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茨城県立高等学校

生徒指導要録の取扱要領

平成14年3月

茨 城 県 教 育 委 員 会

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目 次

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1第1 高等学校生徒指導要録

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 高等学校生徒指導要録改訂の趣旨

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12 評価の在り方について

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23 本県の指導要録について

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24 改訂の概要

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 35 実施期

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4第2 高等学校生徒指導要録の編製

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 41 様式

(1) 全日制の課程及び定時制の課程 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4

ア 学年による教育課程の区分を設ける場合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4

イ 学年による教育課程の区分を設けない場合(単位制による課程)・・・・・・・・・・・・・・・・ 4

(2) 通信制の課程 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4

高等学校(全日制の課程・定時制の課程)生徒指導要録様式1の1,1の2 ・・・・・・・ 5

高等学校(単位制による課程)生徒指導要録様式2の1,2の2 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9

高等学校(通信制の課程)生徒指導要録様式3の1,3の2・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 172 記入上の注意

(1) 全般的注意事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17

(2) 個別的注意事項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17

ア [学籍に関する記録] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17

(ア) 「学籍の記録」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17

(イ) 「各教科・科目等の修得単位数及び履修単位数の記録」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22

イ [指導に関する記録] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22

(ア) 「各教科・科目等の学習の記録」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22

(イ) 「総合的な学習の時間の記録」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30

(ウ) 「特別活動の記録」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30

(エ) 「総合所見及び指導上参考となる諸事項」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 31

(オ) 「出欠の記録 (全日制の課程・定時制の課程及び単位制による課程)・・・・・・・・・・ 31」

(カ) 「出校の記録 (通信制の課程)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 35」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 363 取扱い上の注意

(1) 進学の場合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 36

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(2) 転学の場合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 36

(3) 転入学の場合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 37

(4) 学校統合,学校新設等の場合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 37

(5) 退学の場合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 37

(6) 編入学の場合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 37

(7) 転籍の場合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 37

(8) 原級留置の場合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 37

(9) 保存期問 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 38

(10) その他 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 38

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 39第3 各教科の評価の観点及び趣旨

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 391 普通教育に関する各教科

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 422 専門教育に関する各教科

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 47第4 高等学校(全日制の課程・定時制の課程)生徒指導要録の記入例

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 471 様式1の1(学籍に関する記録)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 492 様式1の2(指導に関する記録)

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第1 高等学校生徒指導要録

1 高等学校生徒指導要録改訂の趣旨指導要録は,生徒の指導のための資料であるとともに,外部に対しての証明等に役立たせるための

原簿としての性格をもつものであり,生徒の学籍並びに指導の過程及び結果の要約が記録されている

ものである。

新高等学校学習指導要領が平成15年度から学年進行で実施されることに伴い,文部科学省は,教育

「 」( )課程審議会答申 児童生徒の学習と教育課程の実施状況の評価の在り方について 平成12年12月4日

を受け 各学校における指導要録の作成の参考となるよう 平成13年4月27日付け13文科初第193号 小, , 「

学校児童指導要録,中学校生徒指導要録,高等学校生徒指導要録,中等教育学校生徒指導要録並びに

盲学校,聾学校及び養護学校の小学部児童指導要録,中学部生徒指導要録及び高等部生徒指導要録のろう

改善等について」により,高等学校生徒指導要録の参考様式等を通知した。

このたびの改訂に当たっては,各学校が[ゆとり]の中で「特色ある教育」を展開し,生徒に豊かな

人間性や基礎・基本を身に付けさせ,個性を生かし,自ら学び自ら考える力などの[生きる力]を培う

ことを基本的なねらいとした新学習指導要領の趣旨を踏まえ,各設置者等において,地域に根ざした

主体的かつ積極的な教育の展開の観点から様式等が定められるようにした。

なお,この通知に基づく新しい指導要録は,平成15年4月1日以降に第1学年に入学する生徒につ

いて適用する。

(参 考)

学校教育法施行規則第12条の3第1項

校長は,その学校に在学する児童等の指導要録(学校教育法施行令第31条に規定する児童

等の学習及び健康の状況を記録した書類の原本をいう。以下同じ )を作成しなければならな。

い。

2 評価の在り方についてこれからの評価においては,学力を知識の量のみでとらえるのではなく,学習指導要領に示す基礎

的・基本的な内容を確実に身に付けることはもとより,それにとどまることなく,自ら学び自ら考え

る力などの「生きる力」がはぐくまれているかどうかによってとらえる必要がある。これからの生徒

の学習状況の評価に当たっては,このことを適切に評価できるよう,工夫することが必要となる。

なお,各学校において,観点別学習状況の評価を基本としたこれまでの評価方法を発展させ,学習

指導要領に示す目標に照らしてその実現状況を見る評価を一層重視するとともに,生徒一人一人のよ

い点や可能性,進歩の状況などを評価するため,個人内評価の工夫が求められる。それとともに,各

学校において,指導と評価の一体化,評価方法の工夫改善,学校全体としての評価の取組を進めると

ともに,学習の評価の内容について,日常的に生徒や保護者に十分説明し,共通理解を図る必要があ

る。

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3 本県の指導要録について本県においては,文部科学省が示した高等学校生徒指導要録の参考様式等を検討し,本県の実態に

適合する指導要録とするため 「高等学校教育課程検討委員会」を設け,慎重に検討を重ねて高等学,

校生徒指導要録を決定した。その主な事項は次の諸点である。

(1) 「学籍に関する記録」と「指導に関する記録」は別葉とする。

(2) 「学籍に関する記録」と「指導に関する記録」の名称を所定の位置に明記する。

(3) 「指導に関する記録」の各教科・科目の評定については 「関心・意欲・態度 「思考・判断」, 」

「技能・表現 「知識・理解」の四つの観点による評価を十分に踏まえるものとする。」

また 「総合的な学習の時間」については,各学校において評価の観点を定めて,評価を文章で,

。 , , , ,記述する欄を新たに設けた なお 各学校の実態に応じて 記入や活用がしやすいように 適宜

本欄に創意工夫を加えられるようにした。

(4) 「指導に関する記録」の「総合所見及び指導上参考となる諸事項」の欄は,各学校の実態に応

じて,記入や活用がしやすいように,適宜,本欄に創意工夫を加えられるようにした。

(5) 用紙の規格は,従前のとおり,日本工業規格に基づき 「学籍に関する記録」については,A,

4判(縦型)とし 「指導に関する記録」については,B4判(縦型)を標準とする。,

4 改定の概要(1) 指導要録の編製について

ア 「学籍に関する記録」は,①「学籍の記録 ,②「学校名及び所在地,課程名・学科名 ,③」 」

「校長氏名印,ホームルーム担任氏名印」及び④「各教科・科目等の修得単位数及び履修単位

数の記録」の各欄によって構成する。

イ 「指導に関する記録」は,①「各教科・科目等の学習の記録 ,②「総合的な学習の時間の記」

」, 「 」, 「 」 「 」録 ③ 特別活動の記録 ④ 総合所見及び指導上参考となる諸事項 及び⑤ 出欠の記録

(通信制においては「出校の記録 )の各欄によって構成する。」

(2) 「学籍に関する記録」について

ア 従前の「各教科・科目の修得単位数及び履修単位数の記録」を「各教科・科目等の修得単位

数及び履修単位数の記録」に改め 「総合的な学習の時間」の欄を追加した。,

イ 各教科・科目については 「普通教育に関する各教科・科目」と「専門教育に関する各教科・,

科目」に分けた。従前の「その他」については 「学校設定教科」と改め 「普通教育に関する, ,

」 「 」 「 」 。各教科・科目 と 専門教育に関する各教科・科目 のそれぞれに 学校設定教科 を設けた

3) 「指導に関する記録」について(

ア 従前の「各教科・科目の学習の記録」を「各教科・科目等の学習の記録」に改め 「総合的な,

学習の時間」の欄を追加した。

イ 各教科・科目については 「普通教育に関する各教科・科目」と「専門教育に関する各教科・,

科目」に分けた。従前の「その他」については「学校設定教科」と改め 「普通教育に関する各,

教科・科目」と「専門教育に関する各教科・科目」のそれぞれに「学校設定教科」を設けた。

ウ 裏面に「総合的な学習の時間の記録」の欄を追加し,この中に「学習活動」と「評価」の欄

を設けた。なお,評価に当たっては,各学校において指導の目標や内容に基づいて定められた

観点を踏まえて文章で記述することとした。

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また,各学校の実態に応じて,記入や活用がしやすいように,適宜,本欄に創意工夫を加え

られるようにした。

エ 従前の「指導上参考となる諸事項」の欄を「総合所見及び指導上参考となる諸事項」の欄に改

め,生徒の成長の状況にかかわる総合的な所見や「各教科・科目等の学習の記録 「総合的な」,

学習の時間の記録 「特別活動の記録」以外で指導上参考になる諸事項を一括して記録する欄」,

とした。

その際,生徒の個性を多面的にとらえ,生徒の優れている点や長所を取り上げることが基本

。 , , ,となるよう留意する必要がある なお 各学校の実態に応じて 記入や活用がしやすいように

適宜,本欄に創意工夫を加えられるようにした。

4) 保存期間について(

従前のとおり,学校においては,原本は当該生徒の卒業又は転学後,転入学の際送付を受けた

写しは当該生徒の卒業後 「学籍に関する記録」については20年間 「指導に関する記録」につい, ,

ては5年間保存する。

(参 考)

学校教育法施行規則第15条第2項

前項の表簿(第12条の3第2項の抄本又は写しを除く。)は,別に定めるもののほか,5年

間,これを保存しなければならない。ただし,指導要録及びその写しのうち入学,卒業等の

学籍に関する記録については,その保存期間は,20年間とする。

5 実施期新たに定められた指導要録の様式は,平成15年4月以降に第1学年に入学した生徒に係る指導要録

から学年進行により用いる。

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第2 高等学校生徒指導要録の編製

1 様式

(1) 全日制の課程及び定時制の課程

ア 学年による教育課程の区分を設ける場合

(ア) 別添様式1の1,1の2「高等学校(全日制の課程・定時制の課程)生徒指導要録」によ

ること。

(イ) 作成上配慮すること。

a 様式1の1裏面の「各教科・科目等の修得単位数及び履修単位数の記録」の欄及び様式

1の2の「各教科・科目等の学習の記録」の欄は,各学校で定めた教育課程に基づいて作

成すること。

b 編入学・転入学・留学の場合及び学校外学修や定通併修など自校以外での単位の取得が

考えられるので,上記aの欄については各教科ごとに空欄を設けて対応できるように作成

すること。

イ 学年による教育課程の区分を設けない場合(単位制による課程)

(ア) 別添様式2の1,2の2「高等学校(単位制による課程)生徒指導要録」によること。

(イ) 作成上配慮すること。

a 様式2の1裏面の「各教科・科目等の修得単位数及び履修単位数の記録」の欄及び様式

2の2の「各教科・科目等の学習の記録」の欄は,各学校で定めた教育課程に基づいて作

成すること。

b 編入学・転入学・留学の場合及び学校外学修や定通併修など自校以外での単位の取得が

考えられるので,上記aの欄については各教科ごとに空欄を設けて対応できるように作成

すること。

(2) 通信制の課程

ア 別添様式3の1,3の2「高等学校(通信制の課程)生徒指導要録」によること。

イ 作成上配慮すること。

(ア) 様式3の1裏面の「各教科・科目等の修得単位数及び履修単位数の記録」の欄及び様式3

の2の「各教科・科目等の学習の記録」の欄は,各学校で定めた教育課程に基づいて作成す

ること。

(イ) 編入学・転入学・留学の場合及び学校外学修や定通併修など自校以外での単位の取得が考

えられるので,上記(ア)の欄については各教科ごとに空欄を設けて対応できるように作成

すること。

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高等学校 生徒指導要録(全日制の課程・定時制の課程)

様式1の1(学籍に関する記録)

学年

1 42 3区分

ホ ー ム ル ー ム

整 理 番 号

学 籍 の 記 録性 平成 年 月 日 第 1 学年 入 学

生 氏 名 入学・編 入学 第 学年 編入学ふりがな

昭和・平成 年 月 日生 平成 年 月 日

転 入 学

徒 現住所

平成 年 月 日

転 学 ・ 退 学

保 氏 名ふりがな

平成 年 月 日

護 留 学 等 ~平成 年 月 日

現住所

卒 業 平成 年 月 日

平成 年 中学校卒業

入学前の経歴

進 学 先 ・

就 職 先 等

ホ ー ム ル ー ム

年 度 学年 校 長 氏 名 印

担 任 氏 名 印

学 校 名

及 び 平成 年度

所 在 地

(分校名・ 平成 年度

所在地)

課 程 名・ 平成 年度

学 科 名

平成 年度

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各教科・科目等の修得単位数及び履修単位数の記録(様式1の1裏面)

