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2020(令和 2)年度 佛教大学教員免許状更新講習 夏期 開講案内

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2020(令和 2)年度 佛教大学教員免許状更新講習 夏期 開講案内

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開講にあたって

1.

新型コロナウイルス感染症の感染予防に向けての本学の取り組みについて

受講者の安全確保のため、以下の取り組みを行ったうえで、対面での講習を開講いたします。

① 当日の受講者は、以下のすべての要件を充たした方に限定させていただきます。

・教員免許状更新講習システムにて、現住所・電話番号等の個人情報を登録し、事前の講

習申込を完了した(身元情報が把握できている)方

・開講日の朝から遡って 2週間前から、健康管理のため毎朝の検温(記録)している方

・開講日の朝に検温し、36.9℃以下であることを確認された方(受講当日学内入構時に検

温を実施いたします)

・開講日の朝から遡って 3日間の間に、発熱、咳、倦怠感等、体調不良の症状がない方

・渡航先に関わらず、海外から帰国してから 2 週間以上経過している方

・受講当日にマスクを着用している方(入構時に確認させていただきます)

・受講当日に咳エチケット、手洗い・手指の消毒を徹底できる方

※受講申込を完了された場合でも、上記に該当されない場合は、当日の受講をお断りいたします。

② 学内への入退構は正門のみとし、正門にて入構者の確認ならびに検温を行います。体温

が 37.0℃以上ある方は、当日の受講をお断りいたします。

③ 社会的距離(ソーシャルディスタンス)が確保できるように座席指定を行います。その

ため、当初予定していました受講定員を講習会場の規模にあわせて、減じたうえで募集

いたします。

④ 講習中、講習会場の扉と窓は、常時開けた状態とし、換気を徹底します。そのため、こ

まめな水分補給等、暑さ対策を各自で行っていただきますようお願いいたします。 以上、本学の教員免許状更新講習(対面での講習)を開講するにあたっての新型

コロナウイルス感染症の感染予防に向けての取組の趣旨をご理解・ご了承いただけ

る方のみ、お申込みいただきますようお願いいたします。

2.

新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた教員免許更新制に係る手続きに

ついて 文部科学省より「新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた教員免許更新制に係る手続

等の留意事項について(通知)」(令和2年6月5日付2教教人第14号教育人材政策課長

通知)材政策課長通知)が各都道府県教育委員会教員免許事務主管課長宛に通知されていま

す。このなかで、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、教員免許更新制に係る手続等

事務の取扱いについて、以下の内容が述べられています。

○新型コロナウイルス感染症の影響に関連した免許状更新講習の修了確認期限の延期又

は教員免許状の有効期間の延長に係る取扱いについて

○延期又は延長を行った教員が既に履修認定を受けた免許状更新講習の課程の一部の取

扱いについて

○延期又は延長を行わない場合の教員免許更新の手続等について

今般の影響を踏まえ、通知されている内容を熟読のうえ、自身の免許状更新講習の修了確

認期限の延期又は教員免許状の有効期間を延長するなどについてご判断ください。

延期又は延長の可否ならびに申請手続きの確認については、自身にて各都道府県教育委員

会教員免許事務主管まで行ってください。

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3. 受講申込者数による閉講について

各講習は、受講者からの申込(予約)制としており、開講基準を 30 名以上とし、29 名以下

となった講習については閉講とさせていただきますので、予めご了承ください。

閉講の連絡については、以下のとおりとします。

・本学に登録されたメールアドレスに配信。

・教員免許状更新講習システムのトップページ「お知らせ」に掲載。

※閉講となった講習を申込みされていた方への対応については別途メールにてお知らせ

いたします。

4.

