2018 Corporate Brochure Unilever Japan · AXE: Find Your Magic...

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ユニリーバのビジョン よりよい明日を創るために 1日に25億回、誰かがどこかでユニリーバの製品を使用しています。それは、 私たちが皆さまと出会い、暮らしを変える25億回のチャンスです。小さな積み 重ねがいつか未来を創る大きな力になることを信じて、ユニリーバは今日も 小さくて、大きな変化を世界中で積み重ねています。 はじまりは一つの石鹸から ユニリーバの歴史は、 1880 年代に生ま れた一つの石鹸「サンライト」から始ま りました 。この 石 鹸 は 、衛 生 的 な 習 慣 が まだ根づいていなかった当時の英国に 「きれいになる」「きれいな家に住む」と いう新しい喜びを届け、人々の暮らしを 大きく変えました。 石鹸のように小さなものにも、暮らし を変え、よりよい明日を創る力がある。 創 始 者ウィリアム・ヘスケス・リーバ 卿 の 信念は、今もユニリーバのビジョンに受 け継がれています。 サステナビリティを暮らしの “あたりまえ”に 私たちは、毎日、よりよい未来を創っていきます。 心もからだも元気で美しく、より充実した日々を送りたい方のために 優れたブランドとサービスをお届けします。 ユニリーバは、皆さまとともに小さな行動を積み重ねることが、 世界を変える大きな力になると信じています。 私たちは、環境負荷を減らし、社会に貢献しながら ビジネスを成長させることをめざします。

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  • ユニリーバのビジョン

    よりよい明日を創るために 1日に25億回、誰かがどこかでユニリーバの製品を使用しています。それは、私たちが皆さまと出会い、暮らしを変える 25億回のチャンスです。小さな積み重ねがいつか未来を創る大きな力になることを信じて、ユニリーバは今日も小さくて、大きな変化を世界中で積み重ねています。

    はじまりは一つの石鹸からユニリーバの歴史は、 1880年代に生ま

    れた一つの石鹸「サンライト」から始ま

    りました。この石鹸は、衛生的な習慣が

    まだ根づいていなかった当時の英国に

    「きれいになる」「きれいな家に住む」と

    いう新しい喜びを届け、人々の暮らしを

    大きく変えました。

     石鹸のように小さなものにも、暮らし

    を変え、よりよい明日を創る力がある。

    創始者ウィリアム・ヘスケス・リーバ卿の

    信念は、今もユニリーバのビジョンに受

    け継がれています。

    サステナビリティを暮らしの“あたりまえ”に私たちは、毎日、よりよい未来を創っていきます。

    心もからだも元気で美しく、より充実した日々を送りたい方のために

    優れたブランドとサービスをお届けします。

    ユニリーバは、皆さまとともに小さな行動を積み重ねることが、

    世界を変える大きな力になると信じています。

    私たちは、環境負荷を減らし、社会に貢献しながら

    ビジネスを成長させることをめざします。

  • 企業行動原則 ユニリーバでは、誠実を旨とし、事業に

    関連する人々の権利を尊重しながら行動

    することで社会的評価を得ています。この

    評価は、社員およびブランドと同様に、ユ

    ニリーバの重要な資産です。それを支えて

    いるのが、世界共通の行動規範である

    「企業行動原則」です。その中では、日々

    の業務において誠実を旨とし、消費者の

    皆さまや社員、株主、ビジネスパートナー

    に対し、その権利を尊重すること、環境・社会

    に対する責任を果たすことなどが明確に

    規定されています。

    ユニリーバの全社員が「企業行動原則」

    にしたがって、日々の業務を遂行するよ

    う、全社員を対象にしたトレーニングや監

    査を定期的に実施しています。また、違反

    が疑われるケースについて社員が匿名で

    通報、相談できる「ホットライン」も設置

    されています。

    ユニリーバのロゴ ユニリーバのロゴは 25個の小さなアイ がユニリーバの事業やブランド、大切にコンで描かれています。その一つひとつ している価値観をあらわしています。

  • 代表取締役 社長 兼 CEO髙橋 康巳

  • 世界での事業展開

    世界最大級の消費財メーカーとして約190カ国にブランドを展開ユニリーバは、約 190カ国にブランドを展開し、毎日 25億人以上の消費者に選ばれている、世界最大級の消費財メーカーです。