生徒氏名

教 修得単位数の計 教 修得単位数の計 教 修得単位数の計科 目 科 目 科 目

( ) ( ) ( )科 科 科履修単位数の計 履修単位数の計 履修単位数の計( ) ( )国語表現Ⅰ ( )( ) ( )国 略 外 各 情( )( ) ( )( )( ) ( )( ) 国 報( ) ( )普 語 教( )( ) ( )( ) 語( ) ( )( ) 福( ) ( )通 家 科( )( ) ( )地 祉( )( ) ( )理 庭( )( ) ( )教 歴 ・( )( ) ( )史 情 理( )( ) ( )( )( ) ( )育 報 科 数( )( ) ( )公 ( )( ) ( )( )( ) ( )に 民 学 目 体( )( ) ( )( ) 校( ) ( )( ) 設 育( ) ( )関 定( )( ) ( )数 教( )( ) ( )( ) 科 音( ) ( )す ( )( ) ( )学 楽( )( ) ( )( )( ) ( )る 農( )( ) ( )( ) 美( ) ( )( ) 業( ) ( )各 専 術( )( ) ( )理 ( )( ) ( )( ) 工( ) ( )教 門 英( )( ) ( )( ) 業( ) ( )科 語( )( ) ( )科 教( )( ) ( )( ) 商( ) ( )( ) 学( ) ( )・ 育 業 校( )( ) ( )保 設( )( ) ( )健 定( )( ) ( )科 体 に 水 教( )( ) ( )育 科( )( ) ( )( ) 産( ) ( )目 関( )( ) ( )( )( )芸 家( )( )( ) す( )( ) 庭

総合的な学習( ) ( )術 る の時間 ( )( ) ( )

( )( ) 看( )( )( )( ) 護( )( )

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様式1の2(指導に関する記録) (B4判をA4判に縮小)

区分 学年 1 2 3 4生徒氏名 学校名 ホームルーム

整 理 番 号

各 教 科 ・ 科 目 等 の 学 習 の 記 録第1学年 第2学年 第3学年 第4学年 修評 修 評 修 評 修 評 修 得

各教科・科目等 得 得 得 得 単単 単 単 単 位 備 考位 位 位 位 数

定 数 定 数 定 数 定 数 の教科等 科 目 等 計国 国 語 表 現 Ⅰ

略普 語地歴

通理史

教 公

育 民数

に学

関 理

す 科保体

る 健育芸

各術

教 外国

科 語家

・庭

科 情

目 報学定校教設科農

専 業工

門 業商

教 業水

育 産家

に 庭看

関 護情

す 報福

る 祉理

各 数体

教 育音

科 楽美

・ 術英

科 語学定

目 校教設科

総合的な学習の時間

小 計

留 学

合 計

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(様式1の2裏面)

生徒氏名

総 合 的 な 学 習 の 時 間 の 記 録

学習活動

特 別 活 動 の 記 録

第1学年 第2学年 第3学年 第4学年

総 合 所 見 及 び 指 導 上 参 考 と な る 諸 事 項

第1学年

第2学年

第3学年

第4学年

出 欠 の 記 録

区分 出席停止・ 留学中の 出席しなければ授業日数 欠席日数 出席日数 備 考

学年 忌引等の日数 授業日数 ならない日数

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高等学校 生徒指導要録(単位制による課程)

様式2の1(学籍に関する記録)

年度 平成 平成 平成 平成 平成 平成

区分 年度 年度 年度 年度 年度 年度

ホームルーム

整 理 番 号

学 籍 の 記 録

性 平成 年 月 日 入 学

生 氏 名 入学・編 入学 編入学ふりがな

別 (在学すべき期間 平成 年 月 日まで)

昭和・平成 年 月 日生 平成 年 月 日

転 入 学

徒 現住所 (在学すべき期間 平成 年 月 日まで)

平成 年 月 日

転 学 ・ 退 学

保 氏 名ふりがな

平成 年 月 日

護 留 学 等 ~平成 年 月 日

現住所

卒 業 平成 年 月 日

平成 年 中学校卒業

入学前の経歴進 学 先 ・就 職 先 等

ホ ー ム ル ー ム年 度 校 長 氏 名 印

担 任 氏 名 印

学 校 名 平成 年度及 び所 在 地

平成 年度(分校名・

所在地)平成 年度

課 程 名・学 科 名

平成 年度

平成 年度

平成 年度

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各教科・科目等の修得単位数及び履修単位数の記録(様式2の1裏面)

生徒氏名

教 修得単位数の計 教 修得単位数の計 教 修得単位数の計科 目 科 目 科 目

( ) ( ) ( )科 科 科履修単位数の計 履修単位数の計 履修単位数の計( ) ( )国語表現Ⅰ ( )( ) ( )国 略 外 各 情( )( ) ( )( )( ) ( )( ) 国 報( ) ( )普 語 教( )( ) ( )( ) 語( ) ( )( ) 福( ) ( )通 家 科( )( ) ( )地 祉( )( ) ( )理 庭( )( ) ( )教 歴 ・( )( ) ( )史 情 理( )( ) ( )( )( ) ( )育 報 科 数( )( ) ( )公 ( )( ) ( )( )( ) ( )に 民 学 目 体( )( ) ( )( ) 校( ) ( )( ) 設 育( ) ( )関 定( )( ) ( )数 教( )( ) ( )( ) 科 音( ) ( )す ( )( ) ( )学 楽( )( ) ( )( )( ) ( )る 農( )( ) ( )( ) 美( ) ( )( ) 業( ) ( )各 専 術( )( ) ( )理 ( )( ) ( )( ) 工( ) ( )教 門 英( )( ) ( )( ) 業( ) ( )科 語( )( ) ( )科 教( )( ) ( )( ) 商( ) ( )( ) 学( ) ( )・ 育 業 校( )( ) ( )保 設( )( ) ( )健 定( )( ) ( )科 体 に 水 教( )( ) ( )育 科( )( ) ( )( ) 産( ) ( )目 関( )( ) ( )( )( )芸 家( )( )( ) す( )( ) 庭

総合的な学習( ) ( )術 る の時間 ( )( ) ( )

( )( ) 看( )( )( )( ) 護( )( )

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様式2の2(指導に関する記録) (B4判をA4判に縮小)

平成 平成 平成 平成 平成 平成年度年度 年度 年度 年度 年度 年度区分

生徒氏名 学校名 ホームルーム整理番号

各 教 科 ・ 科 目 等 の 学 習 の 記 録年度 年度 年度 年度 年度 年度 修

評 修 評 修 評 修 評 修 評 修 評 修 単各教科・科目等 得 得 得 得 得 得 位 備 考

単 単 単 単 単 単 数位 位 位 位 位 位 の

定 数 定 数 定 数 定 数 定 数 定 数 計教科等 科 目 等国 国 語 表 現 Ⅰ

略普 語地歴

通理史

教 公

育 民数

に学

関 理

す 科保体

る 健育芸

各術

教 外国

科 語家

・庭

科 情

目 報学定校教設科農

専 業工

門 業商

教 業水

育 産家

に 庭看

関 護情

す 報福

る 祉理

各 数体

教 育音

科 楽美

・ 術英

科 語学定

目 校教設科

総合的な学習の時間

小 計

留 学

合 計

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(様式2の2裏面)

生徒氏名

総 合 的 な 学 習 の 時 間 の 記 録

学習活動

特 別 活 動 の 記 録平成 年度 平成 年度 平成 年度 平成 年度 平成 年度 平成 年度

総 合 所 見 及 び 指 導 上 参 考 と な る 諸 事 項平成

年度平成

年度平成

年度平成

年度平成

年度平成

年度

出 欠 の 記 録

区分 出席停止・ 留学中の 出席しなければ授業日数 欠席日数 出席日数 備 考

年度 忌引等の日数 授業日数 ならない日数

平成 年度

平成 年度

平成 年度

平成 年度

平成 年度

平成 年度

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高等学校 生徒指導要録(通信制の課程)

様式3の1(学籍に関する記録)

年度 平成 平成 平成 平成 平成 平成

区分 年度 年度 年度 年度 年度 年度

ホームルーム

整 理 番 号

学 籍 の 記 録

性 平成 年 月 日 入 学

生 氏 名 入学・編 入学 編入学ふりがな

昭和・平成 年 月 日生 平成 年 月 日

転 入 学

徒 現住所

平成 年 月 日

転 学 ・ 退 学

保 氏 名ふりがな

平成 年 月 日

護 留 学 等 ~平成 年 月 日

現住所

卒 業 平成 年 月 日

平成 年 中学校卒業

入学前の経歴進 学 先 ・就 職 先 等

ホ ー ム ル ー ム年 度 校 長 氏 名 印

担 任 氏 名 印

学 校 名 平成 年度及 び所 在 地

平成 年度(分校名・

所在地)平成 年度

課 程 名・学 科 名

平成 年度

平成 年度

平成 年度

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各教科・科目等の修得単位数及び履修単位数の記録(様式3の1裏面)

生徒氏名

教 修得単位数の計 教 修得単位数の計 教 修得単位数の計科 目 科 目 科 目

( ) ( ) ( )科 科 科履修単位数の計 履修単位数の計 履修単位数の計( ) ( )国語表現Ⅰ ( )( ) ( )国 略 外 各 情( )( ) ( )( )( ) ( )( ) 国 報( ) ( )普 語 教( )( ) ( )( ) 語( ) ( )( ) 福( ) ( )通 家 科( )( ) ( )地 祉( )( ) ( )理 庭( )( ) ( )教 歴 ・( )( ) ( )史 情 理( )( ) ( )( )( ) ( )育 報 科 数( )( ) ( )公 ( )( ) ( )( )( ) ( )に 民 学 目 体( )( ) ( )( ) 校( ) ( )( ) 設 育( ) ( )関 定( )( ) ( )数 教( )( ) ( )( ) 科 音( ) ( )す ( )( ) ( )学 楽( )( ) ( )( )( ) ( )る 農( )( ) ( )( ) 美( ) ( )( ) 業( ) ( )各 専 術( )( ) ( )理 ( )( ) ( )( ) 工( ) ( )教 門 英( )( ) ( )( ) 業( ) ( )科 語( )( ) ( )科 教( )( ) ( )( ) 商( ) ( )( ) 学( ) ( )・ 育 業 校( )( ) ( )保 設( )( ) ( )健 定( )( ) ( )科 体 に 水 教( )( ) ( )育 科( )( ) ( )( ) 産( ) ( )目 関( )( ) ( )( )( )芸 家( )( )( ) す( )( ) 庭

総合的な学習( ) ( )術 る の時間 ( )( ) ( )

( )( ) 看( )( )( )( ) 護( )( )

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様式3の2(指導に関する記録) (B4判をA4判に縮小)

平成 平成 平成 平成 平成 平成年度年度 年度 年度 年度 年度 年度区分

生徒氏名 学校名 ホームルーム整理番号

各 教 科 ・ 科 目 等 の 学 習 の 記 録年度 年度 年度 年度 年度 年度 修

評 修 評 修 評 修 評 修 評 修 評 修 単各教科・科目等 得 得 得 得 得 得 位 備 考

単 単 単 単 単 単 数位 位 位 位 位 位 の

定 数 定 数 定 数 定 数 定 数 定 数 計教科等 科 目 等国 国 語 表 現 Ⅰ

略普 語地歴

通理史

教 公

育 民数

に学

関 理

す 科保体

る 健育芸

各術

教 外国

科 語家

・庭

科 情

目 報学定校教設科農

専 業工

門 業商

教 業水

育 産家

に 庭看

関 護情

す 報福

る 祉理

各 数体

教 育音

科 楽美

・ 術英

科 語学定

目 校教設科

総合的な学習の時間

小 計

留 学

合 計

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(様式3の2裏面)

生徒氏名

総 合 的 な 学 習 の 時 間 の 記 録

学習活動

特 別 活 動 の 記 録

平成 年度 平成 年度 平成 年度 平成 年度 平成 年度 平成 年度

総 合 所 見 及 び 指 導 上 参 考 と な る 諸 事 項平成

年度平成

年度平成

年度平成

年度平成

年度平成

年度

出 校 の 記 録区分 出 校 日 数 備 考

年度

平成 年度

平成 年度

平成 年度

平成 年度

平成 年度

平成 年度

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2 記入上の注意1) 全般的注意事項(

ア 原則としてホームルーム担任が記入すること。

イ 黒又は青インクを用いること。記入箇所によってはゴム印を用いてもよい。

なお,コンピュータ等の使用による記入も可とするが,様式は所定のものを守り,秘密の保

持やプライバシー保護の観点から作成したデータ等の保存や管理には,十分注意すること。そ

の際,他のネットワークには接続しない独立のシステムを確立するなど,内容が絶対に外部に

漏れることのないよう留意すること。

ウ 原則として常用漢字,現代仮名遣い及び算用数字を用いること。

エ 記入に変更があった場合は,その事項に2本の朱線を引き,余白に変更事項及びその日付を

記入すること。

ただし,評定及び修得単位数を変更する場合にあっては,その事項に2本の朱線を引き,余

白に変更事項及びその日付を記入し変更者の認印を押すこと。

オ 誤記を訂正する場合は,その事項に2本の朱線を引き,訂正事項を余白に記入すること。ま

た,欄外の余白に訂正を明記して,その日付を記入し,訂正者(原則として訂正の時点におけ

るホームルーム担任)の認印を余白に押すこと。

カ 記入事項は,原則として下記の時期によること。

(ア) 「学籍に関する記録」について

a 入学時 「生徒 「保護者 「入学前の経歴 「入学・編入学 「学校名及び所在」, 」, 」, 」,

地,課程名・学科名」等の欄

b 学年始め 「ホームルーム,整理番号 「年度,学年,校長氏名,ホームルーム担任」,

氏名 (単位制による課程及び通信制の課程にあっては「年度,校長氏名,ホ」

ームルーム担任氏名 )等の欄」

c 学年末 「校長印,ホームルーム担任印 「各教科・科目等の修得単位数及び履修」,

単位数の記録」等の欄

d 卒業時 「卒業 「進学先・就職先等 「各教科・科目等の修得単位数及び履修単」, 」,

位数の記録」等の欄

e 事由発生時 「入学・編入学 「転入学 「転学・退学 「留学等」等の欄」, 」, 」,

(イ) 「指導に関する記録」について

a 入学時 「生徒氏名 「学校名」等の欄」,

b 学年始め 「ホームルーム・整理番号」等の欄

c 学年末 a,b以外の欄

d 事由発生時 a,b以外で記述できる欄

(2) 個別的注意事項

ア [学籍に関する記録]