不測の事態における講習の取り扱いについて

※新型コロナウイルス感染症の拡大状況により、今後の講習について、閉講や開講形態の変

更が生じることがあります。

公共交通機関の運行状況、台風などの天候状況等により、講習を中止とさせていただく場合

があります。開講の可否の判断については、講習前日までには決定します。

講習中止の連絡については、

・本学に登録されたメールアドレスに配信。

・教員免許状更新講習システムのトップページ「お知らせ」に掲載。

※中止となった講習を申込みされていた方への対応については別途メールにてお知らせ

いたします。

※申込み手順については、『受講申込みマニュアル』を必ず確認してください。

1.利用者登録 佛教大学のホームページから教員免許状更新講習システムに入り、利用申し込みはこちらより

受講者登録をしてください。これまでに受講者 IDを取得された方は、同じ ID を使用可能です。

2.講習インターネット予約

佛教大学 教員免許状更新講習システムよりお申込みください。

<申込期間>【先着順】 6月27日(土)10時 ~ 7月1日(水)17時

インターネット予約だけでは、受付は完了しません。

3.「事前アンケート」の入力 佛教大学 教員免許状更新講習システムよりご入力ください。講習ごとに入力が必要です。

<入力締切> 7月9日(木)18時まで

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4.「受講申込書」の印刷(※学校長等の署名・公印が必要)・本学に送付 佛教大学 教員免許状更新講習システムより「受講申込書」を印刷し、本学に送付。

1 頁目〔受講者本人記入欄〕に、受講生の写真貼付・印鑑捺印

2 頁目〔証明者記入様式〕に、学校長等の署名・公印の押印

インターネット予約だけでは、受付は完了しません。

<送付締切>【必着】 7月9日(木)

本学に「受講申込書」が到着後、内容に不備がない方へ「請求書」を郵送します。

5.受講料の納入 「請求書」に記載の銀行口座へ受講料をお振り込みください。

<入金締切> 7月22日(水)

6.受講決定 「事前アンケートの入力」、「受講申込書の送付」、「受講料の納入」の確認後「受講決定」となり、

受講者に通知メールが送信されます。

※入金確認に時間がかかるため、即時反映されません。通知メールが届くまでお待ちください。 「請求書」に記載の銀行口座へ受講料をお振り込みください。

<入金締切> 7月22日(水)

7.「受講票」を印刷 「受講決定」後、ご自身で「受講票」を印刷し、講習当日に持参してください。

※本学事務局にて、すべての確認が完了しなければ、システム上で「受講決定」と表示されず、

「受講票」を印刷することはできません。

「受講票」は、1講習ごとに 1枚必要です。

8.講習を受講(講習内で「履修認定試験」を実施)

9.成績評価・証明書について 講習終了後、成績評価を行い、2ヵ月以内に証明書を送付します。

証明書には 2種類あり、取り扱いは以下のとおりです。

「修了」証明書 1つの期別(夏期)で、30 時間を受講完了された方に発行します。

「履修」証明書 上記以外の場合は、「履修」証明書として送付します。

※30 時間分の「履修」証明書をもって、更新等申請手続きを行ってください。

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10.更新等申請手続きについて 受講生自身が、免許管理者に更新等申請手続きを、修了確認期限(旧免許状)あるいは有効期間満了

日(新免許状)の 2ヵ月前までに行うことが必要です。

更新等申請手続きに係る詳細については、文部科学省のホームページもしくは都道府県教育委員会へ

お問い合わせください。

※同じ開催日の講習については同時間帯での実施となるため、どちらか一方しか受講することができません。

<講習会場> 佛教大学紫野キャンパス

<講習日程>

領域 開講日 講習名 頁数

必修

8 月 1 日(土) 教育の最新事情

7 8 月 9 日(日) 教育の最新事情

8 月 10 日(月・祝)教育の最新事情

8 月 22 日(土) 教育の最新事情

領域 開講日 講習名 頁数

選択必修

8 月 8 日(土) 教育相談(いじめ及び不登校への対応を含む。) 7

8 月 5 日(水)

8 月 13 日(木) 学校を巡る教育問題 8

8 月 17 日(月) 教育相談(いじめ及び不登校への対応を含む。) 7

講 習 一 覧

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領域 開講日 講習名 頁数

選択

8 月 1 日(土) 指導力をみがく

「教育現場で生かせる心理臨床の視点」 8

8 月 2 日(日) 指導力をみがく

「保育に活かす行事」 14

8 月 8 日(土)

