明日の街並み -...

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明日の街並み         金田 真聡のドイツ・ベルリン建築通信 no.10 美しさと清潔さ ヨーロッパを旅した人が必ずといっていいほど口にするのが、その街並みの美しさである。 パリやウィーン、プラハなどの有名な大都市以外にも、南フランスのアビニョンやクロアチア のドゥブロヴニクなど、ヨーロッパ各地に綺羅星のごとく点在する小さな街々も本当に美しい。 かつて、学生時代に旅した美しい街の記憶たちが、私を再びヨーロッパに誘ったといっても過 言ではない。翻って、日本の都市は美しくないと言われることが多い。しかしこの「美しい」、 「美しくない」という表現は大変曖昧である。例えば美しいと言われるヨーロッパの都市も、 行ってみたら美しくはなかったという意見も耳にするし、日本を訪れた外国の人は、日本をと ても美しい国だと言う。 *1 パリの街並み 東京の街並み 1

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明日の街並み         金田 真聡のドイツ・ベルリン建築通信 no.10 !美しさと清潔さ  ヨーロッパを旅した人が必ずといっていいほど口にするのが、その街並みの美しさである。パリやウィーン、プラハなどの有名な大都市以外にも、南フランスのアビニョンやクロアチアのドゥブロヴニクなど、ヨーロッパ各地に綺羅星のごとく点在する小さな街々も本当に美しい。かつて、学生時代に旅した美しい街の記憶たちが、私を再びヨーロッパに誘ったといっても過言ではない。翻って、日本の都市は美しくないと言われることが多い。しかしこの「美しい」、「美しくない」という表現は大変曖昧である。例えば美しいと言われるヨーロッパの都市も、行ってみたら美しくはなかったという意見も耳にするし、日本を訪れた外国の人は、日本をとても美しい国だと言う。

*1 パリの街並み

東京の街並み 1

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 ここで整理しておかなければいけないのは、私たちそして外国の人たちが日本に対して使う「美しい」という言葉は、もっぱら「清潔」という意味において用いられてるということである。道路にはゴミ一つ落ちていないし、落書きなどめったに無い。一方、それはヨーロッパを訪れた人たちが口にする「美しくない」という言葉の裏返しでもある。世界的に有名な都市でも、道路の角にはゴミが散乱し、落書きなど日常茶飯事だ。故に私は、美しさと清潔さははっきりと区別して使うことにしている。

ポルトの街並み(遠景)

ポルトの街並み(近景) !現代の街づくり  そして今回テーマにしたいのは、日本が得意とする「清潔さ」ではなく、街並みの「美しさ」についてである。ヨーロッパで美しいと言われる街には、旧市街と呼ばれるような古い街並みが多く残っている。こういった場所は新規の建設が規制されている場合が多いので、現在の日

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本の街とかなり事情が異なる。ここでは、そのような特別な街ではなく、ごく一般的に建設されている建物、そしてそれらが集まって形作られる街並みについて考えていきたい。私の住むベルリンは東西ドイツ統一後、首都となったことを契機に開発・建設ラッシュが続いており、新築の建築物が多いという意味で日本と共通する部分が多く、中心部がほぼ開発不可能なヨーロッパの他の都市とは状況が大きく異なる。 !壁面位置、高さ、容積率  ではそういった開発・建設の際に重要視されていることは何か。まず現在ベルリンで新築を建てる際に重要視されることは、既存の街並みに沿うことだ。つまりそれは、壁面線と絶対高さである。ベルリンでは一部の地域を除いて基本的に、高層建築物は規制され、道路幅に従って絶対高さが指定されているため、高層ビルは少なく、大都市にも関わらず驚くほど空が広い。ドイツにはFプラン(Flachennutzungsplan)、Bプラン(Bebauungsplan)と呼ばれる2つの都市計画制度がある。Fプランは、市町村の全域について、土地利用の基本を示すもので、Bプランは、Fプランにもとづいて展開される具体的な建設計画図だ。日本では考えにくいが、ドイツでは実際に建築物の基本設計が始まる前に、行政によって既に具体的な建設イメージが描かれているのだ。これらはともすれば不自由な様にも感じるが、地域としての価値を高めるための設計条件が示されていると考えることもできる。例えば写真のような整った街並みは、Bプランによる壁面線指定の結果だ。さらに地上部分に共通のアーケードを設け、新旧の建物が協力して街並みを形成し人の流れを生み出すことで、街区全体として価値を向上させている。

