DN20 (2) 維持管理計画...

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80m 40 0 1:2,000 N 19 図1.4-6 緑化計画図 :保全緑地 :自主緑化地 :計画地1 (駐車場エリア) :計画地2 (事務所棟エリア) :緑化地(新設部分 地上) :緑化地(新設部分 屋上) :接道部緑化 :高木 :中木 :低木 バス駐車場 バス駐車場 バス駐車場 バス駐車場 乗用車 駐車場 乗用車 駐車場 給油所 給油所 点検ピット 点検ピット 事務所棟 事務所棟 乗用車 駐車場 乗用車 駐車場 バス駐車場 バス駐車場 百合ヶ丘カントリー倶楽部 百合ヶ丘カントリー倶楽部 バス駐車場 バス駐車場 点検ピット 点検ピット 乗用車 駐車場 乗用車 駐車場 給油所 給油所 隣地境界線 一般市 (王禅寺 UP DN 植栽 乗務員控室 事務室 植栽 植栽 仮眠室 仮眠室 仮眠室 事務所棟エリア拡大図 0 5 10m 事務所棟 事務所棟 屋上緑化 屋上緑化 乗用車 駐車場 乗用車 駐車場

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80m400

1:2,000

N

19

図1.4-6 緑化計画図

凡 例

:保全緑地

:自主緑化地

:計画地1(駐車場エリア)

:計画地2(事務所棟エリア)

:緑化地(新設部分 地上)

:緑化地(新設部分 屋上)

:接道部緑化

:高木

:中木

:低木

市道白山1号線

市道白山1号線

バス駐車場バス駐車場

バス駐車場バス駐車場

乗用車駐車場乗用車駐車場

給油所給油所

洗車機

洗車機

点検ピット点検ピット

事務所棟事務所棟

乗用車駐車場乗用車駐車場

バス駐車場バス駐車場

百合ヶ丘カントリー倶楽部百合ヶ丘カントリー倶楽部

バス駐車場バス駐車場

点検ピット点検ピット

乗用車駐車場乗用車駐車場

給油所給油所

洗車機

洗車機

隣地境界線

市道

一般市道(王禅寺238)

UP

DN

植栽

隣地境界線

来客用出入口

乗務員控室

事務室

(幅員1.82m)

(幅員6m)

