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2次元カラーコードキャリアマップ web アプリケーション版 (2DCM-web) 利用手引書 2017 7 21 7

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2次元カラーコードキャリアマップ

web アプリケーション版

(2DCM-web) 利用手引書

2017 年 7 月 21 日 第 7 版

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目次

1. はじめに .................................................................................................................................................. 3 2. 2 次元カラーコードキャリアマップ(2DCM)とは ...................................................................................... 4

2.1. 基本概念 ........................................................................................................................................ 4 2.1.1. 薬剤耐性パターンについて .................................................................................................... 4 2.1.2. 有効抗菌薬 ............................................................................................................................ 4 2.1.3. しきい値 ................................................................................................................................ 4 2.1.4. グルーピング手順 .................................................................................................................. 5

2.2. グルーピングの例 .......................................................................................................................... 5 3. システム要件 ........................................................................................................................................... 6 4. 起動 ......................................................................................................................................................... 7 5. 2DCM-web ............................................................................................................................................. 10

5.1. 画面構成・基本操作 ..................................................................................................................... 10 5.1.1. 画面操作メニュー ................................................................................................................ 11 5.1.2. データ取得 .......................................................................................................................... 13 5.1.3. 表示情報 .............................................................................................................................. 13 5.1.4. 表示メニュー ....................................................................................................................... 14 5.1.5. ファインダー ....................................................................................................................... 15 5.1.6. epi-curve .............................................................................................................................. 16 5.1.7. メイン画面 .......................................................................................................................... 17

5.2. 利用手順 ...................................................................................................................................... 19 5.2.1. データ取得 .......................................................................................................................... 19 5.2.2. 表示条件設定 ....................................................................................................................... 20 5.2.3. 解析 ..................................................................................................................................... 21 5.2.4. 特殊な耐性菌確認機能 ......................................................................................................... 23 5.2.5. epi-curve (エピカーブ) 機能 ................................................................................................. 25

6. 改版履歴 ................................................................................................................................................ 27

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1. はじめに

このシステム(2DCM-web)は、JANIS(院内感染サーベイランス事業)検査部門に参加している医療機

関の提出データを利用して菌の院内拡散を 2 次元(空間・時間)のカラーコードキャリアマップで表示す

る Web アプリケーションです。2DCM-web はインターネット接続環境があれば利用できます。(OS は

Microsoft Windows、ブラウザは Internet Explorer または Microsoft Edge が必要。) 2DCM-web の利用によって菌の院内拡散が明らかになり、アウトブレイクの早期検出、感染経路の

予測、その後の適切な対策、さらに対策後の評価も可能となり院内感染対策の高精度化が期待できます。 本書は JANIS検査部門参加医療機関を対象に 2DCM-webの機能概要と操作手順について記載したも

のです。

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2. 2 次元カラーコードキャリアマップ(2DCM)とは

2 次元カラーコードキャリアマップ(2DCM)とは菌の耐性パターンによって分類された菌を、2 次元

(空間・時間)のカラーコードマップで表示することによって、直感的に菌の水平拡散を認知できるシス

テムです。

2.1. 基本概念

2DCM では、分離された各菌に対する薬剤感受性試験結果を自動分類し、分類結果を画面上に表示、

最終的に患者別、病棟別・診療科別の 2 次元カラーコードでマッピングを行っています。 同じグループに分類された菌は「同一の菌株であることが否定できない」と判断できる為、 短期に

集積した菌株が同じグループに分類された場合、施設内で同一菌株が拡散したことが否定出来ません。

さらに、同じグループに分類された菌株が特定の場所(病棟・診療科)で集積しており、他の場所では分

離されていない、されていても患者の移動で説明が付く場合は、この集積している菌株が施設内での同

一株の拡散であった可能性が高くなります。

2.1.1. 薬剤耐性パターンについて

2DCM では菌のグルーピングに薬剤の耐性パターン SIR を使用します。ただし耐性パターンの内、Iはグルーピングに使用しません。一般に S と I、I と R は MIC で 2 倍の差で誤差範囲であり、同じ検体