    ユニリーバ・グローバル概要■本社      ロンドン(英国)、ロッテルダム(オランダ)

    ■創立       1930年■最高経営責任者 ポール・ポールマン

    ■総売上高     537億ユーロ(約 6兆4,300億円)■営業利益     89億ユーロ (約 1兆600億円)■社員数     約 16万5,000人 ※2017年12月現在、 1ユーロ 119.7円で換算

    カテゴリーと売上構成比 ■パーソナルケアヘアケア、スキンケア、デオドラントなど 39% ■ホームケア住居用洗剤、衣料用洗剤など 20% ■食品スープ、ドレッシング、マーガリンなど 23% ■リフレッシュメント紅茶、アイスクリーム 18%

    03

  • 12のメガ・ブランド ユニリーバのブランドは世界中で数多くの方に高い支持をいただいています。ブランド

    を育成するユニリーバの卓越したマーケティング力は国際的に権威あるマーケティング・

    広告機関からも高く評価されており、現在では 12のブランドが年間売上 10億ユーロ

    (2018年:約 1,200億円)を超えるメガブランドに成長しています。

    パーソナルケア

    リフレッシュメント

    ホームケア

    食  品

  • 04

    日本での事業展開

    ユニリーバの一員として、世界で愛されるブランドを日本の皆さまへ日本の消費者の皆さまの暮らしを見つめ、パーソナルケア、ホームケア、リフレッシュメントのブランドをお届けしています。

    日本のユニリーバ・グループユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング株式会社

    ■本社   〒153-8578 東京都目黒区上目黒 2-1-1 中目黒 GTタワー

    ■代表   代表取締役 社長 兼 CEO 髙橋 康巳

    ■社員数 約500名 ※2017年12月現在、グループ会社含む

    ユニリーバ・ジャパン株式会社           ユニリーバ・ジャパン・ビバレッジ株式会社ユニリーバ・ジャパン・サービス株式会社      ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社

    主要な事業所:本社(東京)、ユニリーバ・ジャパン研究開発センター(神奈川)、相模原工場、静岡工場

    本社

    04

    (製品パッケージは 2018年9月現在のものです)

  • 日本の暮らしを見つめ、新しい価値を提案グローバルな研究開発体制から生まれる先端技術や経験を活かし、日本の消費者の皆さまのニーズにお応えするだけではなく、暮らしを変える革新的な製品をお届けしてまいります。

