開館時間： 4– 8月 10:00－18:00／ 9–10月 10:00–17:00／ 11月 10:00–16:30（入館は閉館の30分前まで）休 館 日：水曜日（5月3日［水］は開館）入 館 料： 4–10月 大人1,200円（1,100円）／高・大学生800円（700円）／中学生以下無料　　　　　11月 大人1,000円（900円）／高・大学生500円（400円）／中学生以下無料　　　　　　*本料金にて開館15周年記念展「生命の樹」もご覧いただけます　（　）内は20名様以上の団体割引

主　　催：ヴァンジ彫刻庭園美術館　協力：小山登美夫ギャラリー、エクリ

2017年 4月22日［土］ － 11月30日［木］　April 22 – November 30, 2017

ヴァンジ彫刻庭園美術館

Vangi Sculpture Garden Museum

《空との距離XIII（ドローイング）》 2017年 ©Rieko Hidaka Courtesy of Tomio Koyama Gallery

Rieko Hidaka:

Sky, Trees and In Between

日高理恵子

空と樹と

N E W S R E L E A S E

日高理恵子（ひだか・りえこ）は日本画の素材を用いながらも、伝統的な様式に捉われることなく、現代アートのフィールドで活躍している画家です。日高の絵画の特徴は、樹をモチーフとして、真下から見上げる視点で描かれていることにあります。季節を問わず、野外で行われる入念な観察とデッサンから、大画面に無数の幹や枝、葉、花芽が隅々まで描かれていきます。また、岩絵具を何層も重ねて麻紙に定着させることで、モノクロームの画面は細かな粒子が呼吸をするように、繊細で豊かな色調を帯びています。1980年代後半より、「樹を見上げて」「樹の空間から」と作品タイトルを変え、少しずつ変化してきた作家の関心は、2002年に始められた「空との距離」から、樹と空との間の「距離」に向けられていきます。日高は樹と空と、そしてその間にある測りしれない空間を、自身の身体を通して見て、感じ、描くことで、独自の絵画表現を切り開こうとしています。樹を見上げる体験から生み出される絵画は、空間の未知なる拡がりを感じさせ、私たちを絵画の内へ、外へと誘うことでしょう。国内の美術館で2004年以来の個展となる本展では、「空との距離」シリーズの最新作で構成された展示をご覧いただきます。近年、日高は作品展示そのものへも意識を向け、絵画に生まれる空間をより拡張させる手法に取り組んでいます。絵画の内と外にある空間が、見る者の身体を包み込むような特別な体験をぜひご堪能ください。

NEWS RELEASEVangi Sculpture Garden Museum

樹を見上げ、描き続ける画家・日高理恵子。国内の美術館では2004年以来となる待望の個展

2

《空との距離XIV( ドローイング )》2017年Courtesy of Tomio Koyama Gallery

Exhibition overview

展覧会名｜ 日高理恵子　空と樹と会　　期｜ 2017（平成29年）年４月22日（土） ̶ 11月 30日（木）主　　催｜ ヴァンジ彫刻庭園美術館協　　力｜ 小山登美夫ギャラリー、エクリ開館時間｜ 4－8月 10:00－18:00／9－10月 10:00－17:00／11月 10:00－16:30（入館は閉館の30分前まで）休 館 日 ｜ 水曜日（5月 3日（水）は開館）　入館料｜ 4－10月　大人1,200円（1,100円） ／ 高・大学生800円（700円） ／ 中学生以下無料 　 11月　大人1,000円（900円） ／ 高・大学生500円（400円） ／ 中学生以下無料 　 ※（　）内は20名様以上の団体割引会　　場｜ ヴァンジ彫刻庭園美術館　 　 〒411-0931　静岡県長泉町東野クレマチスの丘 347-1 　 Tel. 055-989-8787　Fax. 055-989-8790　www.vangi-museum.jp