(ア) 「学籍の記録」

a 生徒の欄

(a) 原則として住民票の記載に基づき記入すること。なお,住民票の記載が旧字体などの場

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合は,そのまま記入すること。

(b) 外国籍の場合は 「外国人登録済証明書」の氏名(本名)を記入する。,

なお,通称名が登録されている場合には,その通称名を,氏名(本名)の下に括弧書き

で併記する。

<記入例>

性ふ り が な つ く ば た かし生 筑 波 貴 史 男

氏 名 別

昭和・平成 62年6月10日生

徒 茨城県水戸市笠原1丁目2番3号現 住 所

b 保護者の欄

(a) 「氏名」の欄には,生徒に対して親権を行う者を,親権を行う者のいないときは,後見人を

記入すること。

「 」 , ,「 」 。(b) 現住所 については 生徒の現住所と同一の場合には 生徒の欄に同じ と略記すること

(c) 入学時,成人に達している生徒については,保護者に替えて「保証人」について記入するこ

と。

<記入例>

ふ り が な つ く ば み ね お保氏 名 筑 波 峰 雄

者 現 住 所 生徒の欄に同じ

c 入学前の経歴の欄

高等学校に入学するまでの教育関係の略歴を記入すること。例えば,平成○○年○○市立○○

中学校卒業というように記入すること。外国において受けた教育の実情なども,この欄に記入す

ること。

<記入例>

平成○年 水戸市立水戸中学校卒業入学前の経歴

d 入学・編入学の欄

(a) 入学年月日は,校長が入学を許可した年月日を記入すること。この場合には 「第○学年編,

入学」の文字(単位制による課程及び通信制の課程においては 「編入学」の文字)を消除す,

ること。

<記入例>・・・入学の場合

平成○年4月7日 第1学年 入 学入学・編入学 第 学年 編入学

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(b) 編入学については,外国の学校から入学した場合,又は過去に高等学校に在学していた者な

どが入学した場合の生徒について,その年月日,学年等(単位制による課程においては,その

, , ) 。年月日と在学すべき期間 通信制の課程の生徒については その年月日のみ を記入すること

なお,この場合には 「第1学年入学」の文字(単位制による課程及び通信制の課程について,

は「入学」の文字)を消除すること。

<記入例>・・・編入学の場合

平成○年7月2日 第 1 学年 入 学入学・編入学 第 2 学年 編入学

米国カリフォルニア州サンフランシスコ市クリーブランドハイスクール第1学年修了

また,単位制による課程の場合においては 「 在学すべき期間 平成 年 月 日まで)」を,(

加え,当該生徒に係る校長が定めた在学すべき期間を記入すること。

<記入例>・・・単位制による課程の編入学の場合

平成○年○月○日 入 学入学・編入学 編入学

(在学すべき期間 平成○年○月○日まで)

[解 説]

高等学校への編入学とは,外国の学校に在学していた者,又は過去に高等学校に在学していた

者などが 「第1学年当初の入学時」以外の時期(第1学年の中途や第2学年以上)に,新たに高,

等学校教育を受けるために中途入学することをいう。

(参 考)

茨城県県立高等学校学則第13条(編入学の許可資格等)

第1学年の途中又は第2学年以上に入学を許可される者は,相当年令に達し,当該学年に

在学する者と同等以上の学力があると認められた者とする。

2 前項の学力の検定は,校長がこれを行なう。

e 転入学の欄

他の高等学校から転入学した生徒について,その年月日,学年,前に在学していた学校名,所

在地,課程名,学科名及び転入学の事由等(単位制による課程及び通信制の課程においては学年

を除く )を記入すること。。

, , 。同じ高等学校において 異なる課程から転籍した場合も 転入学の場合に準じて記入すること

なお,単位制による課程の場合においては 「 在学すべき期間 平成 年 月 日まで)」を加,(

え,当該生徒に係る校長が定めた在学すべき期間を記入すること。

<記入例>・・・転入学の場合

平成○年10月1日 第2学年 転入学神奈川県立小田原高等学校 小田原市城山3丁目26番1号転 入 学全日制普通科 保護者の転勤による一家転住のため

f 転学・退学の欄

上記d及びeに記入された日以後における異動について記入すること。

他の高等学校に転学する場合には,転学先の学校が受け入れた年月日の前日を記入し,その学

校名,所在地,課程名,学科名,転入学年(単位制による課程及び通信制の課程については転入

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学年を除く )及び転学の事由等を記入すること。。

退学する場合には,校長が退学を認め,又は命じた年月日,事由等を記入すること。

同じ高等学校において,異なる課程に転籍する場合も,転学の場合に準じて記入すること。

<記入例>.・・・転学の場合

平成○年10月31日 転学千葉県立館山高等学校 館山市北条1丁目20番2号転学・退学全日制普通科第1学年 保護者の転勤による一家転住のため

<記入例>・・・退学の場合

平成○年8月31日 退学転学・退学 ○○専門学校入学のため

[解 説]

(a) 転学とは,生徒が高等学校に在学したままで同種の他の学校の相当学年に学籍を移すこと

である。

転入学とは,転学を転学先の学校からみた場合で,その学校の生徒としての身分を取得す

ることである。

(b) 転籍とは,同一の高等学校の全日制の課程から定時制の課程へ,あるいはその逆というよ

うに同一校内の課程間の異動をいう。

なお,同一学校,同一課程内の学科間の異動は転科という。

g 留学等の欄

留学,休学については,校長が許可した期間を記入すること。

留学の場合は,留学先の学校名,学年及び所在国名を記入すること。

休学の場合は,その事由等を記入すること。

なお,原級留置の場合は,学年,年月日,事由等を記入すること。

<記入例>・・・留学の場合

平成○年9月1日 ~ 平成△年8月31日 留学米国マサチューセッツ州ボストン市ミルトン高校留 学 等第1学年

<記入例>・・・休学の場合

平成○年11月1日 ~ 平成○年3月31日 休学留 学 等 病気治療のため

<記入例>・・・原級留置の場合

平成○年3月18日 ~ 平成 年 月 日留 学 等 第 1 学年 原級留置

骨折入院のため出席時間数不足による

h 卒業の欄

校長が卒業を認定した年月日を記入すること。

i 進学先・就職先等の欄

進学した者については,進学した学校名及び所在地を記入し,就職した者については,就職先

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の事業所名及び所在地を記入し,就職しながら進学した者については,上記の両者を記入するよ

うにすること。

なお,家事又は家業に従事した者については,その旨を記入すること。

卒業の際,進路が未確定のため記入できない者については,確定したときに記入することが望

ましいこと。

<記入例>

進学先・ ○○大学人文学部

就職先等 ○○県△△市

j 学校名,所在地,課程名,学科名

課程名は,全日制の課程,定時制の課程の別を記入し,学科名は,普通科,専門教育を主とす

る学科及び総合学科の名称を記入すること。この場合,専門教育を主とする学科については,例

えば 「工業(建築)」と記入すること。,

<記入例>

学 校 名

及 び 茨城県立○○高等学校

所 在 地

(分校名・ 茨城県○○郡○○町○○ ○○○番地

所在地)

課 程 名 ・ 全日制課程 工業(建築)

学 科 名

k 校長氏名印,ホームルーム担任氏名印

同一年度内に校長又はホームルーム担任が替わった場合には,その都度後任者の氏名及び期間

を併記すること。なお,産前産後の休暇等における臨時的任用の教員が担任した場合などにおい

ても,その氏名及び期間を記入すること。

学年末又は生徒の転学・退学等の際は,記入について責任を有する校長及びホームルーム担任

が押印すること。

<記入例>

ホームルーム年 度 学年 校 長 氏 名 印

担任氏名 印

仙波 雪夫 印 岩船 夕子(12月~3月)平成15年度 1 西山 夏子 印

仙波 雪夫 岩船 夕子 印( )平成16年度 2 村松 晴彦 印 10月~3月

村松 晴彦 印 広浦 秋男 印( )平成17年度 3 太田 広 6月~10月

[解 説]

(a) 平成15年度は,ホームルーム担任の岩船が産休のため,臨時的任用の教員である西山が学年

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末まで担当した例。

(b) 平成16年度は,校長の仙波が年度途中で退職し,村松が就任した例。

(c) 平成17年度は,ホームルーム担任の広浦が内地留学のため,年度内の一定期間臨時的に太田

がホームルーム担任となったが,学年末は再度広浦が担当した例。

(d) ホームルーム担任が2名いる場合

・正担任,副担任という立場で分担している場合は,正担任だけの記入・押印でよい。

・対等の立場で分担している場合は,両者とも記入・押印する。

(イ) 「各教科・科目等の修得単位数及び履修単位数の記録」

a 「各教科・科目等の修得単位数及び履修単位数の記録」には,科目ごとに修得単位数の計を

記入し ( )内には,履修単位数の計を記入すること。,

b 学校設定科目及び学校設定教科に関する科目については,他の科目と区別するため科目の名

称の前に*印を付けること。

c 留学により認定された修得単位数がある場合には,適宜欄を工夫してその単位数の計を記入

すること。

d 転入学した生徒については,前に在学していた学校における修得単位数についても記入する

こと。

<記入例 >

教 修得単位数の計 教 修得単位数の計科 目 科 目

( ) ( )科 履修単位数の計 科 履修単位数の計

普 国 国語表現Ⅰ 2 ( 2 ) 普 地 世界史B 4 ( 4 )

国語表現Ⅱ 0 ( 2 ) 理 地 理 B 2 ( 4 )

通 語 *郷土の作家 2 ( 2 ) 通 歴 *郷土の歴史 2 ( 2 )

[解 説]

(a) 国語表現I,世界史Bは,それぞれ2単位,4単位を履修し,修得した場合の例。

(b) 国語表現Ⅱは,履修したが,評定が“1”のため修得を認められなかった例。

(c) 地理Bは4単位を,2単位ずつ分割履修し,修得は2単位,残る2単位は上記(b)と同じ場

合の例。

(d) 郷土の作家,郷土の歴史は,それぞれ普通教育に関する教科である国語,地理歴史におけ

る学校設定科目として設置した例。

イ [指導に関する記録]

(ア) 「各教科・科目等の学習の記録」

各教科・科目の学習状況や結果について記入すること。

a 「評定」の欄には,各教科・科目の評定を記入すること。

各教科・科目の評定は,各教科・科目の学習についてそれぞれ5段階で表し,5段階の表示

は,5,4,3,2,1 とすること。

高等学校学習指導要領(平成11年3月29日文部省告示第58号)に定める各教科・科目等の目標

に基づき,学校が地域や生徒の実態に即して設定した当該教科・科目の目標や内容に照らし,

その実現状況を総括的に評価して 「十分に満足できると判断されるもののうち,特に高い程度,

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のもの」を5として 「十分に満足できると判断されるもの」を4とし 「おおむね満足できる, ,

と判断されるもの」を3とし 「努力を要すると判断されるもの」を2とし 「努力を要すると, ,

判断されるもののうち,特に低い程度のもの」を1とすること。

評定に当たっては,ペーパーテスト等による知識や技能のみの評価など一部の観点に偏した

評定が行われることのないように に示してある 関心・意欲・態度 思考・判断 技, 「 」,「 」,「第3

能・表現 「知識・理解」の四つの観点による評価を十分踏まえながら評価を行っていくとと」,

もに,5段階の各段階の評定が個々の教師の主観に流れて客観性や信頼性を欠くことのないよ

う学校として留意すること。

b 学校設定教科に関する科目は,評定,修得単位数及び履修単位数を記入するが,当該教科・

科目の目標や内容等から数値的な評価になじまない科目については,評定は行わず,学習の状

況や成果などを踏まえて 「総合所見及び指導上参考となる諸事項」に所見等を記述するなど,,

評価の在り方等について工夫すること。

c 定時制又は通信制の課程に在籍している生徒に対して,高等学校学習指導要領第1章第7款

の4の規定により,大学入学資格検定合格科目を高等学校の各教科・科目の単位を修得したも

のとみなした場合は,修得単位数のみを記入する。また,高等学校学習指導要領第1章第7款

の5の規定により,別科において修得した科目を高等学校の各教科・科目の単位を修得したも

のとみなした場合も,修得単位数のみを記入する。

「 」 , , 。d 修得単位数 の欄には 各教科・科目等について 修得を認定した単位数を記入すること

ただし,履修のみ認められた場合は,修得単位数の欄に,履修した単位数に括弧を付けて記入

すること。

なお,追認考査等で修得が認められた場合は,評定及び修得単位数を変更し,備考欄には認

められた年月日と変更者の認印を押すこと。

また,履修の条件を充足しなかった場合は,評定の欄は空欄のままとし,修得単位数の欄は

0と記入すること。

<記入例>・・・修得が認められた例(2年で世界史Bを履修した場合)

