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第 3 編 順天堂大学の取り組み 65 第 3 編 順天堂大学の 取り組み
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第 3 編 順天堂大学の取り組み
65
第 3 編
順天堂大学の 取り組み
第 3 編 順天堂大学の取り組み
66
1. 順天堂大学医学部附属順天堂医院 がん治療センター 順天堂大学 がん生涯教育センター
第１回市民公開講座「高度がん治療を目指して」
1-1 概 要
(1) 名称
順天堂大学医学部附属順天堂医院 がん治療センター
順天堂大学 がん生涯教育センター
第 1 回市民公開講座「高度がん治療を目指して」
http://www.juntendo.ac.jp/hospital/cancer/lecture/kouza_01.html
(2) 日時、場所、対象
開催日時：平成 20 年 7 月 25 日（金）15:00～17:00
開催場所：順天堂大学 本郷キャンパス 有山登記念館 3 階講堂
参加対象：一般の方
(3) 内 容
座長：鶴丸 昌彦 順天堂大学医学部附属順天堂医院 がん治療センター センター長 講
演
１
乳がん治療はこれからどうなるか
～現状と将来～
霞 富士雄
順天堂大学医学部附属順天堂医院 乳腺センター センター長
座長：高橋 和久 順天堂大学医学部附属順天堂医院 がん治療センター 副センター長 講
演
２ がんの痛みとその緩和法
井関 雅子
順天堂大学医学部附属順天堂医院 がん治療センター
緩和ケア室長
(4) 参加資格
自由参加、無料
(5) 主催
順天堂大学医学部附属順天堂医院 がん治療センター
順天堂大学 がん生涯教育センター
(6) アンケート回答数
アンケート回収：127 名分
第 3 編 順天堂大学の取り組み
67
1-2 アンケート集計結果
(1) 講演について
(a) 講演はいかがでしたか
95％の方が満足
とても満足できた 49
満足できた 71
どちらでもない 3
少し不満 0
とても不満 0
回答なし 4
(b) 良かった点をあげてください
1 ①大変わかりやすい説明 ②医学の世界のことは全くわからなかったので体系的に説明していただ
いた。
2 1 部：余分なものなく、しかもわかりやすかった。
3 2 つのテーマとも、わかりやすく話していただけた。
4 新しい知識を学ぶことができてよかった。
5 あまり見たことの無いデータを見せていただけました。
6 医学分野の専門家でなくても理解できる用語を使われ、聴講している側にはわかりやすかった（名医
は人格者でもあるのですね）。
7 医師が試行錯誤しながら勉強し、よりよい医療を目指しておられることがよくわかった（霞先生の場
合）。医師と患者のコミュニケーションの大切さ（井関先生の場合）。
8 井関先生のお話がわかりやすく、聞きやすく、特に良かったと思いました。(2 件)
9 井関先生の内容はとてもわかりやすく一般の方々は麻薬についての理解が深まったと思われる。
10 痛みと治療の関係。
11 痛みについての説明がわかりやすかった。
12 痛みについての説明はとてもよく麻薬に対する考えが本当に良く解りました。
13 痛みの対処方法をなんとなくつかみました。
14 医療麻酔の有効性。
15 落ち着いて聴けました（ワサワサしていないのがよかったと思います）。
16 霞先生の「乳がん治療」の歴史による治療法の違いを聴くと、術後の QOL の違いがよくわかった。
グロテスクではあったが術後の写真を見ると一目瞭然で理解しやすかった。
17 霞先生のお話は自分が体験したことを確認できた。どうしてリンパ節を取ったのかよくわかりました。
手術をする先生方も迷いがあったり、少し考えながらリンパ節を取っていることがわかりました。痛
みについてや緩和法など初めてで知らないことばかりでした。
第 3 編 順天堂大学の取り組み
68
18 霞先生の乳がんの最新の治療法。井関先生の痛みについて具体的に痛みについて知った。具体的で非
常に良かった。
19 考え方として整理の仕方が解る。
20 がんが治療する上でいかに大変であるかがよく解りました。
21 完全はないということがわかりました。
22 がん治療の経過がわかりやすく理解できました。
23 がんに対しての知識があまりなくてもわかりやすい内容でした。
24 がんの痛みについてのお話。
25 がんの痛みについてよくわかった。
26 がんの痛みについてよくわかった。薬の使い方がよくわかった。モルヒネが怖い薬でないということ
がわかった。
27 がんを患った場合に、痛みの治療をどの段階で始めればいいのか非常に気になりますが、モルヒネに
対する恐怖も含め、よく相談することの大切さをわかりやすく説明して頂いた。痛みという治療の奥
深さを改めて感じることができた。
28 聞きたいことが聞けた。
29 共有できない「傷み」の理解の仕方の表現法がありよかった。
30 薬についてよく分かった。
31 具体的な事例で 2 人の先生の話がありよかった。
32 具体例がはっきりしていた。
33 詳しく医学的な知識や情報を話していただけたことです。
34 現在乳がんで順天堂に来ています。少し勉強したのですが、治療の進歩に驚かされました。麻薬につ
いても間違った考え方を持っていました。
35 現状と将来がよくわかりました。(2 件)
36 これからの患者さんの看護のために活かせる内容だった。
37 今回は乳がんの講演を聴きにきました。ふたつの講演とも、自分に関係することなので今後の参考に
なった。わかりやすく話してくださったので、よく理解できた。がんの痛みと緩和法についてはじめ
てよくわかった。
38 最近の治療の考え方がわかった。(2 件)
39 質問用紙回収システムで偏った内容の質問を避け、フロアを代表した質問にできる。各講演の内容に
ついては、新しい知見も交えてお話しいただき、大変勉強になった。
40 自分が病気になった時の参考になりました。
41 自分に一番関係があるから
42 手術中の写真など、今まで見たことのないものが興味深かった。麻薬について、具体的な薬名や特徴