    ユニリーバ・ジャパンの製品開発

    より深い消費者理解と先端技術が生む製品 ユニリーバは、繊細な感性を持つ日本

    の消費者の皆さまにご満足いただくため、

    先端技術を投入して製品開発を進めてい

    ます。さまざまなニーズにお応えすること

    はもちろん、さらに新しい価値を提案す

    るため、私たちは調査・研究を重ね、一

    般消費者によるモニター調査や専門的な

    評価検査を経て、最高のものを皆さまに

    お届けしています。また、お客様相談室に

    寄せられたご意見・ご要望をその日のう

    ちにマネジメントや社内の各部署にレ

    ポート。処方やパッケージ、広告にいたる

    まで、企業全体でお客様の声を共有し、

    改良・開発に努めています。

    07

  • ラックスヘアケアシリーズ:輝く美しい髪のために

     「ラックス」は常に“女性らしい美しさ”を追求 ことができる基幹となる商品で、 1989年に発売

    し、髪や肌を美しく輝かせることを通して、ポジ してから 29年間、確かな効果と女性を応援する

    ティブな輝きを与える、その人自身の魅力を最 メッセージで愛され続けてきました。新登場の

    大限引き出すことをサポートするトータルビュー モイスチャー 保湿シャンプー&コンディショ

    ティーケアブランドです。「スーパーリッチシャ ナーは、長年の開発の末にたどり着いたモイス

    イン」シリーズは、ダメージ・パサつき・うねり、 チャーロック処方を使用し、 1日中まとまる髪へ

    髪の悩みのそれぞれに丁寧にアプローチする と導きます。

    ダヴメン+ケア:ケアを大切にする男性のために

     現代の男性が自身や周りをよりケアできる

    環境をつくること、それがダヴメン +ケアの使

    命です。 2018年秋には男性の肌のベタつきに

    保湿でアプローチする泡洗顔料と化粧水を

    発売。スキンケアから男性をサポート・応援す

    AXE: Find Your Magic

     男性用化粧品ブランドとして売上世界 NO.1※3

    を誇る AXEは、日本上陸以来、本格的な香りが手

    軽に楽しめる製品として、メンズグルーミング市

    場の拡大に貢献してきました。 2018年春には、日

    本の若い男性に自分だけのスタイルを見つけて

    いただけるよう、ラインアップを拡充。自然でさり

    るとともに、国内男性化粧品市場の活性化を

    目指しています。

    げないスタイルをつくる「AXE BLACK」に加え、

    洗練されたスタイルをつくる「AXE GOLD」が登

    場しました。

    ※3 ユーロモニター調べ ビューティー&パーソナルケア  2015年版:同社が定義する男性用化粧品カテゴリーの Axe・Lynx・Ego( Umbrella Brand Name)の合計総小売金額 2014年

    リプトン:Live Awake 今が、わたし

     日本のリプトン ティーバッグは、レインフォレ

    スト・アライアンス認証茶園の茶葉を 100%使用

    しています。日本人の嗜好や水質に合わせて厳

    選されたおいしい紅茶を楽しみながら、環境保

    全や茶園で働く人々の生活向上を支援していた

    だけます。紅茶は人とつながり、毎日を楽しくす

    るきっかけをくれるもの。リプトンは紅茶を通じ

    てみんなが笑顔になれるよう願っています。

  • カスタマーとの協働

    カスタマーとともに築くユニリーバの信頼店頭は消費者の皆さまがユニリーバ製品と出会う場所。優れた品質・価値を提供することはもちろん、求められる形で製品をお届けするため、カスタマーとともにさまざまな取り組みを続けています。

    効率的な生産・物流 ユニリーバの製品が消費者の皆さまの

    お手元に届くまでには、生産や物流など

    多くのカスタマーが関わっています。ユニ

    リーバは、このようなカスタマーと協力

    し、調達・生産・物流の非効率や無駄を

    徹底的に省いています。また、 IT技術を

    活用して販売状況をすばやく正確に把

    握・分析して、消費者が "欲しいものを、

    欲しいときに、欲しいだけ " 購入できる環

    境づくりを目指しています。

    より分かりやすく魅力的な売り場づくり ユニリーバでは、ブランドの世界観や

    製品特長を店頭で体験していただくた

    め、店頭イベントやデモンストレーション

    など多彩な店頭活動をご提供していま

    す。また、カスタマーと協働して、お買い

    物をされる人 (々ショッパー)のニーズと

    それぞれの店舗の状況に合った売り場づ

    くりを提案しています。それにより、売り

    場への満足度を高めるとともに、店舗の

    売上や集客力アップの一助としていただ

    いています。

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  • ユニリーバはカスタマーとともに消費者と製品のよりよい出会いのためにさまざまな取り組みを続けています。

    ◆ TPMで高い生産効率・信頼性・品質

    を実現

    TPMとは Total

    nanceのことで、経営陣を含む全員が参

    加して、人・物・設備の効率をぎりぎりま

    で高め、企業の体質改善をはかっていま

    す。   

    ◆ 厳しい品質基準

    全ての生産工場でユニリーバの厳しい品

    質基準と消費者安全保証体制を適用し

    ています。

    “欲しいものを、いだけ ”を実現する調達・生産・物流

    カスタマーとの取り組み

    ユニリーバ

    消費者供給

    小売業物流 卸売業

    欲しいときに、欲し

    Productive Mainte-

    ◆ 迅速な需要予測

    IT技術を活用した迅速な需要予測を生産

    ・物流に反映させています。

    ◆ カスタマーサービス部

    物流、経理、ITなど各分野のエキスパー

    トが、カスタマーの皆様のご要望やご相

    談に、迅速に質の高いサービスでお応え

    しています。

    ショッパーの視点に立った売り場づくりのご提案

    ◆ カスタマーとの協働

    ニーズに合った売場の実現を目指し、カ

    スタマーと協働。各店の状況と、そこで

    お買い物をされる人 (々ショッパー)のニ

    ーズを把握した、魅力的な売場づくりの

    ご提案を行っています。

    ◆ 店頭活動のご提案

    店頭は消費者の皆さまが私たちの製品

    ・ブランドと直接出会う場所です。製品

    特長をわかりやすく伝えるとともに、ブ

    ランドの世界観を体験していただけるよ

    うな店頭活動をご提案しサポートして

    います。

  • 組織と人材開発

    すべての社員がいきいきと働き、成長できる組織へユニリーバは、すべての社員が自分らしくいきいきと働き、能力を最大限発揮することが、ビジネス成長の基盤だと考えています。

