会社説明会 - Nitto Denko日東電工株式会社 ©NITTO DENKO CORPORATION. All rights...

日東電工株式会社 ©NITTO DENKO CORPORATION. All rights reserved.

会社説明会

2013年5月13日

日東電工株式会社

取締役社長柳楽幸雄


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本日の内容

1．2012年度の実績

2．2013年度の業績計画と取組み

3．新中期経営計画 Nitto-2015 4. 最後に


3





4

2011年度 2012年度増減率＇％（

売上高 6,076 6,756 11.2%

営業利益 564 686 21.6%

経常利益 584 673 15.3% 当期純利益＇税引後（ 310 438 41.1%

営業利益率 9.3% 10.2% 0.9p

ROA ＇税引き後純利益使用（

4.8% 6.3% 1.5p

為替レート(¥/US$) 78.9 82.4 NA

2012年度の実績

単位：億円

）売上高、営業利益は全社・消去後数値


5

2012年度のﾊｲﾗｲﾄとﾛｰﾗｲﾄ

１．前期比で増収増益売上11％増、営業利益22％増メディカル＆メンブレンは、営業損失から脱却

２．2013年1月公表値からは顧客生産調整の影響受けるスマートフォンやタブレットＰＣ市場の調整影響が大

３．市場を先読みして中間期以降、設備投資を拡大期初計画より約20億円増の498億円＇完成ベース（

４．ITOフィルムでは前期比20％増の売上成長を記録タッチパネルフィルム化の市場の流れを創ることができた


6

ｾｸﾞﾒﾝﾄ別の実績

売上高営業利益

ｵﾌﾟﾄﾛﾆｸｽ

基盤材＇ｲﾝﾀﾞｽﾄﾘｱﾙﾃｰﾌﾟ（

ﾒﾃﾞｨｶﾙ＆ﾒﾝﾌﾞﾚﾝ


ｵﾌﾟﾄﾛﾆｸｽ＇情報材を除く（

ｵﾌﾟﾄﾛﾆｸｽ＇情報材（


情報材が売上・利益ともけん引、ﾒﾃﾞｨｶﾙ&ﾒﾝﾌﾞﾚﾝは営業損失から脱却

＇億円（＇億円（

333

675

2916

2429

421

消去・全社消去・全社

▲277

337

620

3487

2561

▲249

138

29

▲24

565

122

3

▲5


消去･全社

日東電工株式会社 ©NITTO DENKO CORPORATION. All rights reserved. 7

2012年度業績のレビュー／営業利益

売価値下げや固定費増は見られたものの、販売数量増加と為替円安効果により前年比で増益となった

12年度 686億円

受注数量増 +300

為替影響 +110

売価値下げ ▲250

固定費増 ▲100

合理化他 +63

11年度 564億円

2011年度から2012年度の変動要因分析＇億円（


研究開発費

設備投資＇完成ベース（

337

250 275

＇億円（

設備投資と研究開発費の推移

498

12年度設備投資は前年比で160億円増、研究開発費は前年比で25億円増


9





10

世界で戦う実力を身につけて、世界の変化成長しているところへ出ていく

2013年度の位置づけ

2013年度は「越える年」


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2012年度 2013年度増減率＇％（

売上高 6,756 7,650 13.2%

営業利益 686 960 39.8%

経常利益 673 960 42.5% 当期純利益＇税引後（ 438 670 52.8%

営業利益率 10.2% 12.5% 2.3p

ROA ＇税引き後純利益使用（

6.3% 8.5% 2.2p

為替レート(¥/US$) 82.4 95.0 NA

2012年度実績と2013年度計画

単位：億円

）売上高、営業利益は全社・消去後数値


12

ｾｸﾞﾒﾝﾄ別の計画

営業利益

2013年度は、過去最高となる売上高と営業利益へﾁｬﾚﾝｼﾞしていく

）2013年度為替ﾚｰﾄは95円/US$を想定


ｵﾌﾟﾄﾛﾆｸｽ＇情報材を除く（

ｵﾌﾟﾄﾛﾆｸｽ＇情報材（





337 620

3487

2561

370

668

4073

2820

3

565

122

13

794

154

売上高＇億円（

＇億円（

消去・全社消去・全社