などよくわかった。
43 女性としては切除手術をしたくないので、今後の治療の方向性に大変望ましい姿であると思います。
44 スクリーンスライドが大変理解しやすい。
45 図版や映像を使用したため、理解しやすい。
46 スライドが見やすく、わかりやすかったです。
47 スライドを使用し、専門用語もていねいに説明されていてわかりやすかったです。
48 世界で行われている新しい治療方法がよくわかりました。
49 説明が早口だけど、わかりやすいし、目と耳からの効果大でした。
50 専門的な内容をスライド等でていねいに説明され、理解しやすかった。
51 第一線で治療に当たられている専門家の講義を聴けるよい機会と思います。
第 3 編 順天堂大学の取り組み
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52 大変興味あるテーマであり、かつわかり易い説明で、良く理解できました。
53 大変参考になりました。ありがとうございました。
54 大変参考になりました。がんの痛みに対する気持ちが少し楽になりました。
55 ていねいな講演でいろいろ参考になり、ありがとうございました。
56 とてもよかったです。がんの痛み分かりやすかったです。
57 とても解りやすく説明して下さいました。スライドがとても良かったと思いました。
58 乳がん、緩和についてよくわかった。病気について理解できた。
59 乳がん治療の現状がよくわかりました。
60 乳がん治療の将来がよくわかりました。痛みというものがどういうものか、原因が身体的な疾患だけ
ではないので対処が大変だとわかった。
61 乳がん治療の歴史からご説明いただき、非常に興味深かったです。乳がんと他の臓器のがんとでは治
療法に異なる点があるのも驚きました。がんそのものの治療を行う上で、痛みというものと向き合わ
なければいけないのは非常につらい状況かと思います。痛みの部分だけでも取り除くことができれば、
治療の意欲は必ず上がるという印象を受けました。
62 乳がんについてのこれからを聴くことで、外科治療もどうなるのか少しきくことができた。痛みの種
類により治療薬の効きも違うと初めて知った。
63 乳がんについての知識が高まった
64 乳がんについては身近に感じることなので、現在の治療方法について聴くことができ勉強になりまし
た。がんの痛みについて、専門用語をわかりやすい例示、図を用いてお話しいただいたので理解する
ことができました。
65 乳がんのことについて、いろいろな話を聞くことができてよかったです。
66 乳がんの写真がとても参考になりました。
67 乳がんの治療がすごく進んでいることがわかった。痛みについての説明がわかりやすかった。痛い時
は、その痛さを的確に伝えることが大切だと思った。
68 乳がんの治療の歴史がよくわかりました。
69 ネットや本では治療法を読んだりしていましたが、直接、温存の意味を説明していただけたので、大
変わかりやすく感じました。
70 貼薬・頓服の薬がある事。
71 初めて女性の講座を受け、とてもびっくりしたのと関心を持ち、大変良かったと思います。
72 話が筋道立っていて大変わかりやすかったです。
73 ハルステッド法時代から多くの外科手術をしてきた霞先生が最近の乳がん治療をどのようにとらえ
られているのかが大変興味あり聴きに来ましたが、その点（考え）がよくわかりました。緩和ケア、
痛みについてよくわかりました。ありがとうございました。
74 パワーポイント使用でわかりやすい。
75 一人ひとりの講演が時間的に余裕があったので、詳しくじっくり聴くことができた。
76 普段意識することのなかった痛みをよく知ることができた。特に本人だけでなく周囲の人の考え方に
ついて考えさせられた。
77 ペインクリニック、緩和ケアの話がよかった。
78 ペインクリニックの講演。
79 麻薬について以前より理解できた。
80 難しいお話をわかりやすく説明して下さったので良かったです。質問が紙に書けるのがよいと思いま
す。
81 有名な先生のお話を聞くことができてとてもよかった。よい経験になりました。
第 3 編 順天堂大学の取り組み
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82 よく説明され、有難うございました。
83 より一般的、具体的表現で理解できた。
84 理解しやすい言葉でスムーズに話を聞けた。
85 理解しやすいようにくだいて説明して下さったため、大変勉強になりました。痛みには種類があり、
それぞれに治療法があることがわかり、勉強になりました。
86 理解出来るようにやさしく話して下さった。
87 両方の講演ともとてもわかりやすく聴くことができました。
88 わかりやすい説明で大変よかった。患者の言葉を大切に、キャッチボールを大切にしている。
89 わかりやすい説明でした。(10 件)
(c) 悪かった点をあげてください
1 Session2：ポインターが少し目障りでした。目が回りました。ポインターが効きすぎ（講演は有益で
した）。Session1 の先生は静止状態でのポインティングでした。
2 聞いただけでは忘れてしまうので、スライドと同じものが印刷されていれば繰り返し読めてよかった
と思います。
3 グラフ等は映している時間が短いので理解するまでに至りませんでした。
4 検診が大事、早めに診てもらう事。
5 講演の資料が手元に欲しかったです。
6 時間がないためか、もう少しゆっくりしてほしかった。
7 時間的に少ないのでは。でもわかりやすかったです。
8 時間に対し画面が速くついていけないところがあった。
9 時間の制限がありますが、お話が速かったと思います（霞先生）。
10 少々時間が短かった。（2 件）
11 内容が盛りだくさんで時間が短く感じました。
12 もう少し質問の時間があればと思いました。
13 少し時間が長かった。
14 資料が少ない。
15 スライドが少し速くてわからないところが少しありました。
16 スライドの内容をかいつまんででよいから、プリントして（資料として）手元にいただけると、もっ