指導力をみがく

「みんなを排除しない学校づくり‐心理学的視点から‐」 9

指導力をみがく

「理科指導 自信度の向上を目指して」

領域 開講日 講習名 頁数

選択

8 月 9 日(日) 人間力をみがく

「教育とユーモア」 10

8 月 13 日(木) 指導力をみがく

「教育の情報化、ICT活用、小学校プログラミング教育のポイント」 11

8 月 6 日(木)

8 月 14 日(金)

指導力をみがく

「就学前からどのようにして非認知的能力を育むのか?」 12

8 月 14 日(金) 人間力をみがく

「ジェンダーの視座からみた日本人の生涯」 13

8 月 23 日(日) 指導力をみがく

「発達障がいの子どもの理解と指導」 13

<時間割>

8:55までに

教室へ入室して

ください

1時間目 2時間目 3時間目 4時間目

9:00~10:30 10:40~12:10 13:00~14:30 14:40~16:10

90分 90分 90分 90分

※昼休み(12:10 ~ 13:00 / 50分)

※講習内で「履修認定試験」を実施

【注意】

<講習会場> 佛教大学四条センター ※紫野キャンパスへ変更

8 月 2 日(日)四条センターにて開講を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染症

の感染拡大防止を鑑みた際、適切な環境(換気面等)が整わないと判断し、会場を四条セ

ンターから佛教大学紫野キャンパスに変更とさせていただきます。

当日会場をお間違えのないようご注意ください( 時間割等は変更ありません)。

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※同じ開催日の講習については同時間帯での実施となるため、どちらか一方しか受講することができません。

<講習会場> 京都府総合教育センター北部研修所(綾部市)

<講習日程>

領域 開講日 講習名 頁数

必修 9 月 26 日(土) 教育の最新事情 7

領域 開講日 講習名 頁数

選択必修 9 月 22 日(火・祝)学校を巡る教育問題 8

領域 開講日 講習名 頁数

選択

9 月 12 日(土)

人間力をみがく

「教育とユーモア」 10

指導力をみがく

「児童文化と保育」 14

9 月 13 日(日)

人間力をみがく

「児童・生徒の主体的な学びを支援するために」 15

指導力をみがく

「できる―わかる 体育授業の創造をめざして」 15

9 月 22 日(火・祝)

指導力をみがく

「子どもも教師も楽しめる《音楽遊び・音楽指導法のネタ》」

※新型コロナウイルス感染症拡大防止のための十分な対策がとれ

ないため中止とさせていただきます

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9 月 26 日(土) 指導力をみがく

「教育の情報化、ICT活用、小学校プログラミング教育のポイント」 11

9 月 27 日(日)

人間力をみがく

「幼稚園教諭に求められる今日的資質・能力」 16

人間力をみがく

「日本の家族の今昔-家族の多様性とその変遷を中心に-」 16

<時間割>

9:45までに

教室へ入室して

ください

1時間目 2時間目 3時間目 4時間目

9:50~11:20 11:30~13:00 13:50~15:20 15:30~17:00

90分 90分 90分 90分

※昼休み(13:00 ~ 13:50 / 50分)

