Bootable Media Creator 導入ガイドBootable Media Creator とは、System x 及びBladeCenter...

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Bootable Media Creator 導入ガイド

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2015 年 4 月 初版

発行: レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ株式会社

担当: テクニカル・セールス

Microsoft、WindowsおよびWindowsロゴは、Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標

です。

Intel、Xeonは、Intel Corporationの米国およびその他の国における商標です。

他の会社名、製品名、およびサービス名等はそれぞれ各社の商標または登録商標です。

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お願い

本書に記載されている情報とそれに対応する製品をご使用になる前に、「本書をご利用になる前に」の事項

を必ずご確認ください。

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本書をご利用になる前に

当内容は、お客様、販売店様、その他関係者が、System x, Flex Systemなどを活用することを目的として作

成しました。

詳細につきましては、URL( http://www.lenovo.com/legal/jp/ja/ )の利用条件をご参照ください。

当技術資料に含まれるレノボ・エンタープライズ・ソリューションズ株式会社およびLenovo Enterprise

Solutions (以下総称して、LES) 以外の製品に関する情報は、各提供ベンダーより提供されたものであり、LES

はその正確性または完全性についてはいかなる責任も負いません。

当技術資料の個々の項目は、LESにて検証されていますが、お客様の環境において全く同一または同様な結果

が得られる保証はありません。お客様の環境、その他の要因によって異なる場合があります。お客様自身の環

境にこれらの技術を適用される場合は、お客様自身の責任と費用において行なってくださいますようお願いい

たします。

Copyright 2015 レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ株式会社

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目次

お願い .................................................................................................................................................. 3

本書をご利用になる前に ..................................................................................................................... 4

目次 ..................................................................................................................................................... 5

要約 ..................................................................................................................................................... 6

1. ブータブル・メディアの作成 ...................................................................................................... 8

2. ファームウェアのアップデート ................................................................................................ 23

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要約

本書では、Windows 7 環境にて Tools Center Bootable Media Creator(以下、Bootable Media Creator)

を使用してブータブル・メディアを作成して、System x Server 製品に適用する方法を記載致します。環境の

違いにより、動作が異なる場合が御座いますので、参考資料としてご利用下さい。

本書では、Bootable Media Creator 2.10 を使用して、その内容を記述しております。

Bootable Media Creator のバージョンによっては、画面が異なる場合がございます。予めご了承下さい。

Bootable Media Creator について

Bootable Media Creator とは、System x 及び BladeCenter に各種 Firmware をアップデートするブー

タブル・メディアを作成するツールになります。本ソフトウェアを使用して、ブータブル・メディアを作

成することにより、OS を導入する前であっても BIOS や uEFI、ServeRAID などの各種 Firmware を一

括に最新に適用することが可能になります。

ダウンロード・サイト

以下のサイトより、機種ごとのドライバやファームウェアなどをダウンロードすることが可能です。

今回使用す Tools Center Bootable Media Creator や UpdateXpress System Packs (UXSP’s)をダウ

ンロードすることが可能です。

Fix Central

http://www.ibm.com/support/fixcentral/

注意

ServeRAID C100コントローラーを搭載するシステム装置において Software RAIDモードが有効になっ

ている場合、Bootable Media Creator を使うことができません。これは Bootable Media Creator v10.0

の README に記載されている制約事項です。

ServeRAID C100 コントローラーが搭載されているシステム装置におかれましては、下記の手順で

Software RAID モードを無効化いただく必要があります。

1. uEFI の設定画面を呼び出し、[System Settings] を開きます。

2. [Device and I/O Ports] を開きます。

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3. ”Configure the onboard SATA ports as” のパラメーターが [IDE] になっていることを確認しま

す。異なる値が設定されている場合にはこの値に変更します。

4. uEFI の設定画面トップへ戻り、設定を保存したのち、再起動を行います。

5. Bootable Media Creator によるファームウェアのアップデートを行います。

6. アップデートが完了したのち、再び上記項番 4 の値を変更前の値に戻します。

活用局面: □ 提案時 ■ 構築時 □ 運用時

情報 : □ Marketing ■ Technical

シリーズ : ■ 単発 □ 定期発行

対象機種: ■ 全機種 □ 特定機種

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1. ブータブル・メディアの作成

1. ダウンロード・サイトより、Bootable Media Creatorをダウンロードします。(Windows 7環境にてブー

タブル・メディアを作成する為に、ここではWindows版をダウンロードしています。ブータブル・メデ

ィアを適用する対象機器のOSには依存しません。)

2. ダウンロードをしたBootable Media Creatorファイルを実行します。

※Windows 7でご利用の場合は、管理者で実行する必要があります。

3. 「Welcome to the Bootable Media Creator」のページが表示されます。「Next」を押します。

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4. 「Media Purpose」のページが表示されます。必要な項目にチェックして、「Next」を押します。

