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Vol.45 技術者育成 働き方改革を促進するデジタル化

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Vol.45

真 の 企 業 競 争 力 を 実 現 す る

技術者育成―働き方改革を促進するデジタル化―

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特別対談 Special Talk三菱商事太陽×NTT データイントラマート在宅就労型障がいをもつシステムエンジニアの養成を支援お客様のビジネスを加速する!業務生産性にこだわるintra-martの業務改善プラットフォームの変遷とデジタル革新への挑戦intra-mart Accel Platform対応 注目のソリューション

「働く」を変える! ALSI業務効率化ソリューション

株式会社NTTデータ イントラマート

新刊発売中!

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連載 イントラマート デジタルビジネス最前線 !

第 1 回 :   デジタルビジネス事業推進室とそのミッション

先日発刊した本、たいへんに評判が良いです。「業務プロセスのデジタル化」を題材に、

たくさんの事例などを掲載しながら、これからのトレンドを解説しました。まだお読みでない方はぜひ。読者アンケート(3ページ下段をご覧ください)でも送付させていただきます!

さて、今回のテーマは「在宅就労型で、障がいをもつシステムエンジニアを養成」です。

三菱商事太陽さんとの提携を中心に、「在宅勤務」「障がい者雇用」「SE 不足への対応」など、

最近のテーマに取り組んでいる施策の概要を特集しました。

この特集をお読みいただくことで、テレワークなどのテクノロジーは「働きたいけど働くことができなかった方々」にも就労の機会を広げることが

できることを、ぜひご理解いただきたいと思っています。

話は変わりますが、今年の Enterprise Web Solution 2018 は、10 月 25 日開催となりました(恵比寿・ウェスティンホテル東京、名古屋:10 月 11 日、大阪:10 月 18 日)。今年のテーマは、「Tradition × Digital = SHIN-KA」として、日本企業の伝統的な強みである業務オペレーションをいかにデジタル化、自動化し、生産性を高めながら、お客様満足度を高めることができるか、企業競争力をさらに高めていくのかについてご紹介する予定です。今からワクワクですね。ぜひご期待ください。

定価:1800円(税抜)発行:日経BP社発売:日経BPマーケティングISBN978-4-8222-5836-8

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イントラマートの研究開発部隊であるデジタルビジネス事業推進室

(通称:デジビ)のメンバーが、ITの先進的な取り組みをご紹介する

「イントラマート デジタルビジネス最前線」。お客様と共に取り組んできたリアルな情報をご紹介します。

デジタルビジネス事業推進室森 雅広(左)、高松大輔(右)

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イントラマート社デジタルビジネス事業推進室お客様外的要因(トレンド)

製品開発

ソリューション開発

サービス提供

ユーザビリティ

必要機能

中核技術

業務ノウハウお客様の業務

先端テクノロジー

社会課題

外的要求

収集 OUTPUT

お客様の要望や外的な要因から求められている内容を収集

イントラマート社や製品、サービスへフィードバック

お客様と共に技術検証、研究開発を実施

PLAN計画

PDCAサイクル

DO実行

ACTION改善

CHECK評価

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イントラマート デジタルビジネス最前線 !

第 1 回 :   デジタルビジネス事業推進室とそのミッション

IMPress 読者アンケートへのご協力のお願い 

★アンケートへのご回答はこちらからURL http://form.intra-mart.jp/webapp/form/17718_mfab_152/index.do

■ デジビのミッション デジタルビジネス事業推進室とは、2016年度より新設された、お客様業務のデジタルビジネス化を追求し、技術検証や概念検証をお客様と共に実施する研究開発部隊です。お客様の抱える課題解決を実現するため、コアとなる要素技術やUX(ユーザーエクスペリエンス)の抽出と検証をするとともに、それらの成果をintra-martにフィードバックする役目も担っています。 また、将来起こりうるトレンドや課題に先駆けて取り組みを行うため、時にはintra-mart製品の枠を超えて解決策を研究することもミッションの1つです。