が S から I になったり、I から R になったりする可能性があります。このため、I は S とも R とも言え

ず、論理的にはその薬剤を検査しなかったのと同じ扱いになります。 2 つの菌の間で、1 薬剤でも S と R、R と S の違いがあった場合、これらは、別の菌株であると判断

します。

2.1.2. 有効抗菌薬

有効抗菌薬とは、 ・ 全ての菌株に対して全く同じ耐性パターンを示す抗菌薬群は、その中から代表の一つだけ

を使用する。 ・ 全ての菌株に対する結果が全て「S または I または未検査」であるか「R または I また

は未検査」である抗菌薬は除く。 というルールから選別された、グループ作成の判定に有効な抗菌薬です。

2.1.3. しきい値

2 つの菌の有効抗菌薬による薬剤耐性パターンが S と S、R と R で一致した数がしきい値以上であ

れば、それらの菌を同じグループとして認めます。(ただし 2.1.1 のルールから、S と R、R と S とい

う組合せが一つでもあれば、別の菌株と判定します。) S と S、R と R で一致した抗菌薬数の最大値を最大一致薬剤数 Mmax と呼びます。 しきい値は 0 から有効抗菌薬数までの間の値を設定します。起動時には最大一致薬剤数 Mmax の 1/2

の値が default 値として設定されます。

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2.1.4. グルーピング手順

2DCM-web はグルーピングを自動的に行います。以下は、仕組みの概要です。 全体のグルーピングをする前にあらかじめ、有効抗菌薬の選別と、菌のグループ化を行います。菌の

グループ化とは、有効抗菌薬の耐性パターンがSとRについて全く同じ結果になった検体をまとめて、

1 つの菌グループとして扱う事を言います。耐性パターンがユニークな菌はその菌 1 つで菌グループと

して扱います(ただしカラーコード上はすべて 99 黒)。その後、それぞれの菌グループについて有効

抗菌薬の結果が S と S、R と R で一致した数がしきい値以上であり、かつ S と R、R と S という組合

せのない菌グループを同一のグループとし、最終グループとして作成していきます。最終グループは 2個の菌だけではなく、3 個、4 個の菌の間でもお互いに全て同じグループとしての条件を満たした場合

は同じ最終グループとします。 1 つの菌が複数の最終グループに属する場合もあります。

2.2. グルーピングの例

菌株 PIPC GM CPFX グループ

1 R I I ①

2 S S I ②④

3 S I R ②③

4 S R R ③

5 S S S ④ i. 菌株 1 は、PIPC に R で他の菌株は S なので、他のどの株とも別の株であると言って良い。 ii. 菌株 2 は、GM に S であるので、GM に R の菌株 4 とは別の株と言って良い。

菌株 3 とは、S と R の不一致がないので同じ株であるかもしれない。 菌株 5 とは、S と R の不一致がないので同じ株であるかもしれない。

iii. 菌株 4 は GM に R であるので菌株 5 とは別の株と言って良い。 菌株 3 とは、S と R の不一致がないので同じ株であるかもしれない。 従って、菌株 2 は②グループの菌株 3 と同じ菌株かもしれなく、同時に④グループの菌株 5 と同じ

株であるかもしれない。菌株 3 は同時に、③グループの菌株 4 と同じグループであるかもしれない。

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3. システム要件

2DCM-web のシステム要件は以下のとおりです。 ディスプレイ: XGA(1024x768) の表示可能なディスプレイ CPU:1GHz 以上のプロセッサ メモリ:256MB 以上 OS:Windows 2000 SP4, Windows XP SP2 以上, Windows Server 2003, Windows Vista, Windows 7,

Windows 8.1, Windows 10 *ただし、認証が必要なプロキシサーバを介して通信する場合は、Windows XP 以上が必要

ブラウザ:Internet Explorer 6 以上, Microsoft Edge その他必要システム:インターネット接続 .NET Framework 2.0、3.0、3.5 のいずれか

