AutoCAD 2011...

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新新機機能能ハハンンズズオオンントトレレーーニニンンググ

2 FY11 AutoCAD Camp

3 FY11 AutoCAD Camp

目目次次

ハンズオン 1 ユーザインタフェース ........................................................................................................... 5

ハンズオン 2 オブジェクトの表示、選択、作成 ............................................................................................. 9

ハンズオン 3 ハッチングの作成、編集 ...................................................................................................... 15

ハンズオン 4 透過性プロパティ ................................................................................................................ 21

ハンズオン 5 ポリラインとスプライン ........................................................................................................... 27

ハンズオン 6 パラメトリック拘束 ................................................................................................................. 33

ハンズオン 7 3D ナビゲーション ............................................................................................................... 43

ハンズオン 8 ソリッドモデリング ................................................................................................................. 51

ハンズオン 9 メッシュモデリング ................................................................................................................ 57

ハンズオン 10 自動調整サーフェス ............................................................................................................ 63

ハンズオン 11 サーフェス解析 ................................................................................................................... 71

ハンズオン 12 サーフェスとソリッド .............................................................................................................. 75

ハンズオン 13 サーフェスモデリング ......................................................................................................... 83

ハンズオン 14 マテリアルブラウザ .............................................................................................................. 97

ハンズオン 15 点群データの使用 ............................................................................................................. 103