とスライドに集中できたと思う（書き写さなくてよいから）。
17 スライドの内容を資料としていただけたら、もっとゆっくりと内容を理解しながら話が聞けたと思い
ます。話とスライドが速すぎて少々ついていけないこともありました。次回はスライド資料をくださ
い。
18 スライドを写していたので、速すぎてなかなか書くことができなかった。
19 説明のスピードが速くメモが追い付かない事が多くありました。
20 専門的すぎる。早期発見が一番というが、手術後転移をしている者にはもっと先の話が聞きたかった。
21 タイムスケジュールがタイトすぎて、質疑応答の時間がほとんどなかったこと。
22 治療格差の拡大。
23 当日受付との事だったので、もしすごく大勢押し掛けたら入れてもらえないのかという不安があった。
24 日常からどうしたら自分でも発見することができるのか知りたかった。
25 乳がん治療に患者を安心させる点が少なかった。
26 乳がんについて、もっと新しい治療法を講義してもらいたかった。
第 3 編 順天堂大学の取り組み
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27 乳がんの歴史はどうでもよいので、今の治療について詳しく知りたかった。
28 もし用意できれば、講義のレジメをプリントして渡してほしい。
29 話すペースが速い。最初にスライドのプリントを頂けるとよかったです。（2 件）
30 早口で聞きにくい。ゆっくりと話してください。
31 ホルモンが効かないなら何なら？
32 昔の治療法の説明より、これからどうなるか、自分たちは何ができるかを知りたい。
(2) 講演以外について気づいた点
1 暑い時期、皆さん大変だと思いました。
2 案内等、スタッフの態度に好感を持ちました。
3 介護と医療の連携を考えていきたい。
4 会場の後ろが寒かった。メモ紙が欲しかった。
5 がんと一緒に生きてゆくために痛みについて何か嬉しい気分になりました。
6 講演１と２の間に、10 分程度休憩を入れてほしい。その間に講演１に対する質問を提出。椅子が座り
づらく、疲れる。
7 講演会が HP でわかりにくいです。（順天堂大学の TOP ページはわかりにくいです）他の HP のイベ
ント情報で今回知りました。
8 講演開始の 1 時間くらい前から入場させていただいて助かりました。ちょうど主人が 7/28（月）乳が
ん手術のため今日入院しました。手術前の説明が済みナースステーションでこの講演会のことを知り
ましたが、時間をつぶすのが正直言って大変でした。ダメでもよいので会場に早く来たところ、すぐ
入場させて下さり嬉しかったです。
9 講演内容のレジメみたいなものがあればもっとわかりやすいです。
10 講師の先生の著作などもあれば紹介して欲しい。あるいは順天堂大学の HP にでも載せて欲しい。
11 高度がん治療が聴けなかった。
12 越谷では鉛筆、下敷きを用意して回答者が書きよくしてます。用意してはどうか。
13 今回は 15 時より開演なので大変ありがたく、次回（11/29）も 15 時開演ならば受講できるのでよろ
しくご検討ください。
14 時間を一時間ほど早めてほしい。
15 質問の時間が短かった。
16 先生方の講演内容について、ある程度書面になっていると、聞いて帰るだけでなく家に帰っても振り
返ることができるので、次回より書面・資料を希望したいです。
17 机、下敷きがなく、記入しづらい。
18 時々いろいろを聞かせていただきまして、非常に参考になっています。
19 乳がんの飲み薬（抗がん剤）はどれがいいですか？
20 乳がんは特に女性が知る必要があるので、早期発見を促すためにも、さらに女性をターゲットに乳が
んの関心を深めるためのプロモートをしてください。
21 白衣を着た女性（病院関係者？）がずっとおしゃべりをしていて耳障りでした。
22 初めての来校だったので場所がわかりづらかった。もっと表示をだしてほしい。
23 パワーポイントを用いた発表であれば、有料でもスライドのメモがあるとより理解が深まると思いま
す。
24 平日昼間のため、興味があっても参加できない人も多いと思う。（次回は土曜（11/29）のようなの
で、問題ないかも）
第 3 編 順天堂大学の取り組み
72
25 真夏の日の集まりは如何なものでしょうか。普段より時間を遅らせて下さってはいるようですが。
26 冷房がやや強い。
(3) 今後の市民公開講座に取り上げてほしいがん関連のテーマ
1 （子宮がん、卵巣がん）女性がんについて。
2 「告知」に関すること。
3 ①患者同士の情報交換のあり方。②抗がん剤の副作用について。
4 ①子宮がん、②がんではないのですが、「うつ」について
5 ①肺がんの術後の補助化学療法について。②甲状腺腫瘍について
6 5 大がんを 1 つずつ本日のような現状と将来の話も聞きたいと思っています。
7 悪性腫、脳とその活用。
8 新しいがんの治療法について、化学療法、免疫療法など。
9 医者、看護師、患者の会（患者の不安について）、患者同士の交流について。
10 今よく言われている禁煙と肺がんとの関係について。
11 介護と医療。
12 化学療法
13 化学療法や放射線治療、神経ブロック等について、勉強できればうれしいです。
14 肝硬変と肝がんの治療について。膵がん治療の最先端について。
15 看護の視点でのテーマがあればと思います。
16 肝臓がんについて。
17 肝臓病、糖尿病
18 がんの予防法。
19 今日の様な老後、死因に関する様々なテーマを希望します。
20 甲状腺がん
21 呼吸器系のがんとか興味あります。
22 今回、リンパ節を取ることが出てきましたので、いつか、リンパ浮腫についてやリンパ浮腫にならな
いようにするには、又、浮腫の治療について講演してほしいと思います。
23 再発後の治療法について。
24 子宮がんの治療について。（2 件）
25 重複のがんについて。末期・延命治療をされている患者さんにできること。
26 手術によらない化学療法、放射線療法について。
27 種々のがんについて最新の治療法が知りたいです。
28 術後の後遺症について（リンパ浮腫、薬の副作用の緩和等）。
