共催 在ポーランド日本国大使館 ポーランド日本語 …...Justyna Borwik Wiktor...

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在ポーランド日本国大使館 ポーランド日本語教師会 共催 在ポーランド日本国大使館広報文化センター 2018年3月16日(土) 39 弁論の動画はこちらから

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在ポーランド日本国大使館    ポーランド日本語教師会 

共催

在ポーランド日本国大使館広報文化センター 2018年3月16日(土)

39

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協賛・スポンサー

弁⼠

高校生の部 Justyna Borwik Aleksandra Oziemska Wiktor Ziolkiewicz

国立主専攻の部 Marcin Pieper Katarzyna Rosiak Małgorzana Samela Aleksandra Stasiak Izabela Ślusarczyk Agata Tekień Zuzanna Tulińska Jakub Wójcik Marcin Zujko Nadia Bielecka Magdalena Kornaszewska Gabriela Kowalska Sylwia Kuszmierek Kinga Lasek Tomasz Makowski Marta Miętus Radosław Nowak Martin Odyjas

所属 祭東洋言語学校 ワルシャワ日本語学校 砂川コース

コペルニクス大学 ミツキェヴィチ大学 ヤギェロン大学極東 ウッジ大学 マンガ美術技術博物館 ヤギェロン大学 ワルシャワ大学 ヤギェロン大学極東 ワルシャワ日本語学校 コペルニクス大学 ワルシャワ大学 ヤギェロン大学 ワルシャワ大学 ミツキェヴィチ大学 Lingua Pro コペルニクス大学 ミツキェヴィチ大学 ヤギェロン大学

テーマ 現代女性の生き方 ポップカルチャーは時間の無駄ですか? 日本の美学

音楽は身を助ける いじめとそれに対処する方法 ウィッチャーが私に教えてくれたこと ポーランドのコミケット 日本文化が消える!? 便利な日本語にはご注意! 偶然は起こらない 自分自身でいられること 情熱 自分に自信を持つために 「後悔」から「航海」へ パズルのピース ハッピーエンドへ一歩一歩 王女様の姉として… 生き物ではない英雄 例え「下手の横好き」でもピアノが好き 精神障害 森へ行きましょう

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大会運営スタッフ(敬称略)

役職

統括 統括 統括

司会 審査委員長

(高校生の部) 審査員 審査員 審査員 審査員

(国立主専攻の部) 審査員 審査員 審査員 審査員 審査員 審査員

質問作成・質問 質問作成・質問

原稿受付 賞品確保

賞状名前書き 賞状受け渡し

受付 受付 記録 記録

氏名

堀内恵美書記官 メンディク・ヤツェック

坂本龍太朗

堀内恵美書記官 青沼国夫

生島真穂 中山称子

プシビルスカしのぶ アレクサンドラ・シチェフラ

松下定史 宮本義之

石川グラジーナ 奥野由紀子

林敏夫 池田健太

  井手剛平 飯田洋一

砂川昂大 生島真穂 生島真穂 岡崎恒夫 宮田美砂

山川ズドロイク素子 坂本龍太朗

砂川昂大

所属

在ポーランド日本国大使館 在ポーランド日本国大使館

ワルシャワ日本語学校

在ポーランド日本国大使館 ヤギェロン大学

アダム・ミツキェヴィチ大学 ニコラウス・コペルニクス大学

ワルシャワ大学 ヤギェロン大学

日本人会会長 商工会副会長

東京外国語大学 首都大学東京

ブダペスト日本文化センター 日本国大使館一等書記官

日本美術技術博物館マンガ English Perfect

日本美術技術博物館マンガ アダム・ミツキェヴィチ大学 アダム・ミツキェヴィチ大学

ワルシャワ大学 教師会事務局 教師会事務局

ワルシャワ日本語学校 日本美術技術博物館マンガ

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高校生の部(優勝)

ワルシャワ日本語学校

皆さん、こんにちは  私と日本との冒険はアニメから始まりました。「最近の若い子は日本のポップカルチャーばっかり !」そう思った人も是非最後まで私のスピーチを聞いてください。ある日、ユーチューブで偶然アニ メの紹介動画を見つけました。どんなアニメだろうと気になり、探しました。あの時、まさか私が今 こんなに日本に興味を持つことになるなんて想像もできませんでした。日本は遠くて言語も違い、私 の日常生活からはほど遠かったからです。しかしその瞬間から私は変わり始めました。最初のアニメ を見て、もう1話、もう1話、気づいたら私はドラマやアニメのとりこになっていました。もちろん 初めはアニメやドラマへの関心だけでしたが、いつの間にかそれは日本そのものへの関心に変わりま した。  様々なシリーズを見ながら、そこにあったジェスチャーや行動が私たちと違うことに気付き始めま した。この行動は日本人の特徴?それとも監督個人の考え?そんな疑問をよく持ちました。その違い は本当に面白く、日本の文化に関心を持ち学び始めました。  もちろんドラマは現実そのものではありません。考えてみてください。アニメではよく、トースト を食べながら学校まで走っている女子高生が出てきますが、みなさんはそんな女子高生を見たことが ありますか?  私のようにポップカルチャーから日本に興味を持つようになった人は引きこもりだとかよく言われ ます。しかし、私はポップカルチャーの力はすごいと思います。気軽に触れることができ、リラック スもできますし、何より文化の違いが学べます。同じものより違うものに興味を持つ、それはみなさ んも同じですよね?  ポップカルチャーは時間の無駄だと言う人もいます。しかし、私はドラマなどを見ることこそ言語 の勉強になると思います。自然な日本語、発音や文法も私は耳から覚えました。だからこそ、日本人 と会うことが少ないポーランドでは有効な日本語学習法だと伝えたいんです。そして何より、私に とっては日本そのものへの興味へと橋渡しをしてくれたのが、ポップカルチャーなんです。だから ポップカルチャーにありがとう。そして私の話を聞いてくださったみなさんにも伝えたいです。あり がとうございました。

ポップカルチャーは 時間の無駄ですか?