講 習 一 覧

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※講習内で「履修認定試験」を実施

講 習 詳 細

<必修領域> 紫野キャンパス 北部研修所

講習名

教育の最新事情

午前 菅原 伸康 午後 原 清治

担当講師

原 清治

教育学部教授

菅原 伸康

関西学院大学教育学部教授

開講日

①8 月 1 日(土) 紫野キャンパス

②8 月 9 日(日) 紫野キャンパス ③8 月 10 日(月・祝)紫野キャンパス

④8 月 22 日(土)紫野キャンパス

⑤9 月 26 日(土)北部研修所

募集定員 ①②③④ 250 90 名 ⑤ 160 50 名

対象職種 ─ 講習時間 6 時間

主な受講対象者 ─ 受講料 6,000 円

講習内容

「国の教育政策や世界の教育の動向」、「教員としての子ども観、教育観等についての

省察」、「子どもの発達に関する脳科学、心理学等における最新の知見」、「子どもの生活

の変化を踏まえた課題」の 4 つの事項を中心に講習を行い、学校現場で教育実践を行う

ために求められる教育政策や教育問題に関する最新の知識・情報の修得を目指すととも

に、特別支援などの今日的な教育課題についての理解も深める。

<選択必修領域> 紫野キャンパス

講習名 教育相談

(いじめ及び不登校への対応を含む。) 担当講師

原 清治

教育学部教授

開講日 ①8 月 8 日(土) ②8 月 17 日(月)