    ビジョンを実現する人材・組織 ダイバーシティ &インクリュージョン(多様性の

    受容)は、ユニリーバの重要なビジネス戦略の一

    つです。多様な人材が自分らしくいきいきと働け

    る組織であることは、社員一人ひとりが能力を最

    大限発揮し、 190カ国の消費者の皆さまの多様な

    ニーズや環境・社会の課題に対応して、企業として

    の成長を実現するために欠かせないものだからで

    す。そのため、さまざまな個性を持つ社員がお互

    いに信頼しあい、補いあい、刺激しあって相乗効

    果を生める組織づくりを進めるとともに、社員の

    成長がビジネス成長につながるような人材育成・

    活用を行っています。

     その一環として、世界各国でジェンダー・ダイ

    バーシティへの取り組みを進めています。ユニリ

    ーバの製品の主な購買者・使用者は女性です。女

    性管理職を増やし、重要な意思決定の場でのジェ

    ンダー・バランスを図ることは、ビジネス上の優先

    課題なのです。私たちの目標は、 2020年までに世

    界全体で女性管理職比率を 50%にすること。世界

    共通の「企業行動原則」や公正な人事評価制度を

    基盤に、多様な働き方を可能にする制度の導入や、

    メンタリング、ネットワーキングなどの取り組みを

    行っています。また、男性とともにジェンダー平等

    をめざす UN Womenの連帯ムーブメント「HeForShe」

    に賛同し、社外にも働きかけています。

    女性管理職比率(課長職以上)

