2014年1月 - 一般社団法人Jミルク Japan Dairy Association...

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牛乳乳製品に関する食生活動向調査 2013 (公表版) 2014年1月 一般社団法人 Jミルク 1

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牛乳乳製品に関する食生活動向調査 2013(公表版)

2014年1月

一般社団法人 Jミルク

1

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調査の概要(以下の内容で2012年度より開始)

第一次調査 第二次調査

インターネットを活用した消費者パネルに対する年1回のアンケート調査

3~18才の子どもを持つ主婦子供の年齢分布について、第一次調査後確認し

ひどい偏りがない場合は、割付を行わない

15~60代の男女

600サンプル10,000サンプル

毎年11月毎年10月

総務省統計局の22年の人口構成データなどを参考に実際の性別、年代、地域の構成比に近似させる。

調査手法

対象者

サンプル数

実施時期

割付

2

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目次

1. 牛乳類の飲用(利用)頻度とその変化 P4

2. 直近の牛乳飲用量の変化とその「理由」と代替食品 P10

3. 牛乳類の購入状況と利用の方法 P21

4. 牛乳を「大切」と思う意識と「3~18歳の子を持つ母親」における「子供に牛乳を飲ませたいと思う」気持ちとその変化 P28

5. 牛乳の国産優先意識 P34

6. 牛乳の上限受容価格(受容価格帯)と受容価格への影響要因 P42

7. 「牛乳に関する話題」への接触状況 P51

8. 牛乳が「自分にとって大切」と思う意識の変化理由 P59

9. 牛乳の 「4大重点訴求機能」への認知状況と健康意識とその変化 P67

10. 「3~18歳の子を持つ母親」における牛乳の 「4大重点訴求機能」 への認知状況と健康意識とその変化 P81

11 . 「3~18歳の子を持つ母親」における子供に牛乳を飲ませたいと思う気持ちの変化理由 P87

12 . 「3~18歳の子を持つ母親」における牛乳の 「4大重点訴求機能」認知状況とその変化 P92

13 . 「3~18歳の子を持つ母親」における牛乳の 「4大重点訴求機能」に直結する健康意識とその変化P100

14 . 「3~18歳の子を持つ母親」の「牛乳・乳製品/食品や食生活」に関する情報への接触状況 P108

15. ビッグママの「情報接触」の特徴 P112

16. 牛乳を用いた料理 P128

17. 「乳糖不耐」の症状への自覚状況 P137

18. 「牛乳の日」への認知状況 P142

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牛乳類の飲用(利用)頻度とその変化

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1 牛乳類の飲用(利用)頻度とその変化 / ここでの知見

生活者一般の牛乳類飲用(利用)頻度は、前年から微減。2013年の牛乳類飲用

(利用)頻度は、毎日が30% (昨年32%) 、週1~6日が34%(昨年35%)、週1

日未満が36% (昨年33%)となっている。 《→P.6 》

男女別では女性の頻度が高く、全体的に年齢が高いほど頻度が高い。《→P.6 》

生活者一般における牛乳飲用の増減傾向をみると、2013年は増加が15% (前年

17%)、減少が25 (前年20%)で、前年よりも減少傾向が強まっている。なかでも

女性10代は減少傾向が強い。《 →P.8 》

(前年との飲用頻度を比較すると男性10代、女性10~20代で実際に減少。《 →P.7 》 )

牛乳類の飲用(利用)頻度が多い人ほど、牛乳飲用も増加。一方、牛乳類の飲用

(利用)頻度が少ない人ほど、牛乳飲用も減少。現状、牛乳類の飲用(利用)は二

極化が進んでいる。《→P.9 》

牛乳類飲用(利用)の頻度は、昨年から微減。女性、年齢が高いほどより飲まれている牛乳。進む、二極化構造。

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現在の牛乳類飲用(利用)頻度

いま現在、あなたご自身は牛乳類をどれくらいの割合で飲んだり、利用していますか。以下のなかから、あなたに最もあてはまるものをひとつだけお答えください。

N=10000

2013年の生活者一般の牛乳類飲用(利用)頻度は毎日が30%、週1~6日が34%、週1日未満が36%。

前年に比べて、高頻度層が微減傾向にある。男女別では女性の頻度が高く、

10代男以外、男女共に年齢が高いほど頻度が高い。

32%

30%

10%

9%

12%

12%

13%

13%

7%

8%

12%

12%

14%

16%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

2012年

2013年

毎日 週5~6日

週3~4日

週1~2日

月2~3日

それ以下

飲まない

42%

41%

35%

30%

20%

20%

10%

9%

9%

10%

10%

6%

13%

13%

9%

13%

12%

12%

12%

11%

15%

14%

12%

11%

5%

6%

6%

7%

9%

11%

8%

10%

13%

12%

16%

12%

9%

10%

14%

15%

21%

29%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

60代女

50代女

40代女

30代女

20代女

10代女

毎日 週5~6日

週3~4日

週1~2日

月2~3日

それ以下

飲まない

38%

27%

23%

21%

21%

21%

9%

10%

8%

9%

10%

12%

11%

12%

10%

12%

12%

11%

14%

14%

13%

16%

14%

14%

7%

8%

8%

7%

11%

11%

11%

13%

16%

15%

12%

8%

9%

15%

22%

20%

22%

23%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

60代男

50代男

40代男

30代男

20代男

10代男

毎日 週5~6日

週3~4日

週1~2日

月2~3日

それ以下

飲まない

10代男N= 350 /20代男N= 783/30代男N= 1028/40代男N= 942/50代男N= 906/60代男N= 98910代女N= 334/20代女N= 757/30代女N= 1004/40代女N= 939/50代女N= 915/60代女N= 1053

性年代別

6

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性年代別/牛乳類飲用(利用)頻度の、2013年/2012年比較

いま現在、あなたご自身は牛乳類をどれくらいの割合で飲んだり、利用していますか。以下のなかから、あなたに最もあてはまるものをひとつだけお答えください。

毎日飲用 週1+飲用

42% 41%35%

30%

20% 20%

38%

27%23% 21% 21% 21%

44% 44%40%

31%26%

22%

41%

29%24% 23% 23%

30%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

60代

50代

40代

30代

20代

10代

60代

50代

40代

30代

20代

10代

2013年

2012年

77%73%

67% 66%

54%48%

72%

64%

55%59%

56%58%

78% 77%

68% 68%64%

60%

72%

64%59% 61% 58%

68%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

60代

50代

40代

30代

20代

10代

60代

50代

40代

30代

20代

10代

2013年

2012年

性年代別の牛乳類飲用(利用)頻度を、2013年と2012年で比較すると、特に10代男女(次いで20代女)において、高頻度層が目減りしている。

10代男N= 350 /20代男N= 783/30代男N= 1028/40代男N= 942/50代男N= 906/60代男N= 98910代女N= 334/20代女N= 757/30代女N= 1004/40代女N= 939/50代女N= 915/60代女N= 1053

7

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4%

5%

6%

7%

4%

13%

11%

10%

14%

12%

10%

62%

61%

63%

58%

53%

47%

10%

10%

10%

11%

11%

15%

11%

12%

14%

12%

17%

24%

3%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

60代女

50代女

40代女

30代女

20代女

10代女

確かに

増えている

やや

増えている

変わらない やや

減っている

確かに

減っている

4%

3%

3%

5%

3%

10%

8%

7%

11%

13%

11%

67%

62%

60%

61%

57%

54%

9%

13%

13%

10%

10%

13%

11%

15%

18%

15%

15%

19%

3%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

60代男

50代男

40代男

30代男

20代男

10代男

確かに

増えている

やや

増えている

変わらない やや

減っている

確かに

減っている

牛乳飲用の変化

最近のあなた自身が、「牛乳」を飲む量や回数は、以前に比べて、増えたり減ったりしていますか。

N=10000

生活者一般における牛乳飲用の増減は、増加が15%、減少が25%で、全体としては減少傾向。

増加者には目立つ傾向がなく、その一方で、減少者は女性10代に特に目立つ。

(※本調査において10代は15~19才)

確かに

減っている

14%

やや

減っている

11%

やや

増えている

11%

変わらない

60%

確かに

増えている

4%

10代男N= 350 /20代男N= 783/30代男N= 1028/40代男N= 942/50代男N= 906/60代男N= 98910代女N= 334/20代女N= 757/30代女N= 1004/40代女N= 939/50代女N= 915/60代女N= 1053

性年代別

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現在の牛乳類飲用(利用)頻度 × 牛乳飲用の変化

最近のあなた自身が、「牛乳」を飲む量や回数は、以前に比べて、増えたり減ったりしていますか。

牛乳類飲用(利用)の頻度別

牛乳類の飲用(利用)頻度が多い人ほど、牛乳飲用も増加。牛乳類の飲用(利用)頻度が少ない人ほど、牛乳飲用が減少。

この傾向は2012年も同様で、牛乳類の飲用(利用)は二極化が進んでいる。

0%

0%

10%

1%

3%

17%

15%

49%

49%

62%

71%

4%

20%

15%

3%

45%

27%

4%

1%

3%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

非飲用

それ以下

週1以上

毎日

確かに

増えている

やや

増えている

変わらない やや

減っている

確かに

減っている

毎日N=2957/週1以上N= 3439/それ以下N= 1985/非飲用N= 1619

9

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直近の牛乳飲用量の変化とその「理由」と代替食品

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2 直近の牛乳飲用量の変化その「理由」と代替食品 / ここでの知見

生活者一般(全体)において「牛乳を飲む量や回数」が増えた理由は前年と変化なく、トップ3は、1.カルシウム摂取、2.栄養を意識、3.骨の状態をよくしたい。《→P.12 》

重要な生活者ターゲットである母親において「牛乳を飲む量や回数」が増えた理由は、上記トップ3に加えて、昨年同様に「カフェオレ」と「子供の影響」が特徴的に多く、「ストレスの緩和」「コーンフレーク」「紅茶に入れて」も目立つ。 《→P.13 》

生活者一般(全体)において「牛乳を飲む量や回数」が減った理由トップ3は、1.下痢予防、2.価格の上昇、3.味の好みが変化(2012年は、1.下痢予防、2.栄養脂肪過多、3.食事全体量の低下)。特に、「価格の上昇」への反応が顕著に強まっているのが特徴。 《→P.14 》

「牛乳を飲む量や回数」が減った人のうち、4割が別の食品摂取を意識的に増やしていて、そのトップ5は、1.ヨーグルト、2.豆乳、3.緑茶、4.野菜/トマトジュース、5.コーヒーとなっている。その中で、ヨーグルトは50-60代男女(特に女性)、豆乳は女性全世代、緑茶は男性全世代と10代女性、野菜/トマトジュースは50代男性、コーヒーは男性30-50代、加えて紅茶は10代女性が多い。《→P.16~18 》

近、牛乳飲用が増えた理由は、もっぱらカルシウム関連。その一方で、牛乳飲用が減った理由として「価格の上昇」が大きく台頭。

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飲用量増加の理由/2013-2012比較

最近のあなた自身の「牛乳」を飲む量や回数が、以前に比べて増えているのは、どんな理由や事情からだと思いますか。以下のなかから、あなたにあてはまるものをすべてお答えください。

生活者一般(全体)において「牛乳を飲む量や回数」が増えた理由は昨年と大きく変わらず、トップ3は以下。

1.カルシウム摂取、2.栄養を意識、3.骨の状態をよくしたい

2013N=14982012N=1729

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

カル

シウム摂取

栄養

を意識

骨の

状態よくしたい

カフ

ェオレ

健康

全般を意識

たん

ぱく質摂取

スト

レスの緩和

便秘

解消

生活

習慣病予防

コー

ンフレーク

紅茶

に入れて

病気

予防

配偶

者のすすめ・影響

子供

の影響

価格

が安くなった

冷蔵

庫でよく見る

身長

を伸ばしたい

カロ

リー意識の低下

医師

・栄養士・教師から

母親

のすすめ・影響

宅配

の牛乳屋の影響

2013年

2012年

12

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飲用量増加の理由/全体-母親

子持ち母親N= 184全体N= 1498

最近のあなた自身の「牛乳」を飲む量や回数が、以前に比べて増えているのは、どんな理由や事情からだと思いますか。以下のなかから、あなたにあてはまるものをすべてお答えください。

Jミルクの重要な生活者ターゲットである「3~18歳の子を持つ母親」において

「牛乳を飲む量や回数」が増えた理由は、全体のトップ3に加えて2012年と同様に「カフェオレ」と「子供の影響」が特徴的に多く、

2013年は「ストレスの緩和」「コーンフレーク」「紅茶に入れて」も目立つ。

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

カルシウ

ム摂取

栄養を意

骨の状態

よくしたい

カフェオ

たんぱく

質摂取

健康全般

を意識

ストレス

の緩和

便秘解消

コーンフ

レーク

胃・胃粘

膜の保護

牛乳を使

った料理など

生活習慣

病予防

病気予防

美容・ダ

イエット

スポーツ

・筋力アップ

美味しい

牛乳を見つけ

紅茶に入

れて

在宅時間

が増えた

不眠解消

のため

冷蔵庫で

よく見る

身長を伸

ばしたい

子供の影

食事替わ

価格が安

くなった

カロリー

意識の低下

配偶者の

すすめ・影響

母親のす

すめ・影響

定期購入

熱中症予

医師・栄

養士・教師か

妊娠・出

産や授乳

宅配の牛

乳屋の影響

ママ友や

主婦仲間から

生活者ターゲット

全体

3-18歳の子を持つ母親

13

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飲用量減少の理由/2013-2012比較

最近のあなた自身の「牛乳」を飲む量や回数が、以前に比べて減っているのは、どんな理由や事情からだと思いますか。以下のなかから、あなたにあてはまるものをすべてお答えください。

2013年の生活者一般(全体)で、「牛乳を飲む量や回数」が減った理由は、増えた理由に比べて、昨年からの変化が大きく、トップ3は以下。

1.下痢予防、2.価格の上昇、3.味の好みが変化(昨年度のトップ3は、1.下痢予防、2.栄養脂肪過多、3.食事全体量の低下)

その中でも「価格の上昇」は、2012年に比べて反応が顕著に強まっている。

0%

10%

20%

下痢

予防

栄養

脂肪過多

食事

全体量の低下

味の

好みが変化

価格

の上昇

身体

によくない

給食

がなくなった

お腹

が張る

一人

暮らし

経済

的に厳しい

冷蔵

庫で見かけない

子供

が飲まない

放射

家族

が飲まない

朝食

を食べない

栄養

がとれない

健康

意識の低下

医師

・栄養士・教師

2013年

2012年

2013N=25052012N=1971

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飲用量減少の理由/10代男女の場合

最近のあなた自身の「牛乳」を飲む量や回数が、以前に比べて減っているのは、どんな理由や事情からだと思いますか。以下のなかから、あなたにあてはまるものをすべてお答えください。

「牛乳を飲む量や回数」の減少が、他世代と比べて際立つ10代女性は、理由として「給食がなくなった」をあげる比率が特に高い。

同様の状況にあるはずの10代男性と比べても、その比率は際立って高く、その背景にどのような状況や理由があるのかについて、

今後の明らかにするとともに、対策の検討と開発が重要。

0%

10%

20%

30%

40%

50%

下痢

予防

価格

の上昇

味の

好みが変化

給食

がなくなった

食事

全体量の低下

お腹

が張る

栄養

脂肪過多

一人

暮らし

身体

によくない

経済

的に厳しい

冷蔵

庫で見かけない

和食

の増加

子供

が飲まない

放射

朝食

を食べない

栄養

がとれない

家族

が飲まない

医師

・栄養士・教師

健康

意識の低下

全体

10代男

10代女

全体N= 250510代男N= 11110代女N= 131

15

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牛乳飲用減少の代わりに増えた食品

ある40%

ない60%

27%24%

22%

17% 17%

12%11% 11%

10%9% 8% 8% 8% 8% 7% 7% 7% 6%

5% 5%

0%

10%

20%

30%

ヨー

グル

豆乳

緑茶

野菜

/ト

マト

ジュ

ース

コーヒー(牛乳なし)

麦茶

納豆

飲む

ヨー

グル

ミネ

ラル

ウォ

ータ

ウー

ロン

紅茶

豆腐

乳酸

菌飲

10

0%

ジュ

ース

野菜

サプ

リメ

ント

チー

その

他の

お茶

果物

カフ

ェオ

N= 2505 N= 990

今現在のあなたは、「牛乳」を飲んだり利用する量や回数が、以前に比べて減っているとのことですが、

牛乳を減らす代わりに、飲んだり食べたりするのを増やしている飲み物や食品が何かございますか。

今現在のあなたが牛乳を減らす代わりに、飲んだり食べたりするのを増やしている飲み物や食品は何ですか。

生活者一般(全体)において、「牛乳を飲む量や回数」が減ったひとのうちの4割は、

牛乳の代わりに飲んだり食べたりすることが増えた飲み物や食品がある。

牛乳の代わりに摂取が増えた飲み物や食品のトップ3は以下。1.ヨーグルト、2.豆乳、3.緑茶

(その他にも、野菜ジュース、コーヒーが目立つ。)

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牛乳飲用減少の代わりに増えた食品(男性年代別)

今現在のあなたは、「牛乳」を飲んだり利用する量や回数が、以前に比べて減っているとのことですが、

牛乳を減らす代わりに、飲んだり食べたりするのを増やしている飲み物や食品が何かございますか。

今現在のあなたが牛乳を減らす代わりに、飲んだり食べたりするのを増やしている飲み物や食品は何ですか。

男性についていえば、高い年齢層ほど「牛乳を飲む量や回数」が減る代わりに飲んだり食べたりすることが増えた飲み物や食品がある比率が高い。

牛乳の代わりに摂取が増えた飲み物や食品の種類の特徴を世代別に見るとヨーグルトは50~60代、緑茶は男性全世代、

野菜/トマトジュースは50代男性、コーヒーは男性30~50代に多い。

41%

45%

35%

27%

25%

17%

59%

55%

65%

73%

75%

83%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

60代男

50代男

40代男

30代男

20代男

10代男

ある ない

0%

10%

20%

30%

40%

50%

ヨーグル

豆乳

緑茶

野菜/ト

マトジュー

コーヒー

(牛乳なし

麦茶

納豆

飲むヨー

グルト

ミネラル

ウォーター

ウーロン

紅茶

豆腐

乳酸菌飲

100%

ジュース

野菜

サプリメ

ント

チーズ

その他の

お茶

果物

カフェオ

10代男

20代男

30代男

40代男

50代男

60代男

10代男N= 111 /20代男N= 193/30代男N= 26240代男N= 283/50代男N=246/60代男N= 196

10代男N= 19 /20代男N= 48/30代男N= 7040代男N= 100/50代男N=110/60代男N= 80

17

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牛乳飲用減少の代わりに増えた食品(女性年代別)

今現在のあなたは、「牛乳」を飲んだり利用する量や回数が、以前に比べて減っているとのことですが、

牛乳を減らす代わりに、飲んだり食べたりするのを増やしている飲み物や食品が何かございますか。

今現在のあなたが牛乳を減らす代わりに、飲んだり食べたりするのを増やしている飲み物や食品は何ですか。

58%

52%

47%

48%

34%

33%

42%

48%

53%

52%

66%

67%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

60代女

50代女

40代女

30代女

20代女

10代女

ある ない

0%

10%

20%

30%

40%

50%

ヨー

グルト

豆乳

緑茶

野菜

/トマ

トジ

ュース

コー

ヒー(

牛乳

なし)

麦茶

納豆

飲む

ヨーグ

ルト

ミネ

ラルウ

ォー

ター

ウー

ロン茶

紅茶

豆腐

乳酸

菌飲料

10

0%ジ

ュー

野菜

サプ

リメン

チー

その

他のお

果物

カフ

ェオレ

10代女

20代女

30代女

40代女

50代女

60代女

10代女N= 43/20代女N= 72/30代女N= 10840代女N=103/50代女N= 108/60代女N= 129

10代女N=131/20代女N= 210/30代女N= 22340代女N= 219/50代女N= 207/60代女N= 224

女性についていえば、高年齢層ほど「牛乳を飲む量や回数」が減る代わりに飲んだり食べたりすることが増えた飲み物や食品があるという比率が高い。

牛乳の代わりに摂取が増えた飲み物や食品の種類の特徴を世代別に見るとヨーグルトは50~60代、豆乳は女性全世代、

緑茶は10代女性、加えて紅茶も10代女性が多い。

18

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牛乳の代替となる食品の選択理由①

あなたが牛乳を飲む代わりに、****を食べる/利用することが以前に比べて増えているのは何故だと思いますか。

2%

2%

2%

3%

4%

4%

5%

6%

9%

11%

12%

12%

17%

28%

0% 10% 20% 30% 40%

食べ応え

朝食によい

花粉症/アレルギー

R1/LG21

好きだから

デザート/おやつ

食べ方色々

子供が好き

カルシウム

より手軽/食べやすい

美味しい

免疫力向上

健康的

整腸効果

2%

3%

4%

4%

4%

5%

6%

9%

9%

10%

13%

16%

29%

0% 10% 20% 30% 40%

カルシウム

材料として

たんぱく質

好きだから

飲み方色々

植物性

美容効果

ダイエット効果

美味しい

栄養価が高い

イソフラボン

女性ホルモンへの効果

健康的

ヨーグルト 豆乳 緑茶

2%

4%

6%

7%

8%

9%

9%

11%

11%

18%

18%

0% 10% 20% 30% 40%

抗酸化作用

水分補給

ビタミン

より身近

食事にあう

好きだから

健康的

カテキン

ダイエット効果

あったまる

抗菌作用

ヨーグルトの増加理由のトップ3は、 1.整腸効果、2.健康的、3.免疫力向上

豆乳の増加理由のトップ3は、 1.健康的、2.女性ホルモンへの効果、3.イソフラボン

緑茶の増加理由のトップ3は、 1.抗菌作用、2.あったまる、3.ダイエット効果

N= 309 N= 112 N= 85

19

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2%

2%

2%

2%

2%

3%

3%

4%

4%

5%

6%

10%

10%

14%

36%

0% 10% 20% 30% 40%

リコピン

食事にあう

食物繊維

血液サラサラ

免疫力向上

安い

好きだから

ダイエット効果

ビタミン

より手軽/食べやすい

子供が好き

美味しい

栄養価が高い

健康的

野菜不足解消

2%

2%

3%

3%

4%

5%

6%

7%

7%

8%

15%

34%

0% 10% 20% 30% 40%

より手軽

ガン予防

気分転換

嗜好の変化

安い

眠気解消

ダイエット効果

あったまる

習慣

美味しい

リラックス

好きだから

牛乳の代替となる食品の選択理由②

あなたが牛乳を飲む代わりに、****を食べる/利用することが以前に比べて増えているのは何故だと思いますか。

野菜/トマトジュース コーヒー(牛乳なし)