Update

ファームウェアをアップデートします。

Diagnostics

Dynamic System Analysis (DSA) をブータブル・メディアに導入します。

Deployment

最新のドライバーを含めたServerGuideが作成できます。

(この項目を選択した場合は、当ガイドの手順とは異なります。選択される場合には、画面の表示に従い

進めてください。

Enable Task AutoRun

自動的にブータブル・メディアから起動します。

Create media to use a text-based (non-graphical) user interface

テキストのユーザー・インターフェースで起動します。

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5. 「Acquire Location」のページが表示されます。ここでは、Web サイトに接続し、最新のファームウェ

アのダウンロードを行うので、「Check the IBM web site」-「Latest available individual updates」

を選択します。

(注: インターネットに接続できない環境などの場合は、「Look in a local directory」を選択し、事

前にダウンロードしたファームウェアを使用して、アップデート用メディアを作成することも可能です。

Look in a local directory を選択した場合は、前もってダウンロードしたアップデートしたいデバイスの

該当ファームウェアを、適当なlocal directory に配置します。この手順については、この後のステップ 14.

から記述してあります。この手順を使用する場合は、ステップ 14. 以降を参照してください。)

Check the IBM web site

IBMのWebサイトよりファームウェアをダウンロードして適用する場合には、こちらを選択します。

UpdateXpress SystemPacks (UXSP’s)

対象機器のファームウェアがパッケージ化されたUXSPをダウンロードします。

Latest available indivisual updates

各種最新のファームウェアを個々にダウンロードします。

Look in a local directory

すでに各ファームウェアをダウンロード済みの場合には、こちらを選択して、ファイルのあるフォルダを

指定します。

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6. 「HTTP Proxy」のページが表示されます。ご使用になられている環境に応じて設定を行い「Next」を押

します。

7. 「Targeted Systems」のページが表示されます。対象となる機器にチェックして「Next」を押します。

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8. 「Target Directory」のページが表示されます。各種ダウンロードしたファイルの保存先を指定して「Next」

を押します。

9. 「Media Format」のページが表示されます。作成されるデバイスを選択して「Next」を押します。

※デバイスにUSBを選択した場合には、指定されたドライブレターのUSBデバイスをフォーマットして、

直接ブータブル・メディアとして書き込みます。USB用のイメージを作成することは出来ません。

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10. 「Unattended Mode Configuration」のページが表示されます。ご使用になられている環境に応じて設

定を行い「Next」を押します。

11. 「Confirm Choices」のページが表示されます。設定内容を確認して、「Next」を押します。

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12. 「Creation Progress」のページが表示されます。選択した項目に基づき各種ファイルのダウンロードお

よびファイルの作成が開始されますので、完了するまでお待ち下さい。完了しましたら「Next」を押しま

す。

※bomc.exeが80ポートで、また、septool300.exeが443ポートで、インターネット・アクセスします。

ファイアーウォール・ソフト等にて制限されている場合は、アクセスを許可して下さい。

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13. 「Finish」のページが表示されましたら、「Finish」を押します。以上でブータブル・メディアの作成は

完了です。CDやDVDのイメージを作成された場合には、指定されたフォルダにISOファイルが生成され

ておりますので、各種ライティングソフトなどで書き込みを行います。

以上。

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ここからステップ 20. までは、前のステップ 5. で、「Look in a local directory」を選択した場合の手順

です。

14. あらかじめアップデート対象のデバイスの該当ファームウェアをダウンロードし、適当なローカル・ディ

レクトリーに配置します。ここでは、x3650M4のIMM2 、uEFI 、DSAのみをアップデートする DVDメ

ディアを作成する手順を紹介しますが、アップデートを行うファームウェアを、一つ一つダウンロードす

る代わりに、対象機器のファームウェアをパッケージでダウンロードすることも可能です。対象機器のフ

ァームウェアをパッケージでダウンロードする場合は、FixCentralで、SLES 10用のUpdateXpress

System Packをダウンロードしてください。

x3650 M4のIMM2 、uEFI 、DSAのみをアップデートする DVDメディアを作成する場合は、x3650M4

の IMM2、uEFI、DSA のファームウェアを,、あらかじめFixCentralからダウンロードし、適当なローカ

ル・ディレクトリーに配置します。

ファームウェア毎に、アップデート用のファイルとして、 txtファイル、chgファイル、uxzファイル(ま

たは bin ファイル)、xmlファイルが用意されていますが、ブータブル・メディアの作成には、バイナリ

ファイル(uxz ファイルまたは bin ファイル)と xml ファイルが必要です。(注: 使用するWeb

Browserとしては、Firefoxをお使いください。Internet Explorerを使用した場合は、uxz ファイルの

拡張子がzipで、bin ファイルの拡張子がexeでダウンロードされてしまう場合があります。)

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例:

ibm_fw_dsa_dsytc4m-9.41_anyos_32-64.uxz

ibm_fw_dsa_dsytc4m-9.41_anyos_32-64.xml

ibm_fw_imm2_1aoo52q-3.70_anyos_noarch.uxz

ibm_fw_imm2_1aoo52q-3.70_anyos_noarch.xml

ibm_fw_uefi_vve136a-1.60_anyos_32-64.uxz

ibm_fw_uefi_vve136a-1.60_anyos_32-64.xml

更に、Bootable DVD メディアを作成するのに必要な下記ファイル、フォルダを同じディレクトリーに

配置しておく必要があります。

(注: 下記ファイルおよびuxspiディレクトリーは、bootable.iso ファイルの作成時に、「IBM Web

サイトに接続」を選択してファームウェアをダウンロードした場合に、自動的にダウンロードされます。

それらを使用します。)