道路境界線

植栽

植栽

仮眠室

仮眠室

仮眠室

事務所棟エリア拡大図0 5 10m

事務所棟事務所棟

屋上緑化屋上緑化

乗用車駐車場乗用車駐車場

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(2) 維持管理計画

計画地内の樹木の具体的な維持管理計画は、表 1.4-7 に示すとおりである。

灌水等の日常的管理に加えて、毎年適切な時期に剪定や施肥等を実施することにより、樹

木の健全な育成を図る計画である。

表 1.4-7 樹木の年間維持管理計画

作業種

作業時期 年間 作業 回数

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

高中木剪定 年 1 回

施 肥 年 1 回

病虫害防除 年 1 回

除草・草刈 年 2 回

灌 水 適宜

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1.4.8 交通計画

(1) バス運行動線計画

バス運行動線計画は、図 1.4-7 に示すとおりである。

大型車(路線バス)は、計画地1(駐車場エリア)の北西側出入口から市道白山 1 号線へ

出入りし、計画地北側の吹込交差点または計画地南側の日本映画大学南交差点を経由して、

各バス路線の起点へ移動した後、規定のバス路線を巡回する。

本事業では既存営業所(町田営業所、登戸営業所)で運行しているバス路線の一部を、新

設する新百合ヶ丘営業所に移管する計画であり、主な規定のバス路線は、表 1.4-8 に示すと

おりである。

表 1.4-8 主な規定のバス路線

系統番号 起 点 主な経由地 終 点

(新 01) 新百合ヶ丘駅 平尾 平尾団地

(新 02) 新百合ヶ丘駅 千代ヶ丘一丁目 千代ヶ丘

(新 02) 新百合ヶ丘駅 千代ヶ丘一丁目・千代ヶ丘 生田折返場

(新 03) 新百合ヶ丘駅 金程 千代ヶ丘

(新 03) 新百合ヶ丘駅 金程・千代ヶ丘 生田折返場

(新 04) 新百合ヶ丘駅 金程 向原

(新 05) 新百合ヶ丘駅 平尾団地・稲城駅 稲城市立病院

(新 06) 新百合ヶ丘駅 平尾団地 駒沢学園

(新 07) 新百合ヶ丘駅 金程・千代ヶ丘 よみうりランド

(新 07) 新百合ヶ丘駅 千代ヶ丘一丁目・金程 新百合ヶ丘駅

(新 08) 新百合ヶ丘駅 平尾団地 上平尾区画整理

(新 10) 新百合ヶ丘駅 日本映画大学 新ゆりグリーンタウン

(新 15) 新百合ヶ丘駅 日本映画大学・三井第四住宅 大谷

(新 17) 新百合ヶ丘駅 王禅寺公園・西長沢 聖マリアンナ医科大学

(新 18) 新百合ヶ丘駅 日本映画大学・真福寺 新百合ヶ丘駅

(新 19) 新百合ヶ丘駅 日本映画大学・王禅寺公園 田園調布学園大学

(新 20) 新百合ヶ丘駅 吹込 田園調布学園大学

(新 23) 新百合ヶ丘駅 真福寺・あざみ野ガーデンズ あざみ野駅

(新 25) 新百合ヶ丘駅 吹込・元石川町 たまプラーザ駅

(新 26) 新百合ヶ丘駅 (直通) 新百合ヶ丘総合病院

(百 02) 百合ヶ丘駅 王禅寺公園・大谷 新百合ヶ丘駅

(百 02) 百合ヶ丘駅 王禅寺公園 大谷

(2) 歩行者動線計画

歩行者動線計画は、図 1.4-8 に示すとおりである。

計画地1(駐車場エリア)は、バス駐車場として利用するため、市道白山 1 号線及び計画

地2(事務所棟エリア)から従業員(バス運転士・誘導員等)が出入りするルートを想定し

ている。

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600m3000

1:15,000

N

凡 例

:都県界

:バス運行動線(施設関連車両の主要走行経路)

<吹込> :計画地周辺の主要交差点

:計画地1(駐車場エリア)

:計画地2(事務所棟エリア)

市道万福寺王禅寺線

市道万福寺王禅寺線

市道

菅早

野線

市道

菅早

野線

市道麻生3号線

市道麻生3号線

市道菅早野線

市道菅早野線

市道白山1号線

市道白山1号線

市道尻手黒川線

新百合ヶ丘駅

百合ヶ丘駅

柿生駅

小田急小田原線

小田急小田原線

小田急小田原線

小田急多摩線小田急多摩線

主要地方道世田谷町田線

主要地方道世田谷町田線

東京都稲城市

川崎市麻生区川崎市麻生区

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図1.4-7 バス運行動線計画図

<山口台南側>

<吹込>

<麻生区役所南側>

<日本映画大学南>

<王禅寺公園北側>

<片平2丁目>

<麻生警察署前>

<生田南郵便局前>

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80m400

1:2,000

N

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図1.4-8 歩行者動線計画図

凡 例

:歩行者動線

:計画地1(駐車場エリア)

:計画地2(事務所棟エリア)

市道白山1号線

市道白山1号線

事務所棟事務所棟

乗用車駐車場乗用車駐車場

バス駐車場バス駐車場

百合ヶ丘カントリー倶楽部百合ヶ丘カントリー倶楽部

バス駐車場バス駐車場

点検ピット点検ピット

乗用車駐車場乗用車駐車場

給油所給油所

洗車機

洗車機

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1.4.9 供給施設計画

(1) 給水施設計画

給水施設計画は、図 1.4-9 に示すとおりである。

計画地で利用する上水については、市道王禅寺 236 号線に存在する既設給水本管(川崎市

水道局:φ100mm)から引き込み利用する。

(2) 電力・通信供給計画

電力・通信供給計画は、図 1.4-10 に示すとおりである。

計画地で利用する電気については、市道白山 1 号線及び市道王禅寺西2号線に存在する既

設電線(東京電力)から引き込み利用する。

(3) ガス供給計画

ガス供給施設計画は、図 1.4-9 に示すとおりである。

計画地1(駐車場エリア)ではガス利用の計画は無い。

計画地2(事務所棟エリア)で利用するガスについては、市道王禅寺 236 号線に存在する

既設ガス管(東京ガス)から引き込み利用する。

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80m400

1:2,000

N

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図1.4-9 給水・ガス供給施設計画図

凡 例

:既設給水本管

:新設給水引込管

:計画地1(駐車場エリア)

