関東空域再編についてARR A100 DEP /ARR FL150 ARR A100 DEP FL150 DEP FL150 ARR A100 FL270...

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1 関東空域再編について 「CNS/ATMシンポジュウム」 20080221航空局管制保安部 管制課

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関東空域再編について

「CNS/ATMシンポジュウム」

2008年02月21日航空局管制保安部 管制課

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• 平成22年 1月:エリア統合

• 平成22年 3月:成田B滑走路北伸等供用開始

• (平成21年度後期:百里共用化)• 平成22年10月:羽田D滑走路供用開始

• 成田空港発着容量更なる拡大

関東空域再編の予定

・羽田統合アプローチ運用開始・東京管制部中間セクターの一部運用開始

・20万回⇒22万回

← 「第1次再編」

・30.3万回 ⇒ 段階的増便 ⇒ 40.7万回・羽田エリア縮小・東京管制部羽田用中間セクター運用開始

・成田エリア縮小・東京管制部成田用昼間セクター運用開始

← 「第2次再編」

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横田空域削減時における羽田・成田からの西行き出発経路の設定について

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横田空域【現状の交通流】

23000ft

20000ft

12000ft

16000ft18000ft

13000ft

富山・小松方面

福岡・長崎・広島方面北九州・大分・熊本方面

関西・大阪

沖縄・鹿児島方面

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富山・小松福岡・長崎・広島

北九州・大分・熊本

Yokota Flex Use Airspace

2006年09月28日~

23000ft

18000ft

20000ft

13000ft

18000ft⇒16000ft

(5500m⇒4900m)

16000ft⇒14000ft

(4900m⇒4250m)

12000ft⇒10000ft

(3650m⇒3050m)

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横田空域【削減後の交通流(2008年9月)】

16000ft

18000ft

14000ft

12000ft

8000ft

23000ft富山・小松方面

福岡・長崎・広島方面北九州・大分・熊本方面

関西・大阪

沖縄・鹿児島方面

出雲・米子・鳥取方面

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エリア統合時における羽田・成田空域形状について

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○ 成田・羽田に到着する航空機は、まず東京管制部のレーダー誘導により関東上空に飛来。(航空路管制)○ 成田に向かう航空機は、成田空港のレーダー室で着陸の順番を付けて空港周辺までレーダー誘導。(ターミナルレーダー管制)○ 最終的には、成田空港の管制塔が目視で航空機の着陸を許可。その後、旅客乗降口までの地上走行を指示。(飛行場管制)○ 羽田に向かう航空機は、羽田空港のレーダー室、管制塔から同様の管制を受け着陸。○ 各空港からの出発機は、これと逆の手順となる。

○ 成田のB滑走路北伸・羽田の再拡張により、関東空域の航空交通量は約1.3倍に増加する見込み。

○ 現在は成田のレーダー室と羽田のレーダー室が、それぞれの空域しか見ていない(レーダー画面が別々)ため、航空機が輻輳してくると、双方のレーダー室間で頻繁に調整をする必要がある。これを離れたレーダー室で行うのは、安全上も効率上も不適切。

○ 成田と羽田のレーダー室を一つに統合(同一のレーダー画面)して、緊密な連携・調整の下、より多くの航空機を安全で円滑に飛行できるようにする必要がある。その際、羽田空港が24時間運用であることから、統合レーダー室は羽田に設置。(なお、成田空港の管制塔には引き続き管制官を配置。)

(参考)近畿圏では、既に関西空港・伊丹空港・神戸空港の3空港について、24時間運用の関西空港のレーダー室で広域的一元的に監視・誘導を実施。これにより、近接する3空港の安全で円滑な運用が確保されているところ。

○ 今回の再編は、成田B滑走路北伸・羽田再拡張による交通量の増大に対応してターミナルレーダー管制を統合するもの

関東空域の再編に伴うターミナルレーダーの統合について

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3000ft

羽田空港 成田空港

3000ft

東京管制部が管制を行う空域

12000ft~23000ft

百里空域(自衛隊)

10000ft~23000ft

14000ft~17000ft横田空域(米軍)

15000ft~18000ft輻輳すると調整が多発

ターミナルレーダー⑥

管制塔 ターミナルレーダー

管制塔

(A)羽田のレーダーを使って航空機の誘導を行う空域

(B)成田のレーダーを使って航空機の誘導を行う空域

一つのレーダー室に統合(イメージ)

担当:①④東京管制部/②成田レーダー/③成田管制塔/⑤羽田レーダー/⑥羽田管制塔

管制塔

管制塔から目視で航空機の発着を指示する空域

管制塔から目視で航空機の発着を指示する空域

管制塔

関東空域再編

羽田再拡張・成田空港B滑走路北伸により増大する航空機を安全かつ効率的に管制するため、羽田再拡張に合わせて東京管制部のセクターを再編するとともに、ターミナルレーダーを羽田に統合し、A+Bの空域を一元的にレーダーで監視・誘導するものである。(なお、成田の管制塔には引き続き管制官を配置)

関東空域再編イメージ図

百里空域

横田空域

北海道・東北方面欧州方面

韓国方面

西日本方面

西日本方面

アジア方面

北米方面

関西方面

羽田・成田統合空域

東京管制部・中間空域

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FL180

NRE 65NM

NRE 61NM

FL170

現行羽田・成田空域形状

FL140

FL150

7000

8000FL140

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FL180

NRE 65NM

NRE 50NM

エリア統合時羽田・成田・中間A・中間Fセクター

空域形状案

FL150

中間A

FL340

FL280

中間F

FL270

FL150

FL170

FL140

関東東

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エリア統合時エリア統合時(案)(案)

中間F

中間A

東北

関東北

上越

北陸

東海

三河

関東西

関東南A

関東南B

関東東

FL270

FL150

FL280

FL340

FL150

FL180

FL140

FL170

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1次再編時における空域経路構成について

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FL170

FL180

FL150A70FL140

DEP

FL150

ARR

A100

DEP /ARR

FL150

ARR

A100

DEP

FL150

DEP

FL150

ARR

A100

FL270中間C 中間D

中間F

中間A

中間E

FL330

FL280

FL270

FL150

FL270

FL280

1次再編【平成22年10月】 2次再編【時期未定】現行

東京アプローチ

中間F

FL270

FL150

エリア統合【平成22年1月】FL340

検討中

FL340

中間AFL280

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第第11次再編時次再編時(案)(案)

中間E

中間C 中間D

中間F

中間A

東北

関東北

上越

北陸

東海

三河

関東西

関東南A

関東南B

関東東

FL330

FL280

FL270

FL150

FL270FL270

FL280

DEPARR

FL150

FL340

DEPARR

FL150