Title: Rieko Hidaka: Sky, Trees and In BetweenDates: April 22 ― November 30, 2017Organizer: Vangi Sculpture Garden MuseumSupport: Tomio Koyama Gallery, Ecrit Hours: Apr–Aug 10:00-18:00 / Sep–Oct 10:00-17:00 / Nov 10:00-16:30（entry permitted until 30 minutes before closing）Closed on Wednesdays (except for May 3)Admission: Apr–Oct Adults ¥1,200（¥1,100） / High School and College Students ¥800（¥700） / Elementary and Junior High School Students Free / Nov Adults ¥1,000（¥900） / High School and College Students ¥500（¥400） / Elementary and Junior High School Students Free ※rates in parenthesis for groups of 20 people or moreVenue: Vangi Sculpture Garden Museum347-1 Clematis no Oka, Higashino, Nagaizumi-cho, Shizuoka 411-0931 Japan TEL. +81-(0)55-989-8787　FAX. +81-(0)55-989-8790　www.vangi-museum.jp

General information

30 年以上にわたり樹を描き続けてきた画家の国内美術館では 2004 年以来となる個展

3

Vangi Sculpture Garden Museum

【作家紹介】日高 理恵子 Rieko Hidaka1958年東京都生まれ。1985年、武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻修了。現在、東京を拠点に制作活動を行う。1995年から1996年まで、文化庁芸術家在外研修員としてドイツに滞在。主な個展に、国立国際美術館（大阪、1998年）、アートカイトミュージアム（デットモルト、ドイツ、2003 年）など。主なグループ展に、「Chikaku ‒ Time and Memory in Japan」（クンストハウス・グラーツ、オ ー ス ト リ ア、他 巡 回、2005－06年）、「Rising Sun, Melting Moon」（イスラエル美術館、エルサレム、2005－06年）、「Kami: Silence - Action」（ザクセン州立美術館銅版画館、ドレスデン、ドイツ、2009－10年）、「開館10 周年記念展『庭をめぐれば』」（ヴァンジ彫刻庭園美術館、静岡、2012年）など。

Photo: Mie Morimoto

【展覧会の見どころ】

1

2

3

「空との距離」シリーズ最新作による展示構成

日高の絵画表現の独自性を探るトークイベントを開催初期作品から最新作を含めた『日高理恵子作品集』（仮）を刊行

日高理恵子は、大学の卒業制作で《樹》（1983）を描き、その後も一貫して自然の中にある樹々をモチーフにしています。1988 年より「樹を見上げて」、その後「樹の空間から」「空との距離」と作品タイトルを変えながら、樹をモチーフに30年以上にわたり独自の視点で描き続けてきました。本展は、国内の美術館では 2004年以来、13年ぶりとなる待望の個展です。

「空との距離」は 2002 年から始められ、現在も続けられているシリーズです。「空との距離」で作家の関心は、樹を真下から見上げる中で生まれる樹と空との間の「距離」に向けられています。日高は日本画の素材を使い、樹と空の間の測りしれない空間を描く試みによって、他の追随を許さない独自の絵画表現を生み出しています。展示作品すべてが新作で構成される本展では、絵画の内と外の空間を、より拡張させる展示手法によって、鑑賞者の身体を包み込むような特別な体験をしていただきます。

About the artist

Exhibition highlights

NEWS RELEASE

《空との距離XII( ドローイング )》（部分）2017年Courtesy of Tomio Koyama Gallery

《空との距離XIII》2017年

樹を見上げて描く行為によって、日高は絵画の空間そのものを、自身の感覚と身体から捉え直していきます。オープニングトークでは、作家のこれまでの歩みを解説いただきながら、日高の絵画表現の独自性に迫ります。また、展覧会開催にあたり、国内外で初となる『日高理恵子作品集』（仮）を刊行致します（8 月頃刊行予定）。本作品集では、80年代の初期作品から現在までの主要な作品を網羅し、作家の30年以上におよぶ活動を俯瞰していきます。