いつもIMPressをご購読いただき、誠にありがとうございます。よりお客様のご期待に沿うコンテンツを企画するため、読者アンケートを実施いたします。IMPress読者アンケートにお答えいただきましたお客様から抽選で20名の方に、弊社代表取締役社長中山の新刊『なぜ、あなたの「働き方改革」は続かないのか?』をプレゼントいたします。働き方改革をテーマに、業務プロセスのデジタル化による生産性の向上を実現した事例を多数交えながら、具体的なアプローチ方法と、それを実現する先進テクノロジーについて解説いたします。下記URLより、アンケートへのご協力を何卒よろしくお願いいたします。

■ 今後の活動 2017年度はRPAやAI、ブロックチェーン、OCRなどの技術検証や研究、PoC(お客様と共に)などを20件以上実施してきました。2018年度はより一層お客様の課題解決を促進するべく、最新技術を活用したソリューションの開発や研究を続けていきます。

 次回からは、そんなデジタルビジネス事業推進室の最新の取り組み内容について、紹介していきます。楽しみにお待ちください!

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在宅就労型障がいをもつシステムエンジニアの養成 を支援

障がいをもつ人/もたない人との共生社会を目指して

中山:本プロジェクトのご提案をいただいたのは、2018年明けて早々だったと記憶しています。非常に素晴らしい企画だなと感じましたが、改めてどのような背景から本プロジェクトの構想に至ったのか、また本質的な狙いを教えてください。

福元:2020年度までに、障がい者の法定雇用率が2.3%までに引き上げ(現在2.2%)となる厚生労働省施策の動向にも表れているように、未就労の障がい者の職能訓練や雇用機会創出への期待もますます高まってきています。しかし一

三菱商事株式会社の障がい者雇用の特例子会社である三菱商事太陽株式会社とNTTデータ イントラマートは、障がいをもつ方が遠隔教育プログラム(e-learning)を活用して高度なITスキルを習得し、将来的には在宅勤務型のシステムエンジニアとしての就労を目指す、技術者養成プロジェクトを6月1日より開始した。IT技術者不足という社会問題を背景に、労働形態が限られてしまう障がい者の就労機会を増やすという社会貢献的な意義ももつ積極的な支援を通じてIT技術者を確保していく本プロジェクトについて、三菱商事太陽株式会社 代表取締役社長の福元邦雄氏とNTTデータ イントラマートの中山義人が意気込みを語る。

方で、IT技術者の人手不足といった社会問題に加えて、intra-martビジネスにおいても開発技術を習得したエンジニアが枯渇しているのが現状です。潜在する障がいをもったエンジニアを育成し、彼らがもっと積極的に社会に参画できるよう何かサポートできないかと考え、本プロジェクトの構想がスタートしました。障がいをもつ人、もたない人の境目をなくし、共生する社会の実現を通じて、経済的/社会的にも新たな価値を生み出していきたいと考えています。

教育費用は三菱商事太陽が負担 初年度受講者20名、5名前後の雇用を視野に

中山:社員雇用までのプロセスを教えてください。

特別対談 Special Talk三菱商事太陽×NTTデータ イントラマート

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福元:条件を満たしている方ならどなたでも応募可能です。エントリーいただき弊社での書類選考後、イントラマート社のe-learningを任意の2カ月程度で受講いただきます。e-learningの修了認定後、実務実習と面接の審査を経て、在宅型エンジニアとして雇用契約成立となります。e-learningの費用は弊社で負担いたしますので、応募者の経済的な負担は一切かかりません。今回の募集では20名の受講者、5名程度の採用が実現できたらと考えています。

中山:e-learningは全国どこでも受講可能ですから、全国に潜在する障がいをもったエンジニアをうまく発掘できそうですし、さらに在宅での勤務なので障がい者における「働き方改革」推進にもなりますね。