4 FY11 AutoCAD Camp

5 FY11 AutoCAD Camp

ハハンンズズオオンン 11 ·············· ユユーーザザイインンタタフフェェーースス

AutoCAD 2011 でコンセプトから完成まで設計プロジェクトをパワーアップしましょう。

このハンズオンでは、AutoCAD 2011 の改善されたインタフェースを操作します。

1. シートセット「AutoCAD 2011.dst」を開きます。

ファイルが何も開かれていない場合はシート「Introduction」を開きます。シート

「Introduction」は何も描かれていないシートです。

2. AutoCAD 2011 を開始すると有益な学習コンテンツを含む「ウェルカムセンター」に簡単に

アクセスできます。様々なビデオを選択したり、「新機能ワークショップ」で AutoCAD のこ

のリリースにおける追加、あるいは拡張された機能を調べたりすることができます。

「情報センター」メニューから「ウェルカムセンター」を選択します。

3. ウェルカムセンター内の各コンテンツを確認します。

AutoCAD オンラインヘルプと同様に、追加されたオンラインチュートリアルやスキルビル

ディングビデオへのリンクを辿ることもできます。

6 FY11 AutoCAD Camp

4. 作図領域内を右クリックして「オプション」を選択します。

ローカルバージョンの AutoCAD ヘルプシステムの方がお好みであれば、「オプション」ダイ

アログボックスの「システム」タブでオンラインオプションをオフにすることができます。

「オプション」ダイアログボックスで「システム」タブを選択します。

オンラインヘルプ使用についてのオプションをオフに設定します。

7 FY11 AutoCAD Camp

5. AutoCAD 2011 は、より簡単に効率よく設計作業を補助するべくインタフェースを改良しま

した。作図ウィンドウは暗いグレーの背景色に更新され、従来のドットグリッドはまるで方

眼紙のような水平垂直のグリッドラインに置き換えられました。カラフルな新しい UCS アイ

コンは X,Y,Z 軸をそれぞれ赤、緑、青で、原点から延びる無限線で表します。

モデル空間の背景色を確認します。

グリッドがオンであることを確認し、ズーム/画面移動/オービットを用いて UCS アイコ

ン、並びに座標軸の表示を確認します。

6. AutoCAD のリボンは今までより一層フレキシブルに、AutoCAD の多くのツールへのイー

ジーアクセスを提供します。リボンの小化ボタンには新しいプルダウンメニューが追加さ

れました。「タブのみ」「パネルタイトルのみ」に加えて、「パネルボタンのみ」にリボン

を小化することができます。パネルボタンにカーソルを合わせると、パネルは展開し利用

可能なツールが表示されます。リボン全体を表示に戻すにはボタンをクリックするだけです。

簡単にリボンの全体表示と指定したオプションでの表示を切り替えられます。

リボンメニューを開きます。

「パネルボタンのみを表示」を有効にします。

8 FY11 AutoCAD Camp

パネルボタン上にカーソルを合わせてパネルを表示させます。

「リボン全体を表示」ボタンをクリックします。

7. AutoCAD アプリケーションウィンドウの左上にある、クイックアクセスツールバーは現在の

ワークスペースを切り替えられるように更新されました。

クイックアクセスツールバーで現在のワークスペースが「2D 製図と注釈」であることを

確認します。

8. 以上でハンズオンは終了です。

9 FY11 AutoCAD Camp

ハハンンズズオオンン 22 ·············· オオブブジジェェククトトのの表表示示、、選選択択、、作作成成

このハンズオンでは、図面内のオブジェクトを作成、選択、表示するためのパワフルな新しい

ツールについて操作を行ないます。

1. シート「Object Tools」を開きます。

2. 新しい「選択オブジェクトを追加」ツールは、図面内の既存オブジェクトのプロパティに基づい

て、手早くオブジェクトを新規作成できます。例えば、既存のポリラインを選択して「選択オ

ブジェクトを追加」ツールを実行すると、AutoCADは自動的に PLINE コマンドを実行します。そ

して選択されたオブジェクトと同じ一般プロパティ（色、画層、線種）を適用します。

オレンジ色の破線を選択します。

右クリックして「選択オブジェクトを追加」を選択します。

10 FY11 AutoCAD Camp

次の図のように水平線の端点から始まるポリラインのセグメントを作成します。

3. オブジェクト選択はどのような編集作業においても必要不可欠なものです。新しい「類似オ

ブジェクト選択」ツールにより今までより作業が簡便に行なえます。編集を行ないたいオブ

ジェクトの一つを選ぶことにより、AutoCAD が自動的にすべての類似したオブジェクトの選

択セットを作成します。直近の作業に焦点を合わせて、選択された適切なオブジェクトへの

編集作業を続けることができます。


平面図内の左下にある寸法にズームします。

回転寸法を選択します。

右クリックして「類似オブジェクトを選択」を選択します。

右クリックして「オブジェクトプロパティ管理」を選択します。

プロパティパレットの「文字」領域で「寸法値の角度」を「0」に変更します。


4. 図形要素の非常に多い図面では、正しいオブジェクトを一回で選択することは難しいもので

す。AutoCAD 2011 は新しいオブジェクトの循環機能によってそれを解決します。ステータ

スバーから「選択の循環」を有効にできます。すると他のオブジェクトに重なるオブジェク

トを選択しようとするとき、AutoCAD がすべての重複オブジェクトのリストを表示します。

リスト内の各オブジェクトにカーソルを合わせると、関連するオブジェクトは図面内でハイ

ライト表示されるので、正しいオブジェクトを一回で選択できるようになります。

平面図左側の収納庫にズームします。

ステータスバーの「選択の循環」がオンになっていることを確認します。

オレンジ色の長方形の右上コーナーをクリックします。クロスヘアカーソルの脇には、

重複オブジェクトの存在を示すアイコンが表示されます。

選択リスト内の各アイテムにカーソルを合わせてみます。そしてオレンジのポリライン

を選択します。

右クリックして「削除」を選択します。


5. 新しいオブジェクト表示ツールは、画層の表示とは別にオブジェクトの表示をコントロール

できます。オブジェクトの選択状態に関わらず、右クリックメニューからツールを簡単に呼

び出せます。図面内に選択したオブジェクトだけを表示させたい場合、「オブジェクトを選

択表示」ツールを使用します。他の全てのオブジェクトを非表示にできます。一方、「オブ

ジェクトを非表示」ツールを使用すると、選択オブジェクトは非表示になります。ステータ

スバーの右下にある電球アイコンは現在の図面に非表示オブジェクトがあるかどうかを示し

ています。さらにこのアイコンから選択表示ツールへのアクセスも行なえます。作業が完了

したら、選択表示を終了して非表示オブジェクトを再び表示できます。

階段部分にズームします。

階段を選択して、ハッチングを含むブロック参照を選択します。

右クリックして「選択表示」>「オブジェクトを非表示」を選択します。

さらにいくつかのオブジェクトを選択します。

右クリックして「選択表示」>「オブジェクトを選択表示」を選択します。

ステータスバーの「選択表示を解除」アイコンをクリックします。

「オブジェクトの選択表示を終了」を選択します。



ハハンンズズオオンン 33 ·············· ハハッッチチンンググのの作作成成、、編編集集

AutoCAD 2011 の新しく改善されたハッチングツールはハッチングオブジェクトの作成、編集プ

ロセスを合理化します。このハンズオンでは、新しいコンテキストリボンタブを使用してハッチ

ングを作成、編集します。

1. シート「Hatch」を開きます。

2. AUGI(Autodesk User Group International)のウィッシュリストでの要望のうち、“表示順序に

おいてハッチグオブジェクトをすばやく背面に移動できるようにしてほしい”という項目

はポピュラーなリクエストでした。

リボンの「ホーム」タブ、「修正パネル」から、「ハッチングを背面に移動」を選択し

ます。


3. AutoCAD 2011 でハッチングを新規作成するとき、作業をスローダウンさせるダイアログ

ボックスは表示されず、すぐに領域の内側を選択するようプロンプト表示されます。閉じた

領域内部にカーソルを合わせると、プレビューイメージによってどのようなハッチングが施

されるか正確に表示されます。

フェンス部分にズームします。

リボンの「ホーム」タブから、「ハッチング」を選択します。

閉じた領域内にカーソルを合わせます。

4. プレビューが望み通りでない場合、適切なハッチングオプションを「ハッチング作成」コン

テキストリボンタブから指定できます。指定した各オプションに基づいて、プレビューは自

動的に変更を反映して更新されます。

リボンの「ハッチング作成」タブにおいて

