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横浜市国際学生会館ニュース2017No.92 summer夏学生会館のマスコット

ラブアースベア

横浜市国際学生会館は、留学生等への宿泊施設の提供と市民の国際理解を目的として横浜市が開設し、公益財団法人横浜市国際交流協会が指定管理者として管理・運営しています。

■発行:横浜市国際学生会館    〒230-0048 横浜市鶴見区本町通4-171-23    Tel.045-507-0121 Fax.045-507-2441    ホームページ:http://yoke.or.jp/yish/■印刷/デザイン:ツルミ印刷株式会社

2017年 夏号2017年 6 月1 日発行第92号

横浜市国際学生会館ニュース

ナショナル レース ビレッジ ~ミャンマー民族村~(ヤンゴン)

シリーズ

申込は<045-507-0318>まで詳細は学生会館HP<http://yoke.or.jp/yish/>をご覧ください。

参 加 者 募 集 !学生会館からのお知らせ

アメリカ・カナダ大学連合日本研究センター(IUC)を6月に卒業する研究生が、日本の文化や風習などについて研究した成果を日本語で発表します。研究発表会の後の交流パーティには、国際学生会館の留学生も参加します。

◆IUC外国人研究生による 研究発表会&交流パーティ〈6/10(土)〉

参加費●●6/10(土) 研究発表会/13時半~15時、交流パーティ/15時15分~16時15分日 時

1,000円(軽食付き)申込み●受付中

タコスとテキーラだけではない、メキシコの魅力を日本語で紹介します。

◆留学生による文化講座 ~アメリカ大陸の真珠、メキシコ~〈7/9(日)〉

申込み●●600円(茶菓代)参加費

6/24(土) 午前9時から受付開始

●7/9(日)13時半~15時日 時

本町通4丁目

本町通入口

仲通1丁目

街店商通町本

●スーパー

コンビニ

コンビニ

至横浜

至横浜

至京急川崎

至川崎

東口横浜銀行

潮鶴橋 鶴見川 潮見橋

仲通り歩道橋

鶴見区役所

鶴見警察署前

商店街みずほ 銀行

鶴見駅入口

国道15号(第一京浜)

鶴見警察署

コンビニ

停スバ

目丁3通町本

り通大風潮 ●郵便局

JR鶴見駅

京急鶴見駅

● ●

●●

●マンション

横浜市国際学生会館

線JR京浜東北線・京浜急行 「鶴見駅」より徒歩15分JR鶴見駅東口より横浜市営バス15系統(4番乗り場)に乗車5分、本町通3丁目にて下車、徒歩1分

火曜日~土曜日 9:00~21:00日曜日、月曜日、祝日 9:00~17:00休館日 毎月第4月曜日、年末年始

(横浜YMCA学院専門学校 ハウ ナイ リャン)ナショナル レース ビレッジ

 別れと出逢いの春が、また巡ってまいりました。梅の開花と共に退館者が学生会館を去り始め、桜の開花で新たな留学生たちが入館しました。今年は半数以上の60名ほどが出入りし、総勢120名の大移動でした。4月現在の入居者は、25か国・地域、115名の学生となり、エジプト、ブータンからも留学生が入居しました。先日の歓迎会では、学生会館ホールの万国旗にこの2ヵ国の国旗が加えられ、大変賑やかな門出となりました。 彼らを迎えた職員の顔ぶれは変わりませんが、永い間皆さんに親しまれた長岡館長は、3月に退職され、新たに平田が館長に、渋谷が副館長にと着任しました。さて、今回のコラムでは、職員と業務の紹介をします。 当会館は、115室を留学生と家族のために宿泊施設として提供し、また市民の皆さんの国際理解を推進するための施設として、平成6年に建てられました。以来、私ども横浜市国際交流協会が横浜市から管理・運営を任されてきましたが、23年間で、81か国・地域の約1700人の利用者を数えています。 この3・4月の退館入館に伴う手続きを行う庶務担当、月々の支払い・領収をする経理担当、建物設備の維持管理担当に、統括する平田を加えた総務系職員4名と、国際交流等の事業を展開する渋谷副館長と事業担当1名の事業系職員2名、合わせて6名が常勤者として働いています。さらに受付窓口5名と事業補