N= 114 N= 109

野菜/トマトジュースの増加理由のトップ3は、1.野菜不足解消、2.健康的、3.栄養価が高い

コーヒー(牛乳なし)の増加理由のトップ3は、1.好きだから、2.リラックス、3.美味しい

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牛乳類の購入状況と利用の方法

21

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3 牛乳類の購入状況と利用の方法 / ここでの知見

生活者一般の牛乳類飲用(利用)頻度が前年から微減しているのに付随して、牛乳類の購入頻度も昨年から微減している。2013年の牛乳類購入頻度は週1回以上が58%(前年は63%)。ほぼ毎日は5%(前年は8%)。牛乳類の飲用(利用)頻度が高いほど「牛乳類の購入頻度」は当然高い。《→P.22 》

牛乳類の1回あたり購入量は前年とほぼ変わらず、6割強が「1リットル」。牛乳類の飲用(利用)頻度が高いほど「牛乳類の1回あたり購入量」は多い。 《→P.23 》

牛乳類を購入する場所は、前年と同様に「スーパーマーケット」が大勢を占める。《→P.24 》

牛乳類の飲用・利用方法をみると、飲用(利用)頻度が高いひとと、母親が多く含まれる女性30~40代は「他の飲み物に混ぜる」という人が特徴的に多く、年齢が低い人ほど「他の食べ物にかける」という人が多い(特に男性) 。《→P.25、26 》

購入頻度が昨年から微減(1回当たりの購入量はほぼ変わらず)。牛乳をよく飲む人と女性30-40代は「まぜ飲み」多い。

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牛乳類の購入頻度/牛乳類飲用・利用頻度別

あなたご自身は普段、家族で飲むためのものも含めて、どれくらい牛乳類を購入していますか。

「牛乳類の購入頻度」は週1回以上が6割弱。

牛乳類の飲用(利用)頻度と同じく、前年に比べて、高頻度層が微減傾向にある。

牛乳類の飲用(利用)頻度が高いほど「牛乳類の購入頻度」は当然高くなる。

N=10000

8%

5%

6%

5%

25%

24%

24%

24%

8%

9%

5%

5%

24%

28%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

2012年

2013年

毎日 週4

~5回

週2

~3回

週1回 月2

~3回

月1回 それ未満

購入なし

14%

7%

7%

4%

5%

27%

44%

5%

11%

40%

26%

3%

17%

13%

19%

3%

86%

47%

8%

7%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

非飲用

それ以下

週1以上

毎日

毎日 週4

~5回

週2

~3回

週1回 月2

~3回

月1回 それ未満

購入なし

毎日N=2957/週1以上N= 3439/それ以下N= 1985/非飲用N= 1619

牛乳類の飲用・利用頻度別

23

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4%

1%

3%

12%

11%

8%

15%

27%

68%

70%

70%

55%

10%

12%

7%

3%

5%

8%

4%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

非飲用

それ以下

週1以上

毎日

3L以上 2L程度 1L程度

500ML

程度

400ML

程度

200ML

以下

7%

6%

19%

18%

62%

64%

7%

7%

4%

4%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

2012年

2013年

3L以上 2L程度 1L程度

500ML

程度

400ML

程度

200ML

以下

毎日N=2741/週1以上N= 3179/それ以下N= 1061/非飲用N= 220

牛乳類の一回あたり購入量/牛乳類飲用・利用頻度別

あなたが普段、牛乳類を購入する際の、1回あたりの購入量(だいたいの平均)をお知らせください。

「牛乳類の1回あたり購入量」は2012年とほぼ変わらず、6割強が「1リットル」。

牛乳類の飲用(利用)頻度が高いほど「牛乳類の1回あたり購入量」は多くなっている。

N=10000

牛乳類の飲用・利用頻度別

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牛乳類の購入場所/牛乳類飲用・利用頻度別

あなたが牛乳類を購入する際に、この一ヶ月で利用したことがある購入場所をお知らせください。

「牛乳類を購入する場所」は前年と変わらず、「スーパーマーケット」が大勢を占める。

(牛乳類の飲用(利用)頻度の高低によっても、ほとんど変わらない。)

牛乳類の飲用・利用頻度別0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

スーパ

マーケ

ット

コンビ

ニエン

スト

ドラッ

グスト

生協

(共同

購入、

個配

生協

(お店

で)

ディス

カウン

スト

牛乳販

売店

ネット

スーパ

一般販

売店

その他

の店舗

2013年

2012年

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

スーパー

マー

ケット

コン

ビニエンス

ストア

ドラ

ッグストア

生協

(共

同購入、個配)

生協

(お

店で)

ディ

スカウント

ストア

牛乳

販売店

ネッ

トスーパー

一般

販売店

その

他の店舗

毎日

週1以上

それ以下

非飲用

毎日N=2741/週1以上N= 3179/それ以下N= 1061/非飲用N= 220N=10000

25

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牛乳類の利用方法/牛乳類飲用・利用頻度別

いま現在、あなたが牛乳類を利用するときの方法をお知らせください。

「牛乳類の利用方法」は前年と変わらず、「そのまま飲む」と「他の飲み物に混ぜる」が多い。

牛乳類の飲用(利用)頻度が高いひとほど「他の飲み物に混ぜる」という人が多い。

牛乳類の飲用・利用頻度別

毎日N=2741/週1以上N= 3179/それ以下N= 1061N=10000

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

そのまま

飲む

他の飲み物

に混ぜる

他の食べ物

にかける

その他

(料理等)

2013年

2012年

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

そのまま

飲む

他の飲み物

に混ぜる

他の食べ物

にかける

その他

(料理等)

毎日

週1以上

それ以下

26

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0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

そのまま

飲む

他の飲み物

に混ぜる

他の食べ物

にかける

その他

(料理等)

10代女

20代女

30代女

40代女

50代女

60代女

牛乳類の利用方法/性年代別

いま現在、あなたが牛乳類を利用するときの方法をお知らせください。

男性は年齢が低いほど「他の食べ物にかける」という人が多い。

女性30代40代は、「他の飲み物に混ぜる」という人が特徴的に多い。

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

そのまま

飲む

他の飲み物

に混ぜる

他の食べ物

にかける

その他

(料理等)

10代男

20代男

30代男

40代男

50代男

60代男

男性年代別 女性年代別

10代男N= 269 /20代男N= 614/30代男N= 822/40代男N= 739/50代男N= 768/60代男N= 89610代女N= 237/20代女N= 596/30代女N= 854/40代女N= 805/50代女N=822/60代女N= 959

27

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牛乳を「大切」と思う意識と「3-18歳の子を持つ母親」における「子供に牛乳を飲ませたいと思う気持ち」とその変化

28

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4 牛乳を「大切」と思う意識・・・・ / ここでの知見

生活者一般の牛乳を「自分にとって大切」と思う意識は、2012年よりも明らかに減少。

「大切に思う」意識の全体は66%(前年は73%)で、特に、「特に大切に思う」という

比率の減少が目立つ。《→P.30 》

「大切に思う」意識の比率は男性よりも女性の方が高く、年上ほどやや高い。牛乳を

「自分にとって大切」と思う気持ちと、牛乳類の飲用(利用)頻度は強く関係している。

《→P.30、31 》

母親の牛乳を「子供/家族にとって大切」と思う比率は、前年と変わらず84%。ただ

し、その中で「とても思う」の意識の比率はやや高まっている。《→P.32 》

母親の「子供に牛乳を多く飲んでもらいたい」と思う意識の比率は、「ほぼ毎日」が

72%で、前年と大きく変わらない(前年は70%)。《→P.33 》

母親においては「自分にとって大切」の意識以上に「子供/家族にとって大切」の意識が強い。 「自分にとって大切」という意識と「子供/家族にとって大切」という意識は強く関係していて、「子供/家族にとって大切」という意識は、「子供に牛乳を多く飲んでもらいたい」の意識と強く関係している。《→P.32、33 》

(あらゆる牛乳関与の基礎にあると考えられる)生活者一般の「自分にとって大切」と思う意識が、前年よりも明らかに減少。

29

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23%

19%

18%

15%

14%

24%

22%

21%

22%

19%

14%

26%

24%

29%

28%

26%

27%

9%

12%

11%

12%

14%

16%

10%

11%

10%

9%

10%

11%

7%

8%

11%

11%

16%

18%

25%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

60代女

50代女

40代女

30代女

20代女

10代女

とても

思う

思う どちらか

といえば

思う

どちらか

といえば

思わない

あまり

思わない

全く

思わない

13%

14%

15%

14%

14%

24%

20%

19%

18%

17%

19%

30%

29%

28%

29%

32%

27%

9%

13%

11%

13%

13%

14%

12%

13%

12%

9%

9%

7%

8%

12%

17%

16%

15%

19%

19%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

60代男

50代男

40代男

30代男

20代男

10代男

とても

思う

思う どちらか

といえば

思う

どちらか

といえば

思わない

あまり

思わない

全く

思わない

自分自身にとって大切の意識

あなたは「牛乳」のことを、「自分自身にとって、なくてはならない大切な食べ物(飲み物)である」と、どれくらい思いますか。

N=10000

牛乳を「自分にとって大切」という比率を持つのは全体の7割弱。前年に比べて、明確に「大切」と思うひとの比率が10%程度減少。

男女別に見ると、女性の方がその意識は強めで、女性は年上ほど意識が強い。男性は60代が特徴的にその意識が強い。

17%

25%

20%

25%

28%

11%

12%

8%

10%

8%

12%

23%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

2012年

2013年

とても

思う

思う どちらか

といえば

思う

どちらか

といえば

思わない

あまり

思わない

全く

思わない

10代男N= 350 /20代男N= 783/30代男N= 1028/40代男N= 942/50代男N= 906/60代男N= 98910代女N= 334/20代女N= 757/30代女N= 1004/40代女N= 939/50代女N= 915/60代女N= 1053

性年代別

30

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「自分自身にとって大切の意識」と「現在の牛乳類飲用(利用)頻度」

いま現在、あなたご自身は牛乳類をどれくらいの割合で飲んだり、利用していますか。以下のなかから、あなたに最もあてはまるものをひとつだけお答えください。

自分自身にとって大切

とても思うN= 1743/思うN= 4817/思わないN= 3440

牛乳を「自分にとって大切」と思う気持ちと、牛乳類の飲用(利用)頻度は強く関係している。

5%

31%

73%

3%

14%

11%

6%

18%

7%

11%

18%

5%

10%

8%

2%

23%

8%

2%

43%

3%

0%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

思わない

思う

とても思う

毎日 週5~6日

週3~4日

週1~2日

月2~3日

それ以下

飲まない

31

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20%

55%

13%

34%

25%

35%

40%

15%

26%

5%

4%

9% 7%10%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

思わない

思う

とても

思う

母親における2つの大切意識

あなたは「牛乳」のことを、「自分自身にとって、なくてはならない大切な食べ物(飲み物)である」と、どれくらい思いますか。自分自身

子供/家族 あなたは「牛乳」のことを、「あなたの子供/家族にとって、なくてはならない大切な食べ物(飲み物)である」と、どれくらい思いますか。

子持ち母親N=600

自分自身にとって大切

子供/家族にとって大切

Jミルクの生活者ターゲットである「3~18歳の子を持つ母親」において、「子供(家族)にとって大切」 と思う比率は、「自分にとって大切」の比率より高い。

「子供(家族)にとって大切」と思う比率は、2012年に比べてやや高くなっている。

また、「自分にとって大切」と思う意識と「子供(家族)にとって大切」と思う意識は強く関係。

とても思うN=143/思うN= 303/思わないN= 154

25%

24%

29%

26%

24%

34%

33%

27%

9%

10%

9%

5%

4%

10% 7%

21%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

子供/家族にとって

(2012)

子供/家族にとって

自分自身にとって

とても思う

思う どちらかといえば思う

どちらかといえば思わない

あまり思わない

全く思わない

とても思う

思う どちらかといえば思う

どちらかといえば思わない

あまり思わない

全く思わない

32

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母親が「子供に希望する牛乳飲用頻度」と「子供(家族)にとって大切意識」

あなたは「牛乳」のことを、「あなたの子供/家族にとって、なくてはならない大切な食べ物(飲み物)である」と、どれくらい思いますか。

いま現在、あなたは「牛乳」を自分のお子様に、どれくらい飲んでもらいたいと思いますか。

「子供に牛乳を多く飲んでもらいたい」と思う比率は、前年と大きく変わらない。

Jミルクの生活者ターゲットである「3~18歳の子を持つ母親」において、「子供(家族)にとって大切」と思ってもらうことが

「子供に牛乳を多く飲んでもらいたい」と思う気持ちにつながっていることがわかる。

必ず毎日N=191/ほぼ毎日N= 238/週1以上N=74/それ以下N=97子持ち母親N=600

32%

32%

38%

40%

8%

7%

7%

4%

10%

14%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

2012年

2013年

必ず

毎日

ほぼ

毎日

週4

~5回

週2

~3回

週1回 月2

~3回

月1回

以下

飲用希望あり

(頻度は本人任せ)

飲用希望なし

8%

15%

55%

8%

20%

37%

24%

24%

46%

43%

19%

40%

15%

3%

2%

13%

8%

1%

1%

9%

3%

0%

0%

5%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

それ以下

週1以上

ほぼ毎日

必ず毎日

とても

思う

思う どちらか

といえば

思う

どちらか

といえば

思わない

あまり

思わない

全く

思わない

牛乳を子供に飲んでもらいたい頻度

33

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牛乳の国産優先意識

34

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5 牛乳の国産優先意識 / ここでの知見

牛乳は「米」に次いで強い「国産優先意識」(国産品を優先して選択する意識)を

持たれている。《→P.36 》

牛乳の「国産優先意識」は、男性よりも女性において強く、男女ともに年齢が高いほ

ど強くなっている。また牛乳類の飲用(利用)頻度が高いほど強くなっている。

《→P.37、38 》

牛乳は「国産優先意識」が圧倒的に高いものの、地域別に見ると、アジア産(特に中

国産)に対する許容意識(国産に拘らず他の地域や国の食品の選択を許容する意

識)はとても弱く、オセアニア産と欧米産に対する許容意識はアジア産に比べやや

強くなっている。《→P.39 》

その一方で、バターやチーズのオセアニア産と欧米産に対する許容意識は、牛乳よ

りも強くなっている。 《→P.40、41 》

牛乳の「国産優先意識」は強い。男性よりも女性において、また男女ともに年齢が高いほど、強くなっている。

35

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牛乳の国産優先意識

15%

17%

18%

46%

32%

14%

15%

18%

20%

21%

63%

64%

60%

33%

45%

6%

3%

3%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

チーズ

バター

牛肉

牛乳

明らかに高くても国産優先

やや高くても国産優先

同価格なら国産優先

同価格なら外国産優先

やや高くても外国産優先

明らかに高くても外国産優先

あなたご自身は、以下にあげたいくつかの食品を選択するにあたり、その生産国についてどう思われますか。

牛乳は「米」に次いで強い「国産優先意識」を持たれており、価格が高くても国産を優先する人の比率は55%、

同価格なら国産を優先する人の比率は45%であった。

N=1000

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36

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牛乳の国産優先意識/性年代別

10代男N= 350 /20代男N= 783/30代男N= 1028/40代男N= 942/50代男N= 906/60代男N= 98910代女N= 334/20代女N= 757/30代女N= 1004/40代女N= 939/50代女N= 915/60代女N= 1053

30%

26%

24%

24%

19%

21%

24%

21%

19%

23%

19%

19%

45%

52%

55%

50%

57%

55% 3%3%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

60代男

50代男

40代男

30代男

20代男

10代男

49%

46%

41%

37%

26%

19%

23%

20%

19%

20%

20%

20%

27%

34%

39%

41%

51%

57%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

60代女

50代女

40代女

30代女

20代女

10代女

明らかに

高くても

国産優先

やや

高くても

国産優先

同価格

なら

国産優先

同価格

なら

外国産優先

やや高くても

外国産優先

明らかに

高くても

外国産優先

明らかに

高くても

国産優先

やや

高くても

国産優先

同価格

なら

国産優先

同価格

なら

外国産優先

やや高くても

外国産優先

明らかに

高くても

外国産優先

あなたご自身は、以下にあげたいくつかの食品を選択するにあたり、その生産国についてどう思われますか。

男性よりも女性において、牛乳の「国産優先意識」は強くなっている。

男性は、年齢が高い方が牛乳の「国産優先意識」がやや強くなっている。

女性は、年齢が高い方が牛乳の「国産優先意識」が明らかに強くなっている。

37

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牛乳の国産優先意識/牛乳類の飲用・利用頻度

牛乳の飲用頻度が高い人ほど、牛乳の「国産優先意識」が強くなっている。

牛乳類の飲用・利用頻度

24%

26%

31%

40%

15%

19%

25%

21%

55%

53%

42%

39%

3%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

非飲用

それ以下

週1以上

毎日

明らかに

高くても

国産優先

やや

高くても

国産優先

同価格

なら

国産優先

同価格

なら

外国産優先

やや高くても

外国産優先

明らかに

高くても

外国産優先

毎日N=2957/週1以上N= 3439/それ以下N= 1985/非飲用N= 1619

38

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外国産牛乳に対する許容意識

あなたご自身は、以下の生産国でつくられた「牛乳」について、どう思われますか。

3%

4%

4%

4%

3%

4%

4%

4%

4%

18%

19%

19%

6%

8%

23%

24%

24%

23%

7%

11%

16%

51%

50%

48%

51%

86%

79%

71%

18%

4%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

アメリカ

カナダ

オーストラリアニュージーランド

ヨーロッパ

中国

韓国

東南アジア

価格によらず購入あり

国産より高価格でも購入あり

国産と同価格なら購入あり

国産よりやや低価格なら購入あり

国産より明らかに低価格なら購入あり

価格によらず購入なし

牛乳はオセアニア産と欧米産に対する許容意識が比較的強い。

その一方で、アジア産(特に中国産)に対する許容意識がとても弱い。

N=1000

39

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外国産バターに対する許容意識

あなたご自身は、以下の生産国でつくられた「バター」について、どう思われますか。

バターもオセアニア産と欧米産に対する許容意識が比較的強い。(牛乳のそれと比べて明らかに許容意識が強い)

それに対して、アジア産(特に中国産)に対する許容意識がとても弱い。(牛乳のそれと比べてほぼ同程度)

N=1000

7%

8%

9%

9%

3%

7%

9%

9%

10%

27%

28%

29%

7%

9%

31%

31%

31%

30%

8%

13%

19%

27%

24%

21%

21%

85%

76%

66%

28%

5%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

アメリカ

カナダ

オーストラリアニュージーランド

ヨーロッパ

中国

韓国

東南アジア

価格によらず購入あり

国産より高価格でも購入あり

国産と同価格なら購入あり

国産よりやや低価格なら購入あり

国産より明らかに低価格なら購入あり

価格によらず購入なし

40

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外国産チーズに対する許容意識

あなたご自身は、以下の生産国でつくられた「チーズ」について、どう思われますか。

N=1000

8%

9%

10%

11%

3%

4%

5%

9%

10%

11%

13%

28%

28%

29%

7%

10%

31%

31%

30%

28%

8%

12%

19%

24%

21%

18%

16%

84%

76%

66%

28%

5%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

アメリカ

カナダ

オーストラリアニュージーランド

ヨーロッパ

中国

韓国

東南アジア

価格によらず購入あり

国産より高価格でも購入あり

国産と同価格なら購入あり

国産よりやや低価格なら購入あり

国産より明らかに低価格なら購入あり

価格によらず購入なし

チーズもオセアニア産と欧米産に対する許容意識が比較的強い。(牛乳のそれと比べて明らかに許容意識が強い/特にヨーロッパ産)

それに対して、アジア産(特に中国産)に対する許容意識がとても弱い。(牛乳のそれと比べてほぼ同程度)

41

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牛乳の上限受容価格(受容価格帯)と影響要因

42

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436 牛乳の上限価格意識 / ここでの知見

「生活者一般」と「 3-18歳の子を持つ母親」における牛乳1リットルパックの上限価格は、伝

統的な受容価格帯分析によると、それぞれ210円と200円になっている。

注:ここでいう「牛乳」は生活者が牛乳と認識している「一般牛乳」(牛乳・加工乳・成分調整牛乳・白物乳飲

料の全て)と考えられる。

多くの(全体の2/3程度の人) の「生活者一般」と「 3-18歳の子を持つ母親」のそれぞれが

「高いと感じ始める価格」はどちらも200円であり、「高すぎるので買わなくなる価格」は290円と

250円になっている。したがって、200円~290円・250円の間の価格帯は「良いものであれば

買っても良いと感じる価格」と解釈される。《→P.44、45 》

生活者一般の牛乳の上限価格意識を高めるのは「酪農家への共感意識」と「牛乳に関する国

産優先意識」。《→P.46》

最近、Jミルクの生活者ターゲットである「3-18歳の子を持つ母親」において、「酪農家への共

感意識」が強まったひとは、酪農家が直面している「大変さを認識」したことが最大の理由。

《→P.47、48》

最近、「3-18歳の子を持つ母親」において、 「牛乳に関する国産優先意識」が強まったひと

の理由としては、「国産(牛乳)への安心感・信頼感UP」 と、その裏にある「外国産品への不信

感」が大きく、次いで「TPP」の議論や「酪農家への応援意識」がある。《→P.49、50》

生活者一般の意識における牛乳の上限価格は210円程度。「酪農家への共感意識」と「牛乳に関する国産優先意識」はそれを高める。

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44上限価格意識の分析① (伝統的な受容価格帯分析による)1リットルパックの牛乳類について伺います、あなたがそれを買うときに、「高い」と感じはじめる価格をお知らせください。

1リットルパックの牛乳類について伺います、あなたがそれを買うときに、いくら品質が良くても高すぎるので買わなくなる価格をお知らせください。1リットルパックの牛乳類について伺います、あなたがそれを買うときに、「安い」と感じはじめる価格をお知らせください。

1リットルパックの牛乳類について伺います、あなたがそれを買うときに、安すぎて品質に不安を感じはじめる価格をお知らせください。

全体N= 7201/生活者ターゲットN= 905

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

高い

高すぎない

安い

安すぎない

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

高い

高すぎない

安い

安すぎない

全体 母親

伝統的な受容価格帯分析(PSM分析)によると、生活者一般の牛乳1リットルパックに関して受容

できる上限価格(受容価格)は210円。3-18歳の子供を持つ母親の牛乳類1リットルパックに

関して受容できる上限価格(受容価格)は200円となっている。

なお、ここでいう「牛乳」は生活者が牛乳と認識している「一般牛乳」(牛乳・加工乳・成分調整牛乳・白物乳飲

料の全て)であるので、それらの価格帯を念頭に解釈することが必要である。

44

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2/3基準2/3基準

2/3基準2/3基準

45上限価格意識の分析② (社会的総意を形成する2/3程度の人々の水準)