福元:どうしても都心部に偏りがちなエンジニアの人材供給をクラウド環境を通じて全国から行うことで、就労を希望する障がい者の大きな課題である転居/通勤といったストレスからも解放され、ワークライフバランスを保ちながら弾力的な労働時間で勤務できるというメリットもあります。在宅型/ワークシェア型での業務遂行は、まだ事例としても少ないと思いますが、弊社ではすでに数年前から在宅勤務で障がいをもつ社員の雇用管理/業務管理/セキュリティ管理を行っ

在宅就労型障がいをもつシステムエンジニアの養成 を支援

三菱商事太陽株式会社代表取締役社長 

福元 邦雄氏

【会社概要】三菱商事太陽株式会社社会福祉法人太陽の家と三菱商事株式会社の共同出資による三菱商事株式会社の特例子会社。情報技術を活用した付加価値の高いサービスを社会に提供するとともに、身体・知的・精神それぞれに障がいをもつ社員の雇用に取り組む。社名:三菱商事太陽株式会社代表者:代表取締役社長 福元邦雄設立:1983年12月従業員:114名(2018年4月現在)

(注1)厚生労働省「生活のしづらさなどに関する調査」(2011年)等に基づく(注2)厚生労働省「障害者雇用状況集計」(2016年)より 民間企業に雇用されている障がい者数

■ 障がい者数と雇用の実態

■ 法定雇用率(根拠法:「障害者の雇用の促進等に関する法律」)

身体障がい者知的障がい者精神障がい者(合計)

就労年齢(18~64歳)在宅者数 雇用者数(注2)総数(注1)

111万人41万人172万人324万人

32.8万人10.5万人4.2万人47.5万人

392万人74万人392万人858万人

常用労働障がい者(身体+知的+精神、失業中の者を含む)

常用労働者数(失業中の者を含む)- 除外率適用相当数法定雇用率 =

ておりますので、今回の在宅就労型エンジニアの雇用に当たっては、これまでの実績とノウハウを生かせると思っています。

三菱商事太陽株式会社 開発部 人事情報チーム塚本克巳氏

(右)、同社東京事務所長兼 営業部長 樋口信幸氏(右から二番目)

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タル化の発展に伴い、intra-mart関連ビジネスの市場規模も昨年対比で150%くらいの増加を見込んでいます。クラウドなどのIT環境も充実し、また勤務形態も多様化し、働く側の状況が常に変化してきているので、健常者/障がい者という枠を取り払い、優秀な人材を確保していきながら、お客様のニーズにお応えできる製品サービスを共に提供していきたいですね。

福元:はい、今回の試みは、中山社長の著書にもある通り、「業務プロセスを見直し、生産性を向上する」挑戦の1つでもあります。人工知能が発達し、人間の知性を超えることによって、生活に大きな変化が起こるというシンギュラリティ

(技術的特異点)の概念は皆さんの知るところとなりました。AI、IoT、RPAなどの新技術の登場で「人間の働き方の本質」が問われているのです。19世紀の産業革命時の「機械打ち壊し運動」と同様、新技術によって自身の過去の経験値や、存在意義が脅威にさらされることへの拒絶反応や過剰な恐怖心、すなわち、「変わる」ことへの脅威です。生まれつき、または不測の病気や事故で心や身体に傷(=創)を負い、「変わらざるを得なかった」我々は、創造性を発揮する潜在力をもっているとも言えます。在宅ながら情報技術を実装し、創意工夫を重ねて、生産性を追求してゆくこと。チェス競技界でもAIを駆使する「ケンタウロス(ギリシア神話の半人半獣の種族)型の選手」が最強を誇っていることと似ているかもしれません。

NTTデータ イントラマート代表取締役社長

中山 義人

将来のデジタルビジネス拡大に向けて

中山:働き方改革を背景とした業務プロセスの自動化・デジ

■ イントラマート技術者養成プロジェクトイメージ

■ 【雇用までの流れ】

■ Webアプリ技術者養成コース詳細 URL: https://www.mctaiyo.co.jp/intra_mct/

三菱商事太陽

Webサイト

障がいをもつエンジニアを応募し審査によってe-learning履修者を決定

約2カ月間でe-learning履修

修了認定を受けた対象者の中から再度審査/面接 雇用成立!