例:

ibm_utl_boot_tools-141_anyos_x86-64-mid.xml

ibm_utl_boot_tools-141_anyos_x86-64-mid.zip (この拡張子のみ zipです。)

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uxspi\ibm_utl_uxspi_9.51_anyos_noarch.chg

uxspi\ibm_utl_uxspi_9.51_anyos_noarch.txt

uxspi\ibm_utl_uxspi_9.51_anyos_noarch.bin

uxspi\ibm_utl_uxspi_9.51_anyos_noarch.xml

15. ファームウェアを配置したディレクトリーを指定します。「Next」を押します。

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16. 「Media Format」のページが表示されます。作成されるデバイスを選択して「Next」を押します。

17. 「Unattended Mode Configuration」のページが表示されます。ご使用になられている環境に応じて設

定を行い「Next」を押します。

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18. 「Confirm Choices」のページが表示されます。設定内容を確認して、「Next」を押します。

19. 「Creation Progress」のページが表示されます。配置したディレクトリーのファームウェア内容に基づ

いた、ISOファイルの作成が開始されますので、完了するまでお待ち下さい。完了しましたら「Next」を

押します。

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20. 「Finish」のページが表示されましたら、「Finish」を押します。以上でブータブル・メディアの作成は

完了です。CDやDVDのイメージを作成された場合には、指定されたフォルダにISOファイルが生成され

ておりますので、各種ライティングソフトなどで書き込みを行います。

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2. ファームウェアのアップデート

1. 作成したブータブル・メディアを使用して対象機器をブートさせます。

2. 「Welcom to ToolsCenter」のページが表示されます。画面中央の「Update」をクリックします。

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3. 「Updates」のページが表示されます。作成時に選択した機器名を確認して「click here to start update」

をクリックします。

4. 「ソフトウェアライセンス情報」のページが表示されます。内容を確認して「使用件の項に同意します」

をクリックします。(同意しない場合には、導入は出来ません。)

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5. 「Update Recommendation」のページが表示されます。ファームウェアを更新するデバイス一覧が表

示されます。基本的に更新が必要になるデバイスには自動的にチェックされていますが、搭載されていな

いデバイスにもチェックがされている場合があります。対象機器に搭載されているデバイスを確認の上、

「Next」を押して下さい。また、60秒経過しても自動的に更新が始まります。自動的に更新を行いたく

ない場合には、「click here to stop」をクリックして下さい。

一部対象機器に搭載されていないデバイスにもチェックされている場合があります。そのまま進めていた

だいても問題はありませんが、更新終了後に「One or more update did not succeed.」と出力されます。

その場合搭載されているデバイスが正常に更新されているかをご確認いただき、対象デバイスに対して

Statusが「Successfully Installed」と表示されていれば問題はありません。

重要 (IMM 搭載マシン対象)

uEFI のファームウェアを最新に更新する際には、IMM のファームウェアのバージョンが 1.07 以上であ

る必要があります。上記の画面で Integrated Management Module の項目が 1.07 未満の状態で、uEFI

のファームウェアを適用しますと、再起動時に正常に起動しない場合があります。

上記画面の IBM uEFI Flash Update の項目で、現在適用されているバージョン(Installed Version)を確

認してください。

該当するファームウェアのバージョン(1.06 以下)の場合は、上記の画面では IBM uEFI Flash Update の

チェックを外していただき、uEFI のファームウェア以外をアップデートしてください。アップデート完

了後、再度 Bootable Media Creator を起動して、IBM uEFI Flash Update のファームウェアのみを適用

します。これにより当現象は回避されます。

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6. (参考) 次の画面は、ISO ファイルの作成過程で、「Look in a local directory」を選択し ISO

ファイルを作成し、その DVD を使用した場合の画面です。ローカル・ディレクトリーに配置

した該当ファームウェアのみが表示されます。「Next」を押して下さい。また、60 秒経過し

ても自動的に更新が始まります。自動的に更新を行いたくない場合には、「click here to stop」

をクリックして下さい。

7. 「Running update..」のページが表示され、更新が開始されます。しばらく、お待ち下さい。

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8. 「Successfully applied all updatees」もしくは「One or more update did not succeed.」

と結果が表示されます。結果内容をご確認の上、「Next」を押します。

9. 「Complete」のページが表示されます。「Finish」を押します。

以上で Bootable Media Creator を使用しての各種 Firmware のアップデートは完了です。

完了しましたら、ToolsCenter の Update ページが表示されます。「Exit」を入力して、終了させ

て下さい。

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更新履歴

2013/12/19 Windows7 の注意事項を追記、インターネット・アクセス時の使用ポートを追記

2014/04/14 あらかじめ Fix Central からダウンロードしたファームウェアを使用し、ブータブル

メディアを作成する方法を追記

2014/05/14 リンク切れの修正

2015/04/01 ServeRAID C100 コントローラー環境における注意事項を追記