全体N= 7201/生活者ターゲットN= 905

全体 母親

多くの生活者が「高いと感じ始める価格」は200円程度であり、「高すぎるので買わなくなる価格」は290円程度である。また、3-18歳の子供を持つ母親の多くの場合で「高いと感じ始める価格」は200円程度で生活者一般と同水準であるが、「高すぎるので買わなくなる価格」は250円程度となっている。

なお、「高すぎると感じ始める価格」と「高すぎるので買わなくなる価格」の間の価格帯は、品質などを通して、生活者が「良いと思えば買っても良いと感じている価格」となる。

1リットルパックの牛乳類について伺います、あなたがそれを買うときに、「高い」と感じはじめる価格をお知らせください。1リットルパックの牛乳類について伺います、あなたがそれを買うときに、いくら品質が良くても高すぎるので買わなくなる価格をお知らせください。

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

それ

未満

10

0円

11

0円

12

0円

13

0円

14

0円

15

0円

16

0円

17

0円

18

0円

19

0円

20

0円

21

0円

22

0円

23

0円

24

0円

25

0円

26

0円

27

0円

28

0円

29

0円

30

0円

31

0円

32

0円

33

0円

34

0円

35

0円

それ

以上

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

それ

未満

10

0円

11

0円

12

0円

13

0円

14

0円

15

0円

16

0円

17

0円

18

0円

19

0円

20

0円

21

0円

22

0円

23

0円

24

0円

25

0円

26

0円

27

0円

28

0円

29

0円

30

0円

31

0円

32

0円

33

0円

34

0円

35

0円

それ

以上

高い

高すぎ

高い

高すぎ

45

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伝統的な受容価格帯分析による、上限受容価格に影響を与える要因の特定

牛乳を「自分自身にとって、なくてはならない大切な食べ物(飲み物)である」と思う人における牛乳の上限受容価格(受容価格帯)は210円(120-210円)

牛乳を「自分自身にとってなくてはならない大切な食べ物(飲み物)である」と思わない人における牛乳の上限受容価格(受容価格帯)は210円(110-210円)

牛乳に「よい思い出」がある人における牛乳の上限受容価格(受容価格帯)は、210円(120-210円)

牛乳に「よい思い出」がないひとにおける牛乳の上限受容価格(受容価格帯)は、200円(120-200円)

牛乳に「よくない思い出」があるひとにおける牛乳の上限受容価格(受容価格帯)は、210円(120-210円)

牛乳に「よくない思い出」がないひとにおける牛乳の上限受容価格(受容価格帯)は、210円(120-210円)

牛乳を「美味しい」と思うひとにおける牛乳の上限受容価格(受容価格帯)は、210(120-210円)

牛乳を「美味しい」と思わないひとにおける牛乳の上限受容価格(受容価格帯)は、200円(120-200円)

牛乳の「骨改善機能」を確かに認識している人における牛乳の上限受容価格(受容価格帯)は、210円(125-210円)

牛乳の「骨改善機能」をなんとなく認識している人における牛乳の上限受容価格(受容価格帯)は、200円(115-200円)

牛乳の「リラックス安眠機能」を認識している人における牛乳の上限受容価格(受容価格帯)は、210円(120-210円)

牛乳の「リラックス安眠機能」を認識していない人ひとにおける牛乳の上限受容価格(受容価格帯)は、205円(120-205円)

牛乳の「生活習慣病予防機能」を認識している人における牛乳の上限受容価格(受容価格帯)は、210円(120-210円)

牛乳の「生活習慣病予防機能」を認識していない人における牛乳の上限受容価格(受容価格帯)は、200円(120-200円)

牛乳の「免疫強化機能」を認識している人における牛乳の上限受容価格(受容価格帯)は、210円(120-210円)

牛乳の「免疫強化機能」を認識していない人における牛乳の上限受容価格(受容価格帯)は、 205円(120-205円)

「酪農家」に対して「誠実さ」の印象を感じる人における牛乳の上限受容価格(受容価格帯)は、210円(120-210円)

「酪農家」に対して「誠実さ」の印象を感じない人における牛乳の上限受容価格(受容価格帯)は、195円(110-195円)

「酪農家」に対して「親しみ」の気持ちを感じる人における牛乳の上限受容価格(受容価格帯)は、210円(120-210円)

「酪農家」に対して「親しみ」の気持ちを感じない人における牛乳の上限受容価格(受容価格帯)は、200円(120-200円)

「酪農家」に対して「感謝」の気持ちを感じる人における牛乳の上限受容価格(受容価格帯)は、 210円(130-210円)

「酪農家」に対して「感謝」の気持ちを感じない人における牛乳の上限受容価格(受容価格帯)は、195円(110-195円)

「牛乳は値段が高くても国産を優先」と

思っている人における牛乳の上限受容価格(受容価格帯)は、220円(130-220円)

「牛乳は同価格なら国産を優先」と思っている人における牛乳の上限価格(受容価格)は、195円(110-195円)

牛乳の上限受容価格に特に影響を与えるのは「酪農家への共感意識」と「牛乳に関する国産優先意識」で、前者は10~15円、後者は25円程度、上限受容価格を高めている。

「酪農家」への共感を強めたり、牛乳の「国産優先意識」を強めるための取り組みが、牛乳の高価格に対する受容性を高める可能性が強い。

牛乳の「良い思い出」「美味しさ」「栄養健康機能の認知状況」も、上限受容価格に影響を与えている。

46

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酪農家に対する共感意識の変化/主婦のみ

最近、あなたの「酪農家」に対する「誠実さ」の印象や「感謝/親しみ」の気持ちは、

以前に比べて強まったり弱まったりしていますか。

確かに

強まって

いる

3%

確かに

弱まって

いる

1%

やや

弱まって

いる

2%

やや

強まって

いる

14%

変わらない

80%

N=600

現在、Jミルクの生活者ターゲットである「3~18歳の子を持つ母親」において、牛乳の上限受容価格に影響を与える「酪農家への共感意識」は強まる傾向にある。

「酪農家への共感意識」が強まるのは、酪農家が直面している「大変さを認識」したことが最大の理由。

最近、あなたの「酪農家」に対する「誠実さ」の印象や「感謝/親しみ」の気持ちが、以前に比べて

強まっている理由や事情についてお知らせください。

強まっているN= 106

3%

4%

5%

6%

8%

8%

8%

14%

14%

44%

0% 10% 20% 30% 40% 50%

酪農家の減少傾向

価格が安定

マンガ

欠かせない

美味しい

栄養豊富

安心感

困難や事故

テレビ(番組など)

大変さを認識

47

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酪農家に対する共感意識が変化した理由(自由回答の内容)

30代 会社員公務員 いつもそれは思います。農家の方って天候に影響されて不安定な生活だったりするけれど私たちのために大切につくってくださっていることをいつも頭において食を楽しみたいです。

30代 専業主婦 牛乳を生産すること自体大変なことで、乳牛のえさ代なども高騰していると聞くのでかなり大変なのにがんばっているのだなと感謝して飲んでいます。30代 専業主婦 子供に食育をするうえで、どのように牛乳が生産されるのかを目の当たりにする機会が増えたから40代 専業主婦 酪農は休みがなく朝も早いので大変だと思うから40代 会社員公務員 牛は暑さに弱いときき、牛乳は貴重な飲み物だとわかったから40代 専業主婦 私は洋菓子の仕事をしていたこともあり、以前は普通に当たり前に乳製品を使っていたのが 歳を重ねて酪農家の方の努力で あたりまえ があると

実感した。特に311で放射能を浴びた牛の乳を なくなく捨てている映像が 私たちの健康のために、頑張って作ってくれたものを捨ててくれた姿がありがたく 申し訳なく思った。今の当たり前は酪農家の方のやさしさと努力のおかげだと実感して感謝しています。ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

50代 会社員公務員 早朝から頑張って乳搾りをしてもらっているからこそ私たちの生活生命のために届けられていると思ってます。50代 その他 牛乳を作る過程には色々な努力が有ると思うから。

30代 専業主婦 テレビ番組で、酪農家の様子を何度か見る機会があった。牛乳の品質のために、乳牛をとても大切にしていて、ますます牛乳が好きになった。

30代 パートバイト CMかなんかで、ひたむきに働いている様子を見た。40代 会社員公務員 テレビの番組などをみて、酪農家の方の苦労を知りまし

た。おいしい、栄養のある牛乳を飲めるのも酪農家の方のおかげだと思います。

40代 専業主婦 テレビ番組でタレントが酪農家の仕事を手伝う場面を観て朝早くから仕事をし、乳牛の世話を休みなく作業しているのを見ると美味しい牛乳を飲めるのも酪農家さんたちのお陰だと思ったから

40代 専業主婦 近テレビで酪農家のことを見たので。40代 専業主婦 以前、北海道の酪農家の生活を紹介したTVを見たこ

とがあって、本当に乳牛を大切に育てていることがよくわかって以来、牛乳も愛情を持って作っているんだなということが感じ取れました。

50代 パートバイト 近農作物を丹精込めて作られる方々の特集番組をテレビでよくみるようになり、大変さとありがたさをあらためて感じるようになったから

30代 パートバイト 震災など色々な被害がある中で頑張っていらっしゃるから

30代 パートバイト 福島原発の事故で酪農家の方々の苦悩を聞いて。我が家でも犬を飼っているので生き物を飼うことが大変だということは実感できるから。

30代 専業主婦 震災以来酪農家に限らずすべてに感謝、親しみを感じるようになった。

40代 専業主婦 以前に起きた狂牛病や口蹄疫や原発問題など酪農家の方々が泣く泣く子供のように可愛がって育ててきた牛を処分する姿を報道で見聞きする中で大切な物を頂いていたのだという気持ちにあらためてなりました。

40代 パートバイト 大震災以来、農作物や牛乳、精肉など私たちが口にしている食物や、生産者の方々に感謝する気持ちが芽生えたような気がします。

40代 専業主婦 震災があって、牛を手放さなければならなくなった酪農家の方の悲しみを知った。同じ福島県民として感じるところがあった。

50代 その他 東日本大震災で、ダメージを受けながらも、土地を換えて頑張っている酪農家がいるとの話から。

■ 大変さを認識

■ テレビ(番組など) ■ 困難や事故

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牛乳に関する国産優先意識の変化/主婦のみ

N=600

強まっているN= 237

確かに

強まって

いる

18%

変わらない

59%

やや

強まって

いる

21%

やや

弱まって

いる

1%

確かに

弱まって

いる

1%

あなたが「牛乳」について、「外国産より価格が高くても、国産を優先したい」と思う気持ちは、

以前に比べて強まったり弱まったりしていますか。

あなたが「牛乳」について、「外国産より価格が高くても、国産を優先したい」と思う気持ちが、以前に比べて強まっている理由や事情についてお知らせください。

2%

3%

5%

5%

6%

7%

10%

27%

46%

0% 10% 20% 30% 40% 50%

とにかく国産

テレビやマンガ

鮮度

外国産知らない

おいしさ

TPP

酪農家への応援意識

外国産への不信感

安心感・信頼感

現在、Jミルクの生活者ターゲットである「3~18歳の子を持つ母親」において、牛乳の上限受容価格に影響する「牛乳の国産優先意識」は顕著に強まる傾向にある。

「牛乳の国産優先意識」が強まっている理由としては、「国産(牛乳)への安心感・信頼感意識」と「外国産品への不信感」が大きく、

次いで「TPP」の議論と「酪農家への応援意識」がある。

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牛乳に関する国産優先意識が変化した理由(自由回答の内容)

30代 インフルエンサー 口にするものはやはり日本産が安心する

30代 専業主婦 国産の方がおいしいし安全だから

30代 会社員公務員 国産は安全というイメージ

30代 専業主婦 食への検査が日本はしっかりしていると思うから

30代 専業主婦 子どもが飲むもの。異国のは使用したくない。牛乳は国産に限る!と自分自身のイメージ。

30代 専業主婦 国産のものの方が製法が安全に思えるので

30代 専業主婦 なんとなく国産の方が基準がよい気がするから。

40代 会社員公務員 日本は基準が厳しいから安心

40代 専業主婦 子供の健康や家族を思うとき 九州産を選ぶことにしている 値段よりも先のことを考えるから

40代 専業主婦 牛乳に限らず、食の安全性は日本が一番高いと思うから。

40代 専業主婦 子供が飲むので安全性を考えるとやはり国産が良いと思うから

40代 専業主婦 普段から食品はなるべく国産にしているから

50代 パートバイト 生産者の顔がみえるから

50代 専業主婦 安全性

30代 専業主婦 いくら値段がやすくても、外国産は衛生面や品質面で不安がある。特に子供に飲ませるならば、安心して、飲ますことができる国産にしたい

30代 商工サービス自営 中国の牛乳になんだったかはわすれてしまったが毒素が入って他というニュースをみたから。

30代 専業主婦 外国産のものは基本的に購入しない。長い輸送に備えて化学添加物=発がん性物質が加えられているからだ。安全だという調査ももはや信用できない。できれば他県で搾乳されたものも購入したくない。劣悪な環境での飼育で量産目的の酪農家から安く牛乳を購入する気はない。牛をのびのびと自然に、大事にしている農家から高くてもいいから購入したい。牛の精神的な健康状態は飲む側にも影響すると考える。

30代 専業主婦 輸送するために、鮮度を落とさないよう何らかのことをしているのでは…と思うとなん

となくいや。特に中国のように、何が入っているのかわからないものも多いので。

40代 専業主婦 ニュースで外国産のずさんな管理について伝えていたから

40代 パートバイト 外国のものはよくわからないし、国産でも取れすぎたら捨てていると聞いたこともあるので、国産でまかなってほしいです。

40代 パートバイト 例えばアメリカ産の牛乳は遺伝子組み換え飼料とか平気で食べていそうだし、薬も大量に飲まされていそう。国産のは何を食べているのか信頼できるし、日本の品質管理の基準も厳しいので安心できる

40代 専業主婦 国のあまりな、外国だよりな食の調達に不安を覚える。

50代 専業主婦 外国産のものは、少し信用できない気がする。新鮮さを保つために防腐剤とか使うことになりそう。

50代 専業主婦 海外でもいろいろな汚染や遺伝子組み換え等がされている為

50代 商工サービス自営 中国産とかやばいから

30代 専業主婦 TPPのこともあり生産者側が本当に大変なことになりそうだと思いました。このままだとまた日本の生産業が立ちゆかなくなると思いました。また日本産が一番安心できると思えるので。

30代 パートバイト 国産のものを使って酪農家を支えたいから

30代 専業主婦 同じ日本人を応援したい気持ちや安心感が一番あるので

30代 パートバイト 国産を買うことによって酪農家の方々の手助けが出来そう。

30代 専業主婦 日本の酪農は、一番安全だし、応援したいと思います。

40代 専業主婦 日本の牛乳は本当に美味しく先日テレビで世界に認められた日本のメジャーではないメーカーの牛乳を取りあげてていました。畜産農業高校の話なのですが銀の匙という漫画が若い人達に人気です。自給率の少ない日本だからこそせっかく良質な国産生産物があるのですから国民全体で質の良いものに相応の対価を払うという気持ちに回帰する事が自国の農産物を守ることだと思っています。

■ 安心感・信頼感 ■ 外国産への不信感

■ 酪農家への応援意識

40代 専業主婦 TPPで安い牛乳が入ってきて、美味しい国産の牛乳や生クリームが手に入らなくなったら嫌だから。北海道に住んでいて、地元の農家を応援したいから。

40代 パートバイト TPP参加の話が進んでいるので。農業をまもることは国力を守ることにつながると思う。

40代 パートバイト 前問でも答えましたが、国内の酪農家の方たちの苦労を知ったので、応援する気持ちも込めて、国産を優先する気持ちが強まりました。

40代 パートバイト TPP報道に触れ、国産製品/産業を守る為そういう思いが以前よりも強くなった。

40代 専業主婦 銀の匙という、マンガを読んだり、ニュースなどで酪農のたいへんさ等を見て

50代 その他 日本の酪農家を応援したいから。

50

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「牛乳に関する話題」への接触状況

51

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7 牛乳に関する話題の接触 / ここでの知見

近、牛乳の話題に触れた人は全体の1/3(その機会は減少傾向)話題の内容はカルシウムに関連する話が多い。

生活者一般で、最近、牛乳の話題に触れたという人は約3人に1人。ただし、牛乳の

話題に触れる機会は減少傾向にある。《→P.53、54 》

牛乳類の飲用(利用)頻度が高いほど、牛乳の話題に触れた比率が高くなっている。

その一方で、牛乳類の飲用(利用)頻度が低いひとほど、牛乳の話題に触れる機会

は減少している。 《→P. 53、54 》

牛乳に関する話題接触の「状況」や「変化」には、地域による差がほとんどない。

《→P.55》

生活者一般がここ2,3年で触れた情報や話題のトップ3は、1.カルシウム摂取源、

2.アレルギー、3.骨粗鬆症の予防となっていて、それに次いで「リラックス/精神安

定効果」や「カルシウムの吸収率」や「値上げ」が多くなっている。

《→P.56-58》

52

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牛乳に関する話題の接触状況

最近のあなたは、メディアや人との会話を通じて、牛乳の話題に触れたことがありますか。

最近、牛乳の話題に触れたという自覚がある人は、生活者一般の約3人に1人。

牛乳の飲用頻度が高い人ほど、牛乳の話題に触れたという自覚は高くなっている。

4%

4%

14%

12%

22%

33%

29%

84%

73%

57%

57%

10%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

非飲用

それ以下

週1以上

毎日

確かにある なんとなくある ない

N=10000 毎日N=2957/週1以上N= 3439/それ以下N= 1985/非飲用N= 1619

牛乳類の飲用・利用頻度別

確かにある

9%

ない

64%

なんとなく

ある

27%

53

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牛乳に関する話題の接触状況変化

最近のあなたは、メディアや人との会話を通じて、牛乳の話題に触れることが増えている、もしくは減っている感じがしますか。

生活者一般において、最近、牛乳の話題に触れたという自覚の増減は、減少傾向が強い。

牛乳の飲用頻度が低い人ほど、牛乳の話題に触れたという自覚の減少傾向が強くなっている。

N=10000

牛乳類の飲用・利用頻度別

確かに

減っている

11%なんとなく

減っている

8%

なんとなく

増えている

6%

変わらない

73%

確かに

増えている

2%

1%

1%

4%

2%

3%

9%

8%

59%

71%

73%

79%

8%

12%

9%

6%

30%

15%

6%

4%

2%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

非飲用

それ以下

週1以上

毎日

確かに

増えている

なんとなく

増えている

変わらない なんとなく

減っている

確かに

減っている

毎日N=2957/週1以上N= 3439/それ以下N= 1985/非飲用N= 1619

54

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牛乳に関する話題の接触状況とその変化(地域別)

最近のあなたは、メディアや人との会話を通じて、牛乳の話題に触れることが増えている、もしくは減っている感じがしますか。

「最近、牛乳の話題に触れた」と自覚する人の比率と

「牛乳の話題に触れること」の「増減」状況には、

地域による差はほとんどない。

最近のあなたは、メディアや人との会話を通じて、牛乳の話題に触れたことがありますか。

11%

7%

7%

7%

9%

9%

9%

9%

9%

30%

25%

28%

31%

27%

26%

25%

27%

30%

59%

67%

65%

62%

64%

65%

66%

64%

61%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

沖縄地方

九州地方

四国地方

中国地方

近畿地方

中部地方

関東地方

東北地方

北海道地方

確かにある なんとなくある ない

11%

6%

8%

7%

7%

6%

6%

6%

5%

70%

69%

71%

76%

72%

72%

72%

73%

74%

13%

10%

10%

7%

8%

9%

8%

7%

8%

7%

14%

9%

9%

11%

11%

11%

12%

11%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

沖縄地方

九州地方

四国地方

中国地方

近畿地方

中部地方

関東地方

東北地方

北海道地方

確かに

増えている

なんとなく

増えている

変わらない なんとなく

減っている

確かに

減っている

北海道地方N=431/東北地方N= 708/関東地方N= 3435/中部地方N= 1674/近畿地方N= 1783/中国地方N= 588/四国地方N= 279/九州地方N= 1026/沖縄地方N= 76

55

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接触した「牛乳に関する話題」の中身

47%

32%

25%22% 21%

19% 19%

16%13% 12% 11% 10%

8% 8%6% 5% 5% 5% 5% 5% 4% 3%

1%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

カルシウム摂取

アレルギーの人

がいる

骨粗しょう症の

予防に

有効

リラックス効果

牛乳

のビタミンD

カルシウム吸収

を促進

カルシ

ウムは

精神を安定させ

値上げについて

放射能について

高温殺菌で成分

栄養素が変質す

牛乳を使った料

や飲み

物の話

乳糖不耐症など

のある

日本

人にはあわな

運動後に飲むと

よい

10~20歳代

の牛乳

摂取

で骨粗鬆症減

どんな牛乳が

美味

しいか

精神

安定につなが

トリプトファン

が多い

血圧を下げる効

牧場に関する話

牛乳に関係する

マンガ

の話

熱中症予防の効

過酸化脂質を含

む食品

として

避けるべき

広告

やキャンペー

(「牛乳の日」

除く)

「牛乳の日」に

ついて

乳和食について

以下にあげた牛乳・乳製品に関する話の中から、(この調査の質問を除いて)あなたがこの2.3年の間で何かの情報に触れたり、人から話を聞くなどして耳にしたことのあるものを、すべてお知らせください。

生活者一般がここ2,3年で触れた情報や話題のトップ3は、「カルシウム摂取源」「アレルギー」「骨粗鬆症の予防」。

それに次いで「リラックス効果/精神安定」や「カルシウムの吸収」「値上げ」といった話題との接触が多い。

N=10000

※ の項目は2013年から。それ以外のものは昨年度とほこんどかわらない。

56

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接触した「牛乳に関する話題」の中身(男性年代別)以下にあげた牛乳・乳製品に関する話の中から、(この調査の質問を除いて)あなたがこの2.3年の間で

何かの情報に触れたり、人から話を聞くなどして耳にしたことのあるものを、すべてお知らせください。

男性の60代50代の話題接触では、下記の項目が多くなっている。

カルシウム摂取源/骨粗鬆症/値上げ/放射能/高温殺菌の影響/運動後の飲用

逆に若い男性の話題接触では、下記の項目が多くなっている。

乳糖不耐症について/牛乳に関係するマンガ

※ の項目は2013年から。

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

カルシ

ウム摂

取源

アレル

ギーの

人がいる

骨粗し

ょう症

予防に

有効

リラッ

クス効

牛乳の

ビタミン

Dは

カルシ

ウム吸

収を促進

カルシ

ウムは

精神を

安定さ

せる

値上げ

につい

放射能

につい

高温殺

菌で成

分や

栄養素

が変質

する

牛乳を

使った

料理

や飲み

物の話

乳糖不

耐症な

どのある

日本人

にはあわ

ない

運動後

に飲む

とよい

10~

20歳

代の牛乳

摂取で

骨粗鬆症

減少

どんな

牛乳が

美味し

いか

精神安

定につな

がる

トリプ

トファ

ンが多い

血圧を

下げる

効果

牧場に

関する

牛乳に

関係す

マンガ

の話

熱中症

予防の

効果

過酸化

脂質を

含む食品

として

避けるべ

広告や

キャンペ

ーン

(「牛

乳の日

」除く)