雇用契約

e-learningエントリー

応募者審査

支援履修者決定

e-learning履修

e-learning修了認定

実務実習

Skype面接

e-learning

特別対談 Special Talk三菱商事太陽×NTTデータ イントラマート

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株式会社NTTデータ イントラマートhttps://www.intra-mart.jp/ Tel:03-5549-2821 E-mail:[email protected]

intra-mart e-learning

intra-martの導入に必要な高度な技術力とノウハウを保持する認定資格者(技術者)が、2017年度に倍増しました(図1)。2017年度は、イントラマート社が提案する業務プロセス(BPM)改革の重要性が市場に急速に浸透し、BPMに関する大型の案件が増加したこと、e-learningコースの提供が進み、受講しやすくなったことにより、intra-martの開発技術を習得するパートナー様およびお客様が増加しています。

イントラマートのトレーニング

■ 1年間でintra-mart技術者増加!

intra-mart認定資格制度とは、intra-mart製品を利用した開発業務に必要なスキルを保持することを認定する資格制度です。2018年7月よりビジネスプロセス作成の認定試験「IMC」を開始します。また従来の2つの資格も引き続き実施し、intra-mart技術者の育成に努めます。なお、e-learningで認定資格試験の受験条件を満たすことも可能です。

intra-mart製品を利用したノンプログラミング開発における基本知識やテクニカルスキルを保持していることを認定する資格です。

インターネットにつながるPCから受講できます。セットアップ不要で、ハンズオン研修が受講できます。

1社様向けに実施する対面式技術研修です。内容・日程・会場もご要望に合わせて実施します。

弊社セミナールームで毎月・隔月で定期開催しています。PC等の開発環境のセットアップ不要です。

intra-mart製品を利用したJava EE/スクリプト開発における基本知識やテクニカルスキルを保持していることを認定する資格です。

クラウド開発環境を使用して実際に開発を行いながら、Java EE開発の基礎から応用、IM-Workflowのプログラミングまで全て学習することができるコースです。

■ 新認定資格制度「IMC」を開始!

イントラマート社ではe-learningのほかに対面式の定期研修やオーダーメイド研修もご用意しています。■ 選べる3種類の受講形式

■ おすすめコース一覧(2018年6月現在)

イントラマート社では、お客様へ高品質なサービスを提供するべく、e-learningを活用した技術者の育成に積極的に取り組んでいます。三菱商事太陽様との取り組み以外にも、多種多様なコースを提供しています。intra-martの使い方や開発方法をイチから学べる好評なトレーニングです。ぜひご確認ください。

図2:3つのintra-mart認定資格

コース詳細・お申し込みは、イントラマート社ホームページをご覧ください

e-learning

NEW!

NEW!

intra-mart Coordinator(IMC)

intra-mart認定スペシャリスト(IMS)intra-mart認定プロフェッショナル(IMP)

【D-10】Java EE開発マスターコース ‒TERASOLUNA版‒

クラウド開発環境を使用して実際に開発を行いながら、スクリプト開発の基礎から応用、IM-Workflowのプログラミングまで全て学習することができるコースです。

【D-06】スクリプト開発マスターコース

IM-BPMでのビジネスプロセス作成および、連携する画面やワークフロー、ロジックなどをノンプログラミングで開発するコースです。

ワークフロー /BPM管理者向け(Aコース)、開発者向け(Dコース)、インフラ管理者向け(Iコース)コースを提供しています。コース名の冒頭の英数字(【D】など)が、各種コースの種類を表しています。

【A-02】ビジネスプロセスマスターコース

コース名/期間 研修メニュー種類

図1:認定資格者増加推移

FY2013以前IMS IMP 全体技術者数

8007006005004003002001000

10009008007006005004003002001000

(人)(人)

FY2014 FY2015 FY2016 FY2017

オーダーメイド研修 定期研修

お問い合わせ先

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お客様のビジネスを加速する!