*ただし、認証が必要なプロキシサーバを介して通信する場合は、.NET Framework 3.5 が必要

またメモリ容量により 2DCM-web で一度に表示できる件数が以下のように制限されています。 256MB 以上: 100 件 512MB 以上: 500 件 2GB 以上: 700 件 4GB 以上: 1,000 件

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4. 起動

Internet Explorer 6 以上のブラウザで JANIS 参加医療機関専用サイトにアクセスします。 JANIS 参加医療機関専用サイト:https://janis.mhlw.go.jp/janis/index.html

ログイン画面が表示されるので、自施設の医療機関コードとパスワードを入力し、部門に「検査部門」

を選択の上「ログイン」ボタンを押します。

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JANIS 参加医療機関専用サイトにログインした後、左側のメニューから「還元情報」ボタンを押し

てください。 「還元情報」ページが表示されたら、「2DCM-WEB」ボタンを押してください。 ソフトのダウンロードが始まります。 以下の画面が表示された場合は、「実行」ボタンを押してください。

○○○○○病院 (00000) / 検査部門

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2DCM-web のログイン画面が表示されるので、JANIS 参加医療機関専用サイトへのログインの際に

入力したものと同じ医療機関コードとパスワードを入力してください。 なお、「医療機関情報を保存する」にチェックをいれると、次回起動以降医療機関コードとパスワー

ドの入力を省略できます。ただし、JANIS 参加医療機関専用サイトにてログインパスワードを変更し

た際は、以前保存したパスワードではログインできませんので、改めて新しいパスワードを入力しなお

してください。

ログインボタンを押すと 2DCM-web のメイン画面が表示されます。

以上で 2DCM-web の起動は完了です。 2DCM-web を終了させる場合は、「×」ボタンを押してください。

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5. 2DCM-web

5.1. 画面構成・基本操作

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5.1.1. 画面操作メニュー

・「ファインダー」ボタン ファインダー画面の開閉をします。キーボードの[ F ] キーで同様の操作

ができます。 ・「epi-curve」ボタン

epi-curve 画面の開閉をします。キーボードの[ E ] キーで同様の操作がで

きます。 ・「グループ一覧」ボタン

グループ一覧画面を開きます。キーボードの[ G ] キーで同様の操作がで

きます。 ・「画面コピー」ボタン

2DCM の表示されている範囲をクリップボードにコピーします。キーボー

ドの[ H ] キーで同様の操作ができます。 ・「画像保存」ボタン

表示されている 2DCM を画像ファイルで保存します。キーボードの[ S ] キーで同様の操作ができます。

・「CSV 保存」ボタン

表示されているデータを CSV ファイルで保存します。キーボードの[ D ] キーで同様の操作ができます。

・「印刷」ボタン

2DCM を印刷します。ボタンを押して表示される「印刷プレビュー」画面

では、印刷レイアウトの確認や、倍率やページ数でのページ設定が行えます。キーボードの[ P ] キーで同様の操作ができます。

・「全体表示」ボタン

2DCM の縮尺を全体が表示できる大きさに変更します。キーボードの[ Z ] キーで同様の操作

ができます。

・「 + 」ボタン 2DCM の縮尺を 1 段階拡大します。キーボードの[ + ] キーで同様の操作ができます。

・「 - 」ボタン 2DCM の縮尺を 1 段階縮小します。キーボードの[ - ] キーで同様の操作ができます。

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・「×1」ボタン 2DCM の縮尺を等倍に変更します。表示件数が多いため元の縮尺が小さくなっている場合は、