「牛乳

の日」

について

乳和食

につい

10代男

20代男

30代男

40代男

50代男

60代男

10代男N= 350 /20代男N= 783/30代男N= 1028/40代男N= 942/50代男N= 906/60代男N= 989

57

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接触した「牛乳に関する話題」の中身(女性年代別)以下にあげた牛乳・乳製品に関する話の中から、(この調査の質問を除いて)あなたがこの2.3年の間で

何かの情報に触れたり、人から話を聞くなどして耳にしたことのあるものを、すべてお知らせください。

女性の高年齢層の話題接触では、下記の項目が多くなっている。

カルシウム摂取源/骨粗鬆症/ビタミンDの効果/カルシウムの精神安定効果値上げ/放射能/高温殺菌の影響/運動後の飲用

逆に若い女性の話題接触は下記の項目で盛んになっている。

若い時の牛乳で骨粗鬆症が減少/牛乳に関係するマンガ

※ の項目は2013年から。

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

カル

シウム摂取源

アレ

ルギーの人が

いる

骨粗

しょう症の

予防に

有効

リラ

ックス効果

牛乳の

ビタミンDは

カル

シウム吸収を

促進

カルシ

ウムは

精神

を安定させる

値上

げについて

放射

能について

高温

殺菌で成分や

栄養

素が変質する

牛乳

を使った料理

や飲み

物の話

乳糖

不耐症などの

ある

日本人

にはあわない

運動

後に飲むとよ

10

~20歳代の

牛乳

摂取で

骨粗鬆症減少

どん

な牛乳が

美味し

いか

精神安

定につながる

トリ

プトファンが

多い

血圧

を下げる効果

牧場

に関する話

牛乳

に関係する

マンガ

の話

熱中

症予防の効果

過酸

化脂質を含む

食品

として

避けるべき

広告や

キャンペーン

(「

牛乳の日」除

く)

「牛

乳の日」につ

いて

乳和

食について

10代女

20代女

30代女

40代女

50代女

60代女

10代女N= 334/20代女N= 757/30代女N= 1004/40代女N= 939/50代女N= 915/60代女N= 1053

58

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牛乳が「自分にとって大切」と思う意識の変化理由(第二次調査の母親データから)

59

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8 牛乳の「自分にとって大切」と思う意識の変化理由 / ここでの知見

Jミルクの生活者ターゲットである母親層では、牛乳を「自分にとって大切」と思う気持ちが「強

まっている層」が20%いて、「弱まっている層」を9%上回っている。《→P.61 》

なお、牛乳を「自分にとって大切」と思う気持ちが弱まっている母親と、強まっている母親はどち

らも、「値上げ」に関する情報との接触が高くなっている。《→P.63 》

牛乳を「自分にとって大切」と思う気持ちが強まっている母親は牛乳の供給サイド(酪農家/牛

乳メーカー/販売店)に対する共感意識が強く、その逆に、弱まっている母親の共感意識は弱

くなっている。《→P. 64 》

母親において、酪農家に対する共感意識の変化と、牛乳を「自分にとって大切」と思う気持ち

の変化は確かに相関している。《→P.65》

今回の調査で生活者一般の「自分にとって大切」と思う気持ちが低下した背景には、牛乳の供

給サイドに対する共感意識の弱い層が、牛乳の値上げに直面することで、牛乳に対してネガ

ティブな意識を持ったとことが考えられる (今後の対策としては、共感意識を強めるコミュニ

ケーション活動が有効であると考えられる)。《→P.66》

生活者一般の「自分にとって大切」 意識低下には「値上げ」が影響した可能性。今後の対策としては、牛乳の供給サイドに対する共感意識の醸成が有効。

60

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「自分にとって大切」意識の変化(第二次調査の母親データより)

あなたが「牛乳」を、「自分自身にとって、なくてはならない大切な食べ物(飲み物)である」と思う気持ちは、1年前に比べて、強くなっていると思いますか、それとも弱くなっていると思いますか。

現在、Jミルクの生活者ターゲットである「3~18歳の子を持つ母親」においては、牛乳を、「自分自身にとって、なくてはならない大切な食べ物(飲み物)である」

と思う気持ちが全体的に強まっている。

(ただし、その中でも1割強は、気持ちが弱まっている母親がいる。)

N=600

確かに

弱くなって

いる

5%

やや

弱くなって

いる

6%

やや

強くなって

いる

13%

変わらない

69%

確かに

強くなって

いる

7%

61

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「自分にとって大切」意識後退の理由

あなたが「牛乳」を、「自分自身にとって、なくてはならない大切な食べ物(飲み物)である」と思う気持ちが、1年前に比べて、弱くなっているのは何故だと思いますか。

弱まったN=62

39%

19%

15%

10% 10%

5% 5%3%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

もとも

と苦

代替品

へ移

加齢の

ため

肥満予

無くて

も困

らな

子供の

飲用

減少

飲むと

よく

ない

実はカ

ルシ

ウム

が摂れ

ない

「3~18歳の子を持つ母親」において、牛乳を、「自分自身にとって、なくてはならない大切な食べ物(飲み物)である」

と思う気持ちが弱まっている母親が挙げる理由のトップ3は、

1.もともと苦手 2.代替品へ移行(※P16~20参照) 3.加齢のため(ただし、どの理由も「いま、減少」したことの説明力は弱い。)

62

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接触した「牛乳に関する話題」の中身/ 「自分にとって大切」意識の変化傾向別以下にあげた牛乳・乳製品に関する話の中から、(この調査の質問を除いて)あなたがこの2.3年の間で

何かの情報に触れたり、人から話を聞くなどして耳にしたことのあるものを、すべてお知らせください。

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

カルシウム摂取

アレルギーの人

がいる

骨粗しょう症の

予防

に有効

リラックス効果

牛乳のビタミンD

カルシウム吸収

を促進

値上げについて

カル

シウムは

精神を安定させ

放射能について

牛乳を使った料

や飲

み物の話

高温殺菌で成分

栄養素が変質す

乳糖不耐症など

のある

日本人にはあわな

運動後に飲むと

よい

どんな牛乳が

美味しいか

10~20歳代

の牛乳

摂取で骨粗鬆症減

広告やキャンペー

(「牛乳の日」

除く)

精神安定につなが

トリプトファン

が多い

過酸化脂質を含

む食品

とし

て避けるべき

牧場に関する話

血圧を下げる効

牛乳に関係する

マン

ガの話

「牛乳の日」に

ついて

熱中症予防の効

乳和食について

変化なし

弱まった

強まった

強まったN=119/変化なしN= 419/弱まったN= 62

牛乳の「自分にとって大切」意識変化傾向別

「3~18歳の子を持つ母親」において、

牛乳を「自分自身にとってなくてはならない大切な食べ物(飲み物)である」と思う気持ちが

弱まっている母親と強まっている母親はどちらも、変化の無い母親に比べて、

タイムリーな話題である「値上げ」との接触が高くなっている。

63

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牛乳の供給サイドへの共感意識/ 「自分にとって大切」意識の変化傾向別

牛乳の「自分にとって大切」意識変化傾向別

強まったN=119/弱まったN= 62

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

酪農家

「誠実さ」

酪農家

「親しみ」

酪農家

「感謝」

牛乳

メーカー

「誠実さ」

牛乳

メーカー

「親しみ」

牛乳

メーカー

「感謝」

牛乳

販売店

「誠実さ」

牛乳

販売店

「親しみ」

牛乳

販売店

「感謝」

弱まった

強まった

「***」に対して、あなたは以下の「印象」や「気持ち」をどれくらい感じますか。3つの項目それぞれについて、ご自身に最もあてはまるものをひとつずつお答えください。

1.「誠実さ」の印象 2.「親しみ」の気持ち 3.「感謝」の気持ち

「3-18歳の子を持つ母親」において、牛乳を、「自分自身にとって、なくてはならない大切な食べ物(飲み物)である」

と思う気持ちが強まっている母親と弱まっている母親では、

牛乳の供給サイドに対する共感意識に明確な差が見られる。(特に牛乳メーカーに対する共感意識に大きな違いが見られる。)

64

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酪農家に対する共感意識の変化/ 「自分にとって大切」意識の変化傾向別

最近、あなたの「酪農家」に対する「誠実さ」の印象や「感謝/親しみ」の気持ちは、以前に比べて強まったり弱まったりしていますか。

5%

10%

36%

81%

87%

52%11%

13%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

弱まった

変化なし

強まった

確かに

強まって

いる

やや

強まって

いる

変わらない やや

弱まって

いる

確かに

弱まって

いる

牛乳の「自分にとって大切」意識変化傾向別

強まったN=119/変化なしN= 419/弱まったN= 62

「3-18歳の子を持つ母親」において、酪農家に対する共感意識の変化と、

牛乳を、「自分自身にとって、なくてはならない大切な食べ物(飲み物)である」と思う気持

の変化は、強く関係している。

65

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牛乳の「自分にとって大切」意識が「いま、後退した」ことの理由仮説

「牛乳価格の値上げ」という2013年の出来事

牛乳価格の値上げ意識

牛乳供給サイドへの共感意識/強(とりわけ牛乳メーカー)

理 解

牛乳を 「自分にとって大切」と思う意識が 「いま、後退」

牛乳供給サイドへの共感意識/弱(とりわけ牛乳メーカー)

反 感

今後、消費税増税やTPPの進展による、生活者一般の価格意識の強まりが予想されるなか、牛乳メーカーを含む、牛乳供給サイドへの社会的な共感をいかに強めるかが極めて肝要。

66

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牛乳の 「4大重点訴求機能」への認知状況と健康意識とその変化

67

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牛乳の「4大重点訴求機能」について / ここでの知見

生活者一般において、牛乳の4大重点訴求機能(上記A~D)認知は、前年と大

きく変わらない。《→P.70》

牛乳の4大重点訴求機能(上記A~D)認知は、いずれも牛乳の飲用頻度と強く

関係している。《→P.71》

牛乳の4大重点訴求機能へのニーズに直結する健康意識(上記A+~D+)の強さ

は、いずれも牛乳の飲用頻度と強く関係している。《→P.76》

骨の状態(骨粗鬆症など)を良くする効果

精神状態(ストレス)や睡眠の質を良くする効果

生活習慣病(高血圧やメタボなど)を予防・改善する効果

病気(インフルエンザや風邪など)を予防する効果

A B

C D

牛乳の4大重点訴求機能の認知は、前年と大きく変わらない。(いずれも、生活者の牛乳関与と強く関係している。)

自分の骨の状態(骨粗鬆症など)を良くすること

自分の精神状態(ストレス)や睡眠の質を良くすること

自分の生活習慣病(高血圧やメタボなど)を予防・改善すること

自分の病気(インフルエンザや風邪など)を予防すること

A+ B+

C+ D+

68

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牛乳の 「4大重点訴求機能」について(その効果的訴求のヒント) / ここでの知見

現状、A(骨の状態を良くする効果)の機能認知はすでに十分に高く、そのことを

認知していない生活者はほとんどいない。その一方で、Aへのニーズに直結する

A+(自分の骨の状態を良くすること)の健康意識は、生活者一般において余り強く

ない。よって今後は、まずA+(自分の骨の状態を良くすること)への健康意識を強

め、牛乳の持つA(骨の状態を良くする効果)へのニーズを高めることが求められ

る。 《 →P.71、76》

現状、4大重点訴求機能B、C、D(ストレス・睡眠、生活習慣病、病気への効果)

へのニーズに直結する健康意識B+、C+、D+は、どれもA+(骨の状態を良くするこ

と)よりも強い。ただし4大訴求機能B、C、Dの認知はAと比較して低く、健康意識

の強さを、牛乳需要へ結びつけることが出来ていない。よって今後B、C、Dにつ

いては、まず重点訴求機能B、C、Dの認知そのものを高めることが求められる。

《 →P.71、76》

「骨の状態を良くする効果(A)」については、骨に関するニーズ強化が課題。その他の重点訴求機能(BCD)については、機能認知強化が課題

69

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牛乳の 「4大重点訴求機能」認知

N=10000

A B

C D

あなたご自身は、牛乳について、以下の「4つの特徴」があることを、どれくらいご存知でしたか。

骨の状態(骨粗鬆症など)を良くする効果

精神状態(ストレス)や睡眠の質を良くする効果

生活習慣病(高血圧やメタボなど)を予防・改善する効果

病気(インフルエンザや風邪など)を予防する効果

48%

44%

43%

8%

9%

48%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

2012年

2013年

確かに

知っている

何となく

知っている

知らない

24%

40%

40%

37%

35%

24%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

2012年

2013年

確かに

知っている

何となく

知っている

知らない

14%

34%

36%

54%

50%

13%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

2012年

2013年

確かに

知っている

何となく

知っている

知らない

13%

31%

34%

58%

54%

10%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

2012年

2013年

確かに

知っている

何となく

知っている

知らない

前年に比べて、生活者一般における牛乳の4大重点訴求機能の認知状況は、何れも大きく変わっていない。

(CとDは認知がやや高くなっている模様。)

70

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自分が牛乳類を飲む(利用する)頻度と、牛乳の 「4大重点訴求機能」認知

A B

C D

あなたご自身は、牛乳について、以下の「4つの特徴」があることを、どれくらいご存知でしたか。

骨の状態(骨粗鬆症など)を良くする効果

精神状態(ストレス)や睡眠の質を良くする効果

生活習慣病(高血圧やメタボなど)を予防・改善する効果

病気(インフルエンザや風邪など)を予防する効果

牛乳類飲用(利用)の頻度別

40%

51%

61%

43%

51%

45%

36%

29%

9%

4%

3%

29%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

非飲用

それ以下

週1以上

毎日

確かに

知っている

何となく

知っている

知らない

17%

26%

35%

32%

42%

45%

39%

56%

42%

30%

26%

12%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

非飲用

それ以下

週1以上

毎日

確かに

知っている

何となく

知っている

知らない

9%

15%

21%

27%

34%

40%

38%

67%

58%

46%

41%

7%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

非飲用

それ以下

週1以上

毎日

確かに

知っている

何となく

知っている

知らない

8%

13%

19%

26%

31%

38%

34%

68%

61%

49%

46%

6%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

非飲用

それ以下

週1以上

毎日

確かに

知っている

何となく

知っている

知らない

毎日N=2957/週1以上N= 3439/それ以下N= 1985/非飲用N= 1619

牛乳を多く飲んでいる人ほど牛乳の4大重点訴求機能の認知がどれも高い。

特にAを知らないという人はすでに少ない。

71

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性年代別/牛乳の「A.骨の状態(骨粗鬆症など)を良くする効果」認知

あなたご自身は、牛乳について「骨の状態(骨粗鬆症など)を良くする効果」があることを、どれくらいご存知でしたか。

10代男N= 350 /20代男N= 783/30代男N= 1028/40代男N= 942/50代男N= 906/60代男N= 98910代女N= 334/20代女N= 757/30代女N= 1004/40代女N= 939/50代女N= 915/60代女N= 1053

48%

39%

39%

39%

38%

41%

47%

54%

49%

46%

45%

40%

5%

7%

12%

15%

17%

19%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

60代男

50代男

40代男

30代男

20代男

10代男

確かに知っている

何となく知っている

知らない

67%

62%

53%

48%

47%

46%

30%

35%

43%

46%

40%

41%

3%

3%

5%

6%

13%

13%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

60代女

50代女

40代女

30代女

20代女

10代女

確かに知っている

何となく知っている

知らない

牛乳の「骨の状態(骨粗鬆症など)を良くする効果」に関する認知は、すでにどの年代においてもすでに高く「知らない」というひとは極めて少ない。

そのうち女性については、40代以降で年齢が高くなるほど「確かに知っている」という人の割合が明らかに高くなる。

72

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性年代別/牛乳の「B.精神状態(ストレス)や睡眠の質を良くする効果」認知

あなたご自身は、牛乳について「牛乳には精神状態(ストレス)や睡眠の質を良くする効果」があることを、どれくらいご存知でしたか。

10代男N= 350 /20代男N= 783/30代男N= 1028/40代男N= 942/50代男N= 906/60代男N= 98910代女N= 334/20代女N= 757/30代女N= 1004/40代女N= 939/50代女N= 915/60代女N= 1053

17%

18%

20%

19%

22%

21%

38%

43%

43%

41%

43%

38%

44%

39%

38%

40%

36%

41%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

60代男

50代男

40代男

30代男

20代男

10代男

確かに知っている

何となく知っている

知らない

32%

36%

31%

27%

23%

20%

40%

39%

41%

41%

36%

39%

27%

25%

28%

32%

41%

42%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

60代女

50代女

40代女

30代女

20代女

10代女

確かに知っている

何となく知っている

知らない

牛乳の「精神状態(ストレス)や睡眠の質を良くする効果」に関する認知は、30代以降になると、男性よりも女性が明らかに高くなる。

73

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性年代別/牛乳の「C.生活習慣病(高血圧やメタボなど)を予防・改善する効果」認知

あなたご自身は、牛乳について「生活習慣病(高血圧やメタボなど)を予防・改善する効果」があることを、どれくらいご存知でしたか。

10代男N= 350 /20代男N= 783/30代男N= 1028/40代男N= 942/50代男N= 906/60代男N= 98910代女N= 334/20代女N= 757/30代女N= 1004/40代女N= 939/50代女N= 915/60代女N= 1053

13%

10%

12%

13%

13%

15%

41%

39%

33%

33%

38%

35%

46%

51%

56%

54%

49%

51%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

60代男

50代男

40代男

30代男

20代男

10代男

確かに知っている

何となく知っている

知らない

20%

19%

14%

15%

12%

11%

38%

37%

32%

33%

36%

30%

42%

43%

54%

52%

52%

59%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

60代女

50代女

40代女

30代女

20代女

10代女

確かに知っている

何となく知っている

知らない

牛乳の「生活習慣病(高血圧やメタボなど)を予防・改善する効果」

に関する認知は、

女性の50代60代において、特徴的に高い。

74

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性年代別/牛乳の「D.病気(インフルエンザや風邪など)を予防する効果」認知

あなたご自身は、牛乳について「病気(インフルエンザや風邪など)を予防する効果」があることを、どれくらいご存知でしたか。

10代男N= 350 /20代男N= 783/30代男N= 1028/40代男N= 942/50代男N= 906/60代男N= 98910代女N= 334/20代女N= 757/30代女N= 1004/40代女N= 939/50代女N= 915/60代女N= 1053

11%

8%

10%

12%

12%

13%

39%

33%

31%

33%

38%

33%

50%

59%

59%

55%

50%

53%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

60代男

50代男

40代男

30代男

20代男

10代男

確かに知っている

何となく知っている

知らない

19%

16%

13%

13%

12%

10%

36%

34%

31%

31%

34%

30%

45%

50%

56%

57%

54%

60%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

60代女

50代女

40代女

30代女

20代女

10代女

確かに知っている

何となく知っている

知らない

牛乳の「病気(インフルエンザや風邪など)を予防する効果」に関する認知は、男性においては、20代と60代で高くなっている。

女性においては、50代と60代で特に高くなっている。

75

Page 76: 2014年1月 - 一般社団法人Jミルク Japan Dairy Association …...牛乳乳製品に関する食生活動向調査2013 (公表版) 2014年1月 一般社団法人Jミルク

自分が牛乳類を飲む(利用する)頻度と、健康に関する取り組み意識

自分の骨の状態(骨粗鬆症など)を良くすること

自分の精神状態(ストレス)や睡眠の質を良くすること

自分の生活習慣病(高血圧やメタボなど)を予防・改善すること

自分の病気(インフルエンザや風邪など)を予防すること

牛乳を多く飲んでいる人ほど4大重点訴求機能に直結する、自分の健康に関する取り組み意識がどれも強い。

ただし、Aは他と比べて取り組む意識が弱い。

A B

C D

普段のあなたは、ご自分について、以下にあげた「4つの取組」を、どれくらい意識していますか

3%

4%

8%

13%

16%

29%

31%

36%

46%

42%

37%

48%

35%

25%

24%

3%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

非飲用

それ以下

週1以上

毎日

とても意識

している

意識

している

あまり意識

していない

全く意識

していない

7%

10%

11%

25%

33%

40%

40%

32%

39%

35%

33%

36%

21%

15%

16%

7%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

非飲用

それ以下

週1以上

毎日

とても意識

している

意識

している

あまり意識

していない

全く意識

していない

7%

10%

13%

24%

34%

43%

41%

32%

38%

32%

31%

38%

21%

16%

15%

6%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

非飲用

それ以下

週1以上

毎日

とても意識

している

意識

している

あまり意識

していない

全く意識

していない

6%

7%

11%

24%

33%

43%

43%

34%

41%

35%

33%

38%

21%

14%

14%

4%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

非飲用

それ以下

週1以上

毎日

とても意識

している

意識

している

あまり意識

していない

全く意識

していない

牛乳類飲用(利用)の頻度別

毎日N=2957/週1以上N= 3439/それ以下N= 1985/非飲用N= 1619

76

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性年代別/自分の「A.骨の状態(骨粗鬆症など)を良くする」意識

10代男N= 350 /20代男N= 783/30代男N= 1028/40代男N= 942/50代男N= 906/60代男N= 98910代女N= 334/20代女N= 757/30代女N= 1004/40代女N= 939/50代女N= 915/60代女N= 1053

普段のあなたは、ご自分について、「骨の状態(骨粗鬆症など)を良くすること」を、どれくらい意識していますか。

「骨の状態(骨粗鬆症など)を良くする」という取り組みの意識は、女性においては、年齢が高い層において明確に強い。男性においては、年齢による変化傾向が見られない。

3%

4%

4%

5%

20%

15%

15%

15%

19%

14%

46%

46%

40%

37%

35%

30%

32%

36%

42%

45%

43%

51%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

60代男

50代男

40代男

30代男

20代男

10代男

とても意識している

意識している

あまり意識していない

全く意識していない

4%

4%

5%

5%

47%

43%

32%

24%

19%

10%

31%

40%

46%

49%

42%

38%

9%

10%

18%

23%

34%

47%

12%

8%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

60代女

50代女

40代女

30代女

20代女

10代女

とても意識している

意識している

あまり意識していない

全く意識していない

77

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性年代別/自分の「B.精神状態(ストレス)や睡眠の質を良くする」意識