29 術後のリンパ浮腫の治療について。
30 消化器がん、肺がん、血液腫瘍。
31 消化器その他臓器のがん治療について。
32 食道がん、大腸がんの診断～経過について。また自覚症状は？
33 腎臓、子宮がん。
34 診断法と診断基準。
35 すい臓がん、悪性リンパ腫、終末期在宅医療の課題。
36 是非婦人科系のがんをお願いします。
37 大腸がん
第 3 編 順天堂大学の取り組み
73
38 大腸がん、肺がん。
39 治療法に関する最新情報。
40 どんな講座でも聞かせていただきたいと思います。
41 乳がんからの転移治療法。
42 乳がん術後のリンパ浮腫に対する対策。
43 乳がんの再発について。
44 脳関連を扱ってほしい。
45 脳腫瘍の治療。
46 肺がん（2 件）
47 普通の生活が出来ることの喜び。人生は長さではない、内容であると思う。
48 放射線治療について。（2 件）
49 骨のがんについて。がんが転移した場合、免疫力を高める力について。
50 やはり乳がん、最新の治療法に関心があります。
51 リンパについて。
52 リンパの腫れで転移とか再発につながるか？できれば摂ってはいけない食べ物。
(4) 次回参加したいと思いますか
「ぜひ参加したい」方が半分近く
ぜひ参加したい 59
参加したい 57
どちらでもない 8
あまりそう思わない 0
参加したくない 0
回答なし 3
第 3 編 順天堂大学の取り組み
74
1-3 参加者プロフィール
(1) 性別
女性が３/４以上を占めている
男性 29
女性 97
回答なし 1
(2) 年齢
60 代以上が全体の４割
10 代 3
20 代 21
30 代 5
40 代 20
50 代 24
60 代 27
70 代 23
80 代 3
回答なし 1
第 3 編 順天堂大学の取り組み
75
その他
(3) 所属
患者および患者関係者が半数以上
がん死亡家族 1
順天堂（大学体育）卒業生
元順天堂教員（非）
1
順天堂体育学部卒業生 1
順天堂卒園看護師 1
元職員 1
学生 2
大学院生 1
他大学学生 3
看護学生 4
薬剤師 1
管理栄養士 1
介護福祉士 1
高校教員 1
メーカー 1
一般人 1
開業医 0
病院勤務医 3
順天堂の患者 36
順天堂患者関係者 16
順天堂以外の患者 16
以外の患者関係者 9
順天堂職員 1
順天堂学生 8
その他 26
回答なし 12
第 3 編 順天堂大学の取り組み
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1-4 傾向分析
(1) 講演について
(a) 男女別
男女とも満足した方がほとんど
とても満足
できた
満足
できた
どちらでも
ない 少し不満 とても不満 回答なし
男性 12 16 0 0 0 1
女性 36 55 3 0 0 3
回答なし 1 0 0 0 0 0
(b) 年代別
ほとんどの世代で満足した方が多いが、20～40 代は「どちらでもない」方が少数いる
とても満足
できた
満足
できた
どちらでも
ない 少し不満 とても不満 回答なし
10 代 0 3 0 0 0 0
20 代 5 15 1 0 0 0
30 代 2 2 1 0 0 0
40 代 8 11 1 0 0 0
50 代 11 11 0 0 0 2
60 代 9 16 0 0 0 2
70 代 11 12 0 0 0 0
80 代 3 0 0 0 0 0
回答なし 0 1 0 0 0 0
第 3 編 順天堂大学の取り組み
77
(c) 所属別
患者本人は「とても満足できた」方は３割で、「満足できた」方の方が多い
とても満足
できた
満足
できた
どちらでも
ない 少し不満 とても不満 回答なし
開業医 0 0 0 0 0 0
病院勤務医 2 1 0 0 0 0
順天堂患者 10 21 2 0 0 3
患者関係者 8 8 0 0 0 0
以外患者 7 9 0 0 0 0
以外患者関係者 5 4 0 0 0 0
順天堂職員 0 1 0 0 0 0
順天堂学生 0 8 0 0 0 1
その他 11 13 1 0 0 1
回答なし 6 6 0 0 0 0
(2) 次回参加希望について
(a) 男女別
男女とも、次回参加したい方がほとんど
ぜひ参加
したい
参加
したい
どちらでも
ない
あまりそう
思わない
参加したく
ない 回答なし
男性 18 10 0 0 0 1
女性 40 47 8 0 0 2
回答なし 1 0 0 0 0 0
第 3 編 順天堂大学の取り組み
78
(b) 年代別
ほとんどの世代で次回参加したい方が多いが、10～30 代は「どちらでもない」方がいる
ぜひ参加
したい
参加
したい
どちらでも
ない
あまりそう
思わない
参加したく
ない 回答なし
10 代 0 2 1 0 0 0
20 代 3 10 6 0 0 2
30 代 1 3 1 0 0 0
40 代 11 9 0 0 0 0
50 代 13 11 0 0 0 0
60 代 14 13 0 0 0 0
70 代 14 8 0 0 0 1
80 代 3 0 0 0 0 0
回答なし 0 1 0 0 0 0
第 3 編 順天堂大学の取り組み
79
(c) 所属別
満足度と同じく、患者本人は「ぜひ参加したい」方より「参加したい」方が多い
ぜひ参加
したい
参加
したい
どちらでも
ない
あまりそう
思わない
参加したく
ない 回答なし
開業医 0 0 0 0 0 0
病院勤務医 3 0 0 0 0 0
順天堂患者 17 18 1 0 0 0
患者関係者 10 6 0 0 0 0
以外患者 8 8 0 0 0 0
以外患者関係者 1 7 1 0 0 0
順天堂職員 1 0 0 0 0 1
順天堂学生 2 5 0 0 0 1
その他 14 6 5 0 0 1
回答なし 3 7 1 0 0 0
第 3 編 順天堂大学の取り組み
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1-5 資料編
(1) アンケート用紙
第 3 編 順天堂大学の取り組み
81
(2) ポスター
�
第 3 編 順天堂大学の取り組み