修第1学年 第2学年 第3学年 第4学年得

評 修 評 修 評 修 評 修 単各教科・科目等 得 得 得 得 位 備 考

単 単 単 単 数位 位 位 位 の

定 数 定 数 定 数 定 数 計教科等 科 目 等

普 地歴 世界史B 5 4 4

通 理史

<記入例>・・・評定が1で修得が認められなかった例(1年で数学Ⅰを履修した場合)

(3)普 数 数学Ⅰ 1

通 学

<記入例>・・・出席時間数の不足等のため履修が認められなかった例

普 数 数学Ⅰ 0

通 学

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<記入例>・・・追認考査で修得が認められた例

普 数 数学Ⅰ 2 3 印平成○年7月11日追認(3)1

通 学

e 「総合的な学習の時間」の欄には,総合的な学習の時間における学習活動に対して,修得を認

定した単位数を記入する。

<記入例>・・・修得が認められた例

総合的な学習の時間 1 1 1 3

f 「修得単位数の計」の欄には,各教科・科目ごとに,修得を認定した単位数の計を記入するこ

と。

g 「小計」の欄には,修得を認定した単位数の計を記入する。ただし,代替の措置による括弧書

きの単位数は除くこと。

h 「留学」の欄には,留学した生徒の外国の学校における学習の成果をもとに,校長が修得を認

定した単位数を記入すること。

この場合,外国のカリキュラムを逐一,我が国の教科・科目と対比し,これらに置き換えて評

価する必要はないこと。

なお,外国の高等学校の発行する成績や在籍,科目履修に関する証明書又はその写しを添付す

ること。

i 「合計」の欄には 「小計」の欄及び「留学」の欄に記入した単位数の合計を記入すること。,

j 学期ごとに単位を認定する場合は 「各教科・科目等の学習の記録」欄を,さらに学期ごとの,

区分にするなど様式を工夫することができる。

k 単位制による課程の場合においては,過去に在学した高等学校において修得した教科・科目及

びその修得単位数もそれぞれ「各教科・科目等」及び「修得単位数の計」の欄に記入することと

し 「備考」の欄にその旨を記入すること。,

<記入例>・・・単位制による課程の場合

修○○年度 ○○年度 ○○年度 ○○年度得

評 修 評 修 評 修 評 修 単各教科・科目等 得 得 得 得 位 備 考

単 単 単 単 数位 位 位 位 の

定 数 定 数 定 数 定 数 計教科等 科 目 等

千葉県立○○高等学校にて修得普 国 国語表現Ⅰ 5 2 2

通 語 国語表現Ⅱ 4 2 2

l その他「備考」の欄には,普通科目の履修を専門科目の履修とみなす措置,専門科目の履修に

よる必履修科目の代替,学校間連携や学校外における学修等についての単位認定を行った場合な

ど,履修上の特記事項等について記入する。

(a) 普通科目の履修を専門科目の履修とみなす措置

専門教育を主とする学科の生徒に対して,高等学校学習指導要領第1章第3款の2の(1)の

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規定により,普通科目の履修を専門科目の履修とみなす場合は,普通科目の備考欄に 「○単,

位を専門科目の単位数に含める」などその旨を記入する。

<記入例>・・・商業に関する学科で普通科目「英語Ⅱ」の履修を専門科目の履修とみなす例

4単位を専門科目の単位に含める普 外 英語Ⅱ 4 4 4

通 国

(参 考)

高等学校学習指導要領第1章第3款の2の(1)

専門教育を主とする学科においては,専門教育に関する各教科・科目について,すべての

生徒に履修させる単位数は,25単位を下らないこと。ただし,商業に関する学科において

は,上記の単位数の中に外国語に属する科目の単位を5単位まで含めることができること。

また,商業に関する学科以外の専門教育を主とする学科においては,各学科の目標を達成す

る上で,普通教育に関する各教科・科目の履修により専門教育に関する各教科・科目の履修

と同様の成果が期待できる場合においては,その普通教育に関する各教科・科目の単位を5

単位まで上記の単位数の中に含めることができること。

(b) 専門科目の履修による必履修科目の代替

専門教育を主とする学科の生徒に対して,高等学校学習指導要領第1章第3款の2の(2)の

規定により,専門科目の履修をもって必履修科目の単位数の履修に替えた場合は,代替された

科目の評定・修得単位数の欄は,空欄にし,修得単位数の計の欄には代替される単位数を括弧

を付けて記入する。なお,備考欄に 「○○で代替」などその旨を記入する。,

また,一部の履修に替えた場合は,修得単位数の計の欄には修得単位数の後に,代替される

単位数を括弧を付けて記入する。なお,備考欄に 「○○で△単位の代替」などその旨を記入,

する。

<記入例>・・・単位のすべてが代替と認められる例

修第1学年 第2学年 第3学年 第4学年得

評 修 評 修 評 修 評 修 単各教科・科目等 得 得 得 得 位 備 考

単 単 単 単 数位 位 位 位 の

定 数 定 数 定 数 定 数 計教科等 科 目 等

普 保体 保 健 看護基礎医学で代替(2)

通 健育

専 看 4 7 5 3 10 保健の2単位を代替看護基礎医学

門 護

<記入例>・・・単位の一部の代替が認められる例

工業数理基礎で1単位の代替普 数 数学Ⅰ 5 2 2(1)

通 学

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専 工 4 3 3 数学Ⅰの1単位を代替工業数理基礎

門 業

(参 考)

高等学校学習指導要領第1章第3款の2の(2)

専門教育に関する各教科・科目の履修によって,上記1の必履修教科・科目の履修と同様

の成果が期待できる場合においては,その専門教育に関する各教科・科目の履修をもって,

必履修教科・科目の履修の一部又は全部に替えることができること。

(c) 大学入学資格検定(大検)

定時制又は通信制の課程に在学している生徒に対して,高等学校学習指導要領第1章第7款

の4の規定により,大学入学資格検定合格科目を高等学校の各教科・科目の単位を修得したも

のとみなした場合は,評定の欄は空欄にし,修得単位数及び修得単位数の計の欄には学校の定

める単位数を記入するとともに「平成○○年大検」などその旨を記入すること。

<記入例>・・・大検による単位認定の例

普 地歴 世界史B 4 4 平成16年大検

通 理史 地理B

(参 考)

高等学校学習指導要領第1章第7款の4

学校においては,定時制又は通信制の課程に在学する生徒が,入学以前又は在学中に大学

入学資格検定規定(昭和26年文部省令第13号)の定めるところにより,その受検科目につい

て合格点を得た場合には,それに相当する高等学校の各教科・科目の単位を修得したものと

みなすことができる。

(d) 学校間連携

学校教育法施行規則第63条の3の規定により,連携している他の高等学校で修得した科目につ

いては,当該教科・科目の評定・修得単位数の欄に記入するとともに,備考欄にその旨を記入

する。

<記入例>・・・学校間連携による単位認定の例

学校間連携により県立○○高校で修得専 農 4 2 2植物バイオテクノロジー

門 業

(参 考)

学校教育法施行規則第63条の3

校長は,教育上有益と認めるときは,生徒が当該校長の定めるところにより他の高等学校

又は中等教育学校の後期課程において一部の科目の単位を修得したときは,当該修得した単

位数を当該生徒の在学する高等学校が定めた全課程の修了を認めるに必要な単位数のうちに

加えることができる。

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(e) 学校外における学修の単位認定

学校教育法施行規則第63条の4の規定により,大学等における学修,知識及び技能に関する

審査の合格に係る学修及びボランティア活動,就業体験等に係る学修について,各高等学校の

判断により,当該学校の単位として認定する場合 「高等学校の生徒の学校外における学修の単,

」 , 。位認定に係る実施要項 に基づき 下記の方法により記入する(平成11年1月11日付け指第17号)

(参 考)

号)高等学校の生徒の学校外における学修の単位認定について (平成11年1月11日付け指第17

5 生徒指導要録への記入方法

(1) 増加単位として認定する場合

ア 対応科目の単位修得時に学校外における学修を単位認定した場合は,当該単位を認定

した学年の欄の対応科目の「修得単位数」の欄に,増加単位数を含めて記入する。

イ 対応科目の単位修得後に学校外における学修を単位認定した場合は,当該単位を認定

した学年の欄の対応科目の「修得単位数」の欄に,増加単位数を記入する。

ウ 上記ア,イにおいては 「備考」の欄に「大学における公開講座 「技能審査 「ボラ, 」 」

」「 」 , 。ンティア活動 就業体験 などの学修の内容を記入し 併せて増加単位数を記入する

(2) 学校設定教科「総合」の科目「学校外学修」として認定する場合

ア 当該単位を認定した学年の欄に科目「学校外学修」と記入し 「修得単位数」の欄に,

認定した単位数を記入する。

イ 上記アにおいては 「備考」の欄に「大学における公開講座 「技能審査 「ボランテ, 」 」

ィア活動 「就業体験」などの学修の内容を記入する。」

<記入例>・・・大学における学修を対応科目「生物Ⅱ」の増加単位として認定した例

○○大学夏季公開講座(1単位)普 理 生物Ⅱ 5 5 5

通 科

<記入例>・・・技能審査の合格を増加単位として認定した例

英語検定2級合格(2単位)普 外 英語Ⅱ 5 5 2 7

通 国

<記入例>・・・2学年及び3学年におけるボランティア活動を普通教科「家庭」の科目「家庭

総合」の増加単位として単位認定した例

ボランティアによる単位認定(2単位)普 家 家庭総合 5 2 5 3 1 6

通 庭

<記入例>・・・学校外における学修を学校設定教科「総合」の科目「学校外学修」として単位

認定した例

○○大学で「心理学入門」を履修専 総 学校外学修 1 1

ボランティア活動(老人ホーム)門 合 学校外学修 1 1

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(参 考)

学校教育法施行規則第63条の4

校長は,教育上有益と認めるときは,当該校長の定めるところにより,生徒が行う次に掲

げる学修を当該生徒の在学する高等学校における科目の履修とみなし,当該科目の単位を与

えることができる。

1 大学,高等専門学校又は専修学校の高等課程若しくは専門課程における学修その他の教

育施設等における学修で文部科学大臣が別に定めるもの

2 知識及び技能に関する審査で文部科学大臣が別に定めるものの合格に係る学修

3 ボランティア活動その他の継続的に行われる活動(当該生徒の在学する高等学校の教育

活動として行われるものを除く )に係る学修で文部科学大臣が別に定めるもの。

【文部省告示第41号】

1 省令第63条の4第1号の別に定める学修は,次に掲げる学修(第4号に掲げる学修にあ

っては,高等学校教育に相当する水準を有すると校長が認めたものに限る )とする。。

(1) 大学又は高等専門学校における科目等履修生,研究生又は受講生としての学修

(2) 専修学校の高等課程における学修及び専門課程における科目等履修生又は聴講生とし

ての学修

(3) 専修学校が高等課程又は専門課程において高等学校の生徒を対象として行う附帯的教

育事業における学修

(4) 大学において開設する公開講座における学修,公民館その他の社会教育施設において

開設する講座における学修その他これらに類する学修

2 省令第63条の4第2号の知識及び技能に関する審査で別に定めるものは,次に掲げる審

査とする。

(1) 技能審査の認定に関する規則(昭和42年文部省告示第237号)により文部大臣が認定

した技能審査で,当該審査の合格に係る学修が高等学校教育に相当する水準を有すると

校長が認めたもの

(2) 前号に掲げるもののほか,次に掲げる要件を備えた知識及び技能に関する審査で,当

該審査の合格に係る学修が高等学校教育に相当する水準を有すると校長が認めたもの

(以下省略)

3 省令第63条の4第3号の別に定める学修は,次に掲げる活動に係る学修で高等学校教育

に相当する水準を有すると校長が認めたものとする。

(1) ボランティア活動,就業体験その他これらに類する活動

(2) スポーツ又は文化に関する分野における活動で顕著な成果をあげたもの

(f) 技能連携

定時制又は通信制の課程に在学している生徒が,学校教育法第45条の2及び技能教育施設の

指定等に関する規則により,技能教育施設において連携措置に係る各教科・科目を履修した場

合は 「技能連携」などその旨を記入すること。,

なお,連携措置に係る各教科・科目を履修した場合は,その各教科・科目の備考欄に当該施

設における生徒の学習状況など特記すべき事項を記入することが望ましいこと。

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<記入例>・・・専門教科「家庭」の科目「被服製作」を技能教育施設で履修して単位認定した例

技能連携(○○洋裁学院)専 家 被服製作 5 4 4 6 5 4 14

門 庭

(参 考)