:計画地2(事務所棟エリア)

:既設ガス管

:新設ガス引込み管

市道白山1号線

市道白山1号線

バス駐車場バス駐車場

百合ヶ丘カントリー倶楽部百合ヶ丘カントリー倶楽部

バス駐車場バス駐車場

水栓水栓水栓水栓

水栓水栓

洗車機水タンク洗車機水タンク

乗用車駐車場乗用車駐車場

給油所給油所

洗車機

洗車機

市道王禅寺

236 号

線市道王禅寺

236 号

事務所棟事務所棟

乗用車駐車場乗用車駐車場

水栓水栓ガス栓ガス栓

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80m400

1:2,000

N

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図1.4-10 電力・通信供給計画図

凡 例

:既設電線

:新設電気引込線

:計画地1(駐車場エリア)

:計画地2(事務所棟エリア)

バス駐車場バス駐車場

点検ピット点検ピット

百合ヶ丘カントリー倶楽部百合ヶ丘カントリー倶楽部

バス駐車場バス駐車場

事務所棟事務所棟

乗用車駐車場乗用車駐車場

乗用車駐車場乗用車駐車場

給油所給油所

洗車機

洗車機

屋外用分電盤屋外用分電盤

照明器具照明器具

照明器具照明器具

照明器具照明器具

照明器具照明器具

洗車機電源洗車機電源

給油所電源給油所電源

引込み支柱引込み支柱引込み支柱引込み支柱

市道白山1号線

市道白山1号線

市道王禅寺西2号線

市道王禅寺西2号線

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1.4.10 排水施設計画

(1) 雨水排水計画

雨水排水計画は、図 1.4-11 に示すとおりである。

計画地1(駐車場エリア)の雨水排水は、自主緑化地での浸透を図るほか、雨水流出対策

として、駐車場や車路などの舗装面に傾斜をつけ、下水管(雨水)、側溝、雨水貯留槽により

集水し、既設下水管(雨水)へ接続する計画である。

計画地2(事務所棟エリア)の雨水排水は、緑化地での浸透を図るほか、下水管(雨水)

により集水し、既設下水管(雨水)へ接続する計画である。

(2) 汚水排水計画

汚水排水計画は、図 1.4-12 に示すとおりである。

計画地1(駐車場エリア)の汚水排水は、洗車機等からの汚水発生があることから、油水

分離槽を経由して適切な水質まで処理した後、新設下水管(汚水)を経由して、既設下水管

(汚水)へ放流する計画である。

計画地2(事務所棟エリア)の汚水排水は、新設下水管(汚水)を経由し、既設下水管(汚

水)へ放流する計画である。

1.4.11 熱源計画

本事業による熱源施設の設置は無い。

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80m400

1:2,000

N

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図1.4-11 雨水排水計画図

凡 例

:既設下水管(雨水)

:新設下水管(雨水)

:側溝

:雨水貯留槽

:計画地1(駐車場エリア)

:計画地2(事務所棟エリア)

市道白山1号線

市道白山1号線

バス駐車場バス駐車場

点検ピット点検ピット

百合ヶ丘カントリー倶楽部百合ヶ丘カントリー倶楽部

バス駐車場バス駐車場

事務所棟事務所棟

乗用車駐車場乗用車駐車場

給油所給油所

洗車機

洗車機

乗用車駐車場乗用車駐車場

Page 11: DN20 (2) 維持管理計画 計画地内の樹木の具体的な維持管理計画は、表1.4-7に示すとおりである。 灌水等の日常的管理に加えて、毎年適切な時期に剪定や施肥等を実施することにより、樹

80m400

1:2,000

N

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図1.4-12 汚水排水計画図

凡 例

:既設下水管(汚水)