4

樹を見上げ、描き続けてきた日高の絵画の魅力を、初期作品から最新作まで作家に解説いただきながら紐解いていきます。日　　時：2017 年 4 月 22 日（土）　15:00‒16:30出　　演：日高理恵子、森啓輔（ヴァンジ彫刻庭園美術館学芸員）定　　員：100 名　全席自由　要予約料　　金：当日の入館料のみ 会　　場：クレマチスの丘ホール（ヴァンジ彫刻庭園美術館隣接会場）

同時開催の展覧会情報

会場にて担当学芸員が展覧会概要と作品の解説を行います。日　　時：毎週日曜日　14:15‒（約 40 分）料　　金：当日の入館料のみ会　　場：ヴァンジ彫刻庭園美術館予約方法：申込不要（当日の観覧券をお持ちのうえ、直接会場にお集まりください）

②　学芸員によるギャラリートーク

※その他イベントも会期中に開催予定です。詳細は美術館サイト(www.vangi-museum.jp)をご確認ください。

【関連イベント】①　オープニングトーク

【アクセス】　【お車の場合】　東京方面より：　　東名裾野 I.C.よりR246 経由、沼津方面へ10km　名古屋方面より：　　新東名長泉沼津 I.C. あるいは東名沼津 I.C.より　　伊豆縦貫道 ( 東駿河湾環状道路 ) へ、長泉 I.C. 出口　　R246 右折／新東名長泉沼津 I.C. より 5km　　【電車の場合】 　　JR東海道線「三島駅」下車、北口（新幹線口）3 番　　　乗り場発、無料シャトルバスあり（所要時間約 25 分）

Vangi Sculpture Garden MuseumNEWS RELEASE

Related events

Access

展覧会名｜ 開館 15 周年記念展「生命の樹」参加作家｜ イケムラレイコ、大矢真梨子、華雪、小林孝亘、佐々木愛 　 杉戸洋、スズキコージ、棚田康司、戸谷成雄、宮崎学、 村瀬恭子 　 持塚三樹、本橋成一、Giuliano Vangi、Rosilene Luduvico会　　期｜ 2017（平成29年）年４月22日（土） ̶ 11月 30日（木）主　　催｜ ヴァンジ彫刻庭園美術館開館時間｜ 4－8月 10:00－18:00／9－10月 10:00－17:00／ 　 11月 10:00－16:30（入館は閉館の30分前まで）休 館 日 ｜ 水曜日（5月 3日（水）は開館）　入館料 ｜ 4－10月　大人1,200円（1,100円）／高・大学生800円（700円）／中学生以下無料 　 11月　大人1,000円（900円）／高・大学生500円（400円）／中学生以下無料　※（　）内は20名様以上の団体割引会　　場｜ ヴァンジ彫刻庭園美術館　

杉戸洋《the day going back home》1996年 ©Hiroshi Sugito

5

下の画像を広報画像として配布いたします。ご希望の方は、ご希望の画像にチェックし必要事項をご記入の上、下記宛先までメールまたはFAXくださいますよう、お願いいたします。お願い：1.　恐れ入りますが、掲載誌一部をご送付いただきますようお願いいたします。　　　　2.　クレジット表記は画像の下にあるものを表記願います。　　　　3.　ご取材の際は事前に担当者までご一報くださいますようお願いいたします。

貴媒体名

掲載号 発売日／放映日 年　　　月　　　日

　　月　　　　日 まで

貴社名 ご担当者様

TEL

E - MAIL

資料お届け期限

【広報用画像】

FAX

お問い合わせクレマチスの丘広報担当：伊藤佳乃展覧会企画担当：森啓輔E-mail: info@clematis-no-oka.co.jpF A X：　055-989-8790

ヴァンジ彫刻庭園美術館〒411-0931　静岡県長泉町東野クレマチスの丘347-1TEL 055-989-8785www.vangi-museum.jp

Vangi Sculpture Garden MuseumPRESS IMAGES

《空との距離XIV( ドローイング )》2017 年© Rieko Hidaka　Courtesy of Tomio Koyama Gallery

《空との距離XIII( ドローイング )》2017 年© Rieko Hidaka　Courtesy of Tomio Koyama Gallery　

《空との距離XIII》2017 年　© Rieko Hidaka