学校教育法第45条の2

高等学校の定時制の課程又は通信制の課程に在学する生徒が,技能教育のための施設で当

該施設の所在地の都道府県の教育委員会の指定するものにおいて教育を受けているときは,

校長は,文部科学大臣の定めるところにより,当該施設における学習を当該高等学校におけ

る教科の一部の履修とみなすことができる。

2 前項の施設の指定に関し必要な事項は,政令で,これを定める。

(g) 定通併修

学校教育法施行規則第63条の3第3項の規定及び高等学校通信教育規程第9条の規定による

併修の場合は 「定通併修」などその旨を記入し,併せて併修先の課程名を記入すること。,

<記入例>・・・定通併修により単位を認定する例

定通併修(県立○○高校通信制普 地歴 世界史B 3 4 4課程で修得)

通 理史 地 理 B 4 4 4

(参 考)

学校教育法施行規則第63条の3

校長は,教育上有益と認めるときは,生徒が当該校長の定めるところにより他の高等学校

又は中等教育学校の後期課程において一部の科目の単位を修得したときは,当該修得した単

位数を当該生徒の在学する高等学校が定めた全課程の修了を認めるに必要な単位数のうちに

加えることができる。

2 前項の規定により,生徒が他の高等学校又は中等教育学校の後期課程において一部の科

目の単位を修得する場合においては,当該他の高等学校又は中等教育学校の校長は,当該生

徒について一部の科目の履修を許可することができる。

3 同一の高等学校に置かれている全日制の課程,定時制の課程及び通信制の課程相互の間

の併修については,前二項の規定を準用する。

高等学校通信教育規程第9条

実施校の校長は,当該実施校の通信制の課程の生徒が,当該校長の定めるところにより当

該高等学校の定時制の課程又は他の高等学校の定時制の課程若しくは通信制の課程において

一部の科目の単位を修得したときは,当該修得した単位数を当該実施校が定めた全課程の修

了を認めるに必要な単位数のうちに加えることができる。

2 定時制の課程を置く高等学校の校長は,当該高等学校の定時制の課程の生徒が,当該校

長の定めるところにより当該高等学校の通信制の課程又は他の高等学校の通信制の課程にお

いて一部の科目の単位を修得したときは,当該修得した単位数を当該定時制の課程を置く高

等学校が定めた全課程の修了を認めるに必要な単位数のうちに加えることができる。

3 前二項の規定により,高等学校の通信制の課程又は定時制の課程の生徒(以下「生徒」

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という )が当該高等学校の定時制の課程若しくは通信制の課程又は他の高等学校の定時制。

の課程若しくは通信制の課程において一部の科目の単位を修得する場合においては,当該生

徒が一部の科目の単位を修得しようとする課程を置く高等学校の校長は,当該生徒について

一部の科目の履修を許可することができる。

4 第1項又は第2項の場合においては,学校教育法施行規則第63条の3の規定は適用しな

い。

(イ) 「総合的な学習の時間の記録」

a 「学習活動」

この欄には,学校が定めた総合的な学習の時間の名称及び総合的な学習の時間において行った

学習活動を記入する。

b 「評価」

この欄には,各学校が定めた総合的な学習の時間の目標,内容に基づいて各学校が設定した評

価の観点を踏まえて,生徒の学習状況に顕著な事項がある場合などにその特徴を記入するなど,

生徒にどのような力が身に付いたかを文章で記述する。

なお,観点については,高等学校学習指導要領第1章第4款の2に示された総合的な学習の時

間のねらいなどを踏まえ,各学校において具体的に定めた目標,内容に基づいて定めること。

c 各学校の実態に応じて,記入や活用がしやすいように,適宜,本欄に創意工夫を加えることが

できる。

(参 考)

高等学校学習指導要領第1章第4款の2

2 総合的な学習の時間においては,次のようなねらいをもって指導を行うものとする。

(1) 自ら課題を見付け,自ら学び,自ら考え,主体的に判断し,よりよく問題を解決する

資質や能力を育てること。

(2) 学び方やものの考え方を身に付け,問題の解決や探究活動に主体的,創造的に取り組

む態度を育て,自己の在り方生き方を考えることができるようにすること。

(ウ) 「特別活動の記録」

この欄には,特別活動における生徒の活動状況について,主な事実及び所見を記入すること。

その際,所見については,生徒の長所を取り上げることが基本となるよう留意すること。

a 事実の記入に当たっては,例えば下記の事項が考えられること。

所属する係名や委員会名及び学校行事における役割の分担など,活動の状況についての事実に

関すること。

b 所見の記入に当たっては,例えば下記の事項が考えられること。

(a) その生徒個人として比較的優れている点など,特別活動を通して見られる生徒の特徴に関す

ること。

(b) 当該学年において,その当初と学年末を比較し,活動の状況の進歩が著しい場合,その状況

に関すること。

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(エ) 「総合所見及び指導上参考となる諸事項」

この欄は,生徒の成長の状況を総合的にとらえるため 「各教科・科目等の学習の記録 「特別, 」,

活動の記録」以外で指導上参考となる諸事項を一括して記録する欄である。

, , ,具体的な記入事項としては 例えば ①各教科・科目や総合的な学習の時間の学習に関する所見

, , , ,②行動に関する所見 ③進路指導に関する事項 ④取得資格 ⑤生徒が就職している場合の事業所

⑥生徒の特徴・特技,部活動,学校内外におけるボランティア活動,表彰を受けた行為や活動,標

準検査に関する記録など指導上参考となる諸事項,⑦生徒の成長にかかわる総合的な所見,などが

考えられる。

記入に際しては,生徒の優れている点や長所,進歩の状況などを取り上げることが基本となるよ

う留意すること。ただし,生徒の努力を要する点などについても,その後の指導において特に配慮

を要するものがあれば記入する。

また,各学校の実態に応じて,記入や活用がしやすいように,適宜,本欄に創意工夫を加えるこ

とができる。

(オ) 「出欠の記録 (全日制の課程・定時制の課程及び単位制による課程)」

a 「授業日数」

この欄には,生徒の属する学科及び学年について,授業を実施した年間の総日数を記入するこ

と。なお,単位制による課程については,当該生徒の履修計画に従って出校すべき年度間の総

日数を記入すること。

(a) 転学・退学

転学又は退学をした生徒については,転学のため学校を去った日又は退学をした日までの授

業日数を記入し,転入学又は編入学をした生徒については,転入学又は編入学をした日以後の

授業日数を記入すること。また,転籍の生徒についても上記に準じて記入すること。

(b) 休学・復学

休学した生徒については,休学に入る前日までの授業日数を記入し,復学した生徒について

は,復学した日以後の授業日数を記入する。

b 「出席停止・忌引等の日数」

この欄には,次のような日数を含めて記入すること。

(a) 学校教育法第11条及び学校教育法施行規則第13条による懲戒のうち停学の日数及び学校保健

法第12条及び学校保健法施行規則第19条,第20条による出席停止の日数並びに感染症の予防及

び感染症の患者に対する医療に関する法律第19条,第20条,第26条及び第46条による入院の場

合の日数。

(参 考)

学校教育法第11条

, , ,校長及び教員は 教育上必要があると認めるときは 文部科学大臣の定めるところにより

学生,生徒及び児童に懲戒を加えることができる。ただし,体罰を加えることはできない。

学校教育法施行規則第13条

2 懲戒のうち,退学,停学及び訓告の処分は,校長がこれを行う。

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学校保健法第12条

校長は,伝染病にかかっており,かかっておる疑があり,又はかかるおそれのある児童,

生徒,学生又は幼児があるときは,政令で定めるところにより,出席を停止させることがで

きる。

学校保健法施行規則第19条,20条

伝 染 病 名 出 席 停 止 の 期 間エボラ出血熱クリミア・コンゴ出血熱

第 ペストマールブルグ病ラッサ熱

一 急性灰白髄炎 治癒するまでコレラ細菌性赤痢

種 ジフテリア腸チフスパラチフスインフルエンザ 解熱した後2日を経過するまで

第 百日咳 特有の咳が消失するまで ただし,病状により麻疹 解熱した後3日を経過するまで 学校医その他の医師に

二 流行性耳下腺炎 耳下腺の腫脹が消失するまで おいて伝染のおそれが風疹 発疹が消失するまで ないと認めたときは,

種 水痘 すべての発疹が痂皮化するまで この限りではない。咽頭結膜熱 主要症状が消退した後2日を経過するまで結核 病状により学校医その他の医師において伝染のおそれがないと認め

るまで腸管出血性大腸菌感染症

第 流行性角結膜炎 病状により学校医その他の医師において伝染のおそれがないと三 急性出血性結膜炎 認めるまで種 その他の伝染病

・ 第一種若しくは第二種の伝染病患者のある家に居住する者又はこれらの伝染病にかかっ

ておる疑がある者については,予防処置の施行の状況その他の事情により学校医その他の

医師において伝染のおそれがないと認めるまで

・ 第一種又は第二種の伝染病が発生した地域から通学する者については,その発生状況に

より必要と認めたとき,学校医の意見を聞いて適当と認める期間

・ 第一種又は第二種の伝染病の流行地を旅行した者については,その状況により必要と認

めたとき,学校医の意見を聞いて適当と認める期間

感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律

(入院)

第19条 都道府県知事は,一類感染症のまん延を防止するため必要があると認めるときは,

当該感染症の患者に対し特定感染症指定医療機関若しくは第一種感染症指定医療機関に入

院し,又はその保護者に対し当該患者を入院させるべきことを勧告することができる。

(以下省路)

第20条 都道府県知事は,一類感染症のまん延を防止するため必要があると認めるときは,

当該感染症の患者であって前条の規定により入院しているものに対し十日以内の期間を定

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めて特定感染症指定医療機関若しくは第一種感染症指定医療機関に入院し,又はその保護

者に対し当該入院に係る患者を入院させるべきことを勧告することができる。

(以下省略)

第26条 第19条から第23条まで及び前条の規定は,二類感染症の患者について準用する。

(以下省略)

第46条 都道府県知事は,新感染症のまん延を防止するため必要があると認めるときは,新

感染症の所見がある者に対し十日以内の期間を定めて特定感染症指定医療機関に入院し,

又はその保護者に対し当該新感染症の所見がある者を入院させるべきことを勧告すること

ができる。

(以下省略)

(b) 学校保健法第13条により,臨時に学年の中の一部の休業を行った場合の日数。

(参 考)

学校保健法第13条

学校の設置者は,伝染病予防上必要があるときは,臨時に,学校の全部又は一部の休業を

行うことができる。

(c) 忌引日数

(参 考)

職員の休日及び休暇に関する規則(昭和29年7月13日人事委員会規則第13号)

附表 忌引日数表

父 母 祖父母 兄弟姉妹 伯叔父母

血 族 7日 3日 3日 1日

姻 族 7日 1日 1日 1日

備考 1 生計を共にする姻族の場合は,血族に準ずる。

3 葬祭のため遠隔の地におもむく必要のある場合には,実際に要した往復日数

を加算することができる。

(d) 非常変災等生徒若しくは保護者の責任に帰することのできない事由で欠席した場合などで,校

長が出席しなくてもよいと認めた日数。

授業日において,交通スト等により登校不能になった日数についても,この欄に記入する。

(e) 茨城県県立学校授業料等徴収条例第7条による授業料の滞納に対する措置に基づく出校停止の

日数。

(参 考)

茨城県県立学校授業料等徴収条例第7条

教育委員会は,授業料の督促状の指定期限を経過したのちにおいても,当該授業料の納入

義務者が授業料を滞納しているときは,当該生徒に対し,出校の停止または退学を命ずるこ

とができる。ただし,教育委員会がやむを得ないと認める場合は,この限りでない。

(f) その他教育上特に必要な場合で,校長が出席しなくてもよいと認めた日数。

c 「留学中の授業日数」

この欄には,校長が許可した留学期間における我が国の在籍校の授業日数を記入すること。

d 「出席しなければならない日数」

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この欄には 「授業日数」から「出席停止・忌引等の日数」及び「留学中の授業日数」を差し引,

いた日数を記入すること。

e 「欠席日数」

この欄には 「出席しなければならない日数」のうち病気又はその他の事故で,生徒が欠席した,

日数を記入すること。

f 「出席日数」

この欄には 「出席しなければならない日数」から「欠席日数」を差し引いた日数を記入するこ,

と。なお,学校の教育活動の一環として,生徒が運動や文化などにかかわる行事等に参加した場

合には,出席扱いとすることができる。

g 「備考」

この欄には 「出席停止・忌引等の日数」に関する特記事項,欠席理由の主なもの,遅刻・早退,

等の状況,転入学した生徒についての前に在学していた学校における出欠の概要等を記入するこ

と。

h 最終学年において留学し,その学年の3月31日を越えて留学した生徒の翌年度の出欠の記録に

ついては 「出欠の記録」欄の下に欄を設け,記入すること。,

なお,新たに設ける欄の「授業日数」欄には,当該生徒の最終学年の翌年度における卒業の日

までの我が国の在籍校の授業日数を記入すること。

i 「出欠の記録」欄の日数について,該当すべき日数がない場合には,空白とせずに0と記入す

ること。

<記入例>・・・第3学年を休学した生徒の場合

区分 出席停止・忌 留学中の 出席しなければ授業日数 欠席日数 出席日数 備 考

学年 引等の日数 授業日数 ならない日数

伯父の葬儀忌引1日1 195 1 0 194 12 182 虫垂炎(入院・手術)