:新設下水管(汚水)

:計画地1(駐車場エリア)

:計画地2(事務所棟エリア)

バス駐車場バス駐車場

百合ヶ丘カントリー倶楽部百合ヶ丘カントリー倶楽部

バス駐車場バス駐車場

点検ピット点検ピット

事務所棟事務所棟

乗用車駐車場乗用車駐車場

乗用車駐車場乗用車駐車場

給油所給油所

洗車機

洗車機

油水分離槽油水分離槽油水分離槽油水分離槽

油水分離槽油水分離槽

小型マンホール小型マンホール

市道白山1号線

市道白山1号線

市道王禅寺

236 号

線市道王禅寺

236 号

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1.4.12 廃棄物処理計画

計画地1(駐車場エリア)は、バス駐車場として利用するため、廃棄物の発生は無い。

計画地2(事務所棟エリア)は、事務所棟から主に一般廃棄物が発生するが、表 1.4-8 に示

すとおり、一般廃棄物発生量は合計 16.2t/年と想定しており、分別した上で、許可を受けた収

集運搬業者に委託し、適切に処理する計画である。

表 1.4-8 廃棄物発生量

項 目 一般廃棄物発生量

(t/年) 廃棄物

処理方法

古紙(段ボール) 約 3.0 許可を受けた収集運搬業者に委託し、再資源化に努める。

厨芥類 約 7.2 許可を受けた収集運搬業者に委託し、適切に処理する。

その他可燃ごみ 約 6.0

合 計 約 16.2 注)既存の営業所(狛江営業所)における実績値に基づく推計値。 なお、本事業における供用後の人員数と狛江営業所の現状の人員数がほぼ 同数であり、大型バス駐車場を中心とする利用実態も同様であることから、 狛江営業所の実績値を用いた。

1.4.13 防・消火計画

防・消火計画は、図 1.4-13 に示すとおりである。

計画地1(駐車場エリア)に防火水槽(2 か所)を設置し、有効消防水利を充足させる計画

である。

また、消火器等の防・消化設備を設置すると共に、計画地2(事務所棟エリア)に勤務する

職員を防火管理者として選任し、設備の整備・点検を厳守する。

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200m1000

1:5,000

N

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図1.4-13 防・消火計画図

凡 例

:既設消火栓を中心とした半径120mの円

:新設防火水槽を中心とした半径120mの円

:新設防火水槽

:既設消火栓

:計画地1(駐車場エリア)

:計画地2(事務所棟エリア)