Aleksandra Oziemska

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一般・国立主専攻の部(優勝)

ヤギェロン大学

「森へ行きましょう、むすめさん♪♪」  皆さんは「森へ行きましょう」という歌をご存知だと思います。これはポーランドの民謡です。そ の歌詞に、ご存知の通り、僕らは木を切る、君たちは草刈の仕事をしに。。。という日本語の訳が付 けられています。この歌詞を一般的に考えれば、男らしい仕事は木を切ることです。ところで皆さ ん、何十年も何百年もかけて育った木を切ることは本当にいいことでしょうか。  昔の人にとって、森は人類の故里とかわらないほど大事な所でした。昔から人々は森に頼ってきま した。家を建てるのにも、家の中を暖めるのにも、料理をするのにも木を使って生活してきました。  最近ポーランドのビャウオヴィエジャという森が全世界で話題になりました。この森はヨーロッパ の「最後」の原生林と言われており、国立公園になっています。二年前からポーランドは UNESCOの世界遺産に指定されているこの原生林の一部の木の伐採を、中止するようにEU側に求 められています。もしEU側が主張するように、これが最後の原生林であったなら、昔、欧州全土に多 くあった森をこれまで、いったい誰が無分別に伐採して、この森を最後の森にしてしまったのかとい う疑問が生まれてきます。今、こんなことを問うべきであるかどうかはともかくとして、全世界にお ける森の将来が危ないということはじじつです。  昔の歌にある「僕らは木を切る」という仕事は必要不可欠なことですけれども、この仕事は慎重に 行わなければなりません。例えば、木を切ったら、そのあと、かならず新しい木を植えるようにする というのはいい習慣ではないでしょうか。  皆さんこんなことわざをご存知でしょうか。「男は木を植え、息子を持ち、家を建てる」というこ とわざです。男らしい仕事は木を切ることだけでなくて、木を植え、育てていくことも重要な男らし い仕事ではないでしょうか。  「森へ行きましょう」という歌は、単なる民謡ではありますが、森に依存して生きる人類の存在の 仕方を象徴するものだと思います。「人類は木から降りた猿だ」という表現もありますしね。。。 ご清聴、ありがとうございました。

森へ⾏きましょう

Martin Odyjas

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高校生の部

Justyna Borwik

Wiktor Ziolkiewicz

Aleksandra Oziemska

砂川スクール

祭東洋⾔語学校

ワルシャワ⽇本語学校

現代女性の生き方

日本の美学

ポップカルチャーは 時間の無駄ですか?

優勝

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Marcin Pieper

Katarzyna Rosiak

Małgorzata Samela

Aleksandra Stasiak

アダム・ミツキェヴィチ大学

ニコラウス・コペルニクス大学

ヤギェロン大学極東研究所

ウッジ大学

音楽は身を助ける

いじめとそれに 対処する方法

ウィッチャーが私に 教えてくれたこと

ポーランドのコミケット

国立主専攻の部

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Izabela Ślusarczyk

Agata Tekień

Zuzanna Tulińska

Jakub Wójcik

ヤギェロン大学

日本美術技術博物館マンガ

ワルシャワ大学

ヤギェロン大学極東研究所

日本文化が消える!?

便利な日本語にはご注意!

偶然は起こらない

自分自身でいられること

第4位

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Marcin Zujko

Nadia Bielecka

Magdalena Kornaszewska

ニコラウス・コペルニクス大学

ワルシャワ日本語学校

ワルシャワ大学

情熱

自分に自信を持つために

「後悔」から「航海」へ

パズルのピース

Gabriela Kowalska

ヤギェロン大学

第3位

第5位

敢闘賞

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Sylwia Kuszmierek

Kinga Lasek

Tomasz Makowski

アダム・ミツキェヴィチ大学

ワルシャワ大学

Lingua Pro

ハッピーエンドへ一歩一歩

王女様の姉として。。。

生きものではない英雄

Marta Miętus

例え「下手の横好き」 でもピアノが好き

ニコラウス・コペルニクス大学

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Radosław Nowak

Martin Odyjas

ヤギェロン大学

アダム・ミツキェヴィチ大学

精神障害

森へ行きましょう

入賞者

優勝

第2位

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表彰式

青沼審査委員長

司会:堀内恵美

副賞:日本往復チケット

大会の様子

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 伝統のある日本語弁論大会、今年は全国から選抜された大学生、高校生計 21名の弁士を迎えて開催されました。今年も日本人顔負けの弁士の高い日 本語力を会場に印象付け、審査員泣かせの大会となりました。  本大会を支えていただいたスポンサーの皆さま、ポーランド日本人会、そ して大会運営に尽力してくださった大使館スタッフ、教師会スタッフの皆さ ま、各教育機関の先生方、国際交流基金、海外高校生スピーチコンテストに 今年もポーランド代表を迎えてくださったNPO法人E.G.G.様に対して深くお 礼申し上げます。

     ポーランド日本語教師会事務局長 

会場の様子

過去6年の入賞者一般・国立主専攻の部高校生の部

別途開催 別途開催 Klaudia Telszewska Daria Magiera Jan Marszałek Aleksandra Oziemska

Martelińska Magdalena Alicja Dubiel Agata Maliszewska Martyna Pożywio Anna Zielonko Martin Odyjas

2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年

(MATSURI) (Sunstar) (WSJJ) (WSJJ)

(UW) (UMK) (UW) (UMK) (UW) (UJ)