による欠席12日交通ストによる登校

2 195 2 0 193 0 193 不能2日遅刻25回,早退18回平成17年11月20日~

ま3 124 0 0 124 3 121 平成18年3月31日で家事都合により休学

<記入例>・・・第1学年に転入学した生徒の例

区分 出席停止・忌 留学中の 出席しなければ授業日数 欠席日数 出席日数 備 考

学年 引等の日数 授業日数 ならない日数

下田南高における1 125 0 0 125 0 125 出席日数68日

欠席日数2日

<記入例>・・・第1学年で退学した生徒の例

区分 出席停止・忌 留学中の 出席しなければ授業日数 欠席日数 出席日数 備 考

学年 引等の日数 授業日数 ならない日数

平成15年9月30日1 91 0 0 91 2 89 家事都合により退学

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<記入例>・・・第2学年で留学し,第3学年に復学した生徒の例

区分 出席停止・忌 留学中の 出席しなければ授業日数 欠席日数 出席日数 備 考

学年 引等の日数 授業日数 ならない日数

平成16年7月1日~2 195 0 138 57 0 57 平成17年6月30日ま

で英国○○高へ留学平成17年7月1日留学

3 180 0 56 124 1 123 を終え復学

<記入例>・・・第3学年で留学し,翌年度の3月31日以後に復学した生徒の例

区分 出席停止・忌 留学中の 出席しなければ授業日数 欠席日数 出席日数 備 考

学年 引等の日数 授業日数 ならない日数

平成18年8月10日~3 180 0 120 60 0 60 平成19年6月25日ま

で米国○○高へ留学平成19年6月26日留

3 59 0 56 3 0 3 学を終え復学

(カ) 「出校の記録 (通信制の課程)」

a 「出校日数」

この欄には,実際に生徒が出校した年度間の総日数を記入し,単位制による課程の場合におい

ては,当該生徒の履修計画に従って出校すべき年度間の総日数を記入すること。なお,この日数

には,生徒が面接指導等のために,協力校,その他学校が定めた場所に出校した日数を含むもの

とする。

ただし,転学又は退学をした生徒については,転学のため学校を去った日又は退学をした日ま

での出校日数を記入し,転入学又は編入学をした生徒については,転入学又は編入学をした日か

らその年度の終わりまでの出校日数を記入する。なお,転籍をした生徒についても上記に準じて

記入すること。

また,単位制による課程の場合においては,当該生徒の履修計画にしたがって出校すべき年度

間の総日数を記入すること。

b 「備考」

この欄には,出校の状況に関する特記事項のほか,ラジオやテレビ放送の利用により,各教科

・科目又特別活動についての面接指導時間数の一部が免除された結果として出校する必要がなく

なった日数について,例えば「3日(ラジオ 」と記入すること。また,転入学した生徒につい)

て,前に在籍していた学校における出校又は出欠の概要等を記入すること。

c 上記の日数について,該当すべき日数がない場合には,空白とせずに0と記入すること。

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<記入例>

区分出 校 日 数 備 考

年度

平成 17 年度 14 ○○高等学校での出席96日,欠席6日

平成 18 年度 25 3日(ラジオ)

平成 19 年度 24 2日(テレビ)

3 取扱い上の注意指導要録の作成,送付及び保存等については,次のような事項に留意すること。

(1) 進学の場合

ア 校長は,生徒が進学した場合においては,その作成に係る当該生徒の指導要録(以下「原本」

という。)の抄本又は写しを作成し,これを進学先に送付すること(学校教育法施行規則第12条

の3第2項参照)。

(参 考)

学校教育法施行規則第12条の3第2項

校長は,児童等が進学した場合においては,その作成に係る当該児童等の指導要録の抄本

又は写しを作成し,これを進学先の校長に送付しなければならない。

イ アにおいて抄本を作成し送付する場合,その記載事項は,おおむね下記の事項を含むものと

すること。

(ア) 学校名,所在地,課程名及び学科名

(イ) 生徒の氏名,性別,生年月日及び現住所

(ウ) 卒業の年月日

(エ) 各教科・科目等の学習の記録

(オ) 最終学年の特別活動の記録

(カ) その他将来の指導上必要と思われるものがある場合にはその事項

(2) 転学の場合

校長は,生徒が転学した場合においては,原本の写しを作成し,それを転学先の校長に送付す

ること。また,指導要録の原本については,別の綴りにとじ替え,転学先の学校が当該生徒を受

け入れた日を保存期間の起算日として保存する。

転学してきた生徒がさらに転学した場合においては,原本の写しのほか,転学してくる前に在

籍していた学校から送付を受けた写しも転学先の校長に送付すること。これらの場合,中学校か

ら送付を受けた抄本又は写しも転学先の校長に送付すること。

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(参 考)

学校教育法施行規則第12条の3第3項

校長は,児童等が転学した場合においては,その作成に係る当該児童等の指導要録の写し

を作成し,その写し(転学してきた児童等については,転学により送付を受けた指導要録の

写しを含む。)及び前項の抄本又は写しを転学先の校長に送付しなければならない。

(3) 転入学の場合

校長は,生徒が転入学してきた場合においては,当該生徒が転入学した旨及びその期日を,速

, , 。やかに 前に在学していた学校の校長に連絡し 当該生徒の指導要録の写しの送付を受けること

なお,この場合,校長は,新たに当該生徒の指導要録を作成すべきであって,送付を受けた写

しに連続して記入してはならないこと。

(4) 学校統合,学校新設等の場合

学校名及び所在地の変更として取扱うか,上記(2)及び(3)に準じて取扱うかは実情に応じて処

理すること。

(5) 退学の場合

校長は,当該生徒が退学した場合においては,別の綴りにとじ替え,退学した日を保存期間の

起算日として保存する。また,外国にある文部科学大臣認定の在外教育施設に入るために退学し

た場合においては,上記(1)及び(2)に準じて指導要録の抄本又は写しを送付するものとし,それ

以外の学校などにあっては,求めに応じて適切に対応すること。

(6) 編入学の場合

, , 。校長は 生徒が編入学した場合においては 編入学した年月日以後の指導要録を作成すること

なお,外国の学校などから編入学してきた生徒の場合,できれば,外国の学校などにおける履

修状況の証明書や指導に関する記録の写しを受けるようにし,これを指導要録の写しの取り扱い

と同様に,その学校で作成した原本と合わせて綴っておくようにする。

また,過去に高等学校に在籍して一旦退学した者が編入学した場合,編入学以前の高等学校の

指導要録の写しの送付を受けるようにし,その学校で作成した原本と合わせて綴っておくように

すること。なお,退学後1年以内に,退学した学校に編入学(再入学)した生徒についても同様

に扱うこと。

(7) 転籍の場合

同じ高等学校において異なる課程に転籍した生徒については,転籍した日以後の指導要録を新

たに作成すること。なお,同一課程内の学科間の異動である転科についても同様とする。

(8) 原級留置の場合

校長は,生徒が病気その他の事由で原級留置になった場合は 「学籍に関する記録」は,継続し,

て使用し 「留学等」の欄に,原級留置の学年,年月日,事由等を記入しておく。なお,欄外の,,

学年,ホームルーム,整理番号の欄は,次学年の欄の数字を訂正して記入することとし,これら

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の欄が不足したり 「学籍の記録」欄の年度,学年,校長氏名印及びホームルーム担任氏名印の欄,

が不足した場合は,新たに欄を設けて記入する。

また「指導に関する記録」については,新たに作成し,原級留置になるまでの「指導に関する

記録」と合わせて綴っておくこと。

なお,休学による原級留置の場合も同様とする。

(9) 保存期間

ア 学校においては,原本については当該生徒の卒業又は転学した日以後,転入学の際送付を受

けた写しについては当該生徒の卒業の日以後 「学籍に関する記録」については20年間 「指導, ,

に関する記録」については5年間保存すること(学校教育法施行規則第15条第2項参照)。

イ 中学校から送付を受けた抄本又は写しは,生徒の当該学校に在学する期間保存すること。

ウ 退学の場合,当該生徒の原本及び転入学の際送付を受けた写しは,校長が退学を認め又は命

じた日以後 「学籍に関する記録」については20年問 「指導に関する記録」については5年間, ,

保存すること。

(参 考)

指導要録の原本,写し,抄本の作成保存関係経路

A 中学校

抄本a又は 抄本a廃棄(入学)写しa送付

B 高等学校 C 高等学校 D 高等学校 (卒業)

原本B作成保存 原本C作成保存 原本D作成保存(転学) (転学)

・抄本a ・抄本a ・写しb保存送付

(進学)・写しb作成 ・写しb 送付 ・写しc保存

・写しc作成 ・抄本d又は送付

写しd作成

(10) その他

在籍証明や単位取得証明など証明書等を作成する場合において,単に指導要録の記載事項をそ

のまま転記することは必ずしも適切ではないので,プライバシー保護の観点や教育的な配慮の観

点から,証明の趣旨等を確認した上で,必要事項を記載するように留意すること。

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第3 各教科の評価の観点及び趣旨

1 普通教育に関する各教科

教科 観 点 趣 旨

関心・意欲・態度 国語や言語文化に対する関心を深め,国語を尊重してその向上を図

, , 。り 進んで表現したり理解したりするとともに 伝え合おうとする

国 話す・聞く能力 自分の考えをまとめたり深めたりして,目的や場面に応じ,筋道を

立てて話したり的確に聞き取ったりする。

書く能力 自分の考えをまとめたり深めたりして,相手や目的に応じ,筋道を

立てて適切に文章に書く。

語 読む能力 自分の考えを深めたり発展させたりしながら,目的に応じて様々な

文章を的確に読み取ったり読書に親しんだりする。

知識・理解 表現と理解に役立てるための音声,文法,表記,語句,語彙,漢字

等を理解し,知識を身に付けている。

関心・意欲・態度 歴史的・地理的事象に対する関心と課題意識を高め,意欲的に追究

するとともに,国際社会に主体的に生きる国家・社会の一員として

地 の責任を果たそうとする。

思考・判断 歴史的・地理的事象から課題を見いだし,我が国及び世界の形成の

理 歴史的過程と生活・文化の地域的特色を世界的視野に立って多面的

・多角的に考察するとともに,国際社会の変化を踏まえ公正に判断

歴 する。

資料活用の技能・ 諸資料を収集し,有用な情報を選択して活用することを通して歴史

史 表現 的・地理的事象を追究する方法を身に付けるとともに,追究し考察

した過程や結果を適切に表現する。

知識・理解 我が国及び世界の形成の歴史的過程と生活・文化の地域的特色につ

いての基本的な事柄を理解し,その知識を身に付けている。

関心・意欲・態度 現代の社会と人間にかかわる事柄に対する関心を高め,意欲的に課

題を追究するとともに,民主的・平和的なよりよい社会の実現に向

けて参加,協力する態度を身に付け人間としての在り方生き方につ

公 いての自覚を深めようとする。

思考・判断 現代の社会と人間にかかわる事柄から課題を見いだし,社会的事象

の本質や人間の存在及び価値などについて広い視野に立って多面的

・多角的に考察するとともに,社会の変化や様々な考え方を踏まえ

公正に判断する。

, ,民 資料活用の技能・ 諸資料を収集し 有用な情報を主体的に選択して活用するとともに

表現 追究し考察した過程や結果を適切に表現する。

知識・理解 現代の社会的事象と人間としての在り方生き方とにかかわる基本的

な事柄を理解し,その知識を身に付けている。

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関心・意欲・態度 数学的活動を通して,数学の論理や体系に関心をもつとともに,数

学的な見方や考え方のよさを認識し,それらを事象の考察に積極的

数 に活用しようとする。

数学的な見方や考 数学的活動を通して,数学的な見方や考え方を身に付け,事象を数

え方 学的にとらえ,論理的に考えるとともに思考の過程を振り返り多面

的・発展的に考える。

表現・処理 事象を数学的に考察し,表現し処理する仕方や推論の方法を身に付

学 け,よりよく間題を解決する。

, , ,知識・理解 数学における基本的な概念 原理・法則 用語・記号などを理解し

知識を身に付けている。

関心・意欲・態度 自然の事物・現象に関心や探究心をもち,意欲的にそれらを探究す

るとともに,科学的態度を身に付けている。

理 思考・判断 自然の事物・現象の中に問題を見いだし,観察,実験などを行うと

ともに,事象を実証的,論理的に考えたり,分析的・総合的に考察

したりして問題を解決し,事実に基づいて科学的に判断する。

観察・実験の技能 観察,実験の技能を習得するとともに,自然の事物・現象を科学的

・表現 に探究する方法を身に付け,それらの過程や結果及びそこから導き

科 出した自らの考えを的確に表現する。

知識・理解 観察,実験などを通して自然の事物・現象についての基本的な概念

や原理・法則を理解し,知識を身に付けている。

関心・意欲・態度 運動の楽しさや喜びを深く味わうことができるよう自ら進んで計画

的に運動をしようとする。また,個人生活や社会生活における健康

・安全に関心をもち,意欲的に学習に取り組もうとする。

保 思考・判断 自己の能カと運動の特性に応じた課題の解決を目指して,運動の合

理的な行い方や計画的な活動の仕方を考え,工夫している。また,

健 個人生活や社会生活における健康・安全について,課題の解決を目

指して考え,判断している。

体 運動の技能 自己の能力と各種の運動の特性に応じた技能を高め,運動の楽しさ

や喜びを深く味わうとともに,体力を高めるための運動の合理的な

育 行い方を身に付けている。

知識・理解 生活における運動の意義や必要性及び運動の特性と合理的な行い方

を理解し,知識を身に付けている。また,個人生活及び社会生活に

おける健康・安全について,課題の解決に役立つ基礎的な事項を理

解し,知識を身に付けている。

関心・意欲・態度 芸術を愛好し,芸術文化を尊重するとともに,個性を生かして意欲

, , 。芸 的 主体的に表現や鑑賞の活動を行い その喜びを味わおうとする

術 芸術的な感受や表 感性を働かせて芸術のよさや美しさを感じ取り,創造的に表現を工

現の工夫 夫する。

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創造的な表現の技 創造的な芸術表現をするために必要な技能を身に付けている。