市道万福寺王禅寺線

市道万福寺王禅寺線

市道尻手黒川線

市道

菅早

野線

市道

菅早

野線市

道白山1号線

市道白山1号線

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1.4.14 施工計画

(1) 工事概要

本事業における主な工種別工事内容は表 1.4-9 に、工種概要は以下に示すとおりである。

表 1.4-9 主な工種別工事内容

工 種 主要工事内容 主要建設機械※

① 仮設工事 仮囲い設置工 バックホウ、ラフタークレーン

② 土工事 切土・盛土工 バックホウ

法面整形工 ホイールローダー

③ 擁壁工事 擁壁工 バックホウ

コンクリートポンプ車

④ 擁壁付随工事

法面緑化工 バックホウ

地盤改良工 ホイールローダー

擁壁掘削、埋戻工 バックホウ

⑤ 雨水排水工事 側溝設置工 バックホウ

雨水地下調整槽設置工 ラフタークレーン

⑥ 汚水排水工事 汚水管等設置工 バックホウ、ラフタークレーン

⑦ 水道工事 水道管等設置工 バックホウ、ラフタークレーン

⑧ 道路工事 路床改良工 タイヤローラー

アスファルト舗装工 アスファルトフィニッシャー

⑨ 付帯工事

街路灯設置工 ラフタークレーン

燃料地下タンク設置工 ラフタークレーン

門扉・ゲート・フェンス設置工 ラフタークレーン

⑩ 撤去工事 仮囲い等撤去工 ラフタークレーン

⑪ 事務所棟建築工事

躯体工事 バックホウ、ラフタークレーン、

コンクリートポンプ車

外構工事 バックホウ、ラフタークレーン、

アスファルトフィニッシャー

※ 各工種における代表的な建設機械を示す。

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ア 仮設工事

仮囲い、資材搬入口の設置を行う。

イ 土工事

敷地内の切土・盛土、法面整形を行う。建設発生土はバックホウで集積し、ダンプにて搬出する。

ウ 擁壁工事

擁壁工事を行う際、地盤の確認を行い、状況に応じて土留めを行う。建設発生土はバックホウで

集積しダンプにて搬出する。鉄筋・型枠を組んだ後、コンクリートを打設する。

エ 擁壁付随工事

法面緑化、地盤改良、擁壁掘削・埋戻しなど、擁壁工事に合わせて順次施工する。

オ 雨水排水工事

雨水を排水するためのU形・L形・横断側溝、雨水地下調整槽などの設備を設置する。掘

削深度によっては土留めを行って施工する。

カ 汚水排水工事

汚水組立人孔・本管などの設備を設置する。掘削深度によっては土留めを行って施工する。

キ 水道工事

水道管の布設工事を行う。

ク 道路工事

水道管の敷設後、路床改良及びアスファルト舗装を順次行う。舗装後、車止めの設置、区画線引

きなどを行う。

ケ 付帯工事

街路灯、燃料地下タンク、門扉などの設備の設置を行う。

コ 撤去工事

仮囲い、資材搬入口の撤去を行う。

サ 事務所棟建築工事

事務所建物の躯体工事、外構工事を行う。

工事工程は表 1.4-10 に示すとおりである。工事期間は全体で 15 ヶ月を予定している。

月台数では、主要建設機械の稼動台数は工事開始後 5 ヶ月目、工事車両台数は 2~3 ヶ月目が

ピークである。

日台数では、主要建設機械の稼動台数は工事開始後 4~5 ヶ月目、工事車両台数も 4~5 ヶ月目

がピークである。

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表 1.4-10 工事工程表

【建設機械台数】

【工事用車両台数】

注)建設機械台数及び工事用車両台数は、計画地1(駐車場エリア)と計画地2(事務所棟エリア)における

合計台数を示す。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15

1,025 1,650 1,650 1,600 1,600 575 175 175 175 520 1,010 60 10 10 0

140 140 140 140 140 160 260 340 340 400 500 400 300 300 40

1,165 1,790 1,790 1,740 1,740 735 435 515 515 920 1,510 460 310 310 40

102 170 170 180 180 100 60 60 60 55 105 15 5 5 0

13 13 13 13 13 15 25 27 27 30 35 25 15 15 3

115 183 183 193 193 115 85 87 87 85 140 40 20 20 3

工事着工後(ヶ月)

工事用車両

(台/月)

大型車

小型車

合 計

工事用車両

(台/日)小型車

合 計

大型車

①仮設工事

⑥汚水排水工事

⑦水道工事

⑧道路工事

⑨付帯工事

検査

工事工種

⑩撤去工事

⑪事務所棟建築工事

②土工事

③擁壁工事

④擁壁付随工事

⑤雨水排水工事

工事着手後(ヶ月) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15

バックホウ 0.1~0.7m3 85 85 105 95 130 80 60 60 60 40 40 20 0 0 0

コンクリートポンプ車 4t 0 0 10 10 10 10 10 10 0 0 0 0 0 0 0

コンクリ-トポンプ車 115~124m3 0 0 0 0 0 3 3 3 3 0 0 0 0 3 0

グレーダー 2.1m 0 0 0 0 0 0 0 0 0 20 20 0 0 0 0

アスファルトフィニッシャー 4.1~6.0m 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 5 1 1 0

ホイールローダー 3.0m3 0 0 20 20 20 20 20 20 20 20 20 0 0 0 0

ラフタークレーン 25t~ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 5 0 0 0 0

ラフタークレ-ン 25~50t 5 0 0 5 5 20 20 25 25 10 10 10 10 10 0

タイヤローラー 10t 0 0 0 0 0 0 0 0 0 20 20 0 0 0 0

ジャイアントニブラ- 20t~100t 0 25 25 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