普段のあなたは、ご自分について、「精神状態(ストレス)や睡眠の質を良くすること」を、どれくらい意識していますか。

「精神状態(ストレス)や睡眠の質を良くする」という取り組みの意識は、男性よりも女性のほうが強い。

男女ともに、年齢による明らかな差は見られない。

10代男N= 350 /20代男N= 783/30代男N= 1028/40代男N= 942/50代男N= 906/60代男N= 98910代女N= 334/20代女N= 757/30代女N= 1004/40代女N= 939/50代女N= 915/60代女N= 1053

9%

8%

10%

8%

28%

32%

30%

31%

28%

26%

41%

39%

36%

31%

35%

25%

25%

20%

25%

30%

27%

42%

6%

8%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

60代男

50代男

40代男

30代男

20代男

10代男

とても意識している

意識している

あまり意識していない

全く意識していない

10%

9%

12%

12%

44%

47%

46%

40%

38%

36%

36%

34%

33%

38%

31%

28%

11%

9%

11%

14%

19%

25%

10%

9%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

60代女

50代女

40代女

30代女

20代女

10代女

とても意識している

意識している

あまり意識していない

全く意識していない

78

Page 79: 2014年1月 - 一般社団法人Jミルク Japan Dairy Association …...牛乳乳製品に関する食生活動向調査2013 (公表版) 2014年1月 一般社団法人Jミルク

性年代別/自分の「C.生活習慣病(高血圧やメタボなど)を予防・改善する」意識

普段のあなたは、ご自分について、「生活習慣病(高血圧やメタボなど)を予防・改善すること」を、どれくらい意識していますか。

「生活習慣病(高血圧やメタボなど)を予防・改善する」という取り組みの意識は、男性よりも女性の方がやや強い。

男女ともに、年齢が高くなるほど明確に強くなっている。

10代男N= 350 /20代男N= 783/30代男N= 1028/40代男N= 942/50代男N= 906/60代男N= 98910代女N= 334/20代女N= 757/30代女N= 1004/40代女N= 939/50代女N= 915/60代女N= 1053

9%

7%

7%

7%

43%

41%

35%

29%

27%

16%

26%

31%

34%

32%

33%

30%

16%

15%

22%

32%

33%

47%

13%

15%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

60代男

50代男

40代男

30代男

20代男

10代男

とても意識している

意識している

あまり意識していない

全く意識していない

7%

6%

7%

7%

49%

47%

45%

38%

31%

25%

27%

33%

36%

39%

37%

30%

9%

7%

12%

18%

25%

38%

15%

13%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

60代女

50代女

40代女

30代女

20代女

10代女

とても意識している

意識している

あまり意識していない

全く意識していない

79

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性年代別/自分の「D.病気(インフルエンザや風邪など)を予防する」意識

普段のあなたは、ご自分について、「病気(インフルエンザや風邪など)を予防すること」を、どれくらい意識していますか。

「病気(インフルエンザや風邪など)を予防する」という取り組みの意識は、男性よりも女性の方が強い。

特に女性は、年齢が高くなるほどゆるやかに強くなる。

10代男N= 350 /20代男N= 783/30代男N= 1028/40代男N= 942/50代男N= 906/60代男N= 98910代女N= 334/20代女N= 757/30代女N= 1004/40代女N= 939/50代女N= 915/60代女N= 1053

6%

6%

6%

8%

37%

34%

30%

30%

29%

23%

40%

42%

42%

34%

34%

26%

19%

19%

23%

31%

31%

43%

5%

5%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

60代男

50代男

40代男

30代男

20代男

10代男

とても意識している

意識している

あまり意識していない

全く意識していない

8%

9%

8%

7%

49%

48%

49%

45%

36%

31%

32%

34%

34%

32%

35%

30%

9%

7%

9%

14%

21%

32%

11%

11%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

60代女

50代女

40代女

30代女

20代女

10代女

とても意識している

意識している

あまり意識していない

全く意識していない

80

Page 81: 2014年1月 - 一般社団法人Jミルク Japan Dairy Association …...牛乳乳製品に関する食生活動向調査2013 (公表版) 2014年1月 一般社団法人Jミルク

10

「3-18歳の子を持つ母親」における牛乳の 「4大重点訴求機能」への認知状況と健康意識とその変化

81

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母親における、牛乳の 「4大重点訴求機能」について / ここでの知見

母親における、牛乳の4大重点訴求機能(上記A~D)認知は、前年よりもやや高

まっている。《→P.84》

母親における、牛乳の4大重点訴求機能(上記A~D)認知は、いずれも「子供に

牛乳を多く飲んでもらいたい」気持ちと強く関係している。《→P.85》

牛乳の4大重点訴求機能のニーズ意識に直結する子供/家族に関する健康意

識(上記A*~D*)の強さは、いずれも牛乳の飲用頻度と強く関係している。

《→P.86》

骨の状態(骨粗鬆症など)を良くする効果

精神状態(ストレス)や睡眠の質を良くする効果

生活習慣病(高血圧やメタボなど)を予防・改善する効果

病気(インフルエンザや風邪など)を予防する効果

A B

C D

母親の4大重点訴求機能認知は、前年よりもやや高まっている。(いずれも、母親の牛乳関与と強く関係している。)

子供/家族の骨の状態(骨粗鬆症など)を良くすること

子供/家族の精神状態(ストレス)や睡眠の質を良くすること

子供/家族の生活習慣病(高血圧やメタボなど)を予防・改善すること

子供/家族の病気(インフルエンザや風邪など)を予防すること

A* B*

C* D*

82

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母親における、牛乳の 「4大重点訴求機能」について(その効果的訴求のヒント) / ここでの知見

現状、母親のA(骨の状態を良くする効果)の機能認知はすでに十分に高く、その

ことを知らないという母親はほとんどいない。その一方で、A*(子供/家族の骨の

状態を良くすること)の健康意識は、母親においても、まだ十分に強くない。よって

今後は、A*の意識を強め、牛乳の持つA(骨の状態を良くする効果)への母親の

ニーズを高めることが求められる。 《 →P.85、86》

現状、4大重点訴求機能B、C、D(ストレス・睡眠、生活習慣病、病気への効果)

へのニーズに直結するB*、C*、D*の意識は、どれもA*(子供/家族の骨の状態

を良くすること)よりも強い。ただし4大訴求機能B、C、Dの認知はAと比較して低く、

健康意識の強さを、牛乳需要に結びつけることが出来ていない。よって今後B、C、

Dについては、やはり重点訴求機能B、C、Dの認知そのものを高めることが求めら

れる。 《 →P.71、76》

重点訴求機能Aについては、母親の骨に関するニーズ強化が課題。その他の重点訴求機能(BCD)については、母親の機能認知強化が課題。

83

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母親における、牛乳の 「4大重点訴求機能」認知

N=600

A B

C D

あなたご自身は、牛乳について、以下の「4つの特徴」があることを、どれくらいご存知でしたか。

骨の状態(骨粗鬆症など)を良くする効果

精神状態(ストレス)や睡眠の質を良くする効果

生活習慣病(高血圧やメタボなど)を予防・改善する効果

病気(インフルエンザや風邪など)を予防する効果

Jミルクの生活者ターゲットである「3~18歳の子を持つ母親」において、牛乳の4大重点訴求機能の認知は、前年に比べてやや高まっている。

(前述の生活者一般には、このような認知の高まりは確認されない。)

58%

45%

39%

3%

4%

52%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

2012年

2013年

確かに

知っている

何となく

知っている

知らない

33%

40%

37%

32%

30%

29%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

2012年

2013年

確かに

知っている

何となく

知っている

知らない

17%

33%

29%

55%

55%

12%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

2012年

2013年

確かに

知っている

何となく

知っている

知らない

14%

30%

29%

61%

57%

9%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

2012年

2013年

確かに

知っている

何となく

知っている

知らない

84

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「3-18歳の子を持つ母親」の中で、子供により多く牛乳を飲んでもらいたいと思う人は、そうでない人に比べて

牛乳の4大重点訴求機能の認知が何れも高くなっている。

母親が子供に希望する牛乳飲用頻度と、牛乳の 「4大重点訴求機能」認知

子供に希望する牛乳飲用頻度別

A B

C D

あなたご自身は、牛乳について、以下の「4つの特徴」があることを、どれくらいご存知でしたか。

骨の状態(骨粗鬆症など)を良くする効果

精神状態(ストレス)や睡眠の質を良くする効果

生活習慣病(高血圧やメタボなど)を予防・改善する効果

病気(インフルエンザや風邪など)を予防する効果

必ず毎日N=191/ほぼ毎日N= 238/週1以上N=74/それ以下N=97

50%

54%

71%

42%

43%

44%

28%

11%

7%

2%

2%

46%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

それ以下

週1以上

ほぼ毎日

必ず毎日

確かに

知っている

何となく

知っている

知らない

26%

28%

47%

37%

41%

39%

34%

38%

34%

33%

20%

25%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

それ以下

週1以上

ほぼ毎日

必ず毎日

確かに

知っている

何となく

知っている

知らない

11%

15%

24%

23%

24%

29%

34%

66%

65%

56%

43%

11%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

それ以下

週1以上

ほぼ毎日

必ず毎日

確かに

知っている

何となく

知っている

知らない

10%

14%

18%

25%

23%

30%

33%

67%

68%

56%

49%

8%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

それ以下

週1以上

ほぼ毎日

必ず毎日

確かに

知っている

何となく

知っている

知らない

85

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「3-18歳の子を持つ母親」の中で、子供により多く牛乳を飲んでもらいたいと思う母親は、そうでない母親に比べて

牛乳の4大重点訴求機能に直結する、子供(家族)の健康に取り組む意識がどれも強い。

母親が子供に希望する牛乳飲用頻度と、子供/家族に関する健康意識

N=600

A B

C D

最近のあなたは、お子様やご家族について、以下にあげた「4つの取組」をどれくらい意識していますか

3%

6%

17%

27%

49%

45%

47%

58%

43%

47%

34%

10%

5%

3%

3%

5%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

それ以下

週1以上

ほぼ毎日

必ず毎日

とても意識

している

意識

している

あまり意識

していない

全く意識

していない

11%

9%

15%

44%

50%

48%

52%

41%

37%

40%

29%

6%

3%

3%

4%

8%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

それ以下

週1以上

ほぼ毎日

必ず毎日

とても意識

している

意識

している

あまり意識

していない

全く意識

していない

8%

10%

16%

45%

53%

56%

53%

40%

35%

32%

28%

8%

4%

3%

3%

6%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

それ以下

週1以上

ほぼ毎日

必ず毎日

とても意識

している

意識

している

あまり意識

していない

全く意識

していない

27%

20%

32%

56%

55%

68%

55%

22%

15%

11%

13%

2%

3%

1%

1%

21%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

それ以下

週1以上

ほぼ毎日

必ず毎日

とても意識

している

意識

している

あまり意識

していない

全く意識

していない

子供に希望する牛乳飲用頻度別

子供/家族の骨の状態(骨粗鬆症など)を良くすること

子供/家族の精神状態(ストレス)や睡眠の質を良くすること

子供/家族の生活習慣病(高血圧やメタボなど)を予防・改善すること

子供/家族の病気(インフルエンザや風邪など)を予防すること

86

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11

「3-18歳の子を持つ母親」における子供に牛乳を飲ませたいと思う気持ちの変化理由

87

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母親における、子供に牛乳を飲ませたいと思う気持ちの変化理由 / ここでの知見

現状、母親が子供に牛乳を飲んで欲しいと思う気持ちが「いま強まっている」と答

える母親は、前年よりも明らかに増えている。また、「いま強まっている」と答える母

親は30代と40代に多くなっている。《 →P.89》

母親の子供に牛乳を飲んで欲しいと思う気持ちが強まっている理由トップ3は、1.

カルシウム、2.骨を丈夫にしたい、3.健康になって欲しい、となっている。また、

最大の理由のトップは「身長が伸びて欲しい」であることから、現状においては子

供の成長期が、その直接的な契機であると考えられる。 《→P.90 》

子供に牛乳を飲ませたい気持ちが「強まっている」と答える母親は、昨年よりも明らかに増えている。

88

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母親が子供に牛乳を飲ませたい気持ちの変化

30代N=272/40代N=285/50代N=43

最近のあなたが、「牛乳」を自分のお子様に飲んでもらいたいと思う気持ちは、以前に比べて強まったり弱まったりしていますか。

N=600

Jミルクの生活者ターゲットである「3~18歳の子を持つ母親」において、子供に牛乳を飲ませたいと思う気持ちは、強まる傾向にあり、

その傾向は前年よりもさらに強まっている。

6%

11%

11%

20%

80%

63% 4%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

2012年

2013年

確かに

強まって

いる

やや

強まって

いる

変わらない やや

弱まって

いる

確かに

弱まって

いる

性年代別

2%

12%

14%

21%

21%

79%

62%

63%

5%

3%

5%

12%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

50代

40代

30代

確かに

強まって

いる

やや

強まって

いる

変わらない やや

弱まって

いる

確かに

弱まって

いる

89

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母親が子供に牛乳を飲ませたい気持ち/強まっている理由

あなたの、「牛乳」を自分のお子様に飲んでもらいたいと思う気持ちが、以前に比べて強まっているのはどんな理由や事情からですか。

70%62% 61%

57%54%

31%23%

17% 16% 13% 10%3% 3% 3% 2% 2% 1% 0% 2%

14%20% 19% 16%

24%

3% 1% 2% 2% 0% 0% 0% 1% 0% 0% 0% 0% 0% 1%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

カルシウム

骨を丈夫にした

健康になってほ

しい

身体を丈夫にし

たい

身長が伸びてほ

しい

イライラしない

ように

たんぱく質

スポーツをして

いる

その他の栄養

牛乳に慣れてほ

しい

便秘を解消

母親のすすめ

給食が無くなっ

配偶者のすすめ

ママ友のすすめ

医師・栄養士・

教師

優秀なスポーツ

選手が

飲んでいると聞い

宅配の牛乳屋

その他

理由全て

大理由

N=190

「3-18歳の子を持つ母親」において、子供に牛乳を飲ませたいと思う気持ちが強まった理由のトップ3は、

1.カルシウム摂取意識、2.骨を丈夫にしたい、3.健康になって欲しい

ただし、 大の理由選択においては、「身長が伸びて欲しい」がトップ。

90

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母親が子供に牛乳を飲ませたい気持ち/弱まっている理由

あなたの、「牛乳」を自分のお子様に飲んでもらいたいと思う気持ちが、以前に比べて弱まっているのはどんな理由や事情からですか。

30%

20% 20%17%

13% 13%10%

7%3%

0%

7%

23%

3%

17% 17%

10% 10%7% 7%

0% 0%

7%0%

10%

20%

30%

40%

50%

身体によくない

栄養がとれない

放射能

成長期が終わった

子供が飲み過ぎる

無理強いに疲れた

母親の影響

医師・栄養士・教師

配偶者の影響

ママ友の影響

その他

理由全て

大理由

N=30

「3-18歳の子を持つ母親」において、子供に牛乳を飲ませたいと思う気持ちが弱まった理由のトップ3は、

1.身体によくない、2.(実は)栄養が取れない、3.放射能への懸念

91

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12

「3-18歳の子を持つ母親」における牛乳の 「4大重点訴求機能」認知状況とその変化

92

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母親における、牛乳の 「4大重点訴求機能」認知の変化意識 / ここでの知見

現状、牛乳の4大重点訴求機能ABCDの認知が「いま高まっている」と答えた母親

は、 ABCDすべての機能において、前年よりも明らかに増えている。《 →P.94》

子供に牛乳を飲んで欲しいと思う気持ちが高まっている母親は、そうでない母親

に比べて、牛乳の4大重点訴求機能ABCDすべての認知が明確に強まっている。

《→P.95 》

牛乳の4大重点訴求機能の認知が強化された母親に対するインフルエンサーの

影響をみると、「C 生活習慣病の予防・改善」効果の認知強化において「医者」が

最も影響を与えている他は、「学校の先生や栄養士」による影響が最も強い。また、

すべてにおいて「ママ友や主婦仲間」の影響も強い。 《→P.96 》

母親は、子供の学校からの配布プリント(給食便り、保健便りなど)や、学校での催

し(給食参観や給食試食会に伴う勉強会など)を通じて「学校の先生や栄養士」か

ら影響を受けている。 《→P.97-99 》

4大重点訴求機能への認知が「強まっている」と答えた母親が、前年よりも明らかに増えている(「学校の先生や栄養士」が強く影響)。

93

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母親の牛乳の4大重点訴求機能認知の変化意識

N=600

A B

C D

最近のあなたは、牛乳にあるとされる「○○○」というイメージや認識が以前に比べて、強まったり弱まったりしていますか。

骨の状態(骨粗鬆症など)を良くする効果がある

精神状態(ストレス)や睡眠の質を良くする効果がある

生活習慣病(高血圧やメタボなど)を予防・改善する効果がある

病気(インフルエンザや風邪など)を予防する効果がある

1%

3%

6%

17%

93%

79%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

2012年

2013年

確かに

強まって

いる

やや

強まって

いる

変わらない やや

弱まって

いる

確かに

弱まって

いる

1%

1%

2%

8%

96%

88%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

2012年

2013年

確かに

強まって

いる

やや

強まって

いる

変わらない やや

弱まって

いる

確かに

弱まって

いる

1%

2%

3%

10%

95%

86%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

2012年

2013年

確かに

強まって

いる

やや

強まって

いる

変わらない やや

弱まって

いる

確かに

弱まって

いる

5%

8%

6%

14%

86%

75%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

2012年

2013年

確かに

強まって

いる

やや

強まって

いる

変わらない やや

弱まって

いる

確かに

弱まって

いる

Jミルクの生活者ターゲットである「3~18歳の子を持つ母親」における牛乳の4大重点訴求機能への認知状況は、前年よりもより明らかに高くなっている。

94

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母親の牛乳の4大重点訴求機能認知の変化意識

子供に牛乳を飲んで欲しい気持ちの変化別

A B

C D

最近のあなたは、牛乳にあるとされる「○○○」というイメージや認識が以前に比べて、強まったり弱まったりしていますか。

骨の状態(骨粗鬆症など)を良くする効果がある

精神状態(ストレス)や睡眠の質を良くする効果がある

生活習慣病(高血圧やメタボなど)を予防・改善する効果がある

病気(インフルエンザや風邪など)を予防する効果がある

強まっているN=190/強まっていないN=410

1%

22%

5%

33%

90%

44%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

強まっていない

強まっている

確かに

強まって

いる

やや

強まって

いる

変わらない やや

弱まって

いる

確かに

弱まって

いる

0%

10%

9%

33%

89%

56%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

強まっていない

強まっている

確かに

強まって

いる

やや

強まって

いる

変わらない やや

弱まって

いる

確かに

弱まって

いる

0%

4%

4%

16%

92%

77%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

強まっていない

強まっている

確かに

強まって

いる

やや

強まって

いる

変わらない やや

弱まって

いる

確かに

弱まって

いる

7%

6%

17%

91%

74%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

強まっていない

強まっている

確かに

強まって

いる

やや

強まって

いる

変わらない やや

弱まって

いる

確かに

弱まって

いる

「3~18歳の子を持つ母親」の中で、子供に牛乳を飲んでもらいたいと思う気持ちが強まっている母親は、そうでない母親に比べ、

牛乳の4大重点訴求機能への認知がどれも高まっている(中でもAが目立つ)。

95

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母親の牛乳の4大重点訴求機能認知/高まっている理由

最近、あなたの牛乳に関する、「○○○○」というイメージや認識が、以前に比べて強まったのは、どんな理由からですか。

牛乳の4大重点訴求機能の認知が高まった「3~18歳の子を持つ母親」において、

インフルエンサーからの影響をみると、「生活習慣病の予防・改善」効果の認識強化で「医者」の影響が も強く、他の3つについては、「学校の先生や栄養士」による影響が も強い。

また、すべてにおいて「ママ友や主婦仲間」の影響が強い。

骨の状態を良くする精神状態や睡眠の質を良くする

生活習慣病を予防・改善する

病気を予防する

9%

13%

15%

21%

26%

0% 10% 20% 30% 40%

宅配の

牛乳屋さん

地域や病院

の栄養士

医者

ママ友や

主婦仲間

学校の

先生や栄養士

2%

9%

10%

11%

23%

0% 10% 20% 30% 40%

宅配の

牛乳屋さん

医者

地域や病院

の栄養士

ママ友や

主婦仲間

学校の

先生や栄養士

2%

8%

15%

17%

21%

0% 10% 20% 30% 40%

宅配の

牛乳屋さん

地域や病院

の栄養士

学校の

先生や栄養士

ママ友や

主婦仲間

医者

6%

9%

14%

16%

17%

0% 10% 20% 30% 40%

宅配の

牛乳屋さん

地域や病院

の栄養士

医者

学校の

先生や栄養士

ママ友や

主婦仲間

N=127 N=119 N=53 N=71

A B C D

96

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母親の牛乳の4大重点訴求機能認知/高まっている理由(自由回答の内容)①

30代 その他 保健だよりで書いてあるし、こどもが反抗期で大変だから

30代 会社員公務員 以前から知っていたけれど、専門家の話を聞くと余計に意識が強まります

30代 専業主婦 学校の授業で栄養士さんが話したので

30代 パートバイト 学校の給食だよりに書いてあってこれから毎日飲んだ方がいいかなという気持ちになった。私自身が思春期の頃にダイエットを繰り返していて骨が丈夫でないと思うので年齢と共に心配になったから取り入れていきたいと思っている。

30代 専業主婦 学校の給食参観のときに栄養士の先生が話していたことから。

40代 会社員公務員 給食試食会時に管理栄養士さんから話を聞いた

40代 専業主婦 学校から配布されるプリントに牛乳をとる必要性など書かれていたので

40代 専業主婦 給食の説明会で話をきいたので。

40代 専業主婦 毎月、学校から保健便り、給食便りなどの配布物があり、それらによって見たから

40代 専業主婦 給食のお便りに書いてあった

40代 専業主婦 ほけんだよりで、牛乳の効果について書いていたから。

40代 パートバイト 学校からのお知らせで牛乳にはいろいろな効果があることを知りうちに必要だと思った

50代 その他 学校の保健講座で、講師から説明された。

30代 専業主婦 毎日薬代わりに一杯の牛乳をのむことが大事と聞いた

30代 パートバイト やっぱり牛乳は体にいいよねと話したから

30代 会社員公務員 牛乳を睡眠前に摂ると朝飲みたくないという子供も砂糖を入れてホットで飲みやすくよく眠れる。カルシウムが取りやすい方法。

30代 専業主婦 成長が早いのは牛乳を飲んでるからだよーと言われて、骨の状態がいいんだと思った

30代 専業主婦 お年寄りの骨粗鬆が増えていると聞いた。

40代 会社員公務員 飲みやすい牛乳の話やカルシウムをどうやって補っているかという話になり、情報交換をしあった。

40代 専業主婦 牛乳をよく飲む子は背が伸びるという話を聞いた

40代 専業主婦 骨の状態を良くするには、牛乳や小魚などを良く食べ併せてウォーキングなどして陽にも当たり健康維持をすると良い。納得。牛乳を飲んでからウォーキングに出るようになった。