芸 能

術 鑑賞の能カ 芸術を幅広く理解し,そのよさや美しさを深く味わう。

関心・意欲・態度 コミュニケーションに関心をもち,積極的に言語活動を行い,コミ

ュニケーションを図ろうとする。

外 表現の能力 外国語を用いて,情報や考えなど伝えたいことを話したり,書いた

りして表現する。

国 理解の能力 外国語を聞いたり,読んだりして,情報や話し手や書き手の意向な

ど相手が伝えようとすることを理解する。

語 知識・理解 外国語の学習を通して,言語やその運用についての知識を身に付け

るとともにその背景にある文化などを理解している。

関心・意欲・態度 家庭や地域の生活について関心をもち,その充実向上を目指して意

欲的に取り組むとともに,実践的な態度を身に付けている。

家 思考・判断 家庭や地域の生活について見直し,課題を見付け,その解決を目指

して思考を深め,適切に判断し,工夫し創造する能力を身に付けて

いる。

技能・表現 家庭や地域の生活を充実向上するために必要な基礎的・基本的な技

庭 術を身に付けている。

知識・理解 家庭生活の意義や役割を理解し,家庭や地域の生活を充実向上する

ために必要な基礎的・基本的な知識を身に付けている。

関心・意欲・態度 情報や情報社会に関心をもち,身のまわりの間題を解決するために

進んで情報及び情報技術を活用し,情報社会に主体的に対応しよう

情 とする。

思考・判断 情報活用の方法を工夫したり,改善したりするとともに,情報モラ

ルを踏まえた適切な判断をする。

技能・表現 情報の収集・選択・処理を適切に行うとともに,情報を目的に応じ

報 て表現する。

知識・理解 情報及び情報技術を活用するための基礎的・基本的な知識を身に付

, 。けるとともに 現代社会における情報の意義や役割を理解している

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2 専門教育に関する各教科

関心・意欲・態度 農業に関する諸問題について関心をもち,その改善・向上を目指し

て意欲的に取り組むとともに,創造的,実践的な態度を身に付けて

いる。

農 思考・判断 農業に関する諸問題の解決を目指して自ら思考を深め,基礎的・基

本的な知識と技術を活用して適切に判断し,創意工夫する能力を身

に付けている。

技能・表現 農業の各分野に関する基礎的・基本的な技術を身に付け,実際の仕

業 事を合理的に計画し,適切に処理するとともに,その成果を的確に

表現する。

知識・理解 農業の各分野に関する基礎的・基本的な知識を身に付け,農業の意

義や役割を理解している。

関心・意欲・態度 工業技術に関する諸問題について関心をもち,その改善・向上を目

指して意欲的に取り組むとともに,創造的,実践的な態度を身に付

けている。

工 思考・判断 工業技術に関する諸問題の解決を目指して自ら思考を深め,基礎的

・基本的な知識と技術を活用して適切に判断し,創意工夫する能力

を身に付けている。

技能・表現 工業の各分野に関する基礎的・基本的な技術を身に付け,環境に配

業 慮し,実際の仕事を合理的に計画し,適切に処理するとともに,そ

の成果を的確に表現する。

知識・理解 工業の各分野に関する基礎的・基本的な知識を身に付け,現代社会

における工業の意義や役割を理解している。

関心・意欲・態度 ビジネスの諸活動に関する諸問題について関心をもち,その改善・

向上を目指して意欲的に取り組むとともに,ビジネスに対する望ま

商 しい心構えや実践的な態度を身に付けている。

,思考・判断 ビジネスの諸活動に関する諸問題の解決を目指して自ら思考を深め

基礎的・基本的な知識と技術を活用して適切に判断し,創意工夫す

る能力を身に付けている。

技能・表現 商業の各分野に関する基礎的・基本的な技術を身に付け,ビジネス

業 の諸活動を合理的に計画し,適切に処理するとともに,その成果を

的確に表現する。

知識・理解 商業の各分野に関する基礎的・基本的な知識を身に付け,ビジネス

の意義や役割を理解している。

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関心・意欲・態度 水産や海洋に関する諸問題について関心をもち,その改善・向上を

目指して意欲的に取り組むとともに,創造的,実践的な態度を身に

付けている。

水 思考・判断 水産や海洋に関する諸問題の解決を目指して自ら思考を深め,基礎

的・基本的な知識と技術を活用して適切に判断し,創意工夫する能

力を身に付けている。

技能・表現 水産や海洋の各分野に関する基礎的・基本的な技術を身に付け,実

産 際の仕事を合理的に計画し,適切に処理するとともに,その成果を

的確に表現する。

知識・理解 水産や海洋の各分野に関する基礎的・基本的な知識を身に付け,水

産業や海洋関連産業の意義や役割を理解している。

関心・意欲・態度 生活産業や家庭の各分野に関する諸問題について関心をもち,その

改善・向上を目指して意欲的に取り組むとともに,創造的,実践的

な態度を身に付けている。

家 思考・判断 生活産業や家庭の各分野に関する諸問題の解決を目指して自ら思考

を深め,基礎的・基本的な知識と技術を活用して適切に判断し,創

意工夫する能力を身に付けている。

,技能・表現 生活産業や家庭の各分野に関する基礎的・基本的な技術を身に付け

庭 実際の仕事を合理的に計画し,適切に処理するとともに,その成果

を的確に表現する。

,知識・理解 生活産業や家庭の各分野に関する基礎的・基本的な知識を身に付け

生活産業の社会的な意義や役割を理解している。

関心・意欲・態度 看護に関する諸問題について関心をもち,その改善・向上を目指し

て意欲的に取り組むとともに,実践的な態度を身に付けている。

看 思考・判断 看護に関する諸問題の解決を目指して自ら思考を深め,基礎的・基

本的な知識と技術を活用して適切に判断し,創意工夫する能力を身

に付けている。

技能・表現 看護の各分野に関する基礎的・基本的な技術を身に付け,実際の仕

護 事を合理的に計画し,適切に処理するとともに,その成果を的確に

表現する。

知識・理解 看護の各分野に関する基礎的・基本的な知識を身に付け,看護の意

義や役割を理解している。

関心・意欲・態度 情報の各分野に関する諸問題について関心をもち,その改善・向上

情 を目指して意欲的に取り組むとともに,創造的,実践的な態度を身

に付けている。

報 思考・判断 情報の各分野に関する諸問題の解決を目指して自ら思考を深め,基

礎的・基本的な知識と技術を活用して適切に判断し,創意工夫する

能力を身に付けている。

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技能・表現 情報の各分野に関する基礎的・基本的な技術を身に付け,実際の仕

情 事を合理的に計画し,適切に処理するとともに,その成果を的確に

表現する。

報 知識・理解 情報の各分野に関する基礎的・基本的な知識を身に付け,現代社会

における情報及び情報産業の意義や役割を理解している。

関心・意欲・態度 社会福祉に関する諸問題について関心をもち,その改善・向上を目

指して意欲的に取り組むとともに,創造的,実践的な態度を身に付

けている。

福 思考・判断 社会福祉に関する諸問題の解決を目指して自ら思考を深め,基礎的

・基本的な知識と技術を活用して適切に判断し,創意工夫する能力

を身に付けている。

技能・表現 社会福祉の各分野に関する基礎的・基本的な技術を身に付け,実際

祉 の仕事を合理的に計画し,適切に処理するとともに,その成果を的

確に表現する。

知識・理解 社会福祉の各分野に関する基礎的・基本的な知識を身に付け,社会

福祉の意義や役割を理解している。

関心・意欲・態度 自然の事物・現象や数学的事象に関心や探究心をもち,意欲的,積

極的にそれらを探究するとともに,事象を科学的・数学的に考察し

処理しようとする態度を身に付けている。

理 思考・判断 自然の事物・現象の中に問題を見いだし,観察,実験などを行うと

ともに,事象を実証的,論理的に考えたり,分析的,総合的,創造

的に考察したりして問題を解決し,事実に基づいて科学的に判断す

る。また,数学的な見方や考え方を身に付け,事象を数学的にとら

えて論理的,発展的,創造的に考察する。

, ,観察・実験の技能 観察 実験の技能及び自然の事物・事象を探究する方法を身に付け

数 ・表現 それらの過程や結果及びそこから導き出した自らの考えを的確に表

現する。また,事象を数学的に考察し,表現し処理する仕方や推論

の方法を身に付け,よりよく問題を解決する。

知識・理解 自然科学や数学における基本的な概念や原理・法則を系統的に理解

し,知識を身に付けている。

関心・意欲・態度 体育・スポーツに関する諸課題に関心をもち,自ら進んで解決しよ

。 , ,うとする また 運動の特性に応じた実践に必要な態度を身に付け

体 積極的に取り組もうとする。

思考・判断 高度な運動技能の習得や体育・スボーツに関する諸課題の解決を目

指して,運動の合理的な行い方や計画的な活動の仕方を考え,工夫

育 している。

運動の技能 高い水準で競技し,運動をする楽しさや喜びを深く味わうために必

。要な高度な運動技能や運動の合理的な実践の仕方を身に付けている

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体 知識・理解 変化する現代社会における体育・スポーツの意義や必要性を理解す

育 るとともに,運動の特性と合理的で安全な行い方及び体育・スポー

ツの運営管理などの基礎的事項を理解し,知識を身に付けている。

関心・意欲・態度 音楽文化を尊重し,意欲的,主体的,創造的に音楽活動をしようと

する。

音 音楽的な感受や表 音楽のよさや美しさを感じ取り,創造的に表現を工夫する。

現の工夫

創造的な表現の技 創造的な音楽表現に必要な技能を身に付けている。

楽 能

鑑賞の能力 音楽を幅広く理解し,それぞれの音楽の特徴を的確に聴取するとと

もに,そのよさや美しさを深く味わう。

関心・意欲・態度 美術文化を尊重し,意欲的,主体的,創造的に表現や鑑賞の活動に

取り組もうとする。

美 発想や構想の能力 感性や想像力を働かせて感じ取ったことや考えたことなどを基に豊

かに発想し,よさや美しさなどを考え,創造的・機能的で個性豊か

な表現の構想をする。

創造的な表現の技 創造的な表現活動をするために必要な造形感覚や専門的な技能を身

術 能 に付け,表現方法を創意工夫して創造する。

鑑賞の能力 美術作品や文化遺産などについて幅広く理解し,感性や想像力を働

かせてよさや美しさなど深く感じ取ったり味わったりする。

関心・意欲・態度 コミュニケーションに関心をもち,積極的に言語活動を行い,コミ

ュニケーションを図ろうとする。

英 表現の能カ 英語を用いて,情報や考えなど伝えたいことを場面や目的に応じて

話したり,書いたりして表現する。

理解の能力 英語を聞いたり,読んだりして,情報や話し手や書き手の意向など

語 相手が伝えようとすることを場面や目的に応じて理解する。

知識・理解 英語の学習を通して,言語やその運用についての知識を身に付ける

とともにその背景にある文化などを理解している。

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第4 高等学校(全日制の課程・定時制の課程)生徒指導要録記入例

1 様式1の1(学籍に関する記録)学年

1 2 3 4区分〔記入上の注意〕

・変更・併記の必要が生じる場合があるので,生徒・保護者の氏名,現住所,校長・ホームルーム担任氏名等

2 1 1の欄は上部に寄せて記入する。 ホ ー ム ル ー ム・記入に変更があった場合は,その事項に2本の朱線を引き,余白に変更事項と日付を記入すること。

・誤記を訂正する場合は,その事項に2本の朱線を引き,訂正事項を余白に記入すること。また,欄外の余白

14 12 11に訂正を明記して,その日付を記入し,訂正者(原則として訂正の時点におけるホームルーム担任)の認印 整 理 番 号P. 17を余白に押印すこと。

学 籍 の 記 録性

平成 年 月 日 第 学年 入 学生 氏 名 入学 ・ 編 入 学筑波 貴史 男 ○ 4 8 1ふ り が な つ く ば た か し

第 学年 編入学別・原則として,住民票に基づ

,「 」 。いて記入する。 ・編入学は年月日と学年を記入し 第1学年入学 を消除する

・外国籍の場合,外国人登録

済証明書の本名を記載し,

通称名は括弧書きで記載す徒P. 18る。

○ △ 10 1 2 転入学昭和・平成 年 月 日生6 10 平成 年 月 日 第 学年神奈川県立小田原高等学校 小田原市城山3丁目26番1号茨城県水戸市三の丸1丁目2番6号 転 入 学全日制普通科 保護者の転勤による一家転住のため現住所 茨城県水戸市笠原1丁目2番3号