その縮尺で表示されます。キーボードの[ 1 ] キーで同様の操作ができます。

・「1 / 2」ボタン 2DCM の縮尺を 1 / 2 倍に変更します。キーボードの[ 2 ] キーで同様の操作ができます。

・「1 / 3」ボタン 2DCM の縮尺を 1 / 3 倍に変更します。キーボードの[ 3 ] キーで同様の操作ができます。

・「1 / 4」ボタン 2DCM の縮尺を 1 / 4 倍に変更します。キーボードの[ 4 ] キーで同様の操作ができます。

・「中央表示」ボタン 2DCM の中心が表示している画面内の中心になるように、画像が移動します。キーボードの

[ C ] キーで同様の操作ができます。

・「←」「→」「↑」「↓」ボタン 2DCM の表示をそれぞれの方向へ移動します。キーボードの[ ← ][ → ][ ↑ ][ ↓ ] キーで同

様の操作ができます。

・「耐性度色」「色 1」「色 2」「色 3」ボタン 2DCM のカラーコードの色のパターンを変更して、見やすい色に調整します。「耐性度色」

を選択すると耐性度(各グループ分け対象薬剤の[S]判定以外の割合)が高いグループから濃い色

を配色します。 (初期表示では「耐性度色」で配色されます。)

・「page1」「page 2」「page 3」「page 4」ボタン 菌の耐性パターンが 25 グループを超える場合、25 グループが色分けされ、それ以外のグルー

プはすべて白地で表示されます。このボタンでカラーコードの色の割り当てを変更します。菌の

耐性パターンが 25 グループ以下の場合、このボタンは表示されません。

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5.1.2. データ取得

・「データ取得期間選択」メニュー

取得するデータの対象期間を選択します。こちらでは JANIS 参加医療機関専用サイトにデー

タが提出された期間範囲が選択できます。表示されている期間以外のデータを取得したい場合は、

JANIS 参加医療機関専用サイトから当該期間のデータを提出してください。全期間など余分に

データを取得することもできますが、回線の状況により取得に時間がかかってしまうことがあり

ます。

・「データ取得」ボタン 「データ取得期間選択」メニューで選択したデータを web を介して取得します。こちらで取

得した期間のデータが、2DCM-web で解析できます。

5.1.3. 表示情報

・「倍率」

表示している 2DCM の縮尺を示しています。 ・「原寸」

表示している 2DCM の画像の原寸を示しています。表示対象件数が多くなり、原寸が小さく

表示されている場合に表示されます。

・「色」 表示している 2DCM のカラーコードの色のパターンを示しています。

・「ページ」 表示している 2DCM のカラーコードの色の割り当てページを示しています。菌の耐性パター

ンが 25 グループを超えた場合に表示されます。

データ取得期間選択

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5.1.4. 表示メニュー

・「菌指定」メニュー

表示する菌を以下の三種のいずれかから選択します。 <単一菌>

JANIS 検査部門の菌コードまたは菌名で設定します。どちらかを変更すると一方の選択

メニューも自動的に変更されます。菌名の横に表示されている数字は、データ取得期間中

の、それぞれの菌の報告数です。 また、「分離数で並べ替え」ボタンを押すと、菌名の一覧が菌の報告数の多い順で並べ

替えられます。一覧が菌数順に並べ替えられているとボタンの表示が「菌名で並べ替え」

に変わり、こちらを押すと、菌名順に並べ替えられます。 <菌グループ>

JANIS 検査部門で集計される菌種(主要菌、特定の耐性菌)で設定します。 <定義ファイル>

「耐性菌条件/警告・案内メッセージ定義書」によって定義されている「耐性菌定義ファ

イル」を読み込み、定義ファイル内で定義されている菌種で設定します。 「定義ファイル」のラジオボタンを選択すると「耐性菌定義ファイル」の指定ダイアロ

グが表示されるので、ファイルを指定してください。(「取込」ボタンを押して指定するこ

ともできます。) なお「耐性菌定義ファイル」は専用のツールを用いて、「耐性菌条件警告・案内定義メ

ッセージ」として自由に作成することができます。 ・「日付範囲」入力ボックス

表示する日付範囲を設定します。入力ボックスをダブルクリックするとカレンダーが表示され

るので、こちらから日付を選択してください。カレンダーを開かずに直接日付を入力することも

できます。下に表示されている「有効データ範囲」内で設定してください。 ・「有効データ範囲」

取得したデータの日付範囲を表示しています。こちらに表示されている範囲内で、2DCM が

表示できます。

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・「しきい値」メニュー 菌のグルーピングの条件である「しきい値」を選択します。初めて 2DCM を表示する場合は、