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2. 順天堂大学医学部附属順天堂医院 がん治療センター 順天堂大学 がん生涯教育センター
第２回市民公開講座「高度がん治療を目指して」
2-1 概 要
(1) 名称
順天堂大学医学部附属順天堂医院 がん治療センター
順天堂大学 がん生涯教育センター
第 2 回市民公開講座「高度がん治療を目指して」
http://www.juntendo.ac.jp/hospital/cancer/lecture/kouza_02.html
(2) 日時、場所、対象
開催日時：平成 20 年 11 月 29 日（土）14:00～16:00
開催場所：順天堂大学 本郷キャンパス 有山登記念館 3 階講堂
参加対象：一般の方
(3) 内 容
座長：高橋 和久 順天堂大学医学部附属順天堂医院 がん治療センター 副センター長 講
演
１
日米の放射線治療、医療費や
医療制度の違い
齋藤アンネ優子
順天堂大学 医学部放射線医学講座 助教
座長：鶴丸 昌彦 順天堂大学医学部附属順天堂医院 がん治療センター センター長 講
演
２
胃癌にならないために、
胃癌になったなら
永原 章仁
順天堂大学 大学院医学研究科消化器内科学 准教授
(4) 参加資格
自由参加、無料
(5) 主催
順天堂大学医学部附属順天堂医院 がん治療センター
順天堂大学 がん生涯教育センター
(6) アンケート回答数
アンケート回収：92 名分
第 3 編 順天堂大学の取り組み
83
2-2 アンケート集計結果
(1) 講演について
(a) 講演はいかがでしたか
a. とても満足できた 51 人
b. 満足できた 41 人
c. どちらでもない 0 人
d. 少し不満 0 人
e. とても不満 0 人
(b) 良かった点をあげてください
1 テーマ・理解しやすかった
2 消化器内科の先生の講演、とてもありがたかった。
3 説明がわかりやすかったです。
4 とてもわかりよく話して下さったので嬉しくなりました。
5 医療倫理と現実の難しさを感じた。医・健康はやはり基本的には自己責任とすれば。麻生首相の言う
通りか。
6 医療現場の実態、米国の実態を知ることができて面白かった。・がん家族、親族にがん患者が多いの
で興味深く聴けました。
7 講演 1 について、日本と米国との医療について書籍等よりわかりやすかったです。
8 先進国の米国の医療の現状は確かに福祉ではなく、営利そのもので米国の国民性は決して世界に誇示
できない。
9 アンネ先生の医師の加重労働についてのご熱弁から、順天堂においてもそれはあるのかと驚きました。
又、永原先生の胃がんのお話は、具体的なものが多く大変ためになりました。
10 胃がんについて再認識できました。
11 話の内容が具体的でよく理解できた。
12 最新のアメリカの医療事情を知ることができて、大変有益でした。渡米した時に役立たせて頂きたい
と思います。又、自国の医療についても色々と考えさせられました。（胃がんについてもたくさん勉
強させて頂きました）
13 医療に関する知識があまりない中での参加でしたが、とても分かりやすい説明で勉強になりました。
14 米国と日本の違いがよくわかりました。
15 医師の考え方もあるのでしょうが、こんなにも違いの差が大きいとは。
16 齋藤先生の日米の治療、その他全般にわたる異なる話、大変参考になりました。
17 分かりやすくお話頂き感動。ありがとうございました。
18 どちらのレクチャーも具体的な話で分かりやすかった。
19 日米の医療の違いが分かってよかった。ピロリ菌の除菌について詳しく説明してくれてよかった。
20 ①日米の医療差がよくわかり、日本ももう少し医者を大事にしなければならないと思った。
②ピロリ菌について大変よくわかりました。
21 講演 1：話のテンポが良く面白かったです。
講演 2：スライド等イラストがあり見やすかった。ピロリ菌について詳しく説明してくれたのでよかっ
た。
第 3 編 順天堂大学の取り組み
84
22 日米の医療の違いには驚きました。興味深く聞かせて頂きました。胃がんのお話もよかったです。
23 アメリカの医療の現状が興味深かった。
24 講演者の先生方の話が理解しやすかった。
25 ピロリ菌にもがんになりやすい菌があることが興味深かった。ピロリ菌がいない世代がくれば胃がん
も少なくなるとのこと。除菌すれば胃がんになるリスクが下がるとのこと、よかった。
26 日本の医療が医師の先生方の献身的な努力で成り立っているのだと痛感するとともに、なんとか現状
を改善する方法、特に政治行政が前向き対応できないかと感じました。・胃ガンのこと、予防法が本
当によくわかりました。
27 米国と日本の医療システムの異なっていることがよく分かりました。ヘリコバクターピロリ菌はとて
もよかったと思います。
28 日本、米国わかりやすく話されてよかったです。
29 外国と日本の医療システムの違いを知ることができたことです。
30 日常での胃がん予防、今日から始められるため参考になりました。アメリカの医療がよくわかりまし
た。
31 除菌（ピロリ）の大切さがわかりました。
32 (1)今まで米国の医療はテレビでしか知らなく先生のお話を聞いてビックリ。現在治療中の私は日本国
でよかったと思います。少ない治療費、自分の思う医療機関で診てもらえて幸せだと感じました。
(2)胃がんに塩分がかかわっていることは驚きです。毎年、胃カメラをやっていますがこれからも検査
を続けていきます。
33 齋藤先生の日米の医者の考え方の違いにびっくり。
34 アンナ先生の珍しいお話が聞けてよかった。ただ日本もアメリカ的な気質になっていくと困るねえと
思う。教育をしっかりしてほしい。
35 医療制度の違い認識が深まりました。ピロリ菌について理解できました。
36 胃がんの情報が豊富で興味深かった。
37 齋藤先生：米国の医療の概要を教えて頂き、その対比で日本の実情がわかりました。
永原先生：ピロリ除菌の大切さがわかりました。
38 米国医療と日本医療の違いがわかった。米国医療にはがっかりしましたが、やはり日本医療が素晴ら
しいのですか？ピロリ菌のことがよくわかりました。