▲249 ▲281 ▲5 ▲1


消去･全社


13

2013年度の営業利益

円安よる石化材料の値上りや海外人件費の増加などを販売数量増や合理化で吸収しながら増益を計画

13年度 960億円

受注数量増 +200

為替影響 +400

売価値下 ▲325

固定費増 ▲175

合理化他 +240

12年度 686億円

2012年度から2013年度の変動要因分析＇億円（

石化材料値上 ▲65


2013年度のﾎﾟｲﾝﾄ

＜多軸展開＞を積極的な設備投資で後押しする

ｲﾝﾀﾞｽﾄﾘｱﾙﾃｰﾌﾟ＇基盤機能材料（ｵﾌﾟﾄﾛﾆｸｽ＇情報機能材料（

ﾌﾟﾘﾝﾄ回路

ﾒﾃﾞｨｶﾙ & ﾒﾝﾌﾞﾚﾝﾒﾃﾞｨｶﾙ

ﾒﾝﾌﾞﾚﾝ


半導体/ﾌﾟﾛｾｽ材

ｴﾘｱﾆｯﾁﾄｯﾌﾟ製品創出

ﾀｯﾁﾊﾟﾈﾙ用ITOﾌｨﾙﾑの生産能力拡大

次なる成長のため、光学ﾌｨﾙﾑなどの技術開発

生産性改革でｷｬｯｼｭｶｳ事業を維持

ﾌﾟﾛｾｽｲﾉﾍﾞｰｼｮﾝに貢献する新製品上市基盤固め、日東らしい新市場へ進出

更なるｸﾞﾛｰﾊﾞﾙ化を推進

）ﾃｰﾌﾟ製剤新製品＇高血圧症（ﾘﾘｰｽと喘息治療薬の中国展開加速）核酸医薬受託製造ｻｰﾋﾞｽ機能強化


設備投資と研究開発費

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過去最高額の設備投資を情報機能材を中心に実施

2013年度設備投資額 900億円＇完成ベース（

研究開発費

設備投資＇完成ベース（

情報材 67％

498

900

＇億円（

275 280


情報機能材料用途別ﾊﾟﾈﾙ数量と売上計画

16

用途 2012年 2013年増減

ﾃﾚﾋﾞ 230 235 +2%

ﾓﾆﾀｰ 181 175 -3%

ﾉｰﾄﾌﾞｯｸPC 232 215 -7%

ﾀﾌﾞﾚｯﾄPC 145 185 +28%

携帯電話 1,860 2,000 +8%

うちｽﾏｰﾄﾌｫﾝ 727 850 +17%

ｽﾏｰﾄﾌｫﾝ

ﾀﾌﾞﾚｯﾄ

63% ﾃﾚﾋﾞ･ﾓﾆﾀｰ

成長・変化するｽﾏｰﾄﾌｫﾝやﾀﾌﾞﾚｯﾄPC向けの売上を拡大する

2013年度ﾊﾟﾈﾙ生産台数見通し(M台) 2013年度用途別売上構成計画

）台数はCYﾍﾞｰｽ）ｽﾏｰﾄﾌｫﾝ･ﾀﾌﾞﾚｯﾄにはITOﾌｨﾙﾑ、光学用ﾃｰﾌﾟに加え、ﾉｰﾄﾌﾞｯｸ向け光学ﾌｨﾙﾑ売上も含む


基盤機能材料一気通貫のﾋﾞｼﾞﾈｽﾓﾃﾞﾙ拡大

17

．

ﾄﾙｺ

ｲﾝﾄﾞﾒｷｼｺ

ﾌﾞﾗｼﾞﾙ

中国

新興国を中心に現地で開発、材料調達から生産･販売まで対応することでANT製品を創出

ｲﾝﾄﾞﾈｼｱ

）自動車部材新工場建設＇2013年稼働（

）自動車部材

）ｲﾝﾌﾗ、家電、

自動車部材

）自動車部材

）ｻﾆﾀﾘｰ材料

）自動車部材

自動車部材は現地で

一気通貫ﾓﾃﾞﾙを立上げる

ため最適なｱﾌﾟﾘｹｰｼｮﾝ

）ANT製品＝Area Niche Top製品


18

．

ﾒﾃﾞｨｶﾙ事業のｸﾞﾛｰﾊﾞﾙ展開

経皮吸収型ﾃｰﾌﾟ製剤、核酸医薬、分子標的DDSを世界要所で展開

中国：ﾃｰﾌﾟ製剤を核に、 NITTO事業ﾌﾞﾗﾝﾄﾞを確立＜ｱｸｼｮﾝﾌﾟﾗﾝ＞・喘息治療薬の拡販・蘇州＇製造/開発（立上げ・対応製品の拡充

日本：ﾏｻﾞｰ工場として世界に製品/技術を展開＜ｱｸｼｮﾝﾌﾟﾗﾝ＞・ﾃｰﾌﾟ製剤開発/生産・分子標的DDS事業の推進

米国：新技術・新事業拠点＜ｱｸｼｮﾝﾌﾟﾗﾝ＞・核酸医薬ﾋﾞｼﾞﾈｽの拡充・次世代経皮ﾃﾞﾘﾊﾞﾘｰｼｽﾃﾑの開発

上海蘇州

日本ｶﾘﾌｫﾙﾆｱｵﾊｲｵ

ﾏｻﾁｭｰｾｯﾂ

テープ製剤

分子標的DDS

核酸医薬


連結ｷｬｯｼｭﾌﾛｰの推移

1050

682

▲563 ▲930

営業CF

営業CF

投資CF

66

投資CF

2012年度実績＇億円（ 2013年度予想＇億円（

2013年度は成長へ向けて積極的な設備投資を行なうためｷｬｯｼｭﾌﾛｰは若干ﾏｲﾅｽとなる見通し

▲53 財務CF 換算差額

▲220 財務CF

▲100

ｷｬｯｼｭﾌﾛｰ

19


20

配当金の推移

1株当たりの期末配当金

1株当たりの中間配当金

2013年度は前年度と同額の年間100円を予定利益状況や外部環境を勘案して必要に応じて対応する

円/株

50 60

70

＇（は予定 80 80

40

90

(100) 100 ＇100（

( )

( )

( )