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イントラマート社は、設立から18年目を迎え、おかげさまで6,000社を超えるお客様にご導入いただけるまでに成長いたしました。

「Open & Easy」をコンセプトに、業務コンポーネント(部品群)の組み合わせによってシステムを簡単に素早く構築できるシステム共通基盤の仕組みが市場に浸透し、特に業務フローを電子化したワークフロー分野においては、10年連続でシェアNo.1を獲得しています。お客様が抱える課題の解決、価値創造のサポートを一番に考え、イントラマート社では新しい取り組みにチャレンジし変化し続けています。現バージョンのリリースから今日まで、どのような変化を遂げてきたのか、市場のトレンドと合わせてintra-martの変遷を追っていきます。

業務の生産性向上にこだわるintra-martの業務改善プラットフォームの変遷とデジタル革新への挑戦

業務改善プラットフォームの誕生

 近年のデジタルテクノロジーの進展に伴い、ITの活用法も著しく変化しています。従来から存在する社内の基幹系/情報系システムの効率化(SoR)を目的とした活用から、顧客や取引先とのつながりを重視した関係構築と企業競争力強化(SoE)を目的とした活用へと移り変わり、それぞれの企業がもつ本質的な強さを引き出すための道具として、ITは重要な役割を担うようになりました。

 この市場動向を背景に、2012年、現バージョンである「intra-mart Accel Platform」が誕生。大きく変化する市場のトレンドやお客様からいただいたフィードバックを基に、お客様の業務改革と利益拡大に貢献できる、様々な機能を搭載した業務改善プラットフォームを確立しました。 「intra-mart Accel Platform」のリリース以降、intra-martの活用法も徐々に変化しています。承認申請ワークフローを中心とした社内の業務効率化・社内システムのコスト削減から始まり、社内を飛び越えたグループ会社との共同利用、そして今では、お客様・取引先までを業務プロセスでつなぐこ

SolSoESoR

ソーシャル

IM-FormaDesigner

IM-RPA Accel-Mart(AWS版)

IM-BPM★Accel Platform

IM-KnowledgeIM-LogicDesigner

モバイルビッグデータ

IoT RPA

DX

20162012

20182014

人工知能 DevOps

市場トレンドとイントラマート製品開発の変遷

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お客様のビジネスを加速する!

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とによる効率化と自動化の推進、収益/顧客満足度の向上による新たな価値創造へと、利用範囲は拡大しています。

アジャイル開発をサポート

 自社の強みを生かしながらビジネスをスピード感をもって変化させるために、「アジャイル開発」を選択されるお客様も急増しています。アジャイル開発は、システム開発の迅速化に伴う事業の素早い立ち上げ、ノウハウの蓄積、自社の得意領域のIT化というメリットがあり、他社との差別化を図るためのシステム開発には有効な手段の1つといえます。自社業務に合ったシステムを構築するためには、従来のウォーターフォール開発だけでなく、アジャイル開発と両立させることも重要です。 アジャイル開発をサポートする、ノンプログラミングでの開発を支援する機能もここ数年で充実しています。ドラッグ&ドロップによる画面作成ツール(IM-FormaDesigner)やWebAPIをつなぎ合わせて業務ロジックを作成するツール

(IM-LogicDesigner)など、開発のしやすさだけでなく開発生産性にもこだわり、既存システムともシームレスなシステム連携の実現が可能になります。

テクノロジーの進化! 業務プロセスとのデジタル化が生産性向上のキー

 IoTやAI、特にRPAなどのデジタル技術は昨今急激な成長を遂げています。単純作業の自動化は人手に比べて圧倒的な生産性を発揮しますが、個人作業の自動化は可能でもその前後のプロセス、業務全体の視点からみると大幅な業務効率化にはつながりません。 イントラマート社ではかねてより、サイロ型の社内システムを共通化させる基盤(全体最適)と業務プロセス(BPM)に着目し、企業の競争力強化と価値創造には、顧客から取引先まで