山留杭打機 ラフタークレーン25t 0 0 0 10 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

発電機 100kVA 45 45 45 45 45 45 45 45 45 45 35 35 25 25 0

ロードロ-ラ- 8.5~20t 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0

バックホウ 0.1~0.7m3 4 4 5 5 6 4 3 3 3 2 2 1 0 0 0

コンクリートポンプ車 4t 0 0 1 1 1 1 1 1 0 0 0 0 0 0 0

コンクリ-トポンプ車 115~124m3 0 0 0 0 0 1 1 1 1 0 0 0 0 1 0

グレーダー 2.1m 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0

アスファルトフィニッシャー 4.1~6.0m 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 1 1 0

ホイールローダー 3.0m3 0 0 1 1 1 1 1 1 1 1 1 0 0 0 0

ラフタークレーン 25t~ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0

ラフタークレ-ン 25~50t 1 0 0 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 0

タイヤローラー 10t 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 0

ジャイアントニブラ- 20t~100t 0 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

山留杭打機 ラフタークレーン25t 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

発電機 100kVA 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 1 1 0

ロードロ-ラ- 8.5~20t 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0

135 155 205 185 210 178 158 163 153 160 155 70 36 41 0

7 7 10 11 11 10 9 9 8 9 10 5 3 5 0

- - - - - - - - - - - 1,927 1,828 1,714 1,509合計(台/12ヶ月)

工事着工後(ヶ月)

建設機械(台/月)

建設機械(台/日)

合計(台/月)

合計(台/日)

Page 17: DN20 (2) 維持管理計画 計画地内の樹木の具体的な維持管理計画は、表1.4-7に示すとおりである。 灌水等の日常的管理に加えて、毎年適切な時期に剪定や施肥等を実施することにより、樹

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(2) 仮設計画

仮設計画は、図 1.4-14 に示すとおりである。

計画地1(駐車場エリア)は、北側~東側の敷地境界に約 3~7m の盛土が存在するため、

北西側及び南側の敷地境界に高さ 3.0m の万能鋼鈑の仮囲いを設置し、工事用ゲートは北西

側に 1 か所設置する。

計画地2(事務所棟エリア)においては、敷地境界に高さ 3.0m の万能鋼鈑の仮囲いを設

置し、工事用ゲートは西側に 1 か所設置する。

Page 18: DN20 (2) 維持管理計画 計画地内の樹木の具体的な維持管理計画は、表1.4-7に示すとおりである。 灌水等の日常的管理に加えて、毎年適切な時期に剪定や施肥等を実施することにより、樹

80m400

1:2,000

N

36

図1.4-14 仮設計画図

凡 例

:搬入ルート(工事用車両) :キャスターゲート

:搬出ルート(工事用車両) :敷鉄板

:仮囲い(万能鋼鈑 高さ3.0m)

:計画地1(駐車場エリア)

:計画地2(事務所棟エリア)

市道白山1号線

市道白山1号線

Page 19: DN20 (2) 維持管理計画 計画地内の樹木の具体的な維持管理計画は、表1.4-7に示すとおりである。 灌水等の日常的管理に加えて、毎年適切な時期に剪定や施肥等を実施することにより、樹

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(3) 造成計画

造成計画は図 1.4-15 に、代表的な想定断面図は図 1.4-16 に、建設発生土の発生量・搬出

量及び処理・処分方法は表 1.4-11 に示すとおりである。

本事業は最大で約 8mの切土、約 4mの盛土を行う。埋戻・盛土を行う際は場内の発生土を

使用し、場内で処理出来ない発生土は場外搬出して処分する。その際「建築副産物適正処理

推進要綱」、「神奈川県土砂の適正処理に関する条例」等に基づいて適正に処理する計画であ

る。

表 1.4-11 建設発生土の発生量・搬出量及び処理・処分方法

項 目 区 分 建設発生土の

発生量 埋戻土量

建設発生土の搬出量

処理・処分方法

建設発生土

計画地1 約 19,110m3 約 8,860m3 約 10,250m3

搬出する建設発生土は、処分地を指定して適正に処理・処分を行う。

計画地2 約 2,800m3 約 40m3 約 2,760m3

合 計 約 21,910m3 約 8,900m3 約 13,010m3

Page 20: DN20 (2) 維持管理計画 計画地内の樹木の具体的な維持管理計画は、表1.4-7に示すとおりである。 灌水等の日常的管理に加えて、毎年適切な時期に剪定や施肥等を実施することにより、樹