助4名のスタッフが一体となって日々の業務を行っています。また、外部委託として、深夜の管理員、実際に施設管理を行う専門技術者、日々清掃等の維持管理をしてくださる方々と協力し合って留学生の生活を支え、国際交流事業を進めています。 事業としては、毎年6月には潮田神社の例大祭が行われ、本町通商店街は、神輿の渡御通りとなり、留学生も神輿の担ぎ手として参加します。また、小・中学校、高校からの依頼で、留学生の出身国の食べ物、服装等の文化を紹介する出前授業も始まります。夏には、地元の盆踊りや秋の運動会にも参加し、若い力を発揮します。 さて特に最近は、大地震や水害などで避難する高齢者や外国人の方々のために支援できるよう防災訓練にも積極的に参加しています。こうした一連の事業を通じて、留学生が日本の文化や習慣を知り、地域に少しでも貢献できるよう努めています。この一年、新たな留学生と取り組んでまいります。引き続き、皆さんのご理解とご支援をよろしくお願いします。

館長の「コミュニケーションコラム」館長の「コミュニケーションコラム」

平成29(2017)年度が始まりました平成29(2017)年度が始まりました

 ミャンマーは 8つの民族、カチン、 カヤー、 カヤイン、 チン、 モン、 バマー、ヤカイン、シャンが、いっしょに住む国です。それぞれ、民族の言葉や文化などが違います。公用語はミャンマー語ですが、最初に覚えて一番使うのは民族語です。 ナショナル レース ビレッジは、ミャンマーの前の首都、ヤンゴンにあります。そこでは、それぞれの民族の家や道具、服装等を見学できます。一つの場所でいろいろな民族のことを知ることができます。

 新しい入居者61人を迎え、桜咲く4月8日に歓迎会を行いました。地元自治会の会長をはじめ、総勢100人以上が会館ホールに大集合。会場は終始和やかで快活な雰囲気に満ち、留学生会が準備した料理やゲームなどでさらに盛り上がりました。お互いすぐに打ち解けた学生たちは、片付け後も話が尽きず、ロビーへ移動してそのまま座談会。こちらも大変盛り上がり、例年にも増して賑やかな年を予感させます。  また4月18日は、今年度初めての留学生会役員会でした。「留学生会」は、会館に住む学生が自分達で企画・運営する組織で、様々な親睦事業を自主的に行っています。昨年度副会長だったパキスタンの留学生が会長に就任し、新たな副会長は、今年の入居者の中から立候補したエジプトの留学生に決まりました。通訳

やイベント企画な ど の 担 当 も各々決めた後、夏ごろまでに行う活動の内容をみんなで話し合いました。今年最初の催しは、たこやきパーティ。その後もスポーツ大会、ムービーナイト、イスラム圏ではポピュラーなラマダンパーティ、中国料理の会など、学生同士が互いを理解し、仲良くなれそうなイベントが目白押しです。

●7/29(土)13時半~15時半日 時

申込み●●500円(おやつ代、保険料)参加費

7/15(土) 午前9時から受付開始

国際学生会館の留学生のほか、南米につながりのある子供たちのダンスグループ「鶴見ラティーノ」も参加します!