のEnd to Endの視点に立った全体の業務プロセスの再構築と自動化が不可欠であると推奨しています。 End to Endの業務プロセス(BPM)に最新のデジタルテクノロジー(IoT,AI,RPAなど)を組み込み、業務全体のオートメーション化を実現することで、属人化を排除しさらなるビジネスの高速化・企業価値を生み出す、デジタルトランスフォーメーション(DX)が実現できるようになります。テクノロジーは、業務プロセスの中の各所に自然な形で取り入れられることで、従業員や顧客にも使い勝手が良い、新しい体験

(カスタマーエクスペリエンス)を与えることができるのです。 また、新たにリリースされたクラウドサービス(Accel-Mart)は、intra-martの機能を手軽に短期間/低コストで利用することが可能となり、大手企業様のみならず、中堅企業様においても利用がしやすくなります。 今後は、業務プロセス(BPM)プラットフォーム上に業種業務に特化した業務ノウハウを組み込んだソリューションの展開にも注力していきます。製造業における修理保守業務やサプライヤーポータルなど、一連の作業をプロセスで一元管理することで、生産性が向上し、企業価値の向上につながります。

業務の生産性向上にこだわるintra-martの業務改善プラットフォームの変遷とデジタル革新への挑戦

金融

企業競争力に貢献する業務プロセスの自動化を推進

サービス

SFA 修理保守工場自動化IoT

サプライヤーポータル

ERP

製造業向けソリューション

業務改善プラットフォーム

会計フロント自動化

小売りヘルスケア

PartnerknowledgeIoT RPA AI OCRBPM/ワークフロー

intra-mart Accel Platform

ソリューションの全体像

End to Endの視点で全体の業務プロセスをデザインしなおす

ERP

直接業務

ERPからはみ出た間接業務

顧客

間接業務

デジタル化の対象

業務の効率化

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お客様のビジネスを加速する!

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 昨今の働き方改革の指針により、業務プロセスのデジタル化ニーズは一層高まり、関連のマーケットも拡大するものと確信しています。海外市場においても、中国・APAC地域を中心に、日本発の業務プロセスソリューションを展開していく予

定です。お客様のビジネスの加速とデジタル革新の実現に向けて、イントラマート社はこれからも新しいビジネス創出にチャレンジしていきます。どうぞご期待ください!

Accel‒Mart on AWS リリース!

Accel-Martの全体像

Accel-Mart管理機能

アプリシリーズ

セキュリティ

管理機能

バックアップ

パートナーズソリューション

個別開発アプリ

IM-BISIM-BPMIM-FormaDesignerIM-Workflow

ResinApache

ネットワークサーバ

intra-mart Accel Platform

JDK

保守・監視

メール送信

特定企業専有:1社1環境

OS

M/W

intra-mart

データベース

ストレージ

ユーザ

管理者

サービス種別

標準

運用管理機能

標準監視サービス

独自ドメイン利用

本サービスに適した項目の標準監視を実施

標準ドメインと独自ドメインから選択

サーバ起動・停止

モジュールリリース

標準バックアップ

仮想サーバの起動・停止

アプリケーションモジュールのリリースと管理

各種ファイルやデータベースのバックアップ

項目 内容

 イントラマートのクラウドサービス「Accel-Mart」がアマゾン ウェブ サービス(AWS)に対応し、業務プロセスのデジタル化を手軽かつ低コストで実現するクラウド基盤として大幅に機能強化、5月31日より運用開始されました。 Accel-Martは、intra-martのBPM/ワークフローをはじめとする様々な機能およびアプリケーションをクラウドで提供するパブリッククラウドサービスです。これまでシステム構築にかかっていた時間/コストを大幅カットし、intra-martをすぐにご提供し、ご利用いただくことができます。 また、ノンプログラミングで使える様々な機能も搭載していますので、SIの知識がなくても簡単に構築でき、業務部門での採用も増えています。