募集定員 250 90 名

対象職種 ─ 講習時間 6 時間

主な受講対象者 特に制限なし 受講料 6,000 円

講習内容

いじめ防止対策法の策定以来、いじめや不登校の実態・背景がどのように変わりつつ

あるのか、また、ネットを介した「ネットいじめ」がどのような構造になっているのか

等を、最新のデータやその分析を踏まえながら講習し、もって教育相談に資するための

視点を提供する。

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<選択必修領域> 紫野キャンパス 北部研修所

講習名 学校を巡る教育問題 担当講師 原 清治

教育学部教授

開講日 ①8 月 5 日(水)紫野キャンパス ②9 月 22 日(火・祝)北部研修所

募集定員 ①250 90 名 ②160 50 名

対象職種 ─ 講習時間 6 時間

主な受講対象者 特に制限なし 受講料 6,000 円

講習内容

学校を巡る状況の変化を、最新の中教審答申や学習指導要領の改訂の文脈に沿って解

説する。その際に、これまでの「ゆとり」を中心とした授業のあり方によって、児童・

生徒の「学力」がどのように変化したのかを分析の基軸に据えたい。そのうえで、学校

で起こる様々な問題への対処に、いかに組織的な対応が必要となるのかを論じる。その

際に、「チーム学校」をキーワードとした制度改革の視点についても言及する。

<選択領域> 紫野キャンパス

講習名 指導力をみがく 「教育現場で生かせる心理臨床の視点」

担当講師 牧 剛史

教育学部准教授

開講日 8 月 1 日(土) 募集定員 120 90 名

対象職種 教諭 講習時間 6 時間

主な受講対象者 幼稚園・小学校教諭、中学校・高等学校教諭

(全教科)、特別支援学校教諭 受講料 6,000 円

講習内容

心理臨床の視点は教育の視点とは異なります。しかし、だからこそ心理臨床の視点を

取り入れることで教育現場は活性化するのではないでしょうか。具体的には、支援が必

要な児童生徒、保護者に対してどのように関わることができるのか、その時のポイント

は何か、担当講師のスクールカウンセリング経験を元に講義を行います。さらに、小グ

ループに分かれての実習およびディスカッションも行います。

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<選択領域> 紫野キャンパス

講習名 指導力をみがく「みんなを排除しない

学校づくり‐心理学的視点から‐」 担当講師

渡邉 照美

教育学部准教授

開講日 8 月 8 日(土) 募集定員 200 72 名

対象職種 教諭 講習時間 6 時間

主な受講対象者 幼稚園・小学校教諭、中学校・高等学校教諭

(全教科)、特別支援学校教諭 受講料 6,000 円

講習内容

子どもと関わる際、目の前にいる子どもだけを見るのではなく、子どもの背景(家族、

地域等)を見ることは、子どもを理解する上で重要な視点です。また、子どもの発する

言葉の一つひとつ、振る舞いの一つひとつの意味を理解することも重要です。子どもた

ちから発せられるそれらは、発達心理学的にみると、どのような解釈になるのかという

ことを皆さんと共に考えたいと思います。キーワードは「子ども理解・人間理解」「教

育相談の現状と課題」「居場所作り」です。

<選択領域> 紫野キャンパス

講習名 指導力をみがく「理科指導 自信度の

向上を目指して」 担当講師

平田 豊誠

教育学部准教授

開講日 8 月 8 日(土) 募集定員 45 35 名

対象職種 教諭 講習時間 6 時間

主な受講対象者 小学校教諭 受講料 6,000 円

講習内容

本講座では,理科指導の自信度を向上させるため,自然の見方や考え方について,簡

単なフィールドワークを交えながら考えていきます。

小学校教員における理科指導の自信度の低さが指摘されています。しかし教員として

自然の見方を少しでも身につけておくことで自信度の向上につなげることができます。

自然の見方は決して難しいものではありません。2017 年版学習指導要領の概要にもふ

れながら,観察・実験なども行います。講座の中で一緒に体験し,一緒に考えていくこ

とを通して自信度を向上させていきます。

フィールドワークは大学近辺の住宅街でブラタモリ風に行う予定です(歩きやすい服

装・履き物,暑さ・紫外線対策等の準備をお願いします)。

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<選択領域> 紫野キャンパス 北部研修所

講習名 人間力をみがく「教育とユーモア」 担当講師 青砥 弘幸

教育学部准教授

開講日 ①8 月 9 日(日)紫野キャンパス ②9 月 12 日(土)北部研修所

募集定員 ①200 90 名 ②160 50 名

対象職種 教諭 講習時間 6 時間

主な受講対象者 小学校教諭、中学校・高等学校教諭(全教科) 受講料 6,000 円

講習内容

本講習では「ユーモア」という視点から日々の実践を振り返るとともに、よりよい実

践のあり方について考える。

まず、教室という場における「ユーモア」や「笑い」の意味や機能、可能性や危険性

についての理解、あるいは現代の子どもたちの「ユーモア」や「笑い」についての理解

などを深める。そして、それらを視点としつつ、教育実践の改善について考えていく。

また、当日、すべての先生方に「子どもを笑顔にする活動・実践のネタ」を校種ごと(中

高の場合できれば教科ごと)に分かれて発表していただきます。これまでの教職経験の

中から「これは!」というものを紹介し、他の先生方に共有できる準備をしてきてくだ

さい。教科教育に関わるもの(ある単元で子どもが興味をもつ具体的な教材や活動など)