39 ピロリ菌退治したことがあり、4,5 年前 3 週間薬を飲んだ。今は 1 週間でいいらしい、参考になりま
した。
40 日本の医療の違いで患者を守ることは医師の過剰な労働時間を減らす（ミスをおこさないように！）
ことにつながるという考えは正しいと思った。ピロリ菌の説明がとてもよかった。座長先生の質問が
よくわかって理解できた。
41 ①米国の医療についてよく理解できた。②抗がん治療についてよくわかった。
42 スライドは目で見てわかりやすかった。
43 胃がんで 10 月に当院にて 2/3 切除手術をして頂きました。術前に素人ながら資料を集め臨みました
が、より詳しく理解することができました。15 歳の女の子の症例を聞き、息子が 2 人（中 1、小 1）
おりますので、とても参考になりました。
44 胃がんのことがよくわかりました。スライドもわかりやすかったです。日本の医療ももっと充実して
いく必要があることがわかりました。
45 齋藤先生の講演により米国とその他海外の医療事情の違いと日本の問題点を痛切に感じました。具体
的な事例やエピソードで分かりやすくて良かったです。鶴丸先生の講演により胃がんの予防に対する
大切なポイントが統計や説明で理解できました。生活に役立つ内容も良かったです。質問事項検査内
容もよくわかりました。
第 3 編 順天堂大学の取り組み
85
46 広く一般的な内容でわかりやすかった。
47 具体的な話が聞けてよかった。
48 第 2 講演／語調がはっきり、平易な言葉でわかりやすかった。
49 日米の医療の違い（差）を知ることができた。胃がんの予防・治療法が理解できた。今後の日本医療
システムのあるべき姿が見えてきた。
50 米国医学会の良い点問題点がよくわかった。特に通説とは違う話が伺えたのが大変嬉しかった。２．
ピロリ菌を除去すれば胃がんの原因となる塩分を摂っても胃がんにならないという話に驚いた。
51 ポリープ 2 種類あるということ。ピロリ菌には 2 種類あるということ。子供にも胃がんがあったとい
うこと。
52 胃がんについてのお話わかりやすかったです。
53 第１：日米の相違点興味深かった。第 2：大変わかりやすく良かった（私自身が患者です）
54 アメリカの医療がよくわかった。
55 講演１．アメリカ旅行では絶対に病院に行かないよう確信しました。
講演 2．ピロリ菌検査の重要性が理解できました。
56 ①米国との差異がよくわかった。②大変、良くわかりやすかった。
57 ・齊藤アンネ優子先生の具体的体験でお話いただいたので、米国留学記を話されているようでわかり
やすく面白かったです。日本の先生「頑張りすぎないで」と思いました。
・労働に対する対価としての医師のお給料は安いと思います。
・永原先生も素人の私たちにわかりやすくお話下さり面白かったです。
・もっと皆参加すればいいのにと思いました。
・日頃接することのできない先生のお話を聞けてよかったです。
58 既成観念で思っていた米国の医療状況と違っていることを知って良かった。
59 スライドをたくさん使用し理解しやすく講義して頂きました。
60 米国での医療の内容が院側従事者からの報告で面白かった。この崩壊していく日本の医療を何とかし
て頂きたい。医療は福祉と言い切った点に感銘しました。その声が大きく厚生省に届いて欲しい。
61 米国の医療について知ることができたこと、今まで聞く機会がなかった。父が胃がんで死亡していま
すので食事で塩分を少なく、野菜を多く、それでもピロリ菌は薬を飲み除菌しましたが心配です。
62 分かりやすくて面白かったです。
63 ①レジュメが分かりやすく講演に役立った。②２つとも分かりやすく説明して頂きありがたい。
64 家族歴に胃がんの人がいるので、これからの生活態度の改善に役立ちました。講演の内容が良く理解
できました。
65 日本と外国（特にアメリカ）の医療制度の違いがよくわかりました。
66 講義の説明がわかりやすかった。
「講演 1」で、日米の医療体制の違いがよくわかった。特にコメディカルなど支える層の厚さの違い。
「講演 2」では、胃がんの原因と予防について分かりやすくためになった（この先生に診てもらいたい
と思った）
67 講演 1：コメディカル職を増やすべきであることがよくわかった。経験談で好感がもてた。
講演 2：お話も分かりやすかったがスライドの使い方・作り方がとてもよく効果的だった。永原先生
に診て頂きたい印象をもった。
68 日米の医療システムの違い等のお話を聞ける機会はないので興味深かったです。ピロリ菌のお話も参
考になりました。
69 詳しく実施していらっしゃった先生よりのご発言が大変有益でした。
齋藤先生：自分の意見を正直に述べた。こうしたらもっと良くなる点。
永原先生：平易に分かりやすかった。
第 3 編 順天堂大学の取り組み
86
70 日米の医療の違いが理解できた。・胃ガンとピロリ菌との関連性が理解できた。
71 胃がんと食生活（特に塩分）についての関係
72 齋藤先生の日米医療・制度の違いは非常にわかりやすかった。永原先生の内視鏡についての話は興味
深かった。もう少し詳しい話を聞きたかった。
73 講演 2 について胃がん、病気そのもの、治療方法についての総合的な知識を得ることができ、自分の
経験した病気を他の人に説明する時に役に立ちそうです。
74 大変参考になりました。ありがとうございました。
75 詳細な説明ありがとうございました。
76 日本の医療の良い点、問題点を身近な話題で取り上げていて分かりやすかった。また、胃がんの早期
発見の大切さを知ることができた点
77 高齢の（79 歳）の私にも分かりやすいお話でした。
78 分かりやすいお話でよかったです。
(c) 悪かった点をあげてください
1 結局、得たものは何であったのか、時間の浪費に過ぎない結果となったのか？日本の医療に何を反映
させるのか？
2 講演１のスピードが速かった。この素晴らしいお話を、もう一度しっかりお聞きしたいです。本日の
レクチャーをまとめた物など、ネットでのストリーミングなどがあれば嬉しい。
3 私はがん患者です。今回は一般市民向けの内容かと思います。ぜひ患者向けの深く掘り下げた内容の