「パターン」パネルで「NET」を選択します。

「プロパティ」パネルで「尺度」を「50」に設定します。

5. 閉じた領域内にカーソルを合わせ、プレビューを確認します。


6. 「ハッチング作成」コンテキストリボンタブでは一般的なハッチングオプション（パターン、

尺度、角度など）の指定が行なえるだけでなく、その場その場で適切な画層の指定も行なえ

ます。

リボンの「ハッチング作成」タブの「プロパティ」パネルで

角度スライダでほぼ 60 度に設定します。

画層を「Fence」に設定します。

7. 領域内をクリックした後、「ハッチング作成を閉じる」ボタンをクリックしてハッチングを

作成します。

8. ハッチングを作成した後、「ハッチングエディタ」コンテキストリボンタブで簡単に修正が

行なえます。コンテキストリボンタブはハッチングオブジェクトを選択すると自動的に表示

されます。

またハッチングオブジェクトを選択すると、直接編集のための新しいグリップを使ってさら

に容易に編集が行なえます。単にグリップにカーソルを合わせて一般的な編集オプションを

選択するだけです。ハッチングの尺度を視覚的に変更する、あるいは値を入力することがで

きます。角度についても同様に編集できます。

9. フェンスのハッチングを選択してグリップにカーソルを合わせます。


「ハッチング尺度」を選択します。

ドラッグにより尺度が変わることを確認した後、「30」と入力して Enter します。

10. グリップにカーソルを合わせます。

「ハッチング角度」を選択します。

ドラッグにより角度が変わることを確認した後、「45」と入力して Enter します。

11. ハッチングの原点の設定はこの上なく簡単に行なえます。例えば立面図においてレンガのパ

ターンを左下コーナーから開始したい場合、オプションを選択して希望のポイントにスナッ

プするだけです。

グリップにカーソルを合わせます。

「原点」を選択します。


領域内の左下コーナーをピックします。

12. 煉瓦のハッチングを選択して、グリップにカーソルを合わせます。

「原点」を選択します。

領域内の左下コーナーをピックします。

13. レンガや他の線画によるハッチングパターンにもっとリアリティを与えるために、背景色を

適用できます。これは 1 つのハッチングオブジェクト内に重ね塗り効果を与えるものです。

リボンの「ハッチングエディタ」タブの「プロパティ」パネルで、「背景色」に茶色系

の色を選択します。



ハハンンズズオオンン 44 ·············· 透透過過性性ププロロパパテティィ

AutoCAD 2011 には新しい透過性プロパティがあります。色、線種、線の太さと同じようにオブ

ジェクト画層に対して透過性を適用できます。このハンズオンでは、塗り潰しハッチングに透過

性を与える操作を行ないます。

1. シート「Transparency」を開きます。

2. 透過性はオブジェクトに対して、Bylayer、Byblock、あるいはオブジェクトごとに個別に設定

できます。透過性の値は 0 から 90 の間で設定します。値がより高ければオブジェクトはより

透明になります。「ハッチング作成」あるいは「ハッチングエディタ」コンテキストリボン

タブに新しい透過性コントロールが備わっています。しかし透過性はハッチングオブジェク

トに限定したものではありません。透過性は画層、色、線種と同じく、一般プロパティの 1

つとして全てのオブジェクトに含まれています。

マゼンタ色のハッチングオブジェクトを 1 つ選択します。

「ハッチングエディタ」タブの「プロパティ」パネルで、「BYLAYER 透過性」、

「BYBLOCK 透過性」、「透過性の値」の各オプションを確認します。


「透過性スライダ」により値を 80 程度に設定します。

ESC キーを押して、ハッチングオブジェクトの選択を解除します。

3. 他のハッチングオブジェクトを選択します。

右クリックして「類似オブジェクトを選択」を選択します。

右クリックして「オブジェクトプロパティ管理」をクリックします。

プロパティパレットで、透過性を「80」に設定します。


ESC キーを押して、ハッチングオブジェクトの選択を解除します。

4. 図面内のそれほど重要でないジオメトリを手早く簡単に目立たせないようにできます。図面

全体に対して画層に透過性を適用し、ビューポートごとのコントロールをすることができま

す。例えば、照明配置図を作成するとき、照明関連の要素を強調したいため、それ以外の関

連性の低い要素に透過性を適用できます。

レイアウトタブ「Layer Transparency」を選択して、ビューポートをアクティブにします。

5. リボンの「ホーム」タブの「画層」パネルから、「画層プロパティ管理」を選択します。

画層プロパティ管理パレットで

画層フィルタ「Lighting」を選択します。

「フィルタを反転」を有効にします。

右クリックして「すべて選択」を選択します。


「ビューポートの透過性」の値をクリックします。

「画層の透過性」に「90」と入力して「OK」ボタンをクリックします。

画層プロパティ管理パレットを閉じます。

6. Bylayer、Byblock、あるいはオブジェクトごとに、どのように透過性を適用するかに関わらず、

ステータスバーの新しいコントロールにより全てのオブジェクトの透過表示のオン/オフを素

早く切り替えられます。

ステータスバーの「透過性を表示/非表示」アイコンのオン/オフを切り替えてみます。

7. 印刷およびページ設定のダイアログボックスには個別のコントロールがあります。印刷時に

透過を適用するかどうかをコントロールできます。

レイアウトタブ「Layer Transparency」を右クリックして「ページ設定管理」を選択しま

す。

「ページ設定管理」ダイアログで、「修正」ボタンを選択します。

「透過性を印刷」オプションのオン/オフが切り替えられることを確認します。


「キャンセル」ボタンをクリックして「ページ設定管理」ダイアログを閉じます。



ハハンンズズオオンン 55 ·············· ポポリリラライインンととススププラライインン

AutoCAD 2011 では、ポリラインとスプラインオブジェクトは迅速かつ直感的に編集できるよう

更新されました。このハンズオンでは、ポリラインとスプラインに対する強化された編集機能を

操作します。

1. シート「Polylines and Splines」を開きます。

2. ステータスバーのオブジェクトスナップアイコンを右クリックして「点」のオブジェクトス

ナップを有効に設定します。

3. リボンの「ホーム」タブの「作成」パネルから「ポリライン」を選択し 3 つの赤い点それぞ

れを左から右に順にピックして Enter します。


4. 既存のポリラインに頂点を追加したい場合、PEDIT コマンドを呼び出す必要はありません。

グリップの近くにカーソルを合わせてメニューから「頂点を追加」オプションを選択してく

ださい。カーソルに表示される＋記号は頂点を追加できることを示しています。頂点の除去

も同様に簡単に行なえます。さらにグリップメニューを使用して線分セグメントと円弧セグ

メントの変換も行なえます。

作成したポリラインを選択します。

中点のグリップにカーソルを合わせて「頂点を追加」を選択します。

近くの青い点にスナップします。

もう一方の中点グリップにもカーソルを合わせて「頂点を追加」を選択します。

近くの青い点にスナップします。

任意のグリップにカーソルを合わせて「頂点を追加」を選択します。

カーソル脇に＋記号が表示されます。

任意の位置をピックします。

新しいグリップにカーソルを合わせて「頂点を除去」を選択します。


中点のグリップにカーソルを合わせて「円弧に変換」を選択します。

ESC キーを押して、ポリラインの選択を解除します。

5. リボンの「ホーム」タブの「画層」パネルから画層「Contour」を現在に設定します。

6. AutoCAD 2011 でのスプラインオブジェクトの作成、編集プロセスも同じように合理的です。

スプラインを作成するとき AutoCAD は自動的に始点、終点それぞれの接線方向を定めるので

クリックの回数が少なく済みます。始点、終点のグリップにカーソルを合わせることで接線

方向の修正も簡単に行なえます。

リボンの「ホーム」タブの「作成」パネルから「スプライン」を選択し、緑の点それぞ

れを下から上に順にピックします。

7. ポリラインに行なうのと同じように、スプラインに対してもグリップメニューを使用して点

の追加、除去などが行なえます。


スプラインを選択します。

初のグリップにカーソルを合わせて「接線方向」を選択します。向かい側の等高線を

指示します。

後のグリップにカーソルを合わせて「接線方向」を選択します。向かい側の等高線を

指示します。

初のグリップにカーソルを合わせて「フィット点を追加」を選択します。も近い紫

の点にスナップします。

新しいグリップにカーソルを合わせて「フィット点を除去」を選択します。

8. メニューグリップにより、スプラインの定義方法（フィット点あるいは制御点）を手早く変