◆留学生と遊ぼう!~地球村一日留学~〈7/29(土)〉

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よこはま地球村 2017 No.92 夏

 日本には「時は金なり」ということわざがあります。「時間はお金と同じように価値のあるものなので、決して無駄にしてはいけない」という意味ですよね。 カメルーンには、“Time is Money, but Money cannot buy time.”という似たようなことわざがあります。このことわざは、「色々なことを経験したり挑戦

したりする時間や気力のある若い時に、お金のために昼夜を忘れて働いてしまうと、お金ができたころには年を取ってしまい、新しいことに挑戦する時間も気力も残されていない。そういったことにならないように。」という戒めも含んでいます。年を取った時に私たちが最も後悔するのは、自らの業績ではなく、時間がなくて手付かずになってしまった、さまざまなことがらについてですから。

お花見会 留学生が日本に来たらぜひやってみたいことの一つが、お花見だそうです。この春、学生会館の留学生は地域の皆さんから、2つのお花見会に誘っていただきました。 ソロプチミスト横浜東の皆さんとの国際親善観桜会は、3月30日にみなとみらいの赤レンガパークでありました。皆さんが20年前に植樹した大島桜の下で、桜の和菓子をいただいたあと、日本の「さくら」の歌を歌ったり、留学生が母国の春の歌を披露したりして、和やかなひと時を過ごしました。また4月8日には、地元でさまざまな交流活動をしている「おっさんネットワークつるみ」の皆さんと、鶴見の桜の名所、三ツ池公園へ出かけました。朝から場所取りをしてくださった満開の桜の木の下で車座になり、歌ったり踊ったりして楽しみました。 靴を脱いで敷物の上に座り、食べたり飲んだりしながら賑やかに過ごす日本のお花見は、留学生たちにとって初めての経験でした。「桜を見ながら散歩するのが『お花見』だと思っていたので、ちょっとびっくりしたけれど、日本の伝統文化に触れられてよかったです」と、喜んでいました。

 ベトナムにいるとき、私はいつも両親と一緒に夕ご飯を食べていましたが、テレビのニュースで、よく日本の情報が流れていました。経済が発達していることや、学校の部活動の様子、生徒が校内をそうじすることなどを知り、日本という国に興味を持ちました。そして、日本語を第一外国語として勉強しようと思いました。 私がはじめて日本に来たのは中学1年生の時でした。ベトナムと日本の友好関係を築き交流を深めるために、日本のJICA*とベトナム政府が協力し、2008年に日越交流プログラムを設けました。私が在学していたチューヴァンアン中学校は日本語教育を行う学校の一つなので、参加対象となりました。全学年で10人が選ばれ、私もプログラムに参加することになりました。人生初めての海外旅行でした。 12歳の私にとって、当時の日本のイメージは圧倒的でした。きれいな街、並んでいる現代的なビル、親切な日本人たちとの交流、おいしい食べ物など、楽しい時間を過ごせまし

た。日本語の勉強を始めたばかりなので流暢に話せなかったのに、美しい思い出をいっぱい作れました。帰国した後でも、そのキラキラしている日本のイメージが頭から消えませんでした。「将来、少なくとも1回は日本に戻りたい」と思いました。 その時から日本語を練習して、留学する夢を実現できるように頑張りました。高校も日本語を専攻できる学校に入学しました。外国語専門高等学校では一週間に日本語科目が6コマもあり、通常の学校の3倍です。授業では日本語能力試験に必要な文法・語彙・漢字を学び、それに加え、日本語で発表したり、日本語の歌を聴いたりしていました。更に、学校の文化祭などでは、日本の踊り、劇をしたりすることもありました。この3年間で日本語能力が一層上達しました。高校3年生の時、成績が良かったので福岡女子大学に見学に行く機会がありました。そこで授業に出たり、生活したりしました。短い時間でしたが、日本の大学、授業の雰囲気、大学生の生活がもっとわかってきました。学生たちの活発さ、授業の自主性などがわかり、日本の大学の魅力がもっと実感できるようになりました。 戻ってきてからハノイ貿易大学に入学しましたが、日本に留学する意志が更に強くなりました。しかし、ベトナムはまだ発展途上国なので、経済的には非常に厳しいです。親からの仕送りとアルバイトで、学費や生活費を負担できるかもしれませんが、それでは勉強に集中できなくなると私自身が自覚していました。そのため、奨学金をもらえることになったとわかると、両親も大変喜んでくれました。 来日して、奨学財団から指定された千葉県の高校に入学し、一年間、大学入学試験の準備をしました。人生で2回目の大学入試ですが、今回は何でも自分で考えないといけませんでした。留学生の生活は時々孤独感、寂しさも感じますが、自分が成長していると毎日感じます。そして学生会館での生活もすごく楽しくて、日本の祭りなどにも参加することができ、さまざまな国から来た留学生たちと知り合うこともできます。自己管理能力や問題解決能力なども磨けます。勉強はもちろんですが、このような体験こそが留学の価値なのではないでしょうか。これからも勉強に励み、日々を楽しく過ごし、将来世界で活躍する人材になるための経験を積みたいと思います。