    グローバル  47%日本 37%

    09

    ※1 2017年12月現在 ※2 2018年1月現在

    ※1

    ※2

  • 世界共通の人事評価制度

     業務遂行に必要な資格と能力によって

    のみ社員を採用・雇用・昇進させることを

    「企業行動原則」に掲げ、それに基づいた

    人事評価制度を導入しています。社員の

    業績や資格、能力は、社員本人と上司の話

    し合いと多角的なフィードバックで公正に

    評価します。性別、国籍、年齢など業務に

    関係のない属性で評価することは一切あ

    りません。こうした枠組みが世界中で共有

    されていることで、国を越えた人材育成・

    活用が可能になっています。

    いつでもどこでも自分の未来を考えられる「UFLP365」

     ユニリーバ・ジャパンの新卒採用「

    (ユニリーバ・フューチャー・リ

    ーダーズ・プログラム 365)では、大学 1年生

    から既卒 3年以内の方までを対象に、いつ

    UFLP365」

    でも、世界中どこからでも応募できる通年

    採用を実施しています。入社後には、すべ

    ての社員が人生の目的や自らの強みを見

    つめ直し、ライフプランの一環としてキャ

    リアプランを明文化・共有する機会を設け

    ています。それに加えて、グローバルのプ

    ログラムやカリキュラムを活用し、社員の

    教育・能力開発を体系的にサポート。若い

    うちから責任ある仕事を任せることで、早

    い段階で管理職になれるような人材育成

    を行っています。

    いつでもどこでも働ける新しい働き方「WAA」 働き方の多様性を広げることで、すべて

    の社員がそれぞれのライフスタイルを継続

    して楽しみながら、生産性を上げられるよ

    うにしています。日本では、社員が働く場所・

    時間を自由に選べる新しい働き方「 WA A」

    (Work from Anywhere and Anytime)を導

    入しました。この制度では、上司に申請す

    れば、理由を問わず、会社以外の場所でも

    勤務できます。また、平日の 6時~21時の間

    で自由に勤務時間や休憩時間を決められ

    ます。全社員が対象で ※1、期間や日数の制

    限もありません。導入以来、多くの社員に

    活用されています。

    LGBT※2への取り組み

     世界共通の「企業行動原則」で性自認

    や性的指向による差別も禁じるとともに、

    匿名で相談できる窓口を設けています。日

    本でも、 LGBT向けプログラムとして「ユニ

    リーバ・プライド・ジャパン」を立ち上げ、

    福利厚生制度の同性パートナーへの拡大、

    アライコミュニティによる活動などを進め

    ています。 LGBT向けの取り組みを評価す

    る日本初の指標である「 PRIDE指標」では、

    2年連続で最高評価の「ゴールド」を受賞

    しました。

    ※1 工場を除く。※2 LGBTとは、レズビアン(Lesbian)、ゲイ( Gay)、バイ

    セクシュアル( Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender)の頭文字をと

    った言葉で、性的マイノリティの総称の1つです。性的マイノリティ(性的指

    向、性自認に関するマイノリティ)には LGBT以外の多様なアイデンティティ

    を持つ方もおられます。

  • ユニリーバとユニリーバ・ジャパンの歴史

    グローバルに生まれ、日本で育って50年世界最大級の消費財メーカー・ユニリーバグループの一員として、日本の文化と生活に根差した製品で、日本の毎日の暮らしとともに成長してきました

    1880年代:英国でユニリーバの前身・リーバ・ブラザーズが「サンライト」という石鹸を発売。清潔や衛生への意識がまだ低かったビクトリア時代の英国に「からだをきれいにする」「家をきれいにする」という新しい習慣を生み、根づかせていきました。

    1930年代:1930年、リーバ・ブラザーズとオランダのマーガリン・ユニの合併により、ユニリーバが誕生します。

    1940年代:第二次世界大戦によって、ユニリーバの国や地域を越えたビジネスを分断されました。しかし、研究開発に力を注ぐとともに、それぞれの国や地域で高い独立性を持ちながら、その地の消費者のニーズに応える製品を作りつづけました。

    1950年代:世界経済が急速に復興する中、アフリカ諸国に市場を開拓。さらに科学技術の発展に伴って研究所を各地に設置し、研究開発に積極的に取り組むようになります。1955年には初めてテレビCMを放映し、人気を博しました。

    1960年代:活気づく世界経済と、ますます豊かになる暮らしを追い風にビジネスの拡大と多角化をめざして、さまざまな分野に挑戦。1960年代半ばにはビジネスの再編成を行い、これによって国や地域を越えてブランドを育てることができるようになりました。

    1970年代:1971年には「リプトン」ブランドが加わり、世界最大級の紅茶メーカーになったほか、消費者ニーズを先取りするブランドを相次いで誕生させます。また、包装、運輸などの分野でもビジネスの構築をはかりました。

    1980年代:1980年代の初め、プラスチック、包装、運輸など多角化していたビジネスを、消費財の分野へ集中させることを決意します。ブランドを通して、消費者に輝きをお届けする-ユニリーバは世界最大級の消費財メーカーとして新しいスタートを切りました。

    1880年代

    1930年代

    1940年代

    1950年代

    1960年代1964年(昭和39年)

    1966年(昭和41年)

    1970年代

    1972年(昭和47年)

    1974年(昭和49年)

    1976年(昭和51年)

    1977年(昭和52年)1980年代

    1980年(昭和55年)

    1981年(昭和56年)

    1982年(昭和57年)

    1984年(昭和59年)

    1986年(昭和61年)

    1987年(昭和62年)