40代 専業主婦 みんな飲んでいるから

40代 商工サービス自営 女性は出産すると将来骨粗鬆症になるので今から牛乳を飲んでいるとのことを聞いた。

50代 専業主婦 テレビでとりあげらたとき話題になる

30代 専業主婦 健康診断で骨密度を測定したら、若干数値が低く、牛乳をすすめられた

30代 専業主婦 骨密度がさがってきているのでカルシウムをとってといわれたので

30代 専業主婦 毎日たくさんではなくこつこつと飲んだらいいと聞きました。

30代 パートバイト 別の診断に訪れた時にそのような話が出た

30代 その他 骨折や捻挫したりしたから

40代 専業主婦 健康な人であれば食品から取ることが好ましく牛乳は飲み過ぎなければとてもバランスの良い食品で栄養成分の吸収率も良いと聞いたからです。

40代 専業主婦 年齢を重ねるごとに健康診断の時など、骨の中がスカスカにならないためにカルシウムを摂るように勧められる。

40代 専業主婦 子供の身長のことで病院に定期的に通っており、先生から牛乳のカルシウムの重要性を教えてもらった。

40代 専業主婦 牛乳だけでなく色々なものとバランスよく栄養を取ることを話されました。でもまず、牛乳は毎日飲んでも全く差し障りのない飲み物なので、まずは牛乳から始めましょうと言われた記憶があります。

50代 商工サービス自営 カルシウムが大事

A.骨の状態(骨粗鬆症など)を良くする効果 / 学校の先生や栄養士

A.骨の状態(骨粗鬆症など)を良くする効果 / ママ友や主婦仲間

A.骨の状態(骨粗鬆症など)を良くする効果/ 医者

97

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B.精神状態や睡眠の質を良くする効果 / 学校の先生や栄養士

B.精神状態や睡眠の質を良くする効果 / ママ友や主婦仲間

B.精神状態や睡眠の質を良くする効果 /地域や病院の栄養士

母親の牛乳の4大重点訴求機能認知/高まっている理由(自由回答の内容)②

30代 専業主婦 しっかり牛乳を飲んでいるこは落ち着きがある30代 その他 牛乳はお腹にも優しいので、寝る前にホットミルクとして飲んだら心があたたまる30代 専業主婦 幼稚園の栄養士さんの話を聞いて30代 専業主婦 お手紙にかいてありました。子どもとはいえ、幼稚園にいっていろいろなお友達と一緒だとストレスもあるだろうし、健康にはしっかり睡眠をとることが

大事だと思うので。30代 専業主婦 学校の授業や給食の説明の時に話していたので30代 パートバイト 学校での講演会に参加して30代 専業主婦 給食参観のときに栄養士の先生が話していたから40代 会社員公務員 食育教育のなかで40代 専業主婦 子どもの状態が良くなったといわれた40代 専業主婦 寝る前に飲むと落ち着く40代 専業主婦 学校で話を聞いてから積極的に牛乳を飲ませる様になった40代 パートバイト 眠れない時はカフェオレがいいと聞いたので試したら、本当に効果があり、イライラした時も飲むと落ち着いたため。40代 パートバイト 子どもが受験でイラついているからちょうどいいと思った

30代 インフルエンサー ホットミルクにすると気分が安らぎ精神状態も安定するとききました30代 その他 寝つけがよくなった。毎朝直ぐに起きれるようになったときいたから30代 パートバイト おなじ年令の子供の反抗期の話の中で40代 会社員公務員 寝つきの悪い時に牛乳を飲むと、よく眠れると聞いたから40代 専業主婦 カルシウムの摂取量が足りないとイライラすると言われているから40代 商工サービス自営 精神的にも良いものだと知ったこと50代 会社員公務員 成分は違うが、母乳のように牛乳日々飲用していると快適快眠らしい。

30代 会社員公務員 不眠を訴える患者さんにホットミルクを勧めるという話を聞いて、病気の患者さんだけでなく一般にも有効だと思ったので。30代 専業主婦 妊婦の栄養指導で聞いたから。40代 専業主婦 寝る前に牛乳を飲むと良いといわれた40代 パートバイト 自分で牛乳をいろいろな飲み方(温める温度)で試して効果が有るように思えた50代 パートバイト 栄養指導の中で、更年期のイライラ、子供の成長期のイライラによいことをきいたから50代 その他 寝る前に、暖めた牛乳を飲むと心が落ち着くと聞いた。

98

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C.生活習慣病を予防・改善する効果/医者

D.病気を予防する効果 / ママ友や主婦仲間

D.病気を予防する効果 /学校の先生や栄養士

母親の牛乳の4大重点訴求機能認知/高まっている理由(自由回答の内容)③

30代 専業主婦 牛乳は、ダイエットにも効果があることを聴いていたので。30代 専業主婦 かなりメタボで健康的になるには日々の生活改善が必要で、牛乳摂取するのも良いと聞いたので40代 会社員公務員 カロリーがあるので逆だと思っていた40代 専業主婦 牛乳の脂肪分は飲み過ぎなければ決して高いものではなく飲むことで得られる効果のある成分の方が多いという事で高血圧やメタボにも有効で

あるというお話でした。40代 専業主婦 主人の健康診断の結果が悪かったので50代 商工サービス自営 満腹感えられるとのこと

30代 専業主婦 普通に会話の中で30代 専業主婦 免疫力をつける40代 会社員公務員 免疫力が上がるらしい、という話を聞いたから30代 専業主婦 ウィルス対策に良い30代 専業主婦 乳製品を毎日取ることで免疫力が高まる…というようなことを言われた

40代 専業主婦 免疫力がつくので、風邪などの予防になると聞いた。30代 会社員公務員 免疫力を高め抵抗力がある体つくりができる。

30代 専業主婦 手紙でみてそんな効果もあったのかと、感心した覚えがあります。30代 パートバイト 苦手だけど積極的に摂ろうとおもった。40代 パートバイト 子供の学校の栄養士さんからの給食便りで知った。40代 専業主婦 インフルの予防

99

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13

「3~18歳の子を持つ母親」における牛乳の 「4大重点訴求機能」に直結する健康意識とその変化

100

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母親における、牛乳の 「4大重点訴求機能」に直結する健康意識の変化 / ここでの知見

牛乳の4大重点訴求機能へのニーズに直結する子供/家族の健康に取り組む意

識(A*~D*)が「いま強まっている」と答える母親はいずれも相当数いる(その逆

に弱まっていると答える母親はほとんどいない)。また、A*~D*のなかでは、「D*

子供/家族の病気を予防したい」の強まりが最も大きい。 《→P.102》

子供に牛乳を飲んで欲しいと思う気持ちが強まっている母親は、そうでない母親

に比べて、牛乳の4大重点訴求機能へのニーズに直結する子供/家族の健康に

取り組む意識(A*~D*) すべてが明確に強まっている。

《→P.103 》

4大重点訴求機能認識が「強まっている」と答える母親は、前年よりも明らかに増えている(「学校の先生や栄養士」が特に強く影響)。

101

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母親の子供/家族に関する健康意識の変化

最近、「○○○」という、あなたの気持ちは、以前に比べて強まったり弱まったりしていますか。

「3~18歳の子を持つ母親」の全体において、4大重点訴求機能に対応する子供(家族)の健康に取り組む意識のうち、

今現在、D(病気の予防)へ取り組み意識がより高まっている。

N=600

15%

6%

6%

33%

25%

26%

19%

52%

68%

65%

74%

8%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

子供/家族の病気を予防したい

子供/家族の生活習慣病を

予防・改善したい

子供/家族の精神状態(ストレス)や睡眠の質を良くしたい

子供/家族の骨の状態を良くしたい

確かに強まっている

やや強まっている

変わらない やや弱まっている

確かに弱まっている

A*

B*

C*

D*

102

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「3~18歳の子を持つ母親」の中で、子供に牛乳を飲んでもらいたいと思う気持ちが強まっている母親は、そうでない母親に比べ、牛乳の4大重点訴求機能に直結する子供/家族の健康に関する意識がどれも高まっている。

子供に牛乳を飲んでもらいたい気持ちの変化と、子供/家族に関する健康意識の変化

子供に牛乳を飲んで欲しい気持ちの変化別

A B

C D

最近、「○○○」という、あなたの気持ちは、以前に比べて強まったり弱まったりしていますか。

子供/家族の骨の状態(骨粗鬆症など)を良くしたい

子供/家族の精神状態(ストレス)や睡眠の質を良くしたい

子供/家族の生活習慣病(高血圧やメタボなど)を予防・改善したい

子供/家族の病気(インフルエンザや風邪など)を予防したい

強まっているN=190/強まっていないN=410

2%

13%

12%

34%

84%

53%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

強まっていない

強まっている

確かに

強まって

いる

やや

強まって

いる

変わらない やや

弱まって

いる

確かに

弱まって

いる

5%

14%

20%

38%

73%

46%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

強まっていない

強まっている

確かに

強まって

いる

やや

強まって

いる

変わらない やや

弱まって

いる

確かに

弱まって

いる

3%

13%

19%

36%

76%

50%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

強まっていない

強まっている

確かに

強まって

いる

やや

強まって

いる

変わらない やや

弱まって

いる

確かに

弱まって

いる

10%

26%

30%

40%

60%

34%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

強まっていない

強まっている

確かに

強まって

いる

やや

強まって

いる

変わらない やや

弱まって

いる

確かに

弱まって

いる

103

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72%

46%39%

28% 28%24% 23%

12%

1%

46%

15%10% 8% 8%

3%10%

2% 0%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

子供

の成

長期

子供

の身

体を

丈夫

に強

くし

たい

自分

自身

の骨

状態

対す

る不

安や

配慮

子供

や家

族の

骨折

や怪

子供

の身

長を

高く

した

子供

や家

族の

食生

全般

への

不安

や配

子供

や家

族の

健康

全般

への

不安

や配

子供

の部

活動

(激

しい

運動

その

母親の「子供/家族の骨の状態(骨粗鬆症など)を良くしたい」意識/強まった理由

最近、「子供/家族の、骨の状態(骨粗鬆症など)を良くしたい」という、あなたの気持ちが、以前に比べて強まっているのはどんな理由や事情からですか。

N=145

「3~18歳の子を持つ母親」において、

「子供/家族の、骨の状態(骨粗鬆症など)を良くしたい」気持ちが強まった理由トップ3は、

1.子供の成長期、2.子供の身体を丈夫に強くしたい、3.自分自身の骨状態への不安

ただし、 大の理由選択においては、「子供の成長期」が突出。

理由全て

大理由

104

Page 105: 2014年1月 - 一般社団法人Jミルク Japan Dairy Association …...牛乳乳製品に関する食生活動向調査2013 (公表版) 2014年1月 一般社団法人Jミルク

母親の「子供/家族の精神状態(ストレス)や睡眠の質を良くしたい」意識/強まった理由

最近、「子供/家族の精神状態(ストレス)や睡眠の質を良くしたい」という、あなたの気持ちが、以前に比べて強まっているのはどんな理由や事情からですか。

N=200

51%

43% 42%36% 36%

26% 25% 25%20%

11%

0%21%18% 19%

10%6%

11%4%

8%3% 2% 0%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

子供

の心

身の

成長

自分

自身

スト

レス

や睡

眠不

子供

のイ

ライ

ラや

情緒

不安

子供

の寝

不足

子供

の学

校生

子供

の受

験・

進学

夫の

スト

レス

睡眠

不足

睡眠

をよ

り強

く意

スト

レス

ケア

をよ

り強

く意

社会

全体

スト

レス

増加

その

他理由全て

大理由

「3~18歳の子を持つ母親」において、

「子供/家族の精神状態(ストレス)や睡眠の質を良くしたい」という

気持ちが強まった理由トップ3は、

1.子供の心身の成長、2.自分自身のストレスなど、3.子供のイライラなど

105

Page 106: 2014年1月 - 一般社団法人Jミルク Japan Dairy Association …...牛乳乳製品に関する食生活動向調査2013 (公表版) 2014年1月 一般社団法人Jミルク

母親の「子供/家族の生活習慣病(高血圧やメタボなど)を予防・改善したい」意識/強まった理由

最近、「子供/家族の生活習慣病(高血圧やメタボなど)を予防・改善したい」という、あなたの気持ちが、以前に比べて強まっているのはどんな理由や事情からですか。

69%

57%

22% 20% 19% 16% 13% 11%

0%

40%32%

4% 2%9% 8%

1%4%

0%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

夫の

生活

習慣

への

不安

や配

自分

の生

活習

慣病

への

不安

や配

子供

の運

動不

子供

や家

族の

食生

全般

への

不安

や配

子供

や家

族の

健康

全般

への

不安

や配

子供

の肥

満傾

子供

の食

欲過

テレ

ビな

どで

話題

その

N=184

理由全て

大理由

「3~18歳の子を持つ母親」において、「子供/家族の生活習慣病(高血圧やメタボなど)を予防・改善したい」という

気持ちが強まった理由は以下の2つに集中。

1.夫の生活習慣病への不安や配慮、2.自分自身の生活習慣病への不安や配慮

106

Page 107: 2014年1月 - 一般社団法人Jミルク Japan Dairy Association …...牛乳乳製品に関する食生活動向調査2013 (公表版) 2014年1月 一般社団法人Jミルク

母親の「子供/家族の病気(インフルエンザや風邪など)を予防したい」意識/強まった理由

最近、「子供/家族の病気(インフルエンザや風邪など)を予防したい」という、あなたの気持ちが、以前に比べて強まっているのはどんな理由や事情からですか。

81%

43%

23%18%

12% 11% 9% 9% 7%3% 0%

56%

19%

4% 6% 9%

0% 2% 0% 3% 1% 0%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

(季

節的

な)

病気

の流

子供

や家

族の

病気

経験

自分

の病

気経

子供

や家

族の

健康

全般

への

不安

や配

子供

の受

新し

い病

気へ

の不

何か

大切

予定

があ

子供

や家

族の

食生

全般

への

不安

や配

子供

の入

(集

団生

活の

開始

自分

の妊

娠・

出産

その

N=284

理由全て

大理由

「3~18歳の子を持つ母親」において、「子供/家族の病気(インフルエンザや風邪など)を予防したい」という

気持ちが強まった理由は以下の2つに集中。

1.(季節的な)病気の流行、2.子供や家族の病気経験

107

Page 108: 2014年1月 - 一般社団法人Jミルク Japan Dairy Association …...牛乳乳製品に関する食生活動向調査2013 (公表版) 2014年1月 一般社団法人Jミルク

14

「3-18歳の子を持つ母親」の「牛乳・乳製品/食品や食生活」に関する情報への接触状況

108

Page 109: 2014年1月 - 一般社団法人Jミルク Japan Dairy Association …...牛乳乳製品に関する食生活動向調査2013 (公表版) 2014年1月 一般社団法人Jミルク

14 「牛乳・乳製品/食品や食生活」に関する母親の情報接触状況 / ここでの知見

母親が接している「食品や食生活」に関する情報源(人物)のトップ3は、1.テレビ、

2.ママ友や主婦仲間、3.新聞。

なお、「牛乳・乳製品」に関する情報源(人物)においては「ママ友や主婦仲間」が

相対的に低く、「牛乳・乳製品」が母親の間であまり話題になっていないことが考え

られる。《→P.110》

母親が「食品や食生活」に関して影響を受けた情報源(人物)のトップ3は、1.テ

レビ、2.ママ友や主婦仲間、3.雑誌。

なお、「牛乳・乳製品」に関して影響を受けた情報源(人物)においては「ママ友や

主婦仲間/雑誌」が低めで、その逆に「新聞/企業HP」が高くなる。《→P.111》

母親の「食品や食生活」に関する情報源のトップ3は、1.テレビ、2.ママ友や主婦仲間、3.新聞

109

Page 110: 2014年1月 - 一般社団法人Jミルク Japan Dairy Association …...牛乳乳製品に関する食生活動向調査2013 (公表版) 2014年1月 一般社団法人Jミルク

関連情報接触メディア

この一ヶ月で、あなたが「牛乳・乳製品/食品や食生活」に関する情報・知識・アイデアを手に入れたことがある情報源や人物をお知らせください。以下のなかから、あなたにあてはまるものをすべてお答えください。

Jミルクの生活者ターゲットである「3~18歳の子を持つ母親」において、「食品や食生活」に関する情報などを手に入れた情報源(人物)のトップ3は、

1.テレビ、2.ママ友や主婦仲間、3.新聞

「牛乳・乳製品」に関する情報源(人物)において、「ママ友や主婦仲間」は相対的に低く、母親の間で、 「牛乳・乳製品」が十分に話題にされていないことが考えられる。

54%

23%28%

21%

12% 10%15%

8% 5% 4%7%

4% 3% 3% 4% 4% 6%2%

68%

51%

40%34%

28% 27%21% 21%

16% 15% 15%10% 8% 7% 7% 6% 5% 4%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

テレビ

ママ友や

主婦仲間

新聞

雑誌

配偶者

配偶者以外

の家族

企業などのHP

本(専門書)

その他の同性

の友

人知人

ブログ

比較

サイト

口コミサイト

保育

士、

学校の先生

ソーシャル

メデ

ィア

異性

友人知人

ラジオ

医療関係者

栄養士など

講演会や

勉強

牛乳・乳製品

食品や食生活

N= 600

110

Page 111: 2014年1月 - 一般社団法人Jミルク Japan Dairy Association …...牛乳乳製品に関する食生活動向調査2013 (公表版) 2014年1月 一般社団法人Jミルク

影響メディア

この一ヶ月で、あなたが「牛乳・乳製品/食品や食生活」に関する情報・知識・アイデアを手に入れて、実際に何らかの明確な影響をうけた情報源や人物をお知らせください。以下のなかから、あなたにあてはまるものをすべてお答えください。

N= 600

32%

9%6%

10%

4% 3% 3%6%

2% 1% 3% 1% 2% 1% 1%2% 2% 1%

40%

22%

13%11%

9% 9% 9% 8%6% 5% 5% 4%

3% 3% 2% 2% 1% 1%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

テレビ

ママ友や

主婦仲間

雑誌

新聞

配偶者

配偶者以外

の家族

本(専門書)

企業などのHP

ブログ

その他の同性

の友

人知人

比較

サイト

口コミサイト

ソーシャル

メデ

ィア

講演会や

勉強

保育

士、

学校の先生

異性

友人知人

栄養士など

医療関係者

ラジオ

牛乳・乳製品

食品や食生活

「3~18歳の子を持つ母親」において、「食品や食生活」に関して影響を受けた情報源(人物)のトップ3は、

1.テレビ、2.ママ友や主婦仲間、3.雑誌

「牛乳・乳製品」に関する情報源(人物)においては、「ママ友や主婦仲間」の影響は低く、「新聞/企業HP」の影響は高くになっている。

111

Page 112: 2014年1月 - 一般社団法人Jミルク Japan Dairy Association …...牛乳乳製品に関する食生活動向調査2013 (公表版) 2014年1月 一般社団法人Jミルク

15

ビッグママの「情報接触」の特徴

112

Page 113: 2014年1月 - 一般社団法人Jミルク Japan Dairy Association …...牛乳乳製品に関する食生活動向調査2013 (公表版) 2014年1月 一般社団法人Jミルク

15 ビッグママの「情報接触」の特徴 / ここでの知見

母親ネットワークにおいて、ビックママ(情報の発信元となる週1回以上、他の母親から相談をうける母親)は全体の17%。牛乳飲用頻度が高い母親でもビッグママの出現率は高い。 《→P.114、115》

ビッグママが「食品・食生活」について聞かれる内容は「献立・メニュー」と「食の安全(放射能)」が多く、特に後者はビッグママに特徴的に多い。《→P.117》

ビッグママは「ママ友や主婦仲間」からも情報入手や影響を強く受けており、単なる情報発信者というより、情報流通を活性化する触媒(情報ハブ)として機能している。《→P.119、120》

ビッグママは「正確で正しい情報を得る」ための努力をしていて、その努力の中身は主にインターネットを活用することで、「複数の情報源にあたる」ことと「情報の裏づけを取る」ことの2つ。 《→P.126、127》

ビッグママは母親間の情報流通を活性化する触媒であり、「正しい情報」を得るために努力を払っている。

113

Page 114: 2014年1月 - 一般社団法人Jミルク Japan Dairy Association …...牛乳乳製品に関する食生活動向調査2013 (公表版) 2014年1月 一般社団法人Jミルク

ビッグママ度

N= 600 30代N= 272/40代N= 285/50代N= 43

普段のあなたは、他の母親から日常的な疑問や悩みについて相談されることがどれくらいありますか。

「3~18歳の子を持つ母親」のネットワークにおいて、報の発信元となるビックママ(週1回以上、他の母親から相談をうける母親)は全体の17%。

また、母親の年齢が若いほど、他の母親から相談をうける頻度は高まるが、ビッグママの比率は大きく変わらない。

毎日

必ず

1%

2~

3日に

一度

4%

4~

6日に

一度

3% 1週間

に一度

9%

1ヶ月

に一度

14%

2~3

週間に

一度

9%

2~3

ヶ月

に一度

19%

それ

以下

41%

6%

3%

7%

9%

9%

2%

10%

10%

16%

12%

16%

9%

19%

20%

56%

44%

38%

3%

7%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

50代

40代

30代

毎日

必ず

2~

3日に

一度

4~

6日に

一度

1週間

に一度

2~3

週間に

一度

1ヶ月

に一度

2~3

ヶ月

に一度

それ

以下

114

Page 115: 2014年1月 - 一般社団法人Jミルク Japan Dairy Association …...牛乳乳製品に関する食生活動向調査2013 (公表版) 2014年1月 一般社団法人Jミルク

現在の牛乳類飲用(利用)頻度 × ビッグママ度

牛乳類飲用(利用)の頻度別

「3~18歳の子を持つ母親」において、

牛乳類の飲用(利用)頻度が多い母親ほど、

他の母親から相談をうける頻度は高まり、ビッグママの比率も高まる。

毎日N=239/週1以上N= 203/それ以下N= 95/非飲用N=63

普段のあなたは、他の母親から日常的な疑問や悩みについて相談されることがどれくらいありますか。

3%

6%

3%

4%

5%

5%

8%

11%

8%

5%

8%

13%

10%

13%

13%

16%

24%

20%

22%

14%

49%

53%

41%

37%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

非飲用

それ以下

週1以上

毎日

毎日

必ず

2~

3日に

一度

4~

6日に

一度

1週間

に一度

2~3

週間に

一度

1ヶ月

に一度

2~3

ヶ月

に一度

それ

以下

115

Page 116: 2014年1月 - 一般社団法人Jミルク Japan Dairy Association …...牛乳乳製品に関する食生活動向調査2013 (公表版) 2014年1月 一般社団法人Jミルク

