240280320360400440480

18

22

8

11

12.5

20

※詳細はNBまでお問い合せください。

呼び番号SV3SV4

最大長さ700mm700mm

※最大軌道台長さ(標準仕様)

3.5

4.5

M4

M5

3.3

4.3

6

8

3.1

4.2

2

2

3,4905,2306,8107,5609,000

10,30011,70012,30013,60014,80016,00016,60017,8007,110

10,60013,80016,80019,70022,40025,10027,60030,20032,60035,000

3,8906,4909,080

10,30012,90015,50018,10019,40022,00024,60027,20028,50031,1007,920

13,20018,40023,70029,00034,30039,60044,80050,10055,40060,700

1,2902,1603,0203,4504,3205,1806,0406,4807,3408,2009,0709,500

10,3002,6404,4006,1607,9209,680

11,40013,20014,90016,70018,40020,200

94135187234281327374421468514561608655255385510635770905

1,0201,1601,2801,4101,540

8.3

10.2

M×P

mm

N

mm

E

mm

F d

mm

G

mm

H

mm

T

mm

※耐食仕様の場合はステンレスローラーになります。(P.G-5を参照)

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SLIDE WAY

スライドウェイ

G-18 G-19

*上級:A-0.2 精密級(P):A-0.1 超精密級(UP):A-0.10 0 0

1セットは軌道台4本、ローラーケージ2本、エンドピース8個となります。

D

d F

H

C EG

A*

(T)(T) L

(N)(N) M×P

P 0-0.1B

SV形−SV6/SV9−

呼び番号の構成

動CN

静CoN

サイズ基本定格荷重 1セット

質量

g61006150620062506300635064006450650066009200930094009500960097009800990091000

L

mm

主要寸法呼び番号

耐食仕様標準仕様

1N≒0.102kgf

1×50 2×50 3×50 4×50 5×50 6×50 7×50 8×50 9×5011×501×1002×1003×1004×1005×1006×1007×1008×1009×100

SV6100-8Z 6150-12Z 6200-16Z 6250-20Z 6300-24Z 6350-28Z 6400-32Z 6450-36Z 6500-40Z 6600-49ZSV9200-10Z 9300-15Z 9400-20Z 9500-25Z 9600-30Z 9700-35Z 9800-40Z 9900-45Z 91000-50Z

許容荷重

FN

55 85120150185215245280310360115175235295355415475535595

SVS6100-8Z 6150-12Z 6200-16Z 6250-20Z 6300-24Z 6350-28Z 6400-32Z 6450-36Z 6500-40Z 6600-49Z

—————————

ストローク

STmm

ローラー径D

mm

ローラー数Z

A

mm

B

mm

C

mm

6

9

8121620242832364049101520253035404550

100150200250300350400450500600200300400500600700800900

1,000

31

44

15

22

25

50

※詳細はNBまでお問い合せください。

呼び番号SV6

最大長さ700mm

※最大軌道台長さ(標準仕様)

6

9

M6

M8

5.2

6.8

9.5

10.5

5.2

6.2

3

4

20,70028,50035,70042,50049,00055,30061,40067,30073,10084,20060,90079,300

104,000120,000143,000158,000180,000193,000214,000

23,60035,50047,30059,20071,00082,80094,700

106,000118,000142,00070,70098,900

141,000169,000212,000240,000282,000311,000353,000

7,88011,80015,70019,70023,60027,60031,50035,40039,40047,30023,50032,90047,00056,40070,50079,90094,000

103,000117,000

628942

1,2601,5701,8802,2002,5102,8303,1403,7702,7204,0305,3806,7008,0509,230

10,50011,90013,000

14.2

20.2

M×P

mm

N

mm

E

mm

F d

mm

G

mm

H

mm

T

mm

サイズ

例)SVS 6 UP

仕様SV:標準仕様SVS:耐食仕様

-

軌道台全長

200 - RAS 16Z

ケージ形式無記入:標準ケージRA(RAS):アルミケージ

ローラー数

精度等級無記入:上級P:精密級UP:超精密級

※耐食仕様の場合はステンレスローラーになります。(P.G-5を参照)