講演を開いていただきたいと思います。
4 日本に生まれてよかったと思う。
5 メモしきれないので、もう少しレジュメがなんとかならないのか。
6 講演 1：スライドの字が小さく見えにくかった。講演 2：時間が短かった。
7 日米の放射線治療に関するお話はありませんでしたので詳しく知りたかったです。
8 胃がんについて知っていることばかりだった。もっと専門的なことを知りたかった。
9 パワーポイントの資料をいただきたかった。
10 放射線治療についてほとんど話がなかった。最新治療についてもっと話が聞きたかった。
11 係の皆様がとても親切でした。
12 ポインターの使い方：いつも泳いでいる為、目がクルクルして酔ってしまいます。要注意（以前も）
13 大変よかったのですが、日米の医療の違いの講演についてもう一歩踏み込んだお話があるとよいと
思った（先生の主観が多かった）米国すべてがと受け止めてもいいのでしょうか。
14 医師に対する悪意あるマスコミに対する対策がわからない。ラングアームストロング（ツールドフラ
ンス）の受けた抗がん治療が知りたかった（アメリカと日本の違い）
15 保険の説明で$を円に直してもらえるとわかりやすいと思います。放射線を受けた身として、もう少
し身近な治療方法の説明が加わったら良かったと思います。
16 もう少し深く知りたいこともありました。
17 放射線治療の話が少なかった。
18 講演１．日米の放射線治療の実態の違いについて述べてほしかった、その評価を含めて。
19 放射線治療の方法について教えて欲しかったです。
20 資料的なものを増やして欲しいです。
21 もう少し講座の時間がとれれば良かったと思います。
22 講演 1：タイトルの付け方。タイトルから放射線治療に関する講演と思ったがそうではなかった。
第 3 編 順天堂大学の取り組み
87
23 齊藤先生：総合的にいま一つ何かに絞って展開したら良かった。（表現を変える）
24 日米の放射線治療の違いをもう少し聞きたかった。
(2) 講演以外について気づいた点
1 15 歳の子は親戚です。大学に進んでよく遊んで学んでいます。ありがとうございます。
2 初めての参加でしたが、知らないことがいっぱいありました
3 いつも思うが「がん」の発症原因について、現在どの程度解明されているのか。（発生、予防はすべ
て統計から因果関係が分析されている）
4 もっと講演回数が多くなるとよい
5 開催時間が PM14:00 なので大変助かりました。
6 パワーポイントの資料があれば話を集中して聴けた。
7 非常に参考になりました。
8 後半会場がやや寒かった。
9 7/25 の前回同様、アテンダントの態度がよく、今後も市民フォーラムを楽しみにしています。
10 本日の公開講座、少々参加人数が少ない気がしました。専門の先生方の素晴らしい話を聞けるのにも
う少し参加者が多いといいのに残念！
11 米国における術後感染に対する対応（医師でなく）が知りたい。
12 肝臓がんにならないために、なったならどうしたらよいのかというテーマでお願いしたいです。
13 会場が寒かったです。
14 今後のがん治療について。食事療法とは何か？（玄米、菜食とがん）
15 質問が会場内で直接できるとよいと思った。
16 スタッフに非常に好感がもてます。
17 スライドの資料が欲しい。
18 ピロリ菌と胃がんの関係は面白かった。世界的なデータが面白く株の違いがあるのはびっくりでした。
治療法もよく分かり健康の大切さを実感した。
19 医療というものは、人間が健康で長生きするため、かかせないものです。しかし医療技術の進歩のた
め多大な費用を必要とすることは当然ですが、これがストレートに医療費に跳ね返っているのは残念
です。
20 よい機会（内容）なので広く告知した方が良いと思います。
21 最先端の知識をお示し頂いてありがとうございます。
22 途中から会場が冷えてきました。
23 会場が少し寒かった。
24 次回の講座を楽しみにしております。HP 上に載せて頂いたら外来がなくても伺えます。
(3) 今後の市民公開講座に取り上げて欲しいがん関連のテーマ
すい臓
1 すい臓がん 6 件（コメントなし）
2 膵臓がんについても詳しく知りたいです。
3 見つかりにくいというすい臓がんなど知りたい。
4 膵臓がんの早期発見と治療
5 すい臓がんの治療について
第 3 編 順天堂大学の取り組み
88
婦人科系
1 乳がん 2 件（コメントなし）
2 女性に多くみられるがんについての講座を取り上げていただきたいです。
3 乳がんについて（健診の受け方等、マンモグラフィー・超音波の違いや他有効な検査）
4 乳がんの早期発見の方法を知りたいと思います。
5 乳がんももう一度お願いいたします。
6 卵巣腫瘍と卵巣がんについて
7 子宮がん
8 他のがん（乳がん）などについても講座を開いていただきたいと思います。
9 乳がんの早期発見の方法を知りたいと思います。
大腸
1 大腸 4 件（コメントなし）
2 大腸がんの治療方法は？ 2 件
3 大腸がんについて、また小腸にはがんはできないのですか。
4 他のがん（大腸がん）などについても講座を開いていただきたいと思います。
緩和ケア
1 緩和ケア 2 件（コメントなし）
2 高齢者の末期がんの対策（在宅と施設生活者）
3 センターの緩和ケアの取り組みについてご紹介ください。
4 終末医療及びケアについて
5 センターの緩和ケアの取り組みについてご紹介ください。
前立腺
1 前立腺がん 3 件（コメントなし）
2 前立腺がんの早期発見の方法を知りたいと思います。
3 前立腺がんについて。公開講座ができたらお願いします。
4 前立腺がんの早期発見の方法を知りたいと思います。
肝臓
1 肝臓がん 3 件（コメントなし）
2 肝臓がんの予防となった場合にどのようにすればよいのか。
放射線治療に関して
1 放射線治療そのものについて
2 放射線治療に関すること（陽子線、重粒子線、フォーカルユニット、ガンマナイフ、サイバーナイフ
等）
第 3 編 順天堂大学の取り組み
89
3 放射線の具体的治療について。
4 放射線治療内容に限った講演。各科のがんに対する放射線対処法・副作用。放射線の正しい知識。が