横浜市立大学グエン フォン ジャン(ベトナム)

「キラキラしている日本と、私」

け は しし留学生によるコラム

か け は しか け は し

 日本の就職活動は独特で、留学生にはわかりにくいと言われています。国際学生会館では、留学生が日本の新卒採用の現状をよく理解して採用試験に備えられるよう、就職セミナーや就職相談会を開いています。 4月22日の「留学生のための就職セミナー」では、まずエントリーシートの書き方のポイントを教わりました。企業の担当者はエントリーシートを通して学生の人柄やポテンシャル(能力や可能性)を見るので、志望動機や自己PRは論理的かつ具体性をもって書く必要があること、しかも数十秒で読んで評価されてしまうので、要点を的確にまとめなければいけないことなどを学びました。 次に、留学生の代表が講師と1対1の面接にチャレンジしました。面接を受けるときは姿勢を正し、面接官の目を見て、笑顔でハキハキと話すのが基本中の基本だそうです。このあと、学生会館でボランティアとして活動されるチューターの方々に面接官役になっていただき、留学生全員がグループ面接の実践練習をしました。 チューターの方々はセミナー後半の就職相談会でも、日本企業で働いた経験をもとに、留学生にさまざまなアドバイスをくださいました。また、相談会にアドバイザーとして参加した浜銀総合研究所の海外ビジネス支援部の方は、横浜市内には多くの魅力的な企業があるので、今後はそうした会社と留学生との橋渡しをしていきたいと話していました。ここ数年、グローバル人材の人気が高まっていると聞き、緊張気味の学生たちの顔が明るくなりました。 セミナーを参観した横浜市政策局担当者によると、平成29年度からは横浜市も留学生の就職支援に力を入れるので、学生会館のチューターによる留学生の個別支援に大いに期待しているそうです。横浜市で始まる「留学生就職サポートプログラム~横浜モデル~」については、5月20日(土)に学生会館で開催する「チュータープログラム説明会・留学生との交流会」の中で、改めて担当者から説明してもらうことになっています。 これからも国際学生会館は、日本で働く夢をかなえるためにがんばっている留学生たちを、ボランティアの皆さんとともに支えていきたいと思います。

赤レンガパークで 三ツ池公園で

~カメルーン~

*JICA=独立行政法人 国際協力機構

留学生のための就職セミナー

防災訓練 今年度最初の訓練は入船消防署の協力を得て、4月29日(祝)に実施しました。 レジデントアシスタントの日本人学生が放送で訓練の開始を伝えると、学生と職員が最上階に集合。署員の説明を聞いたあと、火災感知器が作動して非常ベルが鳴り、防火シャッターが下りる様子を目の当たりにして、気が引き締まりました。バルコニーに設置された避難梯子を使って階下へ逃れる訓練もしました。その後、外階段で1階まで降り、エントランスに用意された煙テントの中から避難する訓練を、さらに水消火器による消火訓練を行いました。 今回の訓練を通して、緊急時に取る行動を体で覚えておくとともに、建物の構造を知っておくことも大事だと知りました。

充満した煙の中から脱出

世界のことわざ

「時は金なり、しかしお金で時は買えない」

横浜国立大学ベソン ジョン エボット( )