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SLIDE WAY

スライドウェイ

G-20 G-21

*上級:A-0.2 精密級(P):A-0.1 超精密級(UP):A-0.10 0 0

1セットは軌道台4本、ローラーケージ2本、エンドピース8個となります。

D

d F

H

C EG

A*

(T)(T) L

(N)(N) M×P

P 0-0.1B

SV形−SV12−

呼び番号の構成

動CN

静CoN

サイズ基本定格荷重 1セット

質量

g12300124001250012600127001280012900121000121100121200

L

mm

主要寸法呼び番号

耐食仕様標準仕様

1N≒0.102kgf

2×100 3×100 4×100 5×100 6×100 7×100 8×100 9×10010×10011×100

SV12300-10Z 12400-14Z 12500-17Z 12600-21Z 12700-24Z 12800-28Z 12900-31Z 121000-34Z 121100-38Z 121200-42Z

許容荷重

FN

200240320360440480560640680720

サイズ

例)SV 12 P

仕様SV:標準仕様

-

軌道台全長 ローラー数

500 - 17Z

精度等級無記入:上級P:精密級

——————————

ストローク

STmm

ローラー径D

mm

ローラー数Z

A

mm

B

mm

C

mm

12

10141721242831343842

300400500600700800900

1,0001,1001,200

58 28 50 12 M10 8.5 13.5 8.2 4

124,000162,000180,000214,000247,000279,000294,000324,000354,000382,000

145,000203,000232,000290,000348,000406,000435,000493,000551,000609,000

48,30067,60077,20096,600

115,000135,000144,000164,000183,000202,000

6,8809,090

11,40013,70015,80018,20020,50022,80025,00027,300

27

M×P

mm

N

mm

E

mm

F d

mm

G

mm

H

mm

T

mm

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SLIDE WAY

スライドウェイ

G-22 G-23

M2×P3

M1×P2

L (T)(T)

(N2)

(N1)

(N2)

(N1)

P3

P2

d2

A

H

tt

CF

G

B2

d1

P1

B1 -0.40

D

(ノックピン穴)

SVW形

呼び番号の構成

動CN

静CoN

サイズ基本定格荷重 1セット

質量

g102010301040105010601070108020302045206020752090210521203050307531003125315031753200408041204160420042404280

L

mm

主要寸法呼び番号

耐食仕様標準仕様

1N≒0.102kgf

−1×102×103×104×105×106×10

−1×152×153×154×155×156×15

−1×252×253×254×255×256×25

−1×402×403×404×405×40

SVW1020-5Z 1030-7Z 1040-10Z 1050-13Z 1060-16Z 1070-19Z 1080-21ZSVW2030-5Z 2045-8Z 2060-11Z 2075-13Z 2090-16Z 2105-18Z 2120-21ZSVW3050-7Z 3075-10Z 3100-14Z 3125-17Z 3150-21Z 3175-24Z 3200-28ZSVW4080-7Z 4120-11Z 4160-15Z 4200-19Z 4240-23Z 4280-27Z

許容荷重

FN

12 20 27 32 37 42 50 18 24 30 44 50 64 70 28 48 58 78 88105115 58 82105130150175

サイズ

例)SVWS 4 UP

仕様SVW:標準仕様SVWS:耐食仕様

-

軌道台全長

ケージ形式無記入:標準ケージRA:アルミケージ   標準ローラーRAS:アルミケージ   ステンレスローラー

ローラー数

200 - RAS 19Z

※ケージ形式はP.G-5を参照してください。

精度等級無記入:上級P:精密級UP:超精密級

SVWS1020-5Z 1030-7Z 1040-10Z 1050-13Z 1060-16Z 1070-19Z 1080-21ZSVWS2030-5Z 2045-8Z 2060-11Z 2075-13Z 2090-16Z 2105-18Z 2120-21ZSVWS3050-7Z 3075-10Z 3100-14Z 3125-17Z 3150-21Z 3175-24Z 3200-28ZSVWS4080-7Z 4120-11Z 4160-15Z 4200-19Z 4240-23Z 4280-27Z

ストローク

STmm

ローラー径D

mm

ローラー数Z

A

mm

M1×P2

mm

1.5

2

3

4

5 71013161921 5 81113161821 7101417212428 71115192327

20 30 40 50 60 70 80 30 45 60 75 90105120 50 75100125150175200 80120160200240280

10

15

25

40

+0.0102 0

+0.0103 0

+0.0124 0

+0.0125 0

0.8

2

2

2

464641959

1,1001,3801,5101,6501,0901,9002,2702,6203,2803,5903,9003,4905,2306,8107,5609,000

10,30011,7007,110

10,60013,80016,80019,70022,400

476714

1,1901,4201,9002,1402,3801,1702,3402,9303,5104,6805,2705,8603,8906,4909,080

10,30012,90015,50018,1007,920

13,20018,40023,70029,00034,300

158237396475633712792390780976

1,1701,5601,7501,9501,2902,1603,0203,4504,3205,1806,0402,6404,4006,1607,9209,680

11,400

11 14 18 22 26 30 34 28 42 55 69 83 96110 94135187234281327374255385510635770905

M2×P3

mm

N2

mm

d2

mm

T

mm

H

mm

G

mm

d1

mm

FN1

mm

5

7.5

12.5

20

M2

M3

M4

M5

1.65

2.55

3.3

4.3

3

4.4

6

8

1.4

2

3.1

4.2

4.5

6.5

8.5

11.5

0.5

0.5

0.5

0.5

17

24

36

44

7.6

11

16.6

20.4

3.8

5.5

8.3

10.2

13.4

19

29

35

t

mm

B1

mm

B2

mm

P1

mm

C

mm1×102×103×104×105×106×107×101×152×153×154×155×156×157×151×252×253×254×255×256×257×251×402×403×404×405×406×40