ん手術後の再発防止と免疫力の話。
胆のう
1 胆のうがん 1 件（コメントなし）
2 胆のうについても詳しく知りたいです。
3 胆のうがん治療について
甲状腺
1 甲状腺がん 1 件（コメントなし）
2 甲状腺を病んでいる為
食道
1 食道がんの治療方法は？
泌尿器
1 泌尿器関連のがん
その他
1 ストレス
2 肉腫について（治療法やアメリカの実情など）
3 胆石
4 悪性リンパ腫 2 件
5 肺がんをお願いいたします。
6 骨のがんをお願いいたします。
7 脳腫瘍について
8 リンパ腫
9 痛風
10 膠原病、難病、脳動脈瘤（静）、胃・大腸のポリープとがんの関連について
11 術後における放射線治療、症例等
12 生活習慣病（糖尿病）について
13 脳神経内科の分野のご講演を望みます。
14 各臓器のがん治療法の解説をお願いします。
15 前回乳がん・肺がん（腺がん）の、今回消化器、次は呼吸器の術後、化学補助療法を希望します。（抗
がん剤服薬 etc.）
16 医療の立場から求める患者像とあり方、個人としての予防学。
17 喫煙とは関係ないが、高齢者の死亡原因に肺がんが多いのは何故なのか？（新聞の死亡者の記事を見
ていて日頃感じている）
第 3 編 順天堂大学の取り組み
90
18 現在胃がん治療中ですが、本屋で胃がんの本を購入して読んでも、話が一般的かつ広い分野の話でよ
くつかめない。今回のような具体的な講演はわかりやすく理解できる。さらに今後、他のがんについ
ても同様な講座をもってほしい。
19 がんの最新の治療、最先端の治療、海外での薬・治療、治験中のもの・その成果（中間）、それらが
いつ頃からどこでうけられるか、代替療法と呼ばれるものの医学的な根拠がどのようなものか。
20 他のがんの予防法を教えて下さい。
21 セカンドオピニオンをもっと医療連携をとってやりやすくする方法など。PET のがん検査。
22 日本における「がん科」がどこにあるか、また制度ができているか。
23 がんについて、それぞれの公開講座をお願いします。
24 がん手術後の再発防止と免疫力の話。
25 より新しい知見について紹介していただきたい。本日も分かりやすく丁寧な講演をありがとうござい
ました。
26 抗がん剤治療（特に米国との比較で）
27 私は乳がん患者ですので乳がん関係は興味ありますが、先日乳腺科主催の講座に出たばかりなので他
のがんのことも聞いてみたく参加しました。個人的には転移後のがん（肺がん・脳腫瘍・肝がん等）
について聞いてみたいです。（治療の仕方等について原発性がんとの違いなど）
28 TV 等で扱いづらいもの（例えば、エイズ・HIV・クローン病・患者数が少ない病気）に関しても行っ
て欲しいです。
29 臓器移植。鬱から自殺が増加しています、心療内科について。
30 各種治療法とそれに伴う合併症
31 放射線治療や薬物投与など手術以外の治療について
32 免疫細胞療法、化学治療等による副作用のお話をお聞きしたいです。
33 治療後の再発について、なぜ起こるのか、治療法等。
34 他のがんについても取り上げてほしいと思います。
35 がん体質を改めるには？
36 今後その他のがんの講演予定はありますか。
(4) 次回参加したいと思いますか
a. ぜひ参加したい 69 人
b. 参加したい 21 人
c. どちらでもない 2 人
d. あまりそう思わない 0 人
e. 参加したくない 0 人
第 3 編 順天堂大学の取り組み
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2-3 資料編
(1) アンケート用紙
第 3 編 順天堂大学の取り組み
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(2) ポスター
第 3 編 順天堂大学の取り組み
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3. 順天堂大学がん生涯教育センター コンポーネント１ チーム医療合宿
3-1 実施期日
平成 20 年 9 月 13 日（土）9：20 ～ 14 日（日）12：00
3-2 参加校
順天堂大学、新潟大学、東京理科大学、明治薬科大学、立教大学
3-3 研修場所
品川インターシティ ホール棟 地下 1 階 会議室 1・2・4
〒108-6105 東京都港区港南 2-15-4
TEL：03-5479-0723
FAX：03-5479-0747
（JR 品川駅下車港南口より品川インターシティ スカイウェイ（歩行者専用通路）にて徒歩 8 分）
3-4 宿泊場所
品川プリンスホテル
〒108-8611 東京都港区高輪 4-10-30
TEL：03-3440-1111
FAX：03-3441-7092
（なお、13 日夜間の研修は、品川プリンスホテル内会議室を使用します）
3-5 準備事項
実習生は、PC、筆記用具（ボールペン・レポート用紙）、USB メモリー、白衣（ロールプレイで使用す
るため）、前立腺がんに関する症例実習の参考資料などをお持ち下さい。事務局では、「前立腺癌診療
ガイドライン 2006 年度版（日本泌尿器科学会編）」を用意します。
第 3 編 順天堂大学の取り組み
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3-6 行程表
9 月 13 日（土）
9：15 実習生、研修場所（品川インターシティ ホール棟 地下 1 階 会議室 2）に集合。
9：20 開会挨拶 木南 英紀（順天堂大学学長）
9：25 チーム医療とは 齊藤 光江
（順天堂大学 乳腺内分泌外科学
先任准教授）
9：40 がん患者学 桜井 なおみ
9：55 心の根底に潜む 3 つの恐れと防衛行動 大崎 桂子
10：55 EBM とは
実習オリエンテーション
唐澤 久美子
（順天堂大学 放射線医学先任准
教授）
11：15 対談～前立腺がん～ 唐澤 久美子
高橋 俊二
（癌研・化学療法科）
11：30 ゲーム 土屋 基
（順天堂大学 スポーツ健康科学
研究科 教授）
12：00 各実習室に移動し、チームに分かれて自己紹介、教員
の