ライプツィガー通り(ベルリン) ! またFプラン、Bプランによって、どのような建設計画を行うかを明確にすることによって、行政側の責任も明確になっている。周辺住民への迷惑になるような建設を許可した場合、地区の生活環境を悪化させた責任が生じてしまうため、計画に従っていない施設をつくることを行政側は絶対に許可しない。またベルリン州政府は、今後どのような地域でどのような開発が行われていくのかを、巨大な模型で市民に常に公開している。これは既存の建物が白、そして新築が木の模型で表現されており、ひと目で将来の都市像がわかるというものだ。また計画に沿って建設された建物は、そのデザインまで忠実に表現されて一つ一つ付け加えられていっているから驚きだ。またハンブルグでも同様の模型を見た。ベルリンに限らず、ドイツの他都市でも具体的な都市の将来イメージを、行政が市民に公開、共有しているのだ。

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!ベルリンの将来像を示した模型 !

 一方日本でも同様に、住居地域、商業地域など各用途地域に応じて高さ制限があり、道路幅による斜線制限と呼ばれる規制もある。しかし壁面位置が指定されてないなかでの、斜線による高さ制限では、できるだけ斜線制限にあたらないように建物を敷地の後ろの方に下げたり、建物のトータルのボリュームを確保しようとして段々に積み上げたりと、それぞれの敷地の都合で建設計画が決定され、バラバラの街並みを作る原因にもなってしまっている。 ! 同様に北側斜線や日影規制と呼ばれるもあるが、建物の落とす影を制限することが目的なので、建築物の形態や街並みを整えることとは無関係だ。ドイツの建設形態において日本とは大きく異なる点として、隣地間に全く隙間が無く壁面を共有していることがあげられる。地震や避難規定上、仮に日本では数メートルの離隔が必要だとしても、壁面位置と高さが揃っていれば、全体として統一した街並みを形成することは可能だと私は考えている。また日本でも地域の土地利用の性格を規定するものとして用途地域図というものがあるが、具体的な建設計画まで示されているわけではなく、基本的には設計・建設自由の立場に建っている。また地区計画と呼ばれる制度は、Bプランなどを参考に創設されたと言われているが、よりよい街づくりを目指す場合のみ用いるという、必修科目ではなく選択科目であるという点で異なる。 ! そういった制度のもと、1970年代からの郊外型のマンション開発、80年代以降の都心のオフィス開発、バブル期の全国的な不動産開発・投機ブーム、そして昨今の都心回帰による超高層マンションブームなど、時代背景に翻弄されながら結果として現在の姿となっている。その間、制度上の不備や改正の必要性の声は常にあがっていたものの、成長路線にあったため新しい制度の導入に対する反発が強く、むしろ不動産市場活性化のために、規制緩和という方向性に進んでいったのだろう。

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日本の街並み 何を守り、何を革新するか  ここで私がヨーロッパで建築設計を行うにあたって、一つ驚いたエピソードがある。ある日私が建物外壁の部分のディテール図を見直していると、なんと屋上部分の金属製の笠木(防水用の金属屋根)が壁面指定線を超えているのだ。建築基準法への適合審査が厳しい日本で設計してきた常識としては、これでは建築許可が下りないだろう。慌てて私は、同僚のベテラン設計者・フランクにこれは問題ではないのか?と聞いてみた。すると彼は、「壁面指定線から数センチ飛び出たからといって誰も影響を受けないだろう。問題ないよ。」と言い切った。「街並みに関して日本より厳しく規制されているドイツなのに、なんて大雑把な事だ。」と呆気にとられる私を尻目に、彼は鼻歌を歌いながら悠々と設計を続けた。またある時私は、日本の都心部に建設された美しい個人住宅の写真を一人の同僚に見せた。しかし彼はその住宅自体について話す前に、「なぜこんなビルの谷間に、小さな住宅が建設されているんだ?住む人にとっても、街にとっても良いことではないだろう。」と言われてしまった。では彼らは何を守っているのだろう。その答えはヨーロッパの街並みを上から見渡してみると理解する事ができる。