選択肢が表示されません。一度 2DCM を表示すると 0 から指定した菌、日付範囲の有効抗菌薬

数までの間で「しきい値」が選択できるようになります。

・「区分け選択メニュー」 解析対象を選択します。解析対象を「病棟」または「診療科」で選ぶことができます。

・「フィルタ」ボタン

表示する解析対象(「病棟」または「診療科」の絞込みを行います。一度 2DCM を表示した後、

特定の病棟、診療科を解析したい場合はこちらを押して、条件を設定してください。なお、菌の

グルーピングは表示対象に関わらず全体で行われます。

・「表示履歴」ボタン 過去に 2DCM を表示した履歴から、表示する条件を設定できます。履歴は最大 100 件保存さ

れます。

・「条件保存」「条件読込」」ボタン 2DCM を表示する条件をファイルへの保存、読込ができます。

・「入院のみ対象」チェックボックス こちらにチェックをいれると、入院患者から検出された菌のみを対象として、2DCM を表示

します。

・「特殊な耐性を示す菌に○」チェックボックス こちらにチェックを入れると「特殊な耐性菌」があった場合、対象の菌のカラーコード(四角)

に○または×を付けます。 「選択」ボタンを押すとチェックする耐性菌を選択できます。

5.1.5. ファインダー

現在表示している 2DCM の表示位置を赤枠で示します。この赤枠をマウスでドラッグし動かすこと

で、2DCM の表示位置も変わります。

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5.1.6. epi-curve

「集計期間」欄で指定した期間の当該菌の分離患者数または分離株数を棒グラフで示します。使用方

法は「5.2.5epi-curve (エピカーブ) 機能」を参照してください。

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5.1.7. メイン画面

こちらで 2DCM を解析します。2DCM をマウスでドラッグし、動かすことができます。 マウスホイールを上下することで、画像を上下に動かすこともできます。また、キーボードの[ ctrl ] キ

ーを押しながらマウスホイールを上下すると、画像の拡大/縮小ができます。 また「▼条件設定パネル非表示」ボタンを押すと、設定パネル(表示メニュー)が隠され、メイン画面

の表示域を拡張されます。設定パネルを再度表示したい場合は「▲条件設定パネル表示」ボタン(設定

パネル非表示時にのみ表示)を押してください。 カラーコード(四角)をクリックすると、その菌の情報が表示されます。

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カラーコード(四角)を右クリックすると次のメニューが表示されます。

・「同一グループ確認(部分一致)」

右クリックしたカラーコードのグループに分類された菌の一覧を表示します。 (図の例では、[ 1 ]に分類された菌が表示されます。)

・「同一グループ確認(完全一致)」

右クリックしたカラーコードグループのまとまりにすべて一致する菌の一覧を表示します。 (図の例では、[ 0 ]かつ[ 1 ]に分類された菌が表示されます。)

・「感受性パターン」

対象菌の耐性パターンと、対象グループの分類基準となっている耐性パターンを表示します。

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5.2. 利用手順

2DCM-web の基本的な利用手順は、データ取得 → 表示条件設定 → 解析 となります。 ここではそれぞれの操作方法を説明します。

5.2.1. データ取得

2DCM-web を起動したら、まずデータの取得を行います。 「5.1.2 データ取得 」を参照に解析の対象となる期間を設定し、データを取得してください。 データの取得は web を介して行われます。全期間など余分にデータを取得することもできますが、