21





新中期経営計画 Nitto-2015の考え方

22

健全な事業成長ｸﾞﾛｰﾊﾞﾙ化推進質の向上人財の成長

成長軌道への回帰

◆現行事業の持続的

成長

◆新規事業の創出

新興国展開を強化 ◆自前での進出 ◆会社・資産買収や業務提携など

事業成長と一体化

◆組織文化の改革

◆経営ｲﾝﾌﾗ進化

日東ﾊﾟｰｿﾝ育成 ◆国籍や性別を問わず、日東 DNAを持つ人財が、経営を担う

Nitto-2015＇2013～2015（でのｱｸｼｮﾝﾌﾟﾗﾝ

持続的なｲﾉﾍﾞｰｼｮﾝと果敢なﾁｬﾚﾝｼﾞで成長性を取り戻す

社会から信頼され、従業員が誇りを持って働いている永続的に成長する100年企業を目指します

2018年にありたい姿


業績計画

23

2013年に売上・利益とも過去最高を更新。FY12からＦＹ15の年平均成長率は、売上11%・営業利益20%を目指す

売上

6756

7650

9200

営業利益 686 億円 960 億円 1200億円＇億円（＇億円（

13.0% 12.5% 10.1% 営業利益率

売上営業利益

）2013年と2015年の為替レート95円/US$を前提としている


エリア別の売上計画

24

新興国をはじめとする海外で売上拡大を目指す

9,200

7,650

6,756

＇億円（

31%

53%

25% 27%

54% 55%


設備投資計画

25

日本

ｲﾝﾀﾞｽﾄﾘｱﾙ

ﾃｰﾌﾟ＇基盤材（

ﾒﾃﾞｨｶﾙ＆

ﾒﾝﾌﾞﾚﾝ

東ｱｼﾞｱ

欧米

南ｱｼﾞｱ

その他

健全な事業成長のためＦＹ2013からＦＹ2015の3年間で総額2,000～2,400億円の過去最高水準の投資を計画

事業別＇FY13～15（ｴﾘｱ別＇FY13～15（

総額：2,000～2,400億円


総額：2,000～2,400億円

）ﾒﾃﾞｨｶﾙ＆ﾒﾝﾌﾞﾚﾝには、全社IT投資を含む

60% 30%

26%

38%


顧客への付加価値

液晶ﾃﾞｨｽﾌﾟﾚｲ

時間軸

ｺﾓﾃﾞｨﾃｨｰ化の進展

ﾋﾞｼﾞﾈｽﾓﾃﾞﾙ転換によるｺﾓﾃﾞｨﾃｨｰ化打破や新製品による新たな需要創出で競争優位性を発揮し続ける

品質・技術の向上

液晶用偏光板

革新的な技術･材料開発

有機ELﾃﾞｨｽﾌﾟﾚｲ

情報機能材競争優位を発揮する考え方

新たなﾋﾞｼﾞﾈｽﾓﾃﾞﾙ Roll to Panel ＇知財戦略（

26


黎明期

一人当GDP(US$) 3000 5000 10000 20000

13,500品種を越える製品を、各国々の発展度合に応じ投入するとともに、変化成長している所で新たなANTテーマを創出

産業の発展度合

トルコロシアブラジルメキシコ

インドネシアインドベトナム

中国タイ

西欧北米日本、韓国、台湾

アフリカ諸国

基盤機能材料産業ライフサイクルから見た強み

安全・安心

インフラ

サニタリー

より便利に

家電

ＩＴ機器

自動車

住宅

より快適に

環境や医療へ

関心が高まる

成熟期成長期

）ANTテーマ＝Area Niche Topテーマ 27


防食関連材料は､あらゆる社会ｲﾝﾌﾗ施設にて必要とされる