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! 彼らは道路境界線や高さ境界線の数センチを徹底的に守るのではなく、全体としての街並みを守っているのだ。つまり建物の高さが”おおよそ”揃っている、全体として壁面が”おおよそ”揃っている、ということだ。いやむしろフランクの鼻歌を思い出せば、あちらこちらはみ出でいるはずだ。しかし彼らは瑣末な数センチのことには拘らないが、この”おおよそ”はしっかりと守っているのである。 ! では個別のデザインに関してはどうか。ヨーロッパでは街並みの調和を図る目的で、新築のデザインに関しても厳しい規制があると考えられているが、必ずしもそうではない。例えばベルリンにおいて通常新築が建てられるエリアでは、建物のデザインは日本よりむしろ派手であったり奇抜な程だ。その理由は、Bプランに指定されるのは都市計画的な発展と秩序に必要な範囲に限られるという考えなので、壁の色や屋根の形などまでもが都市的発展と秩序にとって重要な意味をもつとは言えないからだ。確かに建築形態に関する事項まで指定している詳細な計画も各地にあると聞くが、それらは壁の色や屋根の形などまでもが都市的発展と秩序にとって重要な意味をもつ場合である。地方分権が進むドイツでは、地方自治体の持つ権限が大きく、より地域の状況・特色を反映させやすい仕組みになっていると感じる。

新旧の対比 ! また私の経験では、建築家の方は定められた建物の高さや壁面位置により建物の形態自体をデザインする余地が少ないため、彼らはファサード、つまり建物の表面に自分たちの情熱をここぞとばかりに傾ける。古い建物の隣でも、堂々とガラス張りの建物をデザインするし、むしろその対比を楽しんでいるようにすら見える。ドイツに来る以前に想像していたこととは裏腹に、彼らは高さや壁面位置は統一するが、デザインにおいては調和ではなく、最先端の技術やデザインを最大限発揮することが、その時代の建築家の役目だと考えているようだ。    つまりヨーロッパでは総体的な視点ではより集団主義的で、個別的な部分で個人主義的と言える。対して日本では総体的な部分でより個人主義的で、個別的な部分では集団主義的と言うことができる。そしてヨーロッパの街は全体の景観は調和がとれているものの細かく見るとゴミや落書きが多く、 街全体の景観は煩雑であるが細部にもゴミや落書きがなく清潔なのが日本というのはまさにこの図式に当てはまる。付け加えると私の経験では、観光等で記憶に残りやすいのは全体像で、生活をしていて気になるのは細部なので、少々のゴミや落書きがあっても、

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後から振り返るとヨーロッパの街は美しい、ということになるのではないだろうか。誤解のないように補足すると、ベルリンも日本より厳しい規制のもと街づくりを進めてはいるが、東西分断など複雑な歴史の波にもさらされ、決して全てが美しく整っているわけではない。またゴミなどもほとんど落ちていない清潔な地方都市もある。

新旧の対比 街並みの価値  では、美しい街並みの価値とは何だろうか。それを探るひとつの指標として、ここでは観光に着目してみたい。昨今日本では外国人観光客が増加し、2013年に初めて1000万人を突破したという。円安が進んだ2014年上半期はさらに過去最高のペースを記録しているそうだ。しかし世界観光機関により発表される国際観光客到着数で日本は1036万人で27位、すぐ上はクロアチア、スウェーデン、ハンガリーなどであり、日本の食、歴史、メディアコンテンツなどのポテンシャルを考えると確かに少し物足りないと感じる。