80m400

1:2,000

N

38

図1.4-15 造成計画図

凡 例

:切土範囲

:盛土範囲

:代表断面位置

:計画地1(駐車場エリア)

:計画地2(事務所棟エリア)

百合ヶ丘カントリー倶楽部百合ヶ丘カントリー倶楽部

:現況の標高(T.P.+m)

:将来の標高(T.P.+m)

市道白山1号線

市道白山1号線

A’

B’

C’

D’

C

D

B

47.1247.12

49.0549.0550.8450.84

54.8154.8153.9253.92

57.2957.29

58.9558.95

62.6862.6861.2861.28

59.8759.87

60.8860.88

53.5253.52

48.9148.91

69.5569.55

64.8564.85

62.5062.50

61.7061.70

64.4464.44

57.5157.51

54.9254.92

72.1072.10

73.4273.42

Page 21: DN20 (2) 維持管理計画 計画地内の樹木の具体的な維持管理計画は、表1.4-7に示すとおりである。 灌水等の日常的管理に加えて、毎年適切な時期に剪定や施肥等を実施することにより、樹

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図 1.4-16(1) 造成断面図

B-

B’

縮尺

1:

850

A-

A’

縮尺

1:

600

Page 22: DN20 (2) 維持管理計画 計画地内の樹木の具体的な維持管理計画は、表1.4-7に示すとおりである。 灌水等の日常的管理に加えて、毎年適切な時期に剪定や施肥等を実施することにより、樹

40

図 1.4-16(2) 造成断面図

C-

C’

D-

D’

縮尺

1:

600 縮尺

1:

600

Page 23: DN20 (2) 維持管理計画 計画地内の樹木の具体的な維持管理計画は、表1.4-7に示すとおりである。 灌水等の日常的管理に加えて、毎年適切な時期に剪定や施肥等を実施することにより、樹

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(4) 工事中排水計画

工事中に発生する排水は、「開発行為等に関する工事公害防止に関する指針(川崎市告示第

602 号)」を遵守し、沈砂池等を利用した自然浸透を原則とする。台風等の大雨発生時は土嚢

等の設置により土砂流出を防止する。

(5) 工事の作業時間

工事の作業時間は午前 8 時~午後 6 時(昼休憩時間を含む)を基本とし、別途前後 30 分を準備・

片付け時間として大きな騒音の発生しない作業を行う。また原則として日曜日の作業は行わない計画

である(祝日は作業を行う)。なお、騒音・振動を伴わない作業やコンクリート打設等工事の性質上作

業の中止が困難である場合には、近隣に事前周知を行った上で、上記以外においても工事を実施す

る場合がある。

(6) 交通安全対策

工事用車両の出入口には適宜交通誘導員を配置し、歩行者と一般車両の安全確保及び搬入搬出

時の事故防止に努める。

(7) 工事用車両運行計画

工事用車両の出入口及び主要走行ルートは図 1.4-17 に、工事車両のピーク日台数は表 1.4-12

に示すとおりである。

工事用車両の出入口は、計画地1(駐車場エリア)に 1 か所、計画地2(事務所棟エリア)に 1 か所と

し、いずれも市道白山 1 号線に接して設置する計画である。

表 1.4-12 工事用車両の計画ピーク日台数(片道台数)

車両区分 台数 (台/日)

工事用車両(大型車) 180

工事用車両(小型車) 13

Page 24: DN20 (2) 維持管理計画 計画地内の樹木の具体的な維持管理計画は、表1.4-7に示すとおりである。 灌水等の日常的管理に加えて、毎年適切な時期に剪定や施肥等を実施することにより、樹

600m3000

1:15,000

N

凡 例

:都県界

:市区界

:主な道路

:鉄道

:工事用車両の主要走行ルート(搬入)

:工事用車両の主要走行ルート(搬出)