でも、学級経営的なもの(学級開きにお勧めの活動など)でも結構です。できるだけ、

ほかの先生方がご存じなさそうなものをご紹介いただけると有意義になると思います。

詳細については改めて、後日、登録のメールアドレスにお送りしますので、必ず確認を

してください。

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<選択領域> 紫野キャンパス 北部研修所

講習名

指導力をみがく「教育の情報化、ICT活用、小学校プログラミング教育のポ

イント」

担当講師 古市 文章

教育学部教授

開講日 ①8 月 13 日(木)紫野キャンパス ②9 月 26 日(土)北部研修所

募集定員 ①80 名 ②70 30 名

対象職種 教諭 講習時間 6 時間

主な受講対象者 幼稚園・小学校教諭 受講料 6,000 円

講習内容

学習指導要領が改訂され、小学校にプログラミング的思考を育む教育が導入されま

す。本講習は、「コンピューターは苦手だな!」、「プログラミング教育をどうしよう!」

と、内心悩んでいらっしゃる先生方が自信を持って教壇に立てるような講義内容と実習

で組み立てています。

また、論理的な思考を育む教育は、幼児期から行うことが大切だと考えていますので、

幼稚園の先生方にも役立つ内容です。

情報教育に関して、グローバルな視点、国及び京都府の動向から、指導要領の目指す

ものを理解して、情報教育に関する先生方の不安感を一掃します。

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<選択領域> 紫野キャンパス

講習名 指導力をみがく「就学前からどのよう

にして非認知的能力を育むのか?」 担当講師

原 清治

教育学部教授

開講日 8 月 6 日(木) 募集定員 250 90 名

対象職種 教諭 講習時間 6 時間

主な受講対象者 幼稚園教諭 受講料 6,000 円

講習内容

全校種に先行する形で 2017 年 3 月に幼稚園教育要領、保育所保育指針、幼保連携型

認定こども園教育・保育要領が告示されました。文部科学省、厚生労働省、内閣府が管

轄を超えて文言の統一を図り、子どもたちの育てたい資質能力を明らかにすることで、

就学前教育から高等学校まで一貫した教育を行うことが目指されていると言えるでし

ょう。とりわけ、就学前教育は 2019 年 10 月より幼児教育・保育の無償化が始まり、ま

すます幼児教育の必要性が増していると言えるでしょう。こうした背景にあるのは、主

として幼児教育で育まれる「非認知能力」がその後の子どもたちの将来を大きく左右す

ることが明らかになったことがあげられます。アメリカの経済学者のヘックマン(2013)

は、幼少期に非認知能力の育成を目指した教育(公共政策など)によって、家庭環境の

劣悪さなどの格差を乗り越え、学力テストなどの認知的能力にも影響を与えることを指

摘しました。日本もアメリカと同様、親の所得の差が子どもたちの教育に影響を及ぼし

ている現在、幼児教育の重要性が増してきたのは必然といえます。本講座では、現代の

幼児教育で重要性が増している非認知能力について、学術的側面を明らかにしながら、

明日の保育に応用可能な子どもとの関わり方について考えます。

- 13 -

<選択領域> 紫野キャンパス

講習名 人間力をみがく「ジェンダーの視座か

らみた日本人の生涯」 担当講師

八木 透

歴史学部教授

開講日 8 月 14 日(金) 募集定員 250 72 名

対象職種 教諭 講習時間 6 時間

主な受講対象者 幼稚園・小学校教諭、中学校・高等学校教諭

(全教科)、特別支援学校教諭 受講料 6,000 円

講習内容

男と女をめぐる問題、すなわち「ジェンダー」に関する問題は、今日の学校現場にお

いても常に考えておかねばならない重要課題のひとつである。子どもたちにとっても、

また家庭や社会においても、「ジェンダー」をめぐる議論は避けては通れない課題であ

る。かつての日本の庶民社会においては、男女の性差はくらしのすべての場面で顕著に

現れていた。産育儀礼から葬送儀礼に至る通過儀礼を事例として、ジェンダーの視座か

ら日本人の生涯について考えてみたい。

<選択領域> 紫野キャンパス

講習名 指導力をみがく「発達障がいの子ども

の理解と指導」 担当講師

菅原 伸康

関西学院大学教育学部教授

開講日 8 月 23 日(日) 募集定員 250 90 名

対象職種 教諭 講習時間 6 時間

主な受講対象者 幼稚園・小学校教諭、中学校・高等学校教諭

(全教科)、特別支援学校教諭 受講料 6,000 円

講習内容

特別支援教育の今日的課題について、特に、発達障がいの子どもの指導・支援を中心

に、学校現場で教育実践を行うために求められる支援・指導の在り方や授業の考え方に

関する最新の知識・情報の修得を目指す。

また、障害者差別解消法やインクルーシブ教育システムなどの教育政策についても理

解を深める。

(当日持参物:軍手 1組)