ご利用する回線の状況や取得するデータ量によって、取得に時間がかかることがあるので、ご注意くだ

さい。 設定した期間内にデータが 1 件もない場合は、エラーメッセージが表示されます。JANIS 参加医療

機関専用サイトにデータを提出した期間を確認し、設定しなおしてください。 設定した期間内に、データがなかった月がある場合は、注意メッセージが表示されます。表示された

月を確認してください。こちらの期間はデータが提出されていないので、2DCM では表示されません。

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5.2.2. 表示条件設定

データ取得の次は、2DCM で表示する条件を設定します。

「5.1. 4 表示メニュー」を参照に、解析する条件を設定してください。 菌名の横にデータ取得期間中の菌の報告数が表示されています。多く分離された菌を解析したい場合

は、こちらを参照してくだい。 日付範囲の指定は、メニューに表示されている「有効データ範囲」内で設定してください。データ取

得の際に指定したデータが 1 月~5 月であれば、1 月 1 日~5 月 31 日が有効データ範囲となります。 指定した菌、日付で初めて表示する場合は、しきい値が初期設定としての最大一致薬剤数(Mmax)の

1 / 2 に設定され、2DCM が表示されます。いったん 2DCM を表示すると指定された菌、日付の条件で

しきい値が 0 から有効抗菌薬数の範囲で指定できるようになります。 区分け選択で病棟別集計または診療科別集計を選択します。

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5.2.3. 解析

2DCM の縦軸は「5.1.4 表示メニュー」の「区分け選択」で設定した病棟または診療科の空間軸で、

病棟または診療科ごとに太線で区切っています。横軸は時間軸で、検体提出日を基準にしています。必

ず日曜日が日付の目盛りとして表示されます。 各薬剤耐性グループにはそれぞれsにグループ番号が振られ、2DCM では各グループ番号(カラーコ

ード)に対応した色で四角が配置されます。ひとつの菌が、複数の薬剤耐性グループに分類される場合

は、すべてのカラーコード(四角)が、かたまって表示されます。 同じ患者から分離された菌(四角)は線で結ばれ、さらに同じ病棟または診療科で分離されていた場合

は、水平に配置されます。ある場所から別の場所に移動し、またもとの場所に戻ってきた場合も、同じ

患者からの分離菌はもとの場所では必ず同じ高さに四角が配置されます。また、同じ患者から分類され

た菌(四角)が重なる場合は、縦にずらして配置しますが、縦線でそれぞれの四角を結んでいるので、同

じ患者から分離された菌であることがわかります。 2DCM 左側の一覧では患者ごとに中太線で区切られています。

白抜きのカラーコード は、どのグループにも分類されず、かつ複数の人から分離されなかった耐

性パターンに割り当てられます。このカラーコードの菌が複数あっても、同じ耐性に分類されたわけで

はありません。ただしどの薬剤耐性パターンにも分類されなくても複数の患者から同じ薬剤耐性パター

ンがでていた場合は、 には分類されず、その耐性パターンがひとつのグループとして分類されます。 また、薬剤感受性試験が実施されていない菌も として表示されます。 なお、色パターンとして「耐性度色」を選択している場合は のように右下半分に耐性度が一致す

るグループと同じ色がつきます。

空間軸(

病棟または診療科)

時間軸(検体提出日)

複数のグループに分類された菌

同一患者から分離された菌 (同じ場所で分離されているので水平に配置されています)

どのグループにも分類されなかった菌

患者ごとの区切り線

Page 22: (2DCM-web)yakutai.dept.med.gunma-u.ac.jp/project/2dcm/docs/kensa_2...2DCM-web 利用手引書 - 4 - 2. 2 次元カラーコードキャリアマップ(2DCM)とは 2 次元カラーコードキャリアマップ(2DCM)とは菌の耐性パターンによって分類された菌を、2

2DCM-web 利用手引書

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2DCM では、特定の期間あるいは特定の場所で「同一の菌株であると否定できない」菌が拡散して