:計画地1(駐車場エリア)

<吹込> :計画地周辺の主要交差点

:計画地2(事務所棟エリア)

市道万福寺王禅寺線

市道万福寺王禅寺線

市道

菅早

野線

市道

菅早

野線

市道尻手黒川線

市道麻生3号線

市道麻生3号線

市道菅早野線

市道菅早野線

市道白山1号線

市道白山1号線

新百合ヶ丘駅

百合ヶ丘駅

柿生駅

小田急小田原線

小田急小田原線

小田急小田原線

小田急多摩線小田急多摩線

主要地方道世田谷町田線

主要地方道世田谷町田線

東京都稲城市

川崎市麻生区川崎市麻生区

42

図1.4-17 工事用車両の出入口及び主要走行ルート図

<山口台南側>

<吹込>

<麻生区役所南側>

<日本映画大学南>

<王禅寺公園北側>

<片平2丁目>

<麻生警察署前>

<生田南郵便局前>

Page 25: DN20 (2) 維持管理計画 計画地内の樹木の具体的な維持管理計画は、表1.4-7に示すとおりである。 灌水等の日常的管理に加えて、毎年適切な時期に剪定や施肥等を実施することにより、樹

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(8) 工事中の安全対策及び環境保全対策

工事に係る安全対策及び環境保全対策として、次の事項を実施する計画である。

ア 安全対策

・工事実施に先立ち、指揮・命令系統を記載した現場体制表を作成し、責任体制を明確に

し、外部からの問い合わせにも適切かつ迅速に対応できるようにする。

・作業員には新規入場者教育を行い、毎日の作業開始前には危険予知活動や作業前点検

を行うことを徹底するなど、労働災害防止を図る。

・工事用車両出入口に交通誘導員を配置し、歩行者と一般車両の安全確保及び事故防止

に努める。

・工事用車両の運転者には安全教育を実施し、安全運転を徹底する。

イ 環境保全対策

・建設機械については、可能な限り最新の排出ガス対策型、低騒音型及び低振動型の使

用に努める。

・建設機械の運転者に対し、適宜運転教育を実施し、待機中のアイドリングストップ、

負荷の少ない運転を徹底する。

・適切な施工計画により、建設機械の集中的な稼働を抑制する。

・建設機械の運転者が定期的に建設機械の整備及び点検を実施し、装置の不具合や高負

荷等を防止することにより、大気汚染物質排出量の増加、騒音及び振動の発生を抑制

する。

・粉じん等の発生及び拡散を抑制するため、計画地内や周辺道路の散水及び清掃を適切

に実施する。

・工事用車両については、可能な限り最新の排出ガス規制適合車の使用に努める。

・工事用車両の運転者に対し、適宜運転教育を実施し、待機中のアイドリングストップ、

加減速の少ない運転を行うこと等のエコドライブを徹底する。

・工事用車両の運転者が定期的に工事用車両の整備及び点検を実施し、車両の不具合等

の防止による大気汚染物質排出量の増加、騒音及び振動の発生を抑制する。

・適切な施工計画により、工事用車両の集中的な運行を抑制する。

・工事中に発生する排水は、「開発行為等に関する工事公害防止に関する指針(川崎市告

示第 602 号)」を遵守し、沈砂池等を利用した自然浸透を原則とする。台風等の大雨発

生時は土嚢等の設置により土砂流出を防止する。

Page 26: DN20 (2) 維持管理計画 計画地内の樹木の具体的な維持管理計画は、表1.4-7に示すとおりである。 灌水等の日常的管理に加えて、毎年適切な時期に剪定や施肥等を実施することにより、樹

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ウ 廃棄物処理計画

・工事中に発生する産業廃棄物は、「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法

律」、「建設副産物適正処理推進要綱(国土交通省)」等に基づき、積極的に発生

を抑制するとともに、分別を徹底し、可能な限り資源化を図る。

・工事中に発生する産業廃棄物は、収集・運搬や処分業の許可を受けた産業廃棄物

処理業者へ委託し、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」を遵守して適正な収

集・運搬及び処分を行う。

・産業廃棄物管理票により、廃棄物の適正な運搬・処分を確認する。