 Accel-Mart on AWSの具体的特徴は、次のようになります。

(1)豊富な機能がすぐに使える(BPM/ワークフロー、ポータル、グループウェアなどintra-martのもつ豊富な機能を提供、お申し込みから最短5営業日にて利用可能)

(2)お手頃な価格(利用人数を気にする必要がないリソース課金なので、PoC(検証)やスモールスタートとして導入可能)

(3)お手軽な運用管理(統一された操作性で運用を行うことが可能で、運用負荷軽減を実現)

 また、PaaS機能の大幅強化により、可用性・信頼性・利便性の高いサービスを早期に導入いただくことが可能になります。

Accel-Mart on AWS は IaaS・ミドルウェア・intra-mart をオールインワンかつお客様専有環境にて提供するクラウドサービスです。

Accel-Mart on AWSでは運用担当者の負荷を軽減するために独自の管理機能を提供しています。統一された操作性で安全にご利用いただけます。

基盤

業務の生産性向上にこだわるintra-martの業務改善プラットフォームの変遷とデジタル革新への挑戦

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アルプス システム インテグレーション株式会社 ソリューション営業部 Tel : 03-5499-8034 mail : [email protected]■ お問い合わせ先

アルプス システム インテグレーション(ALSI)が提供するAI&チャットボットソリューションは、「働き方改革」において重要なキーワードである、「業務効率化」「労働力の確保」を実現するソリューションです。Office 365とintra-martを連携し、ワークフローの申請書を起票します。

業務効率化を実現する2つのソリューションをご紹介します。「働く」を変える! ALSI業務効率化ソリューション

注目のソリューション

●AI&チャットボットによる「サービスデスク業務の自動化」ソリューション

クレームに対する対応のスピードアップと、蓄積されたクレーム情報を分析することで、品質向上に貢献するソリューションです。●製品クレーム情報管理ソリューション

intra-martパートナーが自社の強みを活かした業務ソリューションを多数構築しています。お客様のビジネスをサポートするソリューションが続々と登場いたしますので、引き続きご期待ください。

intra-mart Accel Platform 対応

「働く」を変えるならALSIにおまかせ!

顧客品質情報

生産情報・製造管理

顧客不良・市場不良

困りごとを相談転記処理

想定イメージ

対話形式でAIチャットボットとやりとりすることができます。

伝票処理

AIが解決策を回答

AIチャットボット ユーザ RPA

ワークフロー

設計基準・技術資産(過去のクレーム情報)

開発システム

生産システム

迅速な是正/報告 顧客

開発・設計

製造拠点

次期モデルへの反映

クレーム対応・コスト削減

迅速な解析と対策報告

グローバル品質クレーム管理(情報一元管理)

次期モデルへの水平展開

対策・再発防止

問い合わせ内容によっては、AIチャットボットが起票し、社内ワークフローへ申請

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「IMPress」2018年6月発行第45号 第1版 年4回発行株式会社 NTTデータ イントラマート 社外報本誌に記載されている社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。

NAGOYA:2018年10月11日(THU)ミッドランドホール O S A K A:2018年10月18日(THU)ホテル阪急インターナショナルTO K Y O:2018年10月25日(THU)ウェスティンホテル東京

EnterpriseWeb Solution 2018

デジタル化時代に向けて、我々はどう取り組んでいけばよいのかそのヒントが、ここにある。

NTTデータ イントラマート 検索https://www.intra-mart.jp/

〈 What's Enterprise Web Solution 〉Enterprise Web Solutionとは、先進的なデジタルビジネスおよびintra-martシリーズの最新トレンド、お客様導入事例講演、各種ソリューション展示など、intra-martに関わる最新情報をご提供する年間最大のプライベートイベントです。イントラマート社がいかにお客様の業務課題を解決し、お客様の企業競争力の向上に貢献できるのかを一挙にご紹介いたします。

Coming Soon…

TEL:03-5549-2821E-mail:[email protected]