いないかを確認します。 例えば下図のように特定の空間で複数の患者から、同じ耐性パターンを持つ菌が分離されていた場合、

菌の水平感染が疑われます。

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2DCM-web 利用手引書

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5.2.4. 特殊な耐性菌確認機能

特殊な耐性菌の拡散も解析することができます。 ※ 特殊な耐性菌として表示される菌は、下記の「特殊な耐性菌一覧」を参照してください。 「5.1.4 表示メニュー」で「特殊な耐性を示す菌に○」にチェックを入れて 2DCM を表示すると、特

殊な耐性菌のカラーコード(四角)に○または×がつきます。同じ分離菌で複数の薬剤耐性グループに分

かれる場合は、一番上の四角(複数列になる場合は左上の四角)にのみ○×がつきます。

耐性菌のカラーコード(四角)のクリックや、「感受性パターン」で耐性菌名が確認できます。

また、特殊な耐性菌には 2DCM 左の詳細情報の「検体番号」項目に、カラーコード(四角)に付けられ

る○×と同じ色が付けられます。

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2DCM-web 利用手引書

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・「特殊な耐性菌一覧」 耐性菌によってカラーコード(四角)に付けられる○×とそれらの色は異なります。 各耐性菌は下記の色で記号が付けられます。

耐性菌名 色 ○×

MDRP 朱 ○

PRSP 黄 ○

ペニシリン耐性溶連菌 赤 ×

VCM耐性溶連菌 赤 ×

LZD耐性溶連菌 赤 ×

VCM耐性 B群レンサ球菌 赤 ×

LZD耐性 B群レンサ球菌 赤 ×

VCM耐性肺炎球菌 赤 ×

LZD耐性肺炎球菌 赤 ×

VRSA 赤 ×

VRE 黄 ○

TEIC非感性黄色ブドウ球菌 黄 ○

LZD非感性黄色ブドウ球菌 黄 ○

VCM非感性 CNS 黄 ○

MDRA 朱 ○

カルバペネム耐性緑膿菌 黄 ○

カルバペネム耐性セラチア 黄 ○

第三世代セファロスポリン耐性大腸菌 黄 ○

第三世代セファロスポリン耐性肺炎桿菌 黄 ○

フルオロキノロン耐性大腸菌 黄 ○

※ 各耐性菌の条件は JANIS サイト検査部門ページの「薬剤耐性菌判定基準」「検査部門特殊な

耐性を示す菌」を参照してください。 https://janis.mhlw.go.jp/section/kensa.html

なお、複数の耐性菌の菌に該当する菌の四角には赤の○が付けられます。ただし下記の組み合わせに

該当する場合は、左側の耐性菌のみを表示します。

優先する耐性菌 無視される耐性菌

MDRP カルバペネム耐性緑膿菌

VRSA TEIC非感性黄色ブドウ球菌

Page 25: (2DCM-web)yakutai.dept.med.gunma-u.ac.jp/project/2dcm/docs/kensa_2...2DCM-web 利用手引書 - 4 - 2. 2 次元カラーコードキャリアマップ(2DCM)とは 2 次元カラーコードキャリアマップ(2DCM)とは菌の耐性パターンによって分類された菌を、2

2DCM-web 利用手引書

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5.2.5. epi-curve (エピカーブ) 機能

epi-curve を使用することで、菌の経時的分離状況を把握し菌が多く分離されている期間、菌の院内

拡散などの発見に結びつけます。 「5.1.1 メインメニュー」で「epi-curve」ボタンを押すと画面が表示されます。 (一番初めに 2DCM を表示したときも表示されます。) epi-curve は、「集計期間」欄で指定した期間の当該菌の分離患者数(「患者単位でカウント」のチェ