相談された内容について/ビッグママ度別

この2-3ヶ月で、あなたが他の母親から相談されたことがある日常的な疑問や悩みの中身をお知らせください。

「3~18歳の子を持つ母親」が最近の2-3ヶ月間で、他の母親から相談をうけた疑問や悩みの中身トップ3は、

1.子育て、2.夫婦関係、3.健康や病気

その一方で、相談を受ける頻度(ビッグママ度)の違いによる差が大きいのは、「夫婦関係/健康や病気/食品や食生活/美容やダイエット」の4つ。

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

子育て

夫婦関係

健康や病気

食品や食生活

その他の家族

家計やお金

美容やダイエッ

その他

週1以上

月1以上

それ以下

ビッグママ度別

週1以上N=95/月1以上N= 140/それ以下N= 112

(次頁)相談の具体的な中身

116

Page 117: 2014年1月 - 一般社団法人Jミルク Japan Dairy Association …...牛乳乳製品に関する食生活動向調査2013 (公表版) 2014年1月 一般社団法人Jミルク

食品や食生活について、相談される内容

この2-3ヶ月で、あなたが他の母親から相談されたことがある「食品や食生活」に関する疑問や悩みの中身をお知らせください。

ビッグママ/全体

週1以上N=37/母親全体N= 94

0%

10%

20%

30%

40%

50%

献立

やメ

ニュ

調理

法や

レシ

食の

安全

子供

の偏

食や

小食

お弁

当に

つい

食事

療法

お店

や買

い物

の情

朝食

につ

いて

食生

活の

乱れ

放射

子供

のア

レル

ギー

食費

週1以上

母親全体

「3~18歳の子を持つ母親」が最近の2-3ヶ月間で、他の母親から相談をうけた「食品や食生活」に関する疑問や悩みの中身トップ3は、

1.献立やメニュー、2.調理法やレシピ、3.食の安全

なお、ビッグママは、「食の安全」「放射能」といった安心安全に関する相談を特徴的よく受けている。

117

Page 118: 2014年1月 - 一般社団法人Jミルク Japan Dairy Association …...牛乳乳製品に関する食生活動向調査2013 (公表版) 2014年1月 一般社団法人Jミルク

食品や食生活について、相談される内容(自由回答の内容)

30代 専業主婦 一食につき何品食事をだすか30代 専業主婦 献立を何にするか30代 専業主婦 3日間連続でおでんはありかなしか。30代 パートバイト 食費は月にどのくらいかかっていて、品数はどれくらい用意するかなど。今日のおかずは何にしようとか、子供のお弁当についてなど。30代 パートバイト 子供がバレエをやっていて、太るのを予防するためにどんな食品をとればいいのかといった内容だった。うちの子もバレエをやっていて、痩せすぎ

なほど痩せているので相談されたんだと思う。40代 専業主婦 どこのスーパーが安いか。毎日、どんなご飯を作っているか。40代 専業主婦 今日の献立についてのアドバイス40代 専業主婦 お姑が来たときのもてなし料理40代 パートバイト 食事の内容や支度について40代 専業主婦 休みの日のご飯をどうしているか。40代 専業主婦 夕飯は肉料理をいつもするが、メニューに困っている どんなものを作っているのか

30代 専業主婦 お弁当のおかずや夕食のレシピの相談30代 専業主婦 玄米や雑穀米の炊き方。30代 パートバイト 日々の献立の事や料理の味付けについて30代 パートバイト 余っている食材を使ってできる料理はないか?40代 専業主婦 特定の食材を使ってのレシピを教えてほしいなど。40代 専業主婦 私はお料理が大好きで主人の高血圧・高脂質症・高コレステロールを食事で改善したこともあって、ご家族の健康のためのレシピや効果の高い食

材、調理法などを良く聞かれます。

40代 専業主婦 お菓子の作り方40代 会社員公務員 スムージーの作り方や、何をいれたらよいかということ40代 専業主婦 鮭の白子の調理の仕方。サバの調理の仕方。50代 インフルエンサー 簡単でおいしいオヤツの作り方を教えてほしい、ということ

30代 インフルエンサー 食品の偽装について 近世間を騒がせているが本当に大丈夫だろうか?30代 専業主婦 牛乳は体によくないのか30代 専業主婦 イオンのブランド、トップバリュー商品をこのまま買い続けていいものか。米からカドミニウムや、 近危ないといろいろ噂になっているので、他の商

品も似たように危ないのではないか。30代 専業主婦 遺伝子組み換え食品や発がん性物質について30代 専業主婦 食品の産地。子供が偏食がちなので、どういう工夫をして食べているのか、また、何なら食べるのか情報交換。40代 会社員公務員 子供に安全な物を食べさせたいけれど、食品偽装なども多いし、子供のアレルギーや好き嫌いもある。子供の食の細さもあるので、どのようなも

のを食べさせてよいのかわからないこととか相談されます。40代 専業主婦 食品添加物について40代 専業主婦 子供に食べさせる食品の安全性について。放射能・農薬・添加物など。50代 その他 放射線の影響で、近海の魚は食べられないのではとの相談。50代 商工サービス自営 ある食品の健康に及ぼす影響について

■ 献立やメニュー

■ 調理法やレシピ

■ 食の安全

118

Page 119: 2014年1月 - 一般社団法人Jミルク Japan Dairy Association …...牛乳乳製品に関する食生活動向調査2013 (公表版) 2014年1月 一般社団法人Jミルク

接触メディア/ビッグママ度別

この一ヶ月で、あなたが「牛乳・乳製品」に関する情報・知識・アイデアを手に入れたことがある情報源や人物をお知らせください。

ビッグママ度が高い母親は「ママ友や主婦仲間」から特に多くの情報を受けている。(ビッグママは、単なる情報発信源というよりも、母親の情報ネットワークのハブになっている。)

その他、「牛乳・乳製品」に関しては「雑誌、企業HP、本(専門書)、比較/口コミサイト、栄養士」が、「食品や食生活」に関しては「雑誌、本(専門書)、比較/口コミサイト、ソーシャルメディア、栄養士」が、

ビッグママ度の高い母親からよく接触されている。

この一ヶ月で、あなたが「食品や食生活」に関する情報・知識・アイデアを手に入れたことがある情報源や人物をお知らせください。

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

テレ

新聞

ママ

友や

主婦

仲間

雑誌

企業

などの

HP

配偶

配偶

者以外

の家族

本(

専門書

比較サイ

口コ

ミサイ

栄養

士など

その

他の同

の友人知

ラジ

ブロ

医療

関係者

保育士、

学校

の先生

ソー

シャル

メディア

異性の

友人

知人

講演

会や

勉強会

週1以上

月1以上

それ以下

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

テレ

ママ

友や

主婦

仲間

新聞

雑誌

配偶

配偶

者以外

の家族

本(

専門書

企業

などの

HP

その

他の同

の友人知

ブロ

比較サイ

口コ

ミサイ

保育士、

学校

の先生

ソー

シャル

メディア

異性の

友人

知人

ラジ

医療

関係者

栄養

士など

講演

会や

勉強会

週1以上

月1以上

それ以下

ビッグママ度 ×「牛乳・乳製品」関連情報

週1以上N=95/月1以上N= 140/それ以下N=365

ビッグママ度 ×「食品や食生活」関連情報

週1以上N=95/月1以上N= 140/それ以下N= 365

119

Page 120: 2014年1月 - 一般社団法人Jミルク Japan Dairy Association …...牛乳乳製品に関する食生活動向調査2013 (公表版) 2014年1月 一般社団法人Jミルク

影響メディア/ビッグママ度別

この一ヶ月で、あなたが「牛乳・乳製品」に関する情報・知識・アイデアを手に入れて、実際に何らかの明確な影響をうけた

情報源や人物をお知らせください。

この一ヶ月で、あなたが「食品や食生活」に関する情報・知識・アイデアを手に入れて、実際に何らかの明確な影響をうけた

情報源や人物をお知らせください。

週1以上N=95/月1以上N= 140/それ以下N= 365 週1以上N=95/月1以上N= 140/それ以下N=365

0%

10%

20%

30%

40%

50%

テレ

新聞

ママ

友や

主婦

仲間

企業

など

のH

雑誌

配偶

配偶

者以

の家族

本(

専門

書)

比較

サイ

口コ

ミサ

イト

ブロ

栄養

士な

講演

会や

勉強

医療

関係

ソー

シャ

メデ

ィア

その

他の

同性

の友

人知

ラジ

保育

士、

学校

の先

異性

友人

知人

週1以上

月1以上

それ以下

0%

10%

20%

30%

40%

50%

テレ

ママ

友や

主婦

仲間

雑誌

新聞

配偶

配偶

者以

の家族

本(

専門

書)

企業

など

のH

ブロ

比較

サイ

口コ

ミサ

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他の

同性

の友

人知

ソー

シャ

メデ

ィア

講演

会や

勉強

保育

士、

学校

の先

異性

友人

知人

栄養

士な

医療

関係

ラジ

週1以上

月1以上

それ以下

ビッグママ度 ×「牛乳・乳製品」関連情報 ビッグママ度 ×「食品や食生活」関連情報

ビッグママ度が高い母親は「ママ友や主婦仲間」からの情報に特に影響を受けている。

「牛乳・乳製品」に関しては「企業HP、雑誌、本(専門書)、比較/口コミサイト、栄養士、講演会や勉強会、ソーシャルメディア」が、

「食品や食生活」に関しては「雑誌、新聞、本(専門書)、企業HP、比較/口コミサイト、その他同性の友人、ソーシャルメディア、講演会や勉強会、異性の友人」が、

ビッグママ度の高い母親に対してより強く影響を与えている。

120

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ママ友から食品や食生活に関する情報を、いかにして受け取るか

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

直接

会って

メー

電話

ソー

シャル

メディ

その

週1以上

月1以上

それ以下

週1以上N=66/月1以上N=101/それ以下N=140

ビッグママ度別

最近、あなたが、食品や食生活に関する情報・知識・アイデアをママ友や主婦仲間から、手に入れたときの状況をお知らせください。

「3~18歳の子を持つ母親」が「食品や食生活」に関する情報・知識・アイデアを

ママ友や主婦仲間から、手に入れるときの状況は専ら「直接会って」。(学校/学校行事といった、ママ友や主婦仲間が直接顔をあわせる場所/機会を活用するアピールが効果的と考えられる。)

121

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正確で正しい情報を得る努力

N= 600

普段のあなたは、ただ情報を得るのではなく、出来るだけ「正確で正しい情報を得る」ための努力をどれくらいしていますか。

「3~18歳の子を持つ母親」のうち、約6割は出来るだけ「正確で正しい情報を得る」ための努力をしている。

またビッグママ度が高い母親ほど、出来るだけ「正確で正しい情報を得る」ための努力をしている。

とても

している

4%

やや

している

38%

している

20%

あまり

していない

34%

全く

していない

4%

6%

11%

15%

24%

32%

35%

39%

44%

42%

30%

12%

6%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

それ以下

月1以上

週1以上

とても

している

している やや

している

あまり

していない

全く

していない

週1以上N=95/月1以上N= 140/それ以下N= 365

ビッグママ度別

122

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現在の牛乳類飲用(利用)頻度 × 正確で正しい情報を得る努力

牛乳類飲用(利用)の頻度別

牛乳類の飲用(利用)頻度が多い人ほど、出来るだけ「正確で正しい情報を得る」ための努力をよくしている。

毎日N=239/週1以上N= 203/それ以下N= 95/非飲用N=63

普段のあなたは、ただ情報を得るのではなく、出来るだけ「正確で正しい情報を得る」ための努力をどれくらいしていますか。

3%

6%

4%

5%

12%

22%

26%

37%

37%

37%

38%

51%

40%

31%

30%

6%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

非飲用

それ以下

週1以上

毎日

とても

している

している やや

している

あまり

していない

全く

していない

123

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食品や食生活に関して、正確で正しい情報を得るために重視するメディア

以下にあげた情報源や人物のなかから、あなたが食品や食生活に関して「正確で詳しい情報を得る」ために重視しているものを、お知らせください。

「3~18歳の子を持つ母親」が、「正確で正しい情報を得る」ために重視している情報源(人物)のトップ3は、

1.テレビ、2.新聞、3.ママ友や主婦仲間

N= 358

39%

29%

22%19% 18% 17%

12% 11% 10%6% 6% 5% 4% 4% 3% 3% 3% 3%

17%14%

8% 9%6%

9%

5%6%

3% 2% 2% 3% 2% 1% 1% 1% 1% 0%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

テレビ

新聞

ママ友や

主婦仲間

企業などのHP

雑誌

本(専門書)

配偶者

比較サイト

口コミサイト

配偶者以外

の家

ブログ

その他の同性

の友人知人

ソーシャル

メディア

栄養士など

講演会や

勉強会

保育士、

学校の先生

ラジオ

医療関係者

異性の

友人知人

重視

も重視

124

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食品や食生活に関して、正確で正しい情報を得るために重視するメディア/ビッグママ度別

以下にあげた情報源や人物のなかから、あなたが食品や食生活に関して「正確で詳しい情報を得る」ために重視しているものを、お知らせください。

0%

10%

20%

30%

40%

50%

テレビ

新聞

ママ友や

主婦仲間

企業などのHP

雑誌

本(専門書)

配偶者

比較

サイト

口コミサイト

配偶者以外

の家族

ブログ

その他の同性

の友

人知人

ソーシャル

メデ

ィア

栄養士など

講演会や

勉強

保育

士、

学校の先生

ラジオ

医療関係者

異性

友人知人

週1以上

月1以上

それ以下

週1以上N=82/月1以上N=96/それ以下N=180

ビッグママ度別

ビッグママが特徴的に、「正確で正しい情報を得る」ために重視している情報源(人物)は、

「ママ友や主婦仲間、雑誌、本(専門書)、比較/口コミサイト、ソーシャルメディア、インフルエンサー」など。

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正確で正しい情報を得るための努力方法/ビッグママ度別

普段のあなたが、出来るだけ「正確で正しい情報を得る」ためにしている努力の内容をお知らせください。

週1以上N=82/月1以上N=96/それ以下N=180

ビッグママ度別

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

複数の情報源にあたる

情報の裏づけをとる

専門家や専門書に頼る

週1以上

月1以上

それ以下

「3~18歳の子を持つ母親」が、「正確で正しい情報を得る」ためにする努力は、

専ら「複数の情報源にあたる」ことと、「情報の裏づけを取る」ことの2つ。

126

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食品や食生活について、相談される内容(自由回答の内容)

■ 複数の情報源にあたる

■ 情報の裏づけをとる

■ 専門家や専門書

30代 専業主婦 聞いたことを、他の人にも聞いてみる30代 パートバイト 多くのホームページ等で調べる30代 会社員公務員 ネットで 低5件はみて正しい情報と比較する30代 専業主婦 1人の意見だけを聞くことなく、いろいろな人の話を聴く

ようにしています。30代 パートバイト いくつもの情報源を照らし合わせる30代 専業主婦 一つに絞らず他の人やインターネットで調べてから判断

する。40代 その他 複数の媒体で内容を調べる。40代 パートバイト 目新しいことに関しては、テレビだと他の局でも同じ内

容のことを紹介するので、正しい情報なのだと分かる。40代 専業主婦 なるべく複数の媒体で情報を得る

40代 専業主婦 いろんなサイトを検索したり、本を読んだりしている。できるだけ多くのものから情報収集している。

40代 専業主婦 テレビで気になったことはパソコンで調べたりする。人にも聞いたりする

40代 会社員公務員 テレビなどの情報だけに踊らされるのではなく、できるだけ、幅広いひとからの情報を得るようにしています。

50代 その他 一つの情報源に偏ることなく、いろいろなメディアからの情報を参考にしている。

50代 インフルエンサー 人から聞いた事でも、自分なりに本、ネットで調べている

50代 専業主婦 1つの情報を得て、その情報が、他の情報源からも同じかどうかをみることです

30代 会社員公務員 情報源を調べる30代 専業主婦 ひとつの添加物でも気になれば調べ、どんな害がある

成分なのかを理解するようにしています。30代 会社員公務員 ネットで確かな情報を確認する30代 会社員公務員 根拠をもって噂話にまどわされない。30代 専業主婦 インターネットで納得いくまで調べる30代 専業主婦 気になったものはネットなどで徹底的に調べる40代 会社員公務員 記事に乗っていることをネットなどで詳しく調べる40代 専業主婦 聞いた事をうのみにはしないで必ずネットや書物で調べ

納得のいったものだけを実行したりお友達にも教えています。

40代 専業主婦 情報源を調べ上げる40代 専業主婦 インターネットでその商品についてホームページなどで調

べる40代 会社員公務員 疑問に思ったことはネットで調べる40代 専業主婦 ただ単にうのみにするだけでなく、あとからその情報の

裏付けとなる情報をネットで検索してみる。50代 専業主婦 インターネットで検索して、知りたい情報について書か

れたものを読んだりする50代 専業主婦 情報が正しいか自分なりに確認することもある50代 専業主婦 聞きかじったことを、実際に試してみたり、ネットで詳し

い情報を調べたりすることもある。

30代 専業主婦 教育の場に出向いている。30代 専業主婦 なるべく信頼できるサイト(医療系のサイトなど)から情

報を得るようにしている。30代 専業主婦 子育て情報番組をみるようにしている30代 会社員公務員 公式なものを参考にする30代 パートバイト NPO法人に勤めているのでそこからの情報が多い40代 インフルエンサー 栄養士会に入っていて、毎月情報雑誌を講読している。40代 専業主婦 医師である夫にいろいろ聞いている40代 専業主婦 定期的に講演などに出かける

40代 パートバイト 人から聞いたことは、憶測でものを言っていることがあるのでなるべく専門家の意見の載っているものをさがす。

40代 パートバイト 分からないことがあったら、すぐその場で調べる(スマートフォンで)クセがある。もっと専門的なこと、詳細は必要なときは、図書館にいって参考になる本えを借りる

40代 パートバイト 直接会って聞くときは質問する。テレビなどから知識を得るときは、専門家の話などをよく聞く

40代 専業主婦 専門学校の頃の本を引っ張り出して読んでみる。

127

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16

牛乳を用いた料理について

128

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16 牛乳を用いた料理について / ここでの知見

母親のうち、4人に1人は和食を作る際に牛乳を利用した経験がある。そのうちの半数以上が、これからも繰り返し作ってみたいと思う「牛乳を利用して作る和食」のメニューがある。《→P.114、115》

母親が和食を作る際に牛乳を利用する目的は、専ら「味(コク、まろやかさ、ふっくら感)」をよくするため。それくわえてビッグママは、「栄養」を特徴的に強く意識している。(「乳和食」における減塩効果はまだほとんど意識されていない。)《→P.131》

母親の4割は「自分と子供(家族)を結びつける牛乳を使う料理」に心当たりがあり、そのトップ3は、1.シチュー、2.グラタン、3.ホットケーキ。《→P.134》

「自分と子供(家族)を結びつける牛乳を使う料理」 については、母親と子供が一緒に調理を行うことが出来ることや、家族みんなが好む味の料理であることがよく特徴として挙げられる。《→P.135、136》

母親が和食に牛乳を利用する目的は、主に「味」。ビッグママは「栄養」も意識。

129

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牛乳を活用した和食調理の経験

よくある

3%

ある

20%

全くない

77%

ある

55%

ない

45%

あなたはこれまでに、何らかの和食を作る際に、牛乳を利用したことがありますか。

あなたがこれまでに、牛乳を利用して作った和食のなかで、これからも繰り返し作ってみたいと思うものはありますか。

N= 600 N= 135

Jミルクの生活者ターゲットである「3~18歳の子を持つ母親」のうち、4人に1人が、和食を作る際に牛乳を利用した経験がある。

そのうちの半数以上が、これからも繰り返し作ってみたいと思う牛乳を利用して作る和食のメニューがある。

130

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3%3%8%

54%33%

3%7%

10%

20%

56%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

味 栄養 レシピの指示

調理の手段

減塩

牛乳を活用した和食調理の目的

あなたが和食を作る際に、牛乳を利用したのは、どんな目的や考えからでしょうか。

「3~18歳の子を持つ母親」が和食を作る際に牛乳を利用する目的は、専ら「味」をよくするため。

そのうち、ビッグママは、和食を作る際に牛乳を利用する目的として「栄養」を強く意識。(Jミルクが「乳和食」において強調している減塩効果はまだほとんど意識されていない。)

ビッグママ(ビッグママ度=週1以上)/全体

ビッグママ(ビッグママ度=週1以上)N=39/全体N=135

ビッグママ

全体

131

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牛乳を活用した和食調理の目的(自由回答)

30代 会社員公務員 まろやかになるから。

30代 専業主婦 コクを出す

30代 専業主婦 卵焼きに入れるとふわふわになるから

30代 パートバイト 味噌汁に少し入れるとまろやかになる

30代 専業主婦 肉豆腐まろやかにする

30代 パートバイト 卵焼きをまろやかで柔らかくするため。

30代 会社員公務員 味を、まろやかにしてコクを出す

30代 パートバイト 玉子焼きに入れるとふっくらすると聞いたので

30代 パートバイト 卵焼きに。ふわっとさせるため。牛乳を摂取しようと入れているわけではない

30代 専業主婦 まろやかになるのと昔から料理によって使用してるから

40代 パートバイト まろやかにしたくて

40代 無職家事手伝 魚を煮付けるときに牛乳を入れるとまろやかになるのではないかという考えから

40代 専業主婦 出し巻き卵を作るときに、牛乳を加えるとふんわり出来るし、栄養も増やせるから。

40代 会社員公務員 マイルドにする

40代 専業主婦 納豆オムレツや卵焼きを作る際に、ふっくらさせるため。

40代 パートバイト 菜の花を作るときに滑らかな味に変えたかった時

40代 専業主婦 味をまろやかにしたかったから。味噌と牛乳は意外に相性がいいからおいしくなると思ったから。

40代 専業主婦 味噌味の鍋料理の時に、味をまろやかにするために少し牛乳を入れたりします。

40代 専業主婦 味噌が強すぎたので味噌汁に入れてみた。

40代 パートバイト 卵焼きをもう少しまろやかな味でふわふわにしたいとおもったとき利用しました。

50代 会社員公務員 鮭とはくさいのクリーム煮は牛乳と味噌仕立てにしています。牛乳と味噌は合うので、なんちゃって西京味噌さわらにしたり鍋スープにプラスすりごまで美味しくしています。