更できます。スプラインオブジェクトにどの定義方法が適用されているかによって、多項式

の次数の指定、キンクの追加など編集のオプションが異なります。


メニューグリップをクリックして、「制御点を表示」を選択します。

9. 「頂点を追加」はクリックした位置に新しい頂点が追加され、スプラインの形状が変更され

ます。「頂点をリファイン」は、アクティブな制御点を除去し、新しく 2 つの制御点を追加

することにより、スプラインの形状を維持します。

制御点グリップにカーソルを合わせて「頂点をリファイン」を選択します。

10. モデル空間に切り替えます。

11. オービットを実行し、図のようなビューに変更します。

12. 多くの改良点に加えて、ポリラインとスプラインの編集ツールに結合オプションが追加され

ました。JOIN コマンドと同様に、連続的なポリライン、スプライン、さらには 3D ポリライ

ン、らせん、線分、円弧を結合することができます。スプラインや、らせんのような複雑な

オブジェクトを先に選択することがコツです。


スプラインを選択します。

右クリックして「スプライン」>「結合」を選択します。

全てのオブジェクトを選択して Enter します。

13. オブジェクトを選択して、単一のスプラインに結合されたことを確認します。



ハハンンズズオオンン 66 ·············· パパララメメトトリリッックク拘拘束束

2D パラメトリック機能が強化されました。このハンズオンでは、さらに容易になった幾何、寸法

拘束を使用します。

1. シート「Parametrics」を開きます。

2. 幾何拘束を自動的に適用する「自動拘束」ツールは「同じ値」拘束が含まれるように更新さ

れました。

リボンの「パラメトリック」タブの「幾何拘束」パネルから、「自動拘束」を選択しま

す。

右クリックして「設定」を選択します。

「同じ値」拘束を有効に設定します。


「OK」ボタンを選択します。

部品の図形要素すべてを選択します。

3. ポリラインを選択します。

中点のグリップをピックして部品をストレッチします。

4. ステータスバーの新しい「推定拘束」コントロールは、ジオメトリを作成、編集するときに

自動的に拘束を推定し適用します。例えば、推定拘束を使わずに長方形を作図した場合、そ

れは 4 つの辺を持つポリラインでしかありません。頂点を編集すればその形状は崩れてしま

います。推定拘束を用いて長方形を作図すると、自動的に平行、直交が維持され長方形とし

てあるべき振る舞いをします。必要に応じて、希望通りでない推定拘束を個別に除去したり、

追加の拘束を適用できたりします。

ステータスバーの「推定拘束」アイコンがオフであることを確認します。

リボンの「ホーム」タブの「作成」パネルから、「長方形」を選択します。

文字オブジェクトの近くに長方形を作成します。

長方形を選択します。

頂点をグリップ編集して、拘束が与えられていないことを確認します。


5. ステータスバーの「推定拘束」アイコンをオンに設定します。

リボンの「ホーム」タブの「作成」パネルから、「長方形」を選択します。

部品の近くに長方形を作成します。


頂点をグリップ編集して、拘束が与えられていることを確認します。

6. 長方形の「垂直」または「水平」の拘束を右クリックして「削除」を選択します。

7. リボンの「パラメトリック」タブの「幾何拘束」パネルから、「平行」を選択します。

部品の斜辺のジオメトリを選択します。

長方形の片側を選択します。


8. 円弧の中心に円を作成するように、オブジェクトスナップを使用して作図を行なう場合、推

定拘束はその点同士の関係性を維持します。もし円を移動させれば、円弧も移動します。オ

ブジェクトスナップを使った編集においても同様に自動化された振る舞いをします。例えば、

オブジェクトスナップを使って円弧の中心に対して円をコピーする際、円を作図する時と同

様に自動的に「一致」拘束が推定されます。

リボンの「ホーム」タブの「作成」パネルから、「円」を選択します。

上部の円弧の中心にスナップします。

半径として「0.5」を入力します。

円を選択します。

中心のグリップをピックして別な場所へ移動を行なってみます。


右クリックして「複写」を選択します。

下部の円弧の中心にスナップします。

新しく作成された円を選択します。中心のグリップを選択し、別な場所へ移動を行なっ

てみます。

9. OSNAP の指定により 2 点間に一致拘束を与えられるだけでなく、「近接点」のオブジェクト

スナップを用いてオブジェクトと点の間に「一致」拘束を与えることもできます。例えば、

長方形の中点を別の線分上に移動させる際に「近接点」のオブジェクトスナップを使う場合、

長方形はその線分あるいは延長線上に沿って自由に動かすことができます。


右クリックして「移動」を選択します。

右クリックして「優先オブジェクトスナップ」>「中点」を選択します。移動の基点とし

て図の中点にスナップします。


Shift＋右クリックして「近接点」を選択します。

部品上側の穴の中心線にスナップします。

10. 長方形を選択します。

右クリックして「移動」を選択します。

長方形を部品の下側へと移動させます。

11. 推定拘束はまたフィレットや面取りに対しても適用されます。例えばフィレットを作成する

と、自動的に「接線」拘束が円弧と線分の間に適用されます。

長方形にズームします。

リボンの「ホーム」タブの「修正」パネルから、「フィレット」を選択します。

半径として「0.2」を設定します。

長方形のコーナーそれぞれにフィレットを作成します。


12. AutoCAD 2011 では楕円と文字オブジェクトに対するパラメトリック機能のサポートを改良

しました。楕円の長軸、短軸と他のオブジェクトとの間に、平行、直交、同一直線上、水平、

垂直拘束を適用できます。同じく文字オブジェクトに対してもこれらの拘束を適用できます。

リボンの「パラメトリック」タブの「幾何拘束」パネルで、「同一直線上」を選択しま

す。

部品下側の穴の水平な中心線を選択します。

楕円の長軸を選択します。

「同一直線上」拘束を繰り返します。

部品上側の中心線を選択します。


「CL」と書かれた文字オブジェクトの基準線を選択します。ピックボックスカーソルは

文字の周囲（境界ボックスの位置）に合わせると良いでしょう。

13. リボンの「パラメトリック」タブの「寸法拘束」パネルで、「長さ寸法」を選択します。

右クリックして「オブジェクト」を選択します。

底辺の水平線を選択します。

寸法拘束を配置します。

寸法値として「8」を入力します。

14. 幾何拘束機能の強化に加えて、AutoCAD 2011 では寸法拘束も強化しています。寸法拘束の

値を入力する際、既存の寸法拘束をクリックしてそのパラメータ名を取得することができま

す。ダイナミック寸法拘束が他のパラメータを参照する場合、パラメータ名に「fx」と追加さ

れて他の値に依存していることが示されます。

右クリックして「DCLINEAR」を繰り返します。

楕円の中心と下側の垂直な中心線を選択します。


寸法拘束を配置後、直前に作成した寸法拘束をピックしてパラメータ名を取得します。

さらに続けて「/2」と入力します。

15. 寸法パネルの新しいツールは寸法拘束の表示に対してより多くのコントロールを提供します。

「表示/非表示」ツールを使って、表示または非表示したい寸法拘束を指定できます。

レイアウトタブ「Dimensional Constraints」をアクティブにします。

リボンの「パラメトリック」タブの「寸法拘束」パネルから、「すべて表示」を選択し

ます。その後「すべて非表示」を選択します。

16. パラメータ管理を使って、図面に含まれる多くの寸法拘束をグループフィルタで組織化でき

ます。新しいグループフィルタを作成した後、リストから適切なグループへパラメータをド

ラッグ&ドロップします。新しい検索ツールは特定の名前を持つパラメータを容易に見つけ出

します。

リボンの「パラメトリック」タブの「管理」パネルから、「パラメータ管理」を選択し

ます。

「パラメータ管理」パレットでフィルタツリーを展開します。


「すべて」を右クリックして「グループフィルタを新規作成」を選択します。

名前として「Post」と入力します。

「すべて」フィルタを選択します。

検索フィールドをクリックして「*post*」と入力します。

「Post」グループフィルタへパラメータをドラッグ&ドロップします。



ハハンンズズオオンン 77 ·············· 33DD ナナビビゲゲーーシショョンン

AutoCAD 2011 では、3D モデリングワークスペース(関連するリボンのタブおよびパネル、表

示効果など)と表示スタイルに関し、重要な変更が行なわれました。これらは、AutoCAD でモデ

リングするときの視覚およびグラフィック効果を改善し、3D モデリング作業を合理化するための

変更です。

このハンズオンでは、ナビゲーションを行なって 3D 空間内でスプラインを作成、編集します。

1. シート「3DEssential」を開きます。

2. 新しい「3D 基本」ワークスペースはも基本的な 3D ツールへのアクセスを提供し、3D 設計