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<選択領域> 四条センター ※ 紫野キャンパスへ変更

講習名 指導力をみがく「保育に活かす行事」 担当講師 髙橋 司

佛教大学名誉教授

開講日 8 月 2 日(日) 募集定員 50 名

対象職種 教諭 講習時間 6 時間

主な受講対象者 幼稚園教諭 受講料 6,000 円

講習内容

我が国は行事の多い国である。行事は子どもの発達を促すが、時として子どもにとっ

て負担になることがある。また、子どもの日にはこいのぼりを、七夕には笹飾りを制作

し持ち帰る「持ち帰り保育」は、「目に見える成長」として保護者に喜ばれる。しかし、

保育としての本当のねらいは、そこに行きつくまでの過程や経過を大切に育んでいくこ

とにある。今回の『幼稚園教育要領』においては、「非認知能力」を育成することが大

切であると言われている。それらを踏まえ子どもにとっての望ましい園行事のあり方を

考究する。

<選択領域> 北部研修所

講習名 指導力をみがく「児童文化と保育」 担当講師 髙橋 司

佛教大学名誉教授

開講日 9 月 12 日(土) 募集定員 50 30 名

対象職種 教諭 講習時間 6 時間

主な受講対象者 幼稚園教諭 受講料 6,000 円

講習内容

子どもを取り巻く環境の変化が叫ばれて久しい。このような時期のこれからの子ども

と社会を考えるためには、未来を創り出す児童文化の問題を広く考え直すことが必要と

なってくる。そこで児童文化についての今日的な意義と課題を探り、現代社会との関連

で捉えた児童文化について様々な角度より検討していく。特にパネルシアターについて

は保育者としての感性と創造性を養うため、具体的に提示し精察する。

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<選択領域> 北部研修所

講習名 人間力をみがく「児童・生徒の主体的な

学びを支援するために」 担当講師

小林 隆

教育学部教授

開講日 9 月 13 日(日) 募集定員 160 50 名

対象職種 教諭 講習時間 6 時間

主な受講対象者 小学校教諭、中学校・高等学校教諭(全教科)、

特別支援学校教諭 受講料 6,000 円

講習内容

受講者の皆さんは、日々の指導における経験則や書物による研究・修養によって生徒

指導や学習指導等の核となる理論枠組みを構築していらっしゃいます。本講では、講師

からも生徒指導と学習指導の視点から「児童・生徒の主体的な学びを支援する」ための

理論仮説を提示し、皆さんと共に議論を深めたいと思います。キーワードは「自己実現」

「マズロー」「問題解決的な学習」です。

<選択領域> 北部研修所

講習名 指導力をみがく「できる―わかる 体育

授業の創造をめざして」 担当講師

山口 孝治

教育学部教授

開講日 9 月 13 日(日) 募集定員 70 30 名

対象職種 教諭 講習時間 6 時間

主な受講対象者 小学校教諭 受講料 6,000 円

講習内容

本講座では,これまでの体育授業における教師の実践的知識・思考研究より明らかに

なってきた知見について解説します。具体的には,児童からの授業評価の高い教師や熟

練教師に認められた,体育授業場面における児童のつまずきや対処法についての知識や

思考の実態です。これにより,「できる―わかる」体育授業の基盤となる教師の知識や

思考のあり方について検討していきたいと思います。小学校での実践例(研究例)が中

心になります。

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<選択領域> 北部研修所

講習名 人間力をみがく「幼稚園教諭に求めら

れる今日的資質・能力」 担当講師

佐藤 和順

教育学部教授

開講日 9 月 27 日(日) 募集定員 160 50 名

対象職種 教諭 講習時間 6 時間

主な受講対象者 幼稚園教諭 受講料 6,000 円

講習内容

『幼稚園教育要領』の改訂、家庭・社会の変化等子どもを取り巻く環境は大きく変わ

ってきています。子どもの育ちの変化に対応できる幼稚園教諭に求められる資質・能力

について受講者とともに考えていきます。

持参物:『幼稚園教育要領解説 平成 30年 3 月』(フレーベル館)

<選択領域> 北部研修所

講習名 人間力をみがく「日本の家族の今昔-

家族の多様性とその変遷を中心に」 担当講師

八木 透

歴史学部教授

開講日 9 月 27 日(日) 募集定員 70 30 名

対象職種 教諭 講習時間 6 時間

主な受講対象者 幼稚園・小学校教諭、中学校・高等学校教諭

(全教科)、特別支援学校教諭 受講料 6,000 円

講習内容

家族の崩壊が叫ばれる今日であるが、本当に日本の家族は崩壊しつつあるのだろう

か。現在の学校現場では、子どもたちの生活の基盤たる家庭・家族の現状を正確に把握

することは、きわめて重要な課題であることは周知のことである。それを考えるために

は、きわめて多様なかたちを持つ日本家族の実態とその歴史的変遷について考えなくて

はならない。明治以前から今日に至る日本各地の家族の姿について、多角的な視座から

考えてみたい。

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佛教大学 教員免許状更新講習係

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