50代 パートバイト 煮物にコクをだすため、味が濃くなってしまったときまろやかにしたいため

50代 その他 まろやかな味になるから

50代 専業主婦 卵焼きにふっくら柔らかさを求めて。

50代 パートバイト 卵焼きをふっくらと焼き上げるために

30代 専業主婦 カルシウムを取るため

30代 パートバイト 少しでもカルシウムが摂取できるかなと思って

30代 パートバイト カルシウム摂取のため

30代 専業主婦 カルシウムが取れるから

30代 専業主婦 カルシウムを摂るため。

30代 専業主婦 カルシウムの摂取

30代 会社員公務員 カルシウムが豊富

30代 パートバイト 栄養価をたかめるため

30代 会社員公務員 少しでもカルシウムや葉酸がとれる

40代 パートバイト カルシウムの補給。

40代 パートバイト カルシウムが取れるので。

40代 会社員公務員 少しでも体に良いものを取り入れたいので。

40代 専業主婦 カルシウムを取りたいから味をまろやかにしたい

40代 パートバイト カルシウムを子供に摂らせたいから。

40代 専業主婦 子供にカルシウムを取らせたいから

40代 専業主婦 味をまろやかにするためと、カルシウムを意識して。

40代 会社員公務員 安価で栄養があるから

50代 インフルエンサー 夫婦とも牛乳が好きだったが、ある時からそのまま牛乳を飲むとお腹を壊すようになった。それから、なるべく料理に利用してカルシウムを取るようにしている。

味 栄養

132

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繰り返し造ってみたいと思う、牛乳を活用した和食レシピ(自由回答)

30代 インフルエンサー 抹茶ミルク=牛乳を温めて抹茶を入れるかんたん和食レ

シピ

30代 専業主婦 卵焼きにちょっと入れるとふわふわになるから。片栗粉と

混ぜて鍋にひをかけて練ってきな粉まぶして食べる牛乳

もちもおいしい。

30代 専業主婦 玉子焼き味がやわらかくなるから。

30代 その他 子供が牛乳嫌いなので、イチゴ大福に隠し味としてたべ

ている。子供がとても笑顔でおいしいよといってくれたの

で、ほんとうは牛乳よって教えてあげたらビックリして一緒

に作りたいといったから

30代 専業主婦 豆乳鍋的な感じで牛乳を使う鍋

30代 パートバイト 味噌汁・ほんの少しいれるだけでまろやかになる

30代 専業主婦 肉じゃが。水の替わりに牛乳を使うと、砂糖がほとんどい

らない。砂糖を使わないこと、牛乳でコクがでる、という2

点が魅力だから

30代 専業主婦 牛乳入り炊き込みご飯。ピラフを作る要領で材料をバター

で炒め、洗い上げた米と混ぜてコンソメスープ、牛乳を加

えて炊飯器で炊く。それを、焼きのりと青しそで巻いて食

べる。

30代 専業主婦 牛乳寒天をよく作ります。子供も私も大好きなので

30代 専業主婦 鮭のホイル焼きチャンチャン焼き味鮭に酒と塩コショウし

油をしいたホイルに載せ、味噌・みりん・牛乳を合わせた

たれをかけ、キャベツ・玉ねぎ・茹でたじゃがいも・バターを

添えてホイルで包み、水を浅く入れたフライパンで蒸し焼

きにする。

40代 会社員公務員 鍋に入れている みんなが自然に食べられる

40代 専業主婦 煎り卵・牛乳を入れるとソフトになりちりめんじゃこを入れ

ると純和風のそぼろ卵牛乳おかずになる。卵焼きは毎日

作ります。少量の牛乳とチーズを入れると洋食のようです

がご飯にもあいます。

40代 専業主婦 お味噌汁に必ず使います。だし汁の半量を牛乳にしてい

ます。カルシュウムも取れますし牛乳のコクで塩分が抑え

られ、和風ポタージュの様でかえって喜んでもらえています。

豆乳鍋ならぬ牛乳鍋です。味噌味でもしょうゆ味でも塩

味でもなんにでも合います。一般的なお鍋を食べた時に

はカルシュウムはなかなか取りずらい物なので牛乳鍋にす

ると楽にとる事が出来るからです。

40代 専業主婦 厚焼き玉子は、牛乳を加えるとふわふわして美味しいから

40代 専業主婦 卵焼きや茶わん蒸しを作るとき、出汁を使う所を適量牛

乳を混ぜる。そうすると、ふんわりするし、栄養もアップす

るので。

40代 専業主婦 ミルクがゆは子供も好きなので、食欲のないときには作り

たい

40代 専業主婦 卵焼き だし汁を作らないで牛乳を入れるだけなので

楽です。

40代 パートバイト 残り物のきんぴらに 小麦粉を入れて 牛乳をたし グラ

タン風にする

40代 専業主婦 味噌味の豚汁の隠し味に少量いれたところ、味が好評

40代 パートバイト 酒粕をいれた味噌汁を作ったが、子供に酒の風味がキツ

イようなので、牛乳をいれて、クリーミーにしてみたら、と

ても食べやすくなった。

50代 会社員公務員 鮭とはくさいのクリーム煮は牛乳と味噌仕立てにしていま

す。牛乳と味噌は合うので、なんちゃって西京味噌さわら

にしたり鍋スープにプラスすりごまで美味しくしています。

50代 商工サービス自営 牛乳寒天がすごくおいしいので

50代 パートバイト 煮物にコクをだすため、味が濃くなってしまったときまろや

かにしたいため

50代 専業主婦 卵焼きにふっくら柔らかさを求めて。グザイが何であれ卵

焼きには少しのミルクで柔らかさを追求。

133

Page 134: 2014年1月 - 一般社団法人Jミルク Japan Dairy Association …...牛乳乳製品に関する食生活動向調査2013 (公表版) 2014年1月 一般社団法人Jミルク

ない61%

ある39%

自分と子供(家族)を結びつける牛乳を使う料理

「自分と子供(家族)を結びつける牛乳を使う料理」といわれて、あなたには

何か思いつく料理がありますか。

「自分と子供(家族)を結びつける牛乳を使う料理」といわれて思いつく料理をお知らせください。

この一ヶ月であなたが実際に自分で料理して子供/家族と食べたことのあるものをお知らせください。

「3~18歳の子を持つ母親」のうち、4割が「自分と子供(家族)を結びつける牛乳を使う料理」に心当たりがある。

そんな「自分と子供(家族)を結びつける牛乳を使う料理」のトップ3は、

1.シチュー、2.グラタン、3.ホットケーキ

79%

63%

53%

30%24% 22% 21% 19% 17% 17% 15% 15% 15% 12%

9% 9% 7% 7% 6%3%

42%

21%

12%

4% 1% 1%4% 2% 3% 1% 1% 0% 1% 1% 1% 0% 0% 1% 2% 1%

66%

37%

46%

34%

11%

54%

9% 10%

43%

8% 7%14%

68%

12%

3%

24%

2%

20%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

シチ

ュー

グラ

タン

ホッ

トケーキ

スー

プや

ポタ

ージュ

プリ

ハン

バーグ

フル

ーチェ

ドリ

ア オム

レツ

(オ

ムライス)

バナ

ナジュース

クラ

チャ

ウダー

クリ

ームパスタ

卵焼

ケー

牛乳

寒天

パン チ

ーズ

フォ

ンデュ

コロ

ッケ

その

他料理

その

他菓子

料理(すべて)

料理( も)

料理経験(一ヶ月内)

N= 600 N= 231

134

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シチュー

自分と子供(家族)を結びつける牛乳を使う料理のエピソード(自由回答) ①

30代 インフルエンサー 子どもがシチュー大好きで、いつも材料を切るところから手伝ってくれるから

30代 専業主婦 牛乳をたっぷり使って作るシチューは栄養もたっぷりだし、野菜も沢山食べることができるので、育ち盛りの子供にはよいを思っているからです。

30代 専業主婦 水の代わりに全部入れるのが、自分の育った家の家庭の味だから。

30代 専業主婦 サラダでは食べにくい野菜でも、牛乳で優しい味付けにして煮込んでやると嬉しそうに食べてくれるから

30代 その他 身体も心もあったまって、喧嘩しても笑顔で食べれるから

30代 専業主婦 我が家やルーから手作りします。子供も大好きなので、一緒によくつくっているから。

30代 専業主婦 子供たちが作ることを楽しみにして、一緒に野菜をかわいくしてみたりふれあいの時になる。もちろん食べる時の喜びも大きい。

30代 パートバイト 寒い時にこれを食べると温まるし、安心感が湧く。

30代 専業主婦 子どもがもともと大好きなメニューの一つですが、近お料理のお手伝いをしたがって、野菜を☆型やハート型にくりぬいたり、仕上げの牛乳を入れたり、としてくれます。すると、いつも以上に食べてくれるので、シチューは特別なメニューです。

30代 専業主婦 子供が料理に興味をもって、初めて作るのを手伝ってくれたのがシチューだったから。

40代 専業主婦 二人の子供を育てましたが、二人とも野菜嫌いがひどく大変苦労しましたがシチューを活用したところ色々な食材を嫌がらせずに食べさせる事が出来ました。今は大人の味付けですが食事のリクエストをしてくれます。野菜を多く取れて栄養のバランスが良く意外とヘルシーに作る事が出来るので今ではダイエットの強い味方になってくれています。

40代 専業主婦 体調が悪くても食べれる

40代 専業主婦 箱の裏に書いている水と牛乳の割合を水の部分をほとんど牛乳に代えて計量して調理している。

40代 専業主婦 子供も一緒に料理の準備ができて、楽しい

40代 専業主婦 子供が牛乳嫌いだったので飲ませようとしてシチューに入れたらたくさん食べてくれた。

40代 専業主婦 下の子供がシチューが好きなのでよく注文されます。シチューなら野菜の味もまろやかになるので、ちょっと嫌いな位のものだと食べてくれて、本人も嬉しそうにしています。

40代 パートバイト 牛乳をあまり好きではなかったこどもが大好物になったので

40代 パートバイト 週に1,2回夜仕事をしてたので、シチューを作って、保温できるお鍋に入れて、出かけることが多かった。子どもたちは、ご飯にシチューをかけて食べていた。帰ってくると洗い物が少なく大助かりだった。

40代 会社員公務員 寒い時などに一緒に食べることで、気持ちも暖かくなる気がするから。

40代 専業主婦 病気明けで子供の食欲がない時に作ったら喜んでくれたから

40代 専業主婦 カルシウムをとってほしいが、子供が牛乳を飲みたがらないので、シチューだと食べてくれるから、よく作っている。

50代 会社員公務員 暖かい気持ちに慣れる

50代 パートバイト 鍋風にして野菜たっぷりのシチューが評判いいので

50代 パートバイト 我が家のシチューは牛乳をかなりおおく使い、野菜もなるべくたくさん入れるので、栄養は取れると思っている。そのシチューを家族はみんな好んでよく食べてくれるので

50代 その他 子どもから大人まで、味付けが好まれるのがミルクシチューだから

50代 パートバイト 寒い日、暗くなってから帰宅した息子が「今日はシチュー」と聞いて喜ぶ顔が大好き

母親と子供が一緒に調理を行うことが出来ることや、家族みんなが好む味の料理であること。

135

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自分と子供(家族)を結びつける牛乳を使う料理のエピソード(自由回答) ②

30代 専業主婦 ママの作る料理で一番好きと言ってくれるから

30代 専業主婦 カルシウムが手軽に取れる

30代 専業主婦 一緒に作れるから。 あったまるので、 子供が冬に食べたがる

30代 専業主婦 好みが違う二人の娘が喜んで食べるメニューがグラタン。私も子どものころから大好きで、みんなで大皿から分けてフーフーしながら食べて喜んでいます

30代 商工サービス自営 グラタンはみんなが好きだけど、時間がかかるのでなかなか作らない。誰かの誕生日や、頑張った日など特別な時にしか作らないので、子供達も喜んでくれるし。

40代 その他 いつもクリスマスシーズンに手作りホワイトソースをつくり、グラタンをつくるから。

40代 専業主婦 家族が好きな料理だし、牛乳を手軽にとれるから。

40代 専業主婦 今まで市販のグラタンの素を使っていたが、手作りが子供に好評だったので、子供のリクエストもあり、登場回数が増えているため

40代 専業主婦 ホワイトソースを手作りして作るグラタンを娘がとても喜んで、頑張って食べてくれるから。「お母さんの作るグラタンがおいしい!」と笑顔でほめてくれるから。

40代 専業主婦 私と長女は牛乳が苦手ですが、グラタンは食べれるので、牛乳を沢山使う料理で家族そろって食べれる料理。

40代 専業主婦 子供が好きなので何かの記念日にリクエストされる。

40代 会社員公務員 牛乳嫌いの子どもが も好んで食べてくれる料理だから

40代 専業主婦 家族みんながグラタンが好きなので、グラタンを作ると家族が食事を楽しみにしてくれるから。

40代 パートバイト 市販のグラタンの素は使いたくなかったので、自分で味を工夫して現在に至っている。とにかく子供が大好きな料理です。以前市販の素をもらったのでそれで作ってみたら「まずい」と言われ、グラタンが私(我が家)の味になったと思った。

50代 専業主婦 大皿でつくり家族みんなで分け合って頂くから。

50代 専業主婦 子供の好物なので。

50代 パートバイト ホワイトソースからすべて手作りで、子供たちが喜んで食べてくれるから。

30代 会社員公務員 子どもと一緒に作ります。とても喜びます。

30代 パートバイト 子供が楽しそうに作り、沢山食べてくれた

30代 会社員公務員 手軽に子供と一緒に作ることが出来る料理だし、子供も好きで良く食べてくれるから

30代 会社員公務員 朝ごはんにもおやつにも喜んでたべる。

30代 専業主婦 ホットケーキなら子供と一緒に作ってデコレーションして食べられるから

30代 専業主婦 子供が好きな料理ですし、作るのも簡単で子供が手伝いやすくコミュニケーションがとれるので。

30代 パートバイト 子供が率先して作ることができるので、休みの日の朝に一緒につくることができるので

30代 専業主婦 朝ごはんに何がいいか聞く前に「ホットケーキがいい」と自発的に、初めてリクエストしてきたメニューだから。

40代 専業主婦 子どもが進んで作ろうとするから

40代 パートバイト 小さなころから一緒に作ったから

40代 専業主婦 小さい頃から作る過程から食べるところまで一緒に楽しめるから。

40代 パートバイト 子どもがいつ出しても喜んでくれるし、大きくなった今は卵を割ったり、牛乳と混ぜたりと一緒に作ってくれるようになったので。

40代 専業主婦 初めてお手伝いをしたのがホットケーキだったので

40代 パートバイト 学校から帰ってきて、部屋にこもっていても、ホットケーキを焼き始めると、いいにおい~といいながら、台所にきて、みんなで食べる時間がとれるから

50代 専業主婦 休日の朝は、ホットケーキを牛乳を入れてつくると、子どもも喜んでいたから。

グラタン ホットケーキ

母親と子供が一緒に調理を行うことが出来ることや、家族みんなが好む味の料理であること。

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17

「乳糖不耐」の症状への自覚状況

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17 「乳糖不耐」の症状への自覚状況 / ここでの知見

生活者一般で「乳糖不耐」の症状の自覚を持つ人は全体の約半数。女性よりも男性で、その自覚はやや高く、女性においては、若い人ほどその自覚がやや高い。《→P.139》

生活者一般で 「乳糖不耐」の症状の自覚を持つ人は、牛乳コップ2杯を飲むと約9割(牛乳コップ1杯だと約6割)がそうなると自覚。年代的に年上ほど少ない量の牛乳飲用でそうなると自覚している。《→P.140》

「乳糖不耐」が起こりやすくなる状況のトップ3は、1.冷たいまま飲用、2.起床時・朝に飲用、3.多量に飲用。《→P.141》

「乳糖不耐」にあたる自覚を持つ人は全体の約半数。自覚者は牛乳コップ2杯で、約9割がそうなると自覚。

138

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乳糖不耐の出現比率

いつも

そうなる

7%

たまに

なる

29%

いつもでは

ないがなる

13%

全く

ならない

51%

6%

6%

7%

8%

7%

10%

10%

11%

13%

12%

14%

26%

25%

26%

28%

29%

31%

59%

59%

58%

53%

51%

49%

5%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

60代女

50代女

40代女

30代女

20代女

10代女

いつも

そうなる

いつもでは

ないがなる

たまに

なる

全く

ならない

8%

8%

8%

8%

4%

14%

16%

16%

16%

14%

14%

31%

31%

30%

31%

31%

31%

47%

45%

47%

45%

46%

51%

7%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

60代男

50代男

40代男

30代男

20代男

10代男

いつも

そうなる

いつもでは

ないがなる

たまに

なる

全く

ならない

N=10000

10代男N= 350 /20代男N= 783/30代男N= 1028/40代男N= 942/50代男N= 906/60代男N= 98910代女N= 334/20代女N= 757/30代女N= 1004/40代女N= 939/50代女N= 915/60代女N= 1053

あなたご自身は、牛乳を飲んでお腹がゆるくなったり、ゴロゴロしたり、張ったりすることがどれくらいありますか。

生活者一般において、牛乳を飲んでお腹がゆるくなったり、ゴロゴロしたり、張ったりする「乳糖不耐」の症状の自覚を持つ人の比率は全体の49%。

女性よりも男性において、その比率はやや高くなっていて、女性においては、若い人ほどその比率がやや高くなっている。

139

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それより

多い

10%

コップ1杯

程度

29%

コップ2杯

程度

27%

コップ半杯

程度

5%

それ未満

3%

いつも

そうなる

26%

乳糖不耐の量的目安

N=2607

10代男N= 79 /20代男N= 249/30代男N= 318/40代男N= 294/50代男N= 266/60代男N= 30010代女N= 75 /20代女N= 174/30代女N= 247/40代女N= 187/50代女N= 196/60代女N= 222

あなたが牛乳を飲んで、お腹がゆるくなったり、ゴロゴロしたり、張ったりするという牛乳の量的な目安をお知らせください。

2%

7%

7%

11%

13%

24%

20%

22%

27%

22%

27%

40%

35%

41%

29%

26%

20%

4%

7%

4%

6%

5%

3%

1%

3%

5%

2%

27%

30%

24%

26%

33%

29%

6%

5% 5%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

60代女

50代女

40代女

30代女

20代女

10代女

それより

多い

コップ2杯

程度

コップ1杯

程度

コップ半杯

程度

それ未満 いつも

そうなる

7%

11%

15%

11%

14%

31%

29%

27%

30%

27%

30%

30%

26%

29%

26%

27%

30%

6%

6%

4%

3%

6%

2%

2%

3%

1%

4%

25%

27%

23%

26%

26%

16%

15%

6% 3%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

60代男

50代男

40代男

30代男

20代男

10代男

それより

多い

コップ2杯

程度

コップ1杯

程度

コップ半杯

程度

それ未満 いつも

そうなる

生活者一般において、 「乳糖不耐」の症状の自覚を持つ人は、牛乳コップ2杯を飲むと約9割(牛乳コップ1杯だと約6割)がそうなると自覚。

(年代的には、年上ほど少ない量の牛乳飲用でそうなると自覚している。)

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乳糖不耐が起こりやすくなる状況

28%

21%

16%

8% 7% 7%

4% 4% 3% 3% 2% 2% 2% 2%

0%

10%

20%

30%

冷たい

まま

起床時

・朝

多量

空腹時

体調不

良・

疲労時

一気飲

メーカ

ー・

種類で

飲み合

わせ

・混ぜ

る相

ストレ

ート

寝る前

・夜

久しぶ

りの

満腹時

飲酒後

風呂上

N=2607

あなたが牛乳を飲んだときに、お腹がゆるくなったり、ゴロゴロしたり、張ったりしやすくなるという特定の状況や条件の中身についてお知らせください。

「乳糖不耐」が起こりやすくなる状況のトップ3は、

1.冷たいまま飲用、2.起床時・朝に飲用、3.多量に飲用

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18

「牛乳の日」への認知状況

142

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18 「牛乳の日」認知 / ここでの知見

生活者一般における「牛乳の日」の認知は、17%程度。「アイスクリームの日(24%)」より低く、「チーズの日(15%)」とはほぼ同程。《→P.144》

「牛乳の日」の認知は、男性の方がやや認知が高い。また、男女共に年代による認知の差はあまりない。地域別にみると、沖縄地方だけ特徴的に認知が低くなっている他は、地域的な違いは見られない。 《→P.145》

「牛乳の日」の認知は、17%程度。「アイスクリームの日」には劣るが、「チーズの日」とは肩を並べる。

143

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「○○の日」の認知度

N=1000

あなたご自身は、この調査以前に、下記の「○○の日」について、どれくらいご存知でしたか。

生活者一般における「牛乳の日」の認知は、17%程度。「アイスクリームの日(24%)」より低いが、「チーズの日(15%)」とは同程度の認知率。

4%

13%

20%

15%

85%

76%

83%

2%

2%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

チーズの日

アイスクリームの日

牛乳の日

日付まで知っていた

存在は知っていた

知らなかった

144

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「牛乳の日」の認知度/年代別と地域別

2%

2%

3%

2%

1%

2%

2%

3%

3%

5%

15%

14%

13%

14%

12%

10%

17%

15%

15%

16%

16%

15%

84%

85%

86%

84%

85%

87%

82%

83%

83%

82%

81%

79%

2%

1%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

60代女

50代女

40代女

30代女

20代女

10代女

60代男

50代男

40代男

30代男

20代男

10代男

日付まで知っていた

存在は知っていた

知らなかった

性年代別

10代男N= 350 /20代男N= 783/30代男N= 102840代男N= 942/50代男N= 906/60代男N= 98910代女N= 334/20代女N= 757/30代女N= 100440代女N= 939/50代女N= 915/60代女N= 1053

「牛乳の日」の認知は男女別に見ると、男性の方がやや認知が高い。また、男女共に年代による認知の差はあまりない。

地域別にみると、沖縄地方だけ特徴的に認知が低くい。

3%

2%

2%

2%

2%

2%

8%

15%

17%

14%

13%

13%

16%

13%

17%

90%

82%

81%

84%

85%

85%

82%

85%

81%

2%

3%

2%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

沖縄地方

九州地方

四国地方

中国地方

近畿地方

中部地方

関東地方

東北地方

北海道地方

日付まで知っていた

存在は知っていた

知らなかった

北海道地方N=431/東北地方N= 708/関東地方N= 3435中部地方N= 1674/近畿地方N= 1783/中国地方N= 588四国地方N= 279/九州地方N= 1026/沖縄地方N= 76

地域別

145

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平成25年度生乳需要基盤強化対策事業独立行政法人農畜産業振興機構 後援

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