の世界へ迷うことなく入れるように手助けします。「3D モデリング」ワークスペースは従来

と同じく AutoCAD の有する 3D モデリングとビジュアライゼーションのツールへのアクセス

を提供します。

クイックアクセスツールバーから「3D 基本」ワークスペースをアクティブにします。

3. クイックアクセスツールバーから「3D モデリング」ワークスペースをアクティブにします。


4. AutoCAD 2011 には 5 つの新しい定義済みの表示スタイルが含まれています。より多くのビ

ジュアライゼーションのオプションをそのまま使うことができます。

リボンの「ホーム」タブの「表示スタイル」パネルから、表示スタイルを「シェード」

に設定します。

5. 標準的な AutoCAD のナビゲーションツールに加えて、ナビゲーションバーは 3D Connexion

デバイスへの統合されたサポートも提供します。3D Connexion のデバイスを使う場合、ナビ

ゲーションバーには追加のアイコンが含まれます。異なるモードへの切り替えや 3D

Connexion 設定の指定が行なえます。

3D Connexion のデバイスを持っている場合、ナビゲーションバーで、3D Connexion メ

ニューを開きます。持っていない場合は手順 6 へ進みます。

「オブジェクトモード」が有効になっていることを確認します。

「3DConnexion 設定」を選択します。

「感度」を中程度に設定します。


「シーンの垂直軸を保持」をオフに設定します。

「画面移動とズーム」および「傾斜/スピン/ロール」をオンに設定します。

「OK」ボタンを選択してダイアログボックスを閉じます。

3D Connexion デバイスを使用してモデルをナビゲートします。

6. リボンの「ホーム」タブの「画層」パネルから、画層「Points」を表示させます。

7. 新しいナビゲーションバーには頻繁に使用されるナビゲーションツール、ズーム、画面移動、

オービットと同様に SteeringWheels、ViewCube、ShowMotion が格納されています。

3D に慣れていない場合は、ViewCube を使用して作図ウィンドウの表示を調整してください。

ViewCube を使用するには、ViewCube をクリックおよび直接ドラッグし、図面の 3D ビュー

を変更します。


ViewCube で、「右」ビューを選択します。

8. ステータスバーから、「点」オブジェクトスナップを有効に設定します。

9. スプラインのような 3D モデルを定義する上で不可欠なジオメトリを作成することは

AutoCAD 2011 では今までより容易です。制御点あるいはフィット点を指定してスプライン

オブジェクトを作成できます。制御点の表示/非表示により CV スプラインがどのように定義

されている迅速に確認することができます。そして頂点の数や次数に新しい値を指定するこ

とでスプライン曲線を再生成することもできます。便利なプレビューオプションにより、変

更を受け入れる前に新しいスプラインを確認できます。そして大偏差の表示は変更が受容

できるかどうかの判断を補助します。新しいスプラインノットツールはフィット点によりス

プラインを作成します。

リボンの「サーフェス」タブの「曲線」パネルから「スプライン制御点」を選択します。

上から下へ順に点それぞれをピックして Enter します。


10. スプラインを選択します。

11. リボンの「サーフェス」タブの「制御点」パネルから、「制御点を表示」を選択します。

12. リボンの「サーフェス」タブの「制御点」パネルから、「再生成」を選択します。

「制御点の数」を「4」、「次数」を「1」に変更します。


「プレビュー」ボタンを選択します。

Esc キーを押します。

「キャンセル」ボタンを選択します。

13. リボンの「ホーム」タブの「画層」パネルから、画層「Splines」を表示します。

14. すべてのスプラインを確認するためにオービットします。


15. リボンの「サーフェス」タブの「曲線」パネルから、「スプラインノット」を選択します。

赤、黄、赤の順に、スプラインの上側端点をピックして Enter します。

「スプラインノット」コマンドを繰り返します。

右クリックして「ノット」を選択します。

「弦」オプションを選択します。

赤、黄、赤の順に、スプラインの下側端点をピックして Enter します。



ハハンンズズオオンン 88 ·············· ソソリリッッドドモモデデリリンンググ

AutoCAD 2011 には既存のソリッド作成編集機能に対して多くの改良点があります。このハンズ

オンでは、改良された 3D ソリッド機能を操作します。

1. シート「3DSolids」を開きます。

2. モデルタブを選択します。

3. 新しい「フィレットエッジ」ツールは、ソリッドのエッジを選択したときにフィレット半径

のプレビューを表示します。結果に満足できなかった場合、フィレット操作を完了する前に

半径値を容易に変更できます。そしてソリッドのフィレットおよび面取り部分に表示される

新しいグリップは、作成後であっても直接編集を可能にします。

リボンの「ソリッド」タブの「ソリッド編集」パネルから、「フィレットエッジ」を選

択します。

左側のソリッドの上面と側面のエッジをピックして Enter します。

「半径」オプションを選択して、半径を「0.5」に設定して Enter します。


4. Ctrl キーを押しながらフィレット面をピックします。グリップ編集により半径を「0.2」にし

ます。

5. Ctrl キーを押しながら図のソリッドの矩形状の上面をピックします。

リボンの「ソリッド」タブの「ソリッド」パネルから、「回転」を選択します。

右クリックして「優先オブジェクトスナップ」>「2 点間中点」を選択します。

次の図の 2 点をピックして、回転軸の端点を指定します。


極スナップを使用して現在の X 軸方向に 2 点目をクリックします。

回転の終了角度として、もう一方のパーツに対して点をピックします。

6. 一般的なソリッドツールが更新されました。新しいオブジェクトを定義するためのプロファ

イルや曲線としてエッジおよび面のサブオブジェクトを選択できます。例えば、ソリッド直

方体の面を回転させて新しいソリッドにできます。同様に簡単にロフトやスイープ、面の押

し出しが行なえます。

Ctrl キーを押しながら円弧形状の正面をピックします。

リボンの「ソリッド」タブの「ソリッド」パネルから、「回転」を選択します。

内側の円弧の端点をピックします。

角度として「90」を入力して Enter します。

2 点間中点の 1 点目

2 点間中点の 2 点目


7. パーツの下側を見るためにビューをオービットします。

8. Ctrl キーを押しながら円弧形状の底面をピックします。

リボンの「ソリッド」タブの「ソリッド」パネルから、「押し出し」を選択します。

押し出し先としてパーツ底面上の端点をピックします。

9. パーツの反対側へオービットします。

10. 面の代わりにエッジサブオブジェクトを選択して、これらのツールを使用すると、ソリッド

ではなくサーフェスを手早く作成できます。

Ctrl キーを押しながら円弧形状のエッジをピックします。

リボンの「ソリッド」タブの「ソリッド」パネルから、「押し出し」を選択します。

エッジを外側へ距離「5」でドラッグします。


新しく作成されたサーフェスを選択します。

Esc キーを押してサーフェスの選択を解除します。



ハハンンズズオオンン 99 ·············· メメッッシシュュモモデデリリンンググ

AutoCAD 2011 ではメッシュの面に対する編集機能が強化されました。これによりメッシュモデ

リングの柔軟性が拡張されます。このハンズオンでは、ヘッドセットのモデルの基本形状を作成

する過程で面の編集を行ないます。

1. シート「3DMesh」を開きます。


3. 以前はメッシュ面を押し出すことにより隣接面が必ず作成されましたが、AutoCAD 2011 で

は隣接する面を結合することができます。

リボンの「メッシュ」タブの「メッシュ編集」パネルから、「面を押し出し」を選択し

ます。

手前側の 2 つの面を選択します。


X 軸方向に距離として「30」を入力します。

4. 押し出した先端両側のエッジを内側に移動させます。それぞれをギズモの Y 軸拘束により

「12」ずつ移動します。

5. 先端のエッジの突出を「6」縮めます。ギズモの X 軸拘束によりエッジを移動します。

6. 「面を合成」や「面やエッジを折りたたみ」によってメッシュの複数の面を 1 つの面にまと

めることができます。これによりメッシュの編集操作を簡便に行なえます。

リボンの「メッシュ」タブの「メッシュ編集」パネルから、「面を合成」を選択します。


先端の 2 つの面を選択します。

7. 合成した面を再び押し出します。距離として「30」を入力して Enter します。

8. メッシュオブジェクトの形状を確認しやすくするため、スムーズレベルを増加します。