, , , ,平成○年9月1日転居のため ・転入学については その年月日 転入学前の学校名 所在地

・原則として,住民票に基づいて記入する。 課程名,学科名及び事由等を記入する。

・転籍・転科についても転入学に準じて記入する。

P. 19△ 8 31 退学P. 17 平成 年 月 日

○○専門学校入学のため転 学 ・ 退 学・転学については,転学先の学校が受け入れた日の前日を記入保 氏 名 筑波 峰雄

ふ り が な つ く ば み ね お

し,その学校名,所在地,課程名,学科名,転入学年及び事平成○年○月○日 男・生徒に対して,親権を行う者(親権者がいな 由等を記入する。なお,転籍・転科についても転学に準じて一字訂正 護い場合は「後見人 )を記入する。 記入する。訂正者 印 」

・入学時成人に達している生徒については,保 ・退学については,校長が退学を認めた年月日,事由等を記入者証人を記入する。 する。

P. 19○ 9 1 △ 6 25 留学平成 年 月 日~平成 年 月 日

米国マサチューセッツ州ボストン市ミルトン高校第2学年留 学 等

・留学,休学,原級留置の記録について記入する。

・留学については,校長が許可した期間,留学先の学校名,学

年及び所在国名を記入する。現住所 生徒の欄に同じ, 。・ゴム印「生徒の欄に同じ」でよい。 ・休学については 校長が許可した期間及び事由等を記入する

・原級留置については,学年,年月日,事由等を記入する。

P. 20平成 年 月 日P. 18 ◇ 3 1

・校長が卒業を認定した年月日を記入する。卒 業P. 20平成 年 市立 中学校卒業△ ○○ ○○

○○大学△学部入学前の経歴○○県△△市・外国において受けた教育の実績等もこの欄に 進 学 先 ・

記入する。 ・進学先・就職先の名称及び所在地を記入する。なお,卒業の就 職 先 等際,進路が未定の場合は確定後に記入することが望ましい。P. 18 P. 21

ホ ー ム ル ー ム年 度 学年 校 長 氏 名 印茨城県立○○高等学校

担 任 氏 名 印水戸市笠原町978番6 仙波 雪夫 印 岩船 夕子学 校 名

(12月~3月)及 び 平成 年度○ 西山 夏子 印1所 在 地

仙波 雪夫 岩船 夕子 印全日制課程(10月~3月)(分校名・ 平成 年度普通科 2△ 村松 晴彦 印

所在地)村松 晴彦 印 広浦 秋男 印・専門教育を主とする学科については,学科名

3課 程 名・ 平成 年度を,例えば,工業(建築)と記入する。 ◇学 科 名

・同一年度内に校長又はホームルーム担任が替わった場合はそ

の都度後任者の氏名及び期間を併記する。

・学年末又は生徒の転学・退学等の際は,記入について責任を平成 年度有する校長及びホームルーム担任が押印する。

P. 21 P. 21

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各教科・科目等の修得単位数及び履修単位数の記録(様式1の1裏面)

筑波 貴史生徒氏名

教 修得単位数の計 教 修得単位数の計P. 22科 目 科 目

( ) ( )科 科履修単位数の計 履修単位数の計

国語表現Ⅰ 平成○年○月○日1字訂正 訂正者 印2 ( 2 ) 2 3 ( 2 )オーラルコミュニケーションⅠ・ 英語Ⅱ」については,5単位を3単位と2単位に分割国 外国語総合 4 ( 4 ) 3 ( 5 )英語Ⅱ 「

履修し,修得は3単位,残る2単位は評定 1”のため普 国古典 4 ( 4 ) 0 ( 5 )ライティング “

修得が認められなかった例語 語* *郷土の作家 2 ( 2 ) E-Mail演習 1 ( 1 )

・ ライティング」については,履修したが,評定が 1”( ) ( ) 「 “

のため修得が認められなかった例通 世界史B 5 ( 5 ) 家庭基礎 ( )

・ 家庭総合」については,ボランティア活動が増加単位地 家日本史A 2 ( 2 ) 家庭総合 6 ( 6 ) 「

(2単位)として認められた例理 庭日本史B 4 ( 4 ) 生活技術 ( )

( ) ( )教 歴 地理A

郷土の歴史 平成○年○月○日追認 変更者 印史 * 2 ( 2 ) 情報A 2 1 ( 2 )

・ 情報A」については,追認考査で修得が認められた例情 情報B ( ) 「

( ) 情報C ( )育 報( ) ( )公 現代社会

2 ( 2 ) ( )倫 理 学( ) ( )に 民 校政治・経済( ) ( )設

数学基礎 ( ) ( )定・ 数学Ⅰ」については 「工業数理」の履修をもって1関 数 教数学Ⅰ 2 ( 2 ) ( ) 「 ,

単位の代替が認められた例数学Ⅱ 4 ( 4 ) ( )科数学Ⅲ 2 ( 2 ) ( )

・ 植物バイオテクノロジー」についは,学校間連携により修得す 学 数学A ( ) 2 ( 2 )植物バイオテクノロジー 「

が認められた例( ) ( )専 農( ) ( )門 業

理科基礎 ( ) ( )る 教理科総合B 2 ( 2 ) ( )育物理Ⅰ 4 ( 4 ) 3 ( 3 )理 に 工業数理基礎

物理Ⅱ ( ) ( )各 関 工化学Ⅰ 4 ( 4 ) ( )す 業化学Ⅱ 3 ( 3 ) ( )科 る生物Ⅰ ( ) ( )教 各生物Ⅱ ( ) ( )教 家

( ) ( )科 庭( )科 ・( )

8 ( 8 ) 8 ( 8 )保 科 看体育 看護基礎医学

・ 保健」については 「看護基礎医学」の履修をもって健 目 護保健 ( ) ( ) 「 ,

2単位の代替が認められた例・ 体 ( ) ( )

( ) ( )育・ 国際理解」及び「学校外学修」については,専門教育音楽Ⅰ 2 ( 2 ) *国際理解 1 ( 1 )総 「

,科 芸 合音楽Ⅱ 2 ( 2 ) *学校外学修 1 ( 1 ) に関する学校設定教科「総合」の学校設定科目として

単位の修得が認められた例美術Ⅰ ( ) ( )

美術Ⅱ ( ) ( )

書道Ⅰ ( ) ( )目 術書道Ⅱ ( ) ( )

書道Ⅱ ( ) ( )

( ) 30留 学

総合的な学習3 ( 3 )の時間

・各教科の科目の欄については,履修する科目の名称を高等学校学習指導要領に示された順に記入すること。

・学校設定科目及び学校設定教科に関する科目については,科目の名称の前に*印をつけること。

・学校設定教科の欄については,学校が定めた教科の名称を記入すること。

・留学により認定された修得単位数がある場合には,適宜欄を工夫してその単位数の計を記入すること。

・転入学した生徒については,前に在学していた学校における修得単位数についても記入すること。

・各教科の科目の欄は,通常の履修科目数よりも多めにしておくこと。

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2 様式1の2(指導に関する記録)

区分 学年 1 2 3 4筑波 貴史 茨城県立○○高等学校 2 1 1生徒氏名 学校名 ホームルーム

14 12 11整 理 番 号

各 教 科 ・ 科 目 等 の 学 習 の 記 録第1学年 第2学年 第3学年 第4学年 修評 修 評 修 評 修 評 修 得

各教科・科目等 得 得 得 得 単単 単 単 単 位 備 考位 位 位 位 数

定 数 定 数 定 数 定 数 の教科等 科 目 等 計

P.27国 国 語 表 現 Ⅰ 5 2 2 4 漢字検定1級合格(2単位)(*学校設定科目の2単位を修得した場合) P.22*郷土の作家 5 2 2

語)普 地歴 世 界 史 A 0 (*出席時間数の不足等のため履修が認められなかった場合

P.23通 理史

(*評定が1で修得が認められなかった場合)P.23公 現 代 社 会 1 (2)教

民数 学 Ⅰ 5 2 2(1) 工業数理で1単位の代替育 数

(*専門科目履修をもって必履修科目の単位の一部の代替が認められた場合) P.25に 学

P.27理 生 物 Ⅰ 5 5 5 ○○大学夏季公開講座(1単位)関

科保 健 (2) 看護基礎医学で代替す 保体

(*専門科目履修をもって必履修科目の単位のすべての代替が認められた場合) P.25る 健育

芸各 術

P.25外 英 語 Ⅱ 5 4 4 4単位を専門科目の単位数に含める(*普通科目の履修を専門科目の履修とみなす場合)教 国

語家 庭 総 合 4 2 5 3 1 6 ボランティア活動による単位認定(2単位)科 家

(*ボランティア活動を普通教科 家庭 の科目 家「 」 「庭総合」の増加単位として認定した場合) P.27・ 庭

情 報 A 2 2 2 平成○年○月○日追認 (変更者認印)科 情 ,(*評定が1で修得が認められないで,追認考査で1 (2)修得が認められた場合) P.24目 報 2本朱線

学定校教設科

P.26専 農 植物バイオテクノロジー 4 2 2 学校間連携により県立○○高校で修得門 業

P.26教 工 工業数理基礎 4 3 3 数学Ⅰの1単位を代替育 業に 商関 業す 家る 庭

P.25各 看 看護基礎医学 4 7 5 3 10 保健の2単位を代替教 護科 情・ 報

P.27科 総 *学校外学修 1 1 ○○大学で「心理学入門」を履修(*学校外における学修を学校設定教科「総合」の目科目「学校外学修」として単位認定した場合)合

1 1 1 3総合的な学習の時間

小 計

留 学

合 計

(B4判をA4判に縮小)

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(様式1の2裏面)

筑波 貴史生徒氏名

P.30総 合 的 な 学 習 の 時 間 の 記 録

学校が定めた総合的な学習の時間の名称及び学習活動を記入する。学習活動

各学校が定めた総合的な学習の時間の目標,内容に基づいて各学校が設定した評価の観点を踏まえて,生徒の学習状況に顕著な事項がある場合などにその特徴を記入するなど,生徒にどのような力が身に評付いたかを文章で記述する。

P.30特 別 活 動 の 記 録第1学年 第2学年 第3学年 第4学年

ホームルーム活動,生徒会活動,学校行事での,生徒の事実と

。生徒の長所を中心に所見を記入[事実の記入の事項例]所属する係名,委員会名,学校行事での役割の分担等。[所見の記入の事項例]・個人として優れている点など特別活動全体にわたる生徒の特徴。・当該学年時で活動の状況の進歩が

。著しい場合,その状況に関すること,P.31総 合 所 見 及 び 指 導 上 参 考 と な る 諸 事 項

第1学年

第2学年

第3学年

以下のような事項について,生徒の優れている点や長所,進歩の状況などを記録する。① 各教科・科目や総合的な学習の時間に関する所見② 行動に関する所見第③ 進路指導に関する事項4④ 取得資格学⑤ 生徒が就職している場合の事業所年⑥ 生徒の特徴 特技,部活動,学校内外におけるボランティア活動,表彰を受けた行為や活動,標準検査に関する・指導上参考となる諸事項

⑦ 生徒の成長の状況にかかわる総合的な所見

P.31出 欠 の 記 録

区分 出席停止・ 留学中の 出席しなければ授業日数 欠席日数 出席日数 備 考

学年 忌引等の日数 授業日数 ならない日数

伯父の葬儀による忌引1日, 虫垂195 1 0 194 12 1821 炎(入院・手術)による欠席12日

平成16年7月1日~平成17年6月195 0 138 57 0 572 30日まで英国○○高へ留学

平成17年7月1日留学を終え復学180 0 56 124 1 1233

備考の欄には 「出席停止・忌引等の日数」に関するその内訳や理由,留学を許可した期間および留学先の,4学校名,欠席理由のおもなもの,遅刻早退状況,転入学前の出欠状況等,休学・退学期日等を記入する。

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茨城県立高等学校生徒指導要録の取扱要領 作成協力者(五十音順)

(職名は平成14年3月末日現在)

岡 野 満 茨城県立八千代高等学校教諭

坂本 芳政 茨城県立勝田工業高等学校教諭

須賀田 喜孝 茨城県立石岡第一高等学校教諭

関根 洋一 茨城県立水戸南高等学校教諭

沼田 俊明 茨城県立高萩高等学校教諭

松延 和典 茨城県教育研修センター教職教育課指導主事

横須賀 義章 茨城県教育研修センター教科教育課指導主事

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茨城県立高等学校生徒指導要録の取扱要領

平成14年3月 印刷

平成14年4月 発行

発 行 茨 城 県 教 育 委 員 会

編 集 県 教 育 庁 高 校 教 育 課

責任者 高校教育課長 山田 隆士

茨城県教育委員会ホームページアドレス

http://www.edu.pref.ibaraki.jp/