ックボックスを外すと分離株数)を棒グラフで示します。グラフの両端は抽出対象期間の設定により、

指定した集計期間に満たない場合は棒の色を薄く表示します。 なお、集計期間として「7 日間」「14 日間」「28 日間」を指定できます。集計期間は最初と最後の

期間以外は、月曜日から日曜日までです。灰色の枠は、メイン画面にて 2DCM を表示している期間を

示し、メイン画面を移動すると枠も一緒に移動します。

Page 26: (2DCM-web)yakutai.dept.med.gunma-u.ac.jp/project/2dcm/docs/kensa_2...2DCM-web 利用手引書 - 4 - 2. 2 次元カラーコードキャリアマップ(2DCM)とは 2 次元カラーコードキャリアマップ(2DCM)とは菌の耐性パターンによって分類された菌を、2

2DCM-web 利用手引書

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グラフ左上のボタンで epi-curve 対象を、「全体」と各病棟(または診療科)で切り替えます。メイン

画面の右端にある矢印は病棟(または診療科)に切り替えると赤くなり、矢印の高さの延長線上にある病

棟(診療科)の epi-curve を表示します。 また、epi-curve で任意の期間をクリックすると、epi-curve と 2DCM 画面にクリックした期間の場

所に黄色い帯が付きます。帯を消したい場合は epi-curve に表示されている黄色い帯をクリックしてく

ださい。カラーコード(四角)の左上の角が黄色い帯の下にあるものが epi-curve でクリックした期間内

の菌です。(ひとつの分離菌で複数のカラーコードが割り当てられている場合は一番上(複数列の場合は

左上)の四角を基準とします。)

こちらは期間外.の菌

こちらは期間内.の菌

矢印が示す位置にある・・

「5A」を表示

Page 27: (2DCM-web)yakutai.dept.med.gunma-u.ac.jp/project/2dcm/docs/kensa_2...2DCM-web 利用手引書 - 4 - 2. 2 次元カラーコードキャリアマップ(2DCM)とは 2 次元カラーコードキャリアマップ(2DCM)とは菌の耐性パターンによって分類された菌を、2

2DCM-web 利用手引書

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6. 改版履歴

初版(2009/11/27) 東海大学医学部基礎医学系 生体防御学 藤本 修平 キーウェアソリューションズ株式会社 技術本部 医療事業部 中川 岳人

第 2 版(2010/6/30) ・3. システム要件を更新 ・各画面を最新のものに変更 ・「改良依頼一覧」画面と「掲示板」画面の説明を追加

キーウェアソリューションズ株式会社 技術本部 医療事業部 寺山 理恵

第 3 版(2011/4/1) ・2DCM-web の JANIS 事業化に伴い、全体を再編集 ・各画面および機能の説明を最新のものに変更

キーウェアソリューションズ株式会社 技術本部 医療事業部 中川 岳人

第 4 版(2011/9/27) ・「特殊な耐性菌解析機能」追加に伴い、画像の変更

・「5.2.4. 特殊な耐性菌確認機能」項目と説明の追加 キーウェアソリューションズ株式会社 技術本部 医療事業部 三浦 啓明

第 5 版(2012/3/30) ・「epi-curve」追加に伴い、画像の変更

・「5.2.5. epi-curve」項目と説明の追加 キーウェアソリューションズ株式会社 技術本部 医療事業部 中川 岳人

第 6 版(2013/9/1) ・集計期間指定機能追加のため、「5.2.5. epi-curve」項目の画面、説明の変更

キーウェアソリューションズ株式会社 技術本部 医療事業部 中川 岳人

第 7 版(2017/7/21) ・各画面および機能の説明を最新のものに変更 ・利用可能ブラウザとして「Microsoft Edge」を追加

・3. システム要件を更新

・色パターン「耐性度色」の追加に関する説明を追加 ・「5.1.4. 表示メニュー」の「菌指定」メニューに三種の指定方法の説明を追加 ・「5.1.7. メイン画面」に条件設定パネルの表示/非表示に関する説明を追加 ・「5.2.3. 解析」に耐性度条件設定パネルの表示/非表示に関する説明を追加

キーウェアソリューションズ株式会社 官公システム事業部 中川 岳人