基盤機能材料ｴﾘｱﾆｯﾁﾄｯﾌﾟ製品創出の事例

ﾊﾞﾙﾌﾞ

埋設

ﾀﾝｸ水中杭

水道管

火力発電所橋桁石油ｺﾝﾋﾞﾅｰﾄﾀﾝｸ

社会インフラ施設の腐蝕被害は拡大しており、深刻な事故、経済損失を生む


基盤機能材料中国市場での防食材料取組

29

中国防食市場の特徴と日東防食製品

＇1（経済成長の為の投資を優先してきた＇2（腐食による大きな経済損失が発生

日東の取組状況

＇1（2011年から市場調査を開始＇2（中国科学院海洋研究所、侯院士とのｺﾗﾎﾞﾚｰｼｮﾝ＇3（青島市に防食関連材料の新会社設立を決定

長年培った技術とﾉｳﾊｳで中国の社会ｲﾝﾌﾗ課題解決に貢献します

青島海藍日東材料科技有限公司資本金：2,500万元＇約3億5千万円（資本構成：日東電工67％青島海藍材料技術33％生産品：防食・防水材料設立： 2013年6月＇予定（生産開始： 2013年10月＇予定（売上目標：初年度 20億円 2018年200億円

日東防食テープ：工法、性能、経済性、環境安全性等に優れた特長を持つ

ﾌﾟﾗｲﾏｰﾄｯﾌﾟｺｰﾄﾃｰﾌﾟ

提供製品


情報・技術など

設備投資など

多軸展開による市場開拓の考え方

水脈＇＝成長・変化する市場のツボ（

とび地に見える市場でも日東にとって水脈が繋がっていれば

経営資源を投入して一気に市場を開拓・創出する

ｴﾚｸﾄﾛﾆｸｽ

自動車

環境

健康

ﾀｲﾐﾝｸﾞ・時間軸でM&Aや業務提携


見え始めてきた多軸展開の成果

31

ﾏﾘﾝｸﾞﾗｲﾄﾞ＇船底保護用ﾌｨﾙﾑ（塗料に代わるﾌｨﾙﾑ工法を提案 2014年より販売開始

ﾍﾟﾝｼﾞｪﾚｯｸｽ＇窓用省ｴﾈﾌｨﾙﾑ（遮熱性に加え、断熱性も備えたﾌｨﾙﾑ売上目標 2015年 30億円/年

LED用封止ｼｰﾄ蛍光体含有耐熱封止ｼｰﾄ業界初のｼｰﾄ工法を提案売上目標 2015年 60億円/年

分子標的DDS 線維症治療薬開発米国にて治験開始予定 2018年 FDA承認を目指す

ｽﾀﾛｼﾞｰ＇ﾊﾟｰｿﾅﾙ文具) ｸﾞﾙｰﾌﾟ会社ﾆﾄﾑｽﾞが良質なﾊﾟｰｿﾅﾙ文房具を上市

ｸﾞﾘｰﾝ･ｸﾘｰﾝ･ﾌｧｲﾝ領域で「こんなものが欲しかった」といわれる製品を上市

売上目標 2015年10億円/年

warm


32





持続的で健全な成長のために

Nitto-2015をやり切ることで収益構成の安定化を図り更なる成長を目指した軌道へ回帰します

営業利益率

2012

2012

2012

2015

2015

2015

ｲﾝﾀﾞｽﾄﾘｱﾙﾃｰﾌﾟ

売上高



2015年における3ｾｸﾞﾒﾝﾄの売上と営業利益率＇ｲﾒｰｼﾞ（


34

成長

三本の矢で成長軌道へ！！

円安


35

＜注意事項＞

本資料には、将来の業績に関する記述が含まれています。こうした記述は将来の業績を保証するものではなく、一定のリスクや不確実性などが含まれています。実際の結果は、様々な要因により大きく異なる可能性があることにご留意ください。

変化の瞬間に光る技術でしなやかに

日東電工ブランドステートメント

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