    3月、ユニリーバと豊年精油(株)の合弁により豊年リーバ(株)を設立。

    1月、初めての製品「ブラック&ホワイトピックラード」を発売。9月、マーガリンの「ラーマ」を販売開始。

    3月、化粧石鹸「ラックス」の輸入販売開始。

    3月、化粧石鹸「ラックス」の国産製造開始。

    4月、「サンシルク」を発売し、ヘアケア製品分野へ進出。

    3月、社名変更により日本リーバ・インダストリーズ(株)に改称。

    4月、クリームクレンザー「ジフ」を発売。ホームケア製品分野へ進出。11月、本社を渋谷に移転。

    11月、除菌クリーナー「ドメスト」を発売。

    2月、社名変更により日本リーバ(株)となる。

    9月、ヘアケア製品「ティモテ」を発売。

    4月、柔軟仕上げ剤「ファーファ」を発売。7月、新たにニッポンリーバB.V.と日本リーバ株式会社の2社体制を確立。その企業体を日本リーバと総称する。

    7月、チーズブローポンズと合併し、「ポンズ」「ヴァセリン」を加えて、スキンケア製品分野へ進出。

    10

  • 1990年代:ビジネスの核を消費財に絞り込むことで、

    コア・ブランドが成長。また、世界で環境問題や食の安全

    に対する意識が高まる中、自然環境の保全や食の安全を

    守るための持続可能なビジネスに向けての取り組みも

    始めました。

    2000年代:新しい世紀を迎え、世界最大級の消費財

    メーカーとしての姿を確立。それとともに、衛生・食、環

    境、経済発展の支援を中心にした取り組みをさらに進

    めました。

    2010年代:「よりよい明日を創るために」という新ビジ

    ョンのもと、2010年に「ユニリーバ・サステナブル・リ

    ビング・プラン」を発表。成長とサステナビリティの両立

    をめざしています。

    1989年(平成元年)

    1990年代

    1996年(平成8年)

    1997年(平成9年)

    1998年(平成10年)

    1999年(平成11年)

    2000年代

    2000年(平成12年)

    2001年(平成13年)

    2002年(平成14年)

    2003年(平成15年)

    2004年(平成16年)

    2005年(平成17年)

    2007年(平成19年)

    2009年(平成21年)

    2010年代

    2011年(平成23年)

    2012年(平成24年)

    2013年(平成25年)

    2014年(平成26年)

    2015年(平成27年)

    4月、「ラックス」ブランドをヘアケア市場に拡大。10月、ヘアケアブランド「ラックス スーパーリッチ」を発売。

    1月、宇都宮に日本リーバ イノベーションセンターをオープン。3月、制汗デオドラント「レセナ」発売。

    9月、相模原工場がTPM優秀賞を受賞。

    2月、「ポンズダブルホワイト」発売。

    2月、固形洗浄料・洗顔料「ダヴ」発売。3月、相模原工場がISO9002を取得。9月、ヘアケアブランド「モッズ・ヘア」発売。

    4月、相模原工場がISO14001を取得。7月、「リプトン」と「ブルックボンド」の紅茶事業を統合し、BBLジャパン(株)に。ニッポンリーバB.V.を日本リーバ株式会社に統合。

    9月、「ダヴ」ブランドをヘアケア市場にも拡大。

    5月、本社を中目黒に移転。

    9月、静岡工場がISO14001を取得。

    12月、日本リーバ サプライチェーンがTPM特別賞を受賞。静岡工場がTPM優秀賞を受賞。

    6月、日本リーバ株式会社をユニリーバ・ジャパン株式会社に社名変更。BBLジャパン株式会社をユニリーバ・ジャパン・ビバレッジ株式会社に社名変更。

    3月、男性用のフレグランスボディスプレー「アックス」を発売。

    10月、ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社がユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング株式会社等4社を100%子会社とする持株会社制に移行しました。計4社を「ユニリーバ・ジャパン」と総称しています。

    4月、すべての自社工場でゼロ・ランドフィルを達成。10月、研究開発拠点を神奈川に移転し、「ユニリーバ・ジャパン研究開発センター」をオープン。

    4月、プレミアムアイスクリームブランド「ベン&ジェリーズ」の旗艦店を表参道にオープン。9月、「リプトン イエローラベル」などに使用する茶葉を100%レインフォレスト・アライアンス認証に切替。

    4月、ヘアケアブランド「ティモテ」を再発売。       3月、日本での設立50周年。

    4月、ヘアケアブランド「クリア」を発売。

    11月、日本国内で使用する電力を100%自然エネルギーに切替 ※1

    ※1)日本国内の全事業所(本社、研究所、自社工場、全国の営業所、リプトンおよびベン&ジェリーズ直営店)で使用する電力を、グリーン電力証書を利用して100%自然エネルギーに切替。詳しくはユニリーバ・ジャパンのウェブサイトをご覧ください。 https://www.unilever.co.jp/

    http:https://www.unilever.co.jp

    Corporate-Brouchure2018AW2.pdfcorporate-brochure-unilever-japan-2018aw.pdf新2018.AW_sheet03新2018.AW_sheet03.pdf

    2018.AW_sheet04.pdfCorporate-Brouchure2018AW2新2018.AW_sheet07corporate-brochure-unilever-japan-2018aw