リボンの「メッシュ」タブの「メッシュ」パネルから、「スムーズ増加」を選択します。

メッシュオブジェクト全体を選択して Enter します。

9. ベースとなった円柱状メッシュを編集します。


円柱メッシュ上面の中央部の面を選択して Enter します。


合成した面を尺度変更ギズモで XY 平面拘束により「1.5」倍に拡大します。

拡大した面を移動ギズモで Z 軸拘束により上側で「1」移動します。

拡大、移動した面を選択した状態のまま、リボンの「メッシュ」タブの「メッシュ」パ

ネルから、「折り目を追加」を選択します。

折り目を常時指定するので、そのまま Enter します。

折り目を追加した面を押し出します。上方向に「1」押し出します。

10. 底面側を編集します。


メッシュ底面の中央部の面を選択して Enter します。


「メッシュ編集」パネルを展開して「面またはエッジを折りたたみ」を選択します。

合成した底面の中央部を選択して Enter します。

11. 移動ギズモの Z 軸拘束を使用して、底面のメッシュ中央の頂点を Z 軸負方向へ「2」移動させ

ます。



ハハンンズズオオンン 1100 ·········· 自自動動調調整整ササーーフフェェスス

AutoCAD 2011 にはサーフェスモデリングのための多くの新しく強化されたツールがあります。

それには定義ジオメトリに関連付けされたプロシージャサーフェスの作成が含まれています。こ

のハンズオンでは、スプライン曲線とサーフェスエッジの組み合わせによって自動調整サーフェ

スを作成し、電気シェーバのケースを設計します。

1. シート「3DSurfaces」を開きます。


3. リボンの「サーフェス」タブの「作成」パネルで、「サーフェス自動調整」がオンになって

いることを確認します。

4. 新しい「ネットワークサーフェス」ツールは網目状に組み合わされた曲線からサーフェスを

作成できます。曲線は一致していなくても作成できます。

リボンの「サーフェス」タブの「作成」パネルから、「ネットワーク」を選択します。


赤、黄、赤の順にスプラインを選択します。

Enter キーを押します。

2 つの短い白いスプラインを選択して Enter します。

5. 「ロフト」ツールはプロファイル曲線だけでなく既存の 3D ジオメトリのサブオブジェクトも

選択できるよう改善されました。サーフェス自動調整を有効にして既存サーフェスのエッジ

を使用すると、サーフェス間の連続性をコントロールできます。

リボンの「サーフェス」タブの「作成」パネルから、「ロフト」を選択します。


緑のスプラインの 1 つを選択します。

Ctrl キーを押しながら、近い方のネットワークサーフェスのエッジを選択して Enter しま

す。

オプションとして「連続性」を選択します。

「G2」を選択します。

ロフトの操作を完了するために Enter キーを押します。

6. 「ロフト」コマンドを繰り返します。

もう一方の緑のスプラインを選択します。

Ctrl キーを押しながら、近い方のネットワークサーフェスのエッジを選択して Enter しま

す。


7. 連続性を指定せずにロフトサーフェスを作成したとしても、サーフェス選択時に表示される

連続性グリップを使用して変更することができます。同じようにロフトグリップはロフトの

種類を変更できます。そして指定されたオプションの種類によりますが、さらにグリップを

使用して勾配角度のようなプロパティを直接編集できます。

新しく作成されたロフトサーフェスを選択します。

連続性グリップをクリックして「G2」に変更します。


ロフトグリップをクリックして「勾配角度」を選択します。

勾配角度グリップのそれぞれをクリックします。

ロフトグリップをクリックして、「スムーズフィット」に戻します。

右クリックして、「オブジェクトプロパティ管理」を選択します。

ロフトサーフェスのプロパティを確認します。


8. ステータスバーの「選択の循環」アイコンがオンであることを確認します。

9. リボンの「ホーム」タブの「画層」パネルから、画層「Case Top」を現在に設定します。

10. リボンの「サーフェス」タブの「作成」パネルで、「ロフト」を選択します。

緑、白、緑の順にスプラインを選択して Enter します。


11. サーフェス間の関連付けに加えて、サーフェス自動調整のコントロールは新しいサーフェス

と定義ジオメトリとの間に関連性を確立します。例えばスプラインのみを使用してサーフェ

スを作成すると、サーフェスエッジを使った場合と異なって、ロフトサーフェスの連続性は

コントロールされません。しかし定義に用いたスプラインとの関連性は保持しています。ス

プラインを編集すれば、サーフェスはその変更を反映して自動的に更新されます。

白いスプラインを選択します。

中程の制御点にカーソルを合わせます。

サーフェスの法線方向を向いているギズモの軸を選択し、頂点を内外へドラッグしてみ

ます。


Esc キーを押して編集操作をキャンセルします。

12. シェーバケースの上側端部にズーム、オービットします。

13. リボンの「ホーム」タブの「画層」パネルから、画層「Surfaces」を現在にします。

14. シェーバケースのサーフェスを完了するには、新しい「パッチサーフェス」ツールを使用で

きます。閉じたループを形成するエッジを使ってキャップを作成できます。パッチサーフェ

スはサーフェス自動調整をサポートするので、サーフェス間の連続性を指定できます。さら

に「ふくらみの大きさ」オプションを使ってパッチサーフェスの形状を調整できます。

リボンの「サーフェス」タブの「作成」パネルから、「パッチ」を選択します。

端部を定義する 4 つのエッジを選択して Enter します。


「連続性」を選択します。


パッチの操作を完了するために Enter キーを押します。

15. シェーバケースの下側端部にズーム、オービットします。

16. パッチ操作を繰り返します。

端部を定義する 4 つのエッジを選択して Enter します。

「連続性」を選択します。


「ふくらみの大きさ」を選択します。

「1」を選択します。

パッチの操作を完了するために Enter キーを押します。



ハハンンズズオオンン 1111 ·········· ササーーフフェェスス解解析析

AutoCAD 2011 には 3D ソリッドとサーフェスの連続性、曲率、勾配の解析を補助するための新し

い解析ツールが含まれています。このハンズオンでは、シェーバケースのモデルに対して面解析

を行ないます。

1. シート「3DSurfaces2」を開きます。

2. 「ゼブラ解析」は面の連続性を解析するために 3D モデル上に縞模様を投影します。縞は接線

連続している面ではつながって表示されますが、接線連続していない箇所では途切れてしま

います。

リボンの「サーフェス」タブの「解析」パネルから、「ゼブラ解析」を選択します。

上側の 5 つのサーフェスを選択します。


モデルの上側端部に対してオービットを行ないます。

3. 「勾配解析」は現在の UCS 平面上での面法線の角度偏差を調べるために使います。これによ

り、モデルとモールドとの間に適正な隙間があるかどうかを判断できます。

リボンの「サーフェス」タブの「解析」パネルから、「勾配解析」を選択します。

下側のサーフェスを選択します。

モデルをオービットします。

4. 「曲率解析」は面に対して色のグラデーションを投影して曲率の異なる外観を評価します。

「解析オプション」ダイアログボックスでカラーマッピングを調整できます。表示スタイル

の選択や曲率範囲の指定が行なえます。


リボンの「サーフェス」タブの「解析」パネルから、「曲率解析」を選択します。

下側のサーフェスを選択します。


5. ゼブラ、勾配、曲率解析の表示を調整できます。

リボンの「サーフェス」タブの「解析」パネルから、「解析オプション」を選択します。

「曲率」タブを選択します。

「表示スタイル」を「平均」に設定します。

「レンジ」が「1～－1」であることを確認します。




6. 「解析オプション」を繰り返します。

「ゼブラ」タブを選択します。

オプションのいくつかを調整してみます。

「勾配角度」タブを選択します。


7. すべてのサーフェスを選択します。

「解析オプション」を繰り返します。

「勾配角度解析をクリア」ボタンを選択します。




ハハンンズズオオンン 1122 ·········· ササーーフフェェススととソソリリッッドド

AutoCAD 2011 のサーフェスおよびソリッドモデリングツールはコンセプトから完成まで設計を

導くパワフルなコンビネーションです。このハンズオンでは、サーフェスとソリッドの両方を使

用した操作を行ないます。

1. シート「3DSurfacesSolids」を開きます。

2. 新しい「サーフェススカルプ」ツールは隙間なく囲まれたサーフェスの集合からソリッドを

生成します。

リボンの「サーフェス」タブの「編集」パネルから、「スカルプ」を選択し、6 つすべて

のサーフェスを選択します。


3. このシェーバケースの設計の例では、お互いスムーズにフィットする上下 2 つのパーツを必