3. お台場 ! 7

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 1位のフランスはなんと約8500万人で、7位のドイツでも約3150万人と数倍の規模である。これらの理由はもちろん複数であるだろうが、美しい街並みというのは一つの大きな要素となっていると私は考えている。なお、日本は2020年を目処に現状の2倍を目標とし観光立国を目指すという。これは今後人口が大幅に減少していくことが予想される日本では、大変重要な課題であろう。そこで日本政府が2014年の観光立国推進協議閣僚会議でまとめた計画を見てみると、ビザの発給要件の緩和や、手続き簡素化、免税店の倍増などソフト面がほとんどで、残念ながら街並みや建築物に関するものはほとんど無い。しかし私達は、都市の魅力において街並みの重要性をもっと真剣に考えていくべきではないだろうか。例えば私達がヨーロッパを訪れたいと思う時、そこには必ず美しい街並みを思い描いているはずだ。日本を訪れたいという人たちも、大都市での食事や買い物、娯楽だけでは無く、日本の伝統的な美しい街並みや、そこに息づく文化に触れたいと思っている。そしてもし、新しい街も美しく整っていれば、きっとさらに多くの人が日本を訪れたいと思うはずだ。 !そこにしかない価値  観光を例に街並みの価値を考えてきたが、その場所にしかない価値こそが、街並みの価値と言える。そして街並みとは、その時代の人々の営みが表出されたものだ。情報技術がいかに発展し、世界中であらゆる場所の写真や映像を手軽に見ることができるようになっても、実際に行かなければその場所を体験することはできない。加えて、貴重な街並みも一度失われてしまうと、その価値に気づくことはとても難しい。だからこそヨーロッパでは、戦後復興の際に元の姿を復元したという場所が多い。例えばワルシャワの歴史地区は、廃墟と化した第二次世界大戦後、厳密に再建されたものだ。もとの建物に使用されていた煉瓦は、驚くことにそれが使用されていた場所に再度挿入され、破片は装飾的な要素にとして再利用されたという。そういった街はヨーロッパには他にも数多くある。ドイツのドレスデンも、街の85%が破壊されるという凄まじい爆撃を受けたが、途方もない手間と時間をかけて再建されている。

4. 空爆後のドレスデン !

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現在のドレスデン 明日の街並み  今後30年、50年先を目指し、私達はどのような街並みを創っていくべきだろうか。今までと同じように、敷地に建てられる最大限のボリュームを獲得することをこれからも追求していくことが大切なのだろうか。私の提案は、超高層建築物に頼らず中低層で整った街並みを少しずつ整備し、住む人、働く人、そして訪れる人など、人の居心地を重視した街づくりに転換していくことである。今後の都市の発展に逆行するのかと批判を受けそうだが、人口減少が予想され、さらに2013年時点で約820万戸もの空き家数が存在する日本では、これは現実にも則しているように思える。そのためには現在の制度を、容積率重視から壁面位置と絶対高さ重視へとシフトしていかなければならない。また面積×賃料(販売価格)という単純発想を止め、整った街並みの美しさ、快適さ、文化的な価値など数値化できない価値に目を向けていく必要がある。例えば、世界的に都市間競争が激化し、情報技術がさらに発展していく今後、過密状況の都市から、快適でゆとりのある都市に移りたいと思う企業は益々増えるだろう。 ! 日本の街は、アジア諸国で発展を遂げている「若い」街とはもはや違う、ヨーロッパのような「高齢」の街だ。しかし発表される再開発計画は、いつも成長途上の若い街であるかのような高層ビルとショッピングセンターなどのモデルに基づいているかのようだ。反対に建物の高さを抑え、街並みを整えて快適さを増大させていくような発展の仕方もあるのではないか。今後アジアのどの街も高齢化の道をたどるだろうが、日本の街が他国の街のモデルになるようなものになっていってほしいと思う。 ! 街並みとは、それが作られた時代の社会を写したものである。歴史的な街並みを保存している地域からは、その時代の記憶に触れることができるし、煩雑であっても活気のある街からは、そのエネルギーを感じることができる。そういった社会背景を抜きに一概に良い悪いといえるものではない。しかしひとつ確かなことは、街は人を育てる環境そのものであるということだ。その街で育った人は、そこで価値観を育み成長していく。経済優先の街は、経済優先の人を育てる。歴史的な街並みに触れて育った人は、その価値を知り、大切にできる人になるだろう。今作られている新しい建物や街並みも、やがては古くなる。そしてその街並みは古くなった時に受け継ぎたいと思ってもらえるものになっているだろうか。今、街並みを残したいものでないと人々が感じ、そこで育っている場合、未来においてその街で育った人は、時代の古い街並み、つまり今作られつつある街並みを残してはくれないだろう。日本にもヨーロッパの歴史的

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な街並みに負けず劣らずの美しい街並みや、伝統的な街並みもまだまだ残っている。そして何より日本の街は、世界一清潔な街だ。街並みの価値にも目を向けていけばきっと世界に誇れる街をつくれるはずだ。数十年後、日本各地が美しく整った街並みに転換し、世界中からたくさんの人々に訪れてもらえる街になっている。そんな「明日の街並み」について、今日も私は想いを巡らせている。

ベルリンの街並み !no.10 おわり !!

*1,2 http://freelargephotos.com  *3 http://komekami.sakura.ne.jp

*4 http://ja.wikipedia.org/wiki/ドレスデン爆撃

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