要としています。2 つのパーツの切り口は単なる平面ではありません。しかし容易にソリッド

のエッジを抽出し、平坦でないエッジからネットワークサーフェスを作成できます。

リボンの「ホーム」タブの「画層」パネルから、画層「Solid」以外のすべてを非表示に

します。

4. リボンの「ソリッド」タブの「ソリッド編集」パネルから、「エッジを抽出」を選択し、ソ

リッドオブジェクトを選択します。

5. ソリッドを選択し、右クリックして「選択表示」>「オブジェクトを非表示」を選択します。

6. リボンの「サーフェス」タブの「作成」パネルから、「ネットワーク」を選択します。


図の 2 つの長いサーフェスエッジを選択します。

次に図の 2 つの短いサーフェスエッジを選択します。

7. ステータスバーで、「オブジェクトの選択表示解除」アイコンをクリックし、「オブジェク

トの選択表示を終了」を選択します。

8. リボンの「ソリッド」タブの「ソリッド編集」パネルから、「切断」を選択します。


ソリッドを選択します。

右クリックして、「サーフェス」オプションを選択します。

ステータスバーで「選択の循環」が有効になっていることを確認します。

ネットワークサーフェスを選択します。

Enter キーを押して、両側を保持します。

9. シェーバケースの底部に焦点を合わせて、電気シェーバを保持するべく、シェル、そしてリ

ブを作成したいと考えます。「シェル」ツールは面を除去し、面の厚さを指定します。

上側のソリッドとネットワークサーフェスを選択します。右クリックして選択表示」>

「オブジェクトを非表示」を選択します。


10. リボンの「ソリッド」タブの「ソリッド編集」パネルから、「シェル」を選択します。

下側のソリッドを選択します。

上面を選択し、Enter キーを押して面選択を終了します。


「シェルオフセット距離」として「2.5」を入力します。

Enter キーを押してシェル操作を完了します。

11. 作成されたシェル内部にリブを立てる準備を整えます。AutoCAD 2011 の新しい「投影ジオ

メトリ」ツールは、3D オブジェクト上に現在のビュー、投影ベクトルまたは UCS に基づい

て線分と曲線を投影します。例えば、シェーバケースへ 4 つの線分を投影することにより、4

つの断面形状を作成できます。

リボンの「ホーム」タブの「画層」パネルから、画層「Projection」を表示し、現在に設

定します。

画層「Solid」を非表示にします。


12. リボンの「表示」タブの「ビュー」パネルから、「右側面図」を現在にします。

13. リボンの「サーフェス」タブの「投影ジオメトリ」パネルから、「UCS に投影」を選択しま

す。

4 つの線分を選択します。

ソリッドを選択します。

14. モデルをオービットします。


15. ソリッドを選択します。右クリックして選択表示」>「オブジェクトを非表示」を選択します。

16. リボンの「ホーム」タブの「画層」パネルにおいて

画層「ribs」、「solids」、「shaver」を表示します。

画層「Projection」を非表示にします。

現在の画層を非表示にします。

17. 設計プロセスをさらに続けると、これらの断面形状を使ってロフト、パッチ、スカルプによ

りシェーバケースの底部にリブを作成できます。



ハハンンズズオオンン 1133 ·········· ササーーフフェェススモモデデリリンンググ

AutoCAD 2011 では、産業界で「サーフェスモデリング」として知られている 3D ツールの新し

いセットが導入されました。それらの新しいツールは、既に AutoCAD に搭載されているソリッ

ドモデリングやメッシュモデリングが提供する機能を、さらに強力にします。

以前は、滑らかな薄いサーフェスのような 3D オブジェクトのモデリングは非常に困難でした。

このハンズオンでは、AutoCAD 2011 で洗剤容器をモデリングします。手馴れた方法を使用して

すばやくモデルを完成させることが目的ではありません。新しいモデリングテクニックを使用す

ることが目的です。

1. シート「Cleaner Bottle」を開きます。


3. リボンの「ホーム」タブの「画層」パネルから、「画層コントロール」を使用して作業に不

要な画層「寸法線」を非表示にします。

4. ViewCube の「南」の上にある矢印をクリックして前面ビューに切り替えます。ズームしてオ

ブジェクトを確認するといくつかのスプラインオブジェクトの Z 座標がゼロではないことが

わかります。


5. スプラインを平面上に位置させるために投影の操作を行ないます。

元の平面ビューに戻ります。

リボンの「サーフェス」タブの「作成」パネルから、「平面サーフェス」を選択します。

図面をちょうど囲むように平面サーフェスを作成します。

スプラインを 1 つ選択します。

右クリックして、「類似オブジェクトを選択」を選択します。

リボンの「サーフェス」タブの「投影ジオメトリ」パネルで「自動トリム」がオフに

なっていることを確認して、「UCS に投影」を選択します。


投影先のサーフェスとして平面サーフェスを選択します。

6. 投影されたジオメトリは現在の画層「WIRE」に存在します。

画層「WIRE」を非表示にします。

表示されているスプラインをすべて削除します。

画層「外形線」のすべてのオブジェクトを画層「WIRE」へ移動します。

平面サーフェスを削除します。

7. 作成するサーフェスモデルは上下左右対称のモデルです。各図において使用する部分のみ残

すようトリムを行ないます。


8. 正面図、側面図、および上面図、底面図を 3D 空間内に組立て、サーフェス作成のためのワイ

ヤフレームモデルを作成します。

リボンの「ホーム」タブの「表示スタイル」パネルから、表示スタイルを「X 線」に変更

します。

ViewCube の「ホーム」ボタンをクリックしてビューを変更します。その後、ViewCube

やオービットを使用してビューを少し傾けます。

正面図のワイヤを全て選択した後、表示されるギズモを右クリックして「回転ギズモ」

に切り替えます。

底辺の中点の位置に「ギズモを再配置」して、X 軸拘束により 90 度回転します。

「移動」コマンドを使用して、底面図の中央に正面図を配置します。


底面図内の各ワイヤを正面図の該当する高さへそれぞれ移動させます。

同様の操作を繰り返して、上面図、側面図内の各ワイヤを位置合わせします。


9. 組み立てた 3D ワイヤフレームに対してサーフェスを作成します。

リボンの「サーフェス」タブの「作成」パネルで、「自動調整サーフェス」をオフに、

「NURBS サーフェス作成」をオンに設定します。

画層の現在層を「SURFACE」に変更します。

画層「補助線」を非表示にします。

モデルの上部にズームします。

10. リボンの「サーフェス」タブの「作成」パネルから、「回転」を選択します。

下図に示されたワイヤを選択します。

回転軸として、ワイヤフレームの頭頂部の端点から Z 軸方向へ垂直に軸を指定します。

「反転」オプションを選択して、回転角度として「90」を入力します。


11. サーフェスモデルの頭頂部にズームします。ワイヤフレームでサーフェスをトリムします。

リボンの「サーフェス」タブの「編集」パネルから、「サーフェストリム」を選択しま

す。

トリムするサーフェスとして、一番上部のサーフェスを選択して Enter します。

切断する曲線として、円弧を選択して Enter します。

トリムする領域として、切り取るコーナー側の領域内をクリックします。

12. ネットワークサーフェスやロフトサーフェスを使用して、サーフェスを作成します。

ワイヤフレームモデルの肩の部分に画面移動します。

リボンの「サーフェス」タブの「作成」パネルから、「ネットワークサーフェス」を選

択します。

第 1 方向の曲線またはサーフェスエッジとして、次図のサーフェスエッジとスプライン

を選択します。サーフェスエッジは CTRL＋クリックで選択します。2 つのオブジェクト

を選択した後 Enter します。


第 2 方向の曲線またはサーフェスエッジとして、次図のスプラインを選択して Enter しま

す。

13. くびれの部分をロフトサーフェスで作成します。破線で表示されているワイヤをロフトのパ

スとして使用します。

リボンの「ホーム」タブの「修正」パネルから「ポリライン編集」を選択します。破線

で表示された円弧を選択します。「ポリラインに変換しますか？」に対して「Y」を入力

します。その後、「結合」オプションを選択して、連なる円弧と線分を結合します。

リボンの「サーフェス」タブの「作成」パネルからから「ロフト」を選択します。ロフ

トの断面としてくびれの部分の両端にある円弧をそれぞれ選択して Enter します。

次に「パス」オプションを選択します。パス外形線として結合したポリラインをピック

します。


14. 胸にあたる部分はネットワークサーフェスを使用して作成します。


択します。

第 1 方向の曲線またはサーフェスエッジとして、次図のサーフェスエッジとポリライン

を順に選択します。サーフェスエッジは CTRL＋クリックで選択します。3 つのオブジェ

クトを選択した後 Enter します。

第 2 方向の曲線またはサーフェスエッジとして、次図のポリラインと円弧を選択して

Enter します。

15. 腰回り部分のサーフェスを作成する前にワイヤフレームを分割します。「ホーム」タブの

「点で部分削除」を使用します。

スプラインを図示

された交点で分割

線分を図示された

交点で分割


16. 腰回り部分のサーフェスもネットワークサーフェスを使用して作成します。


択します。

第 1 方向の曲線またはサーフェスエッジとして、次図のサーフェスエッジとポリライン

を順に選択します。サーフェスエッジは CTRL＋クリックで選択します。2 つのオブジェ

クトを選択した後 Enter します。

第 2 方向の曲線またはサーフェスエッジとして、次図のスプラインと線分を選択して

Enter します。

17. 底部のサーフェスを作成します。

リボンの「サーフェス」タブの「作成」パネルから、「サーフェスパッチ」を選択しま

す。


Enter して「曲線を選択」モードに切り替えます。線分とポリラインを選択します。

リボンの「サーフェス」タブの「作成」パネルから、「ロフトサーフェス」を選択しま

す。

ポリラインを断面として選択します。サーフェスエッジとワイヤが重複しているので、

「選択の循環」をオンにすると選択しやすくなります。2 つのポリラインを選択した後、

Enter します。そしてロフトの操作を完了させるため、再度 Enter します。

同様の操作で底面のサーフェスを作成します。


18. ロフトサーフェスを使用してモデル下側のサーフェスを作成します。

リボンの「サーフェス」タブの「作成」パネルから、「ロフト」を選択します。ロフト

の断面として両端にある円弧をそれぞれ選択して Enter します。

次に「パス」オプションを選択します。パス外形線として底面のポリラインをピックし

ます。

19. 同様にロフトサーフェスを使用して、続きのサーフェスを作成します。両端の円弧を断面と

します。パス外形線には直前に作成したサーフェスのエッジを利用します。

20. リボンの「サーフェス」タブの「作成」パネルから、「ネットワークサーフェス」を選択し

ます。

第 1 方向の曲線またはサーフェスエッジとして、次図のサーフェスエッジを順に選択し

ます。サーフェスエッジは CTRL＋クリックで選択します。2 つのオブジェクトを選択し

た後 Enter します。

パス外形線

パス外形線


第 2 方向の曲線またはサーフェスエッジとして、次図のスプラインと線分を選択して

Enter します。

21. 出来上がったサーフェスを鏡像複写により対称化します。しかしながらこのようなモデリン

グ手法では、サーフェス間の継ぎ目、連続性に問題があることが多々あります。その場合、

ブレンドサーフェスの作成や制御点グリップを使用した局所変更などを使い、さらにサー

フェスを編集できます。



ハハンンズズオオンン 1144 ·········· ママテテリリアアルルブブララウウザザ

AutoCAD 2011 はマテリアルの表示、選択、編集においてパワフルで直感的なツールを提供しま

す。

AutoCAD の先進的かつリアリスティックなマテリアルはより強固なマテリアルフォーマットに置

き換えられました。新しいマテリアルフォーマットはより柔軟で、進歩したレンダリングイメー

ジを作成できます。新しいフォーマットへは、ツールパレットから既存のマテリアルをインポー

トしたり、図面から古いスタイルのマテリアルをマイグレートしたりできます。

このハンズオンでは、新しいマテリアルブラウザを使用してレンダリングを行ないます。

1. シート「3DMaterials」を開きます。


3. リボンの「レンダリング」タブの「マテリアル」パネルから、「マテリアルブラウザ」を選

択します。


4. 新しいマテリアルブラウザを使って、図面内にすでに存在する、あるいは Autodesk マテリ

アルライブラリ内の定義済みの何千ものマテリアルを検索し適用することができます。キー

ワードによる検索でマテリアルの種類や指定した色を容易に見つけ出せます。シンプルなド

ラッグ&ドロップ操作でマテリアルを図面に追加したり、オブジェクトに適用できたりします。

どのようなマテリアルを探せばよいのかわからない時は、カテゴリによって論理的に分けら

れたグループからマテリアルを探すことができます。

マテリアルブラウザで、「マテリアルのドキュメント」から「Asphalt-Wet」を道路にド

ラッグ&ドロップします。


「Flat-Gray1」を縁石にドラッグ&ドロップします。

マテリアルブラウザで、「Autodesk ライブラリ」を展開します。

「Travertine」を検索します。

「マテリアルのドキュメント」から「Travertine」を広場にドラッグ&ドロップします。

「Autodesk ライブラリ」から「コンクリート」カテゴリを展開します。

「ブロック」を建物にドラッグ&ドロップします。


5. 新しいマテリアルエディタを使うと、ニーズに合うようマテリアルを修正したり、新規にマ

テリアルを作成したりできます。マテリアルと、反射、透過、位置、尺度などのイメージの

プロパティを指定します。自分のためのマテリアルライブラリを作成して、他の図面内のカ

スタムマテリアルを再利用することもできます。カテゴリを定義するとマテリアルの構成、

管理や、他者とのライブラリの共有使用が行ないやすくなります。

「マテリアルのドキュメント」で、「ブロック」を右クリックし「編集」を選択します。

6. マテリアルエディタを開きます。

ブロックイメージの右側にあるメニューを展開します。

「イメージを編集」を選択します。

「変換」ノードを展開します。

「尺度」ノードを展開します。

サンプルサイズの幅を「40」に変更します。


テクスチャエディタを閉じます。

7. マテリアルブラウザを開きます。

「Autodesk ライブラリ」を折りたたみます。

「マイマテリアル」を右クリックして「カテゴリを作成」を選択します。

カテゴリの名前として「Exterior Building」と入力します。

「マテリアルのドキュメント」から「ブロック」を新しいカテゴリにドラッグ&ドロップ

します。

「管理」メニューを開くと、「既存のライブラリを開く」と「新規ライブラリを作成」

オプションがあることを確認します。



ハハンンズズオオンン 1155 ·········· 点点群群デデーータタのの使使用用

レーザースキャニング装置から正確な点群データを取り込んで、使うことによってプロジェクト

をジャンプスタートできます。このハンズオンでは、点群データをアタッチして操作を行ないま

す。

1. シート「3DPointCloud」を開きます。


3. AutoCAD 2011 は ISD あるいは PCG 形式の点群データファイルを AutoCAD 図面内にアタッ

チできます。手順は他の外部参照ファイルをアタッチする場合とよく似ています。ロック機

能によりアタッチされた点群データの操作、移動、回転はコントロールされます。

リボンの「挿入」タブの「点群」パネルから、「アタッチ」を選択します。

ファイル「Mandalay.pcg」を選択します。

「開く」ボタンをクリックします。


「挿入位置」および「尺度」の「画面上で指定」オプションはオフにします。

「角度」を「5」に設定します。

「点群をロック」をオンにします。


4. 点群ファイルを持っていない場合、「インデックス作成」ツールによって LAS, XYB, FLS,そ

して FWS 形式のスキャンデータファイルにインデックスを付け、それらを点群データファ

イルとして保存できます。

リボンの「挿入」タブの「点群」パネルから、「インデックス作成」を選択します。


「データファイルを選択」ダイアログで「ファイルの種類」を確認します。

「キャンセル」ボタンを選択します。

5. 20 億の点をアタッチできます。点群の密度は必要に応じて調整できます。AutoCAD は一度に

150 万の点を表示できます。ビューを変更した場合、AutoCAD はどの点を表示するかを決定

します。

リボンの「挿入」タブの「点群」パネルを展開し、「点群の密度」コントロールをスラ

イドします。


6. プロパティパレットで表示色の指定など点群のプロパティを編集できます。

点群を選択します。

プロパティパレットを表示します。

「点群の色」プロパティを「Bycolor」に設定します。

「色」プロパティを「blue」に設定します。


7. ステータスバーで、「点」のオブジェクトスナップを有効にします。

8. 点群データをアタッチすることで、既存の部品や環境の正確な表示をゼロから作成すること

なく、3D ジオメトリを作成、編集することができます。

リボンの「ソリッド」タブの「作成」パネルから、「円柱」を選択します。

「3 点」オプションを設定します。

点群の円柱形状の底部を 3 点ピックします。

点群の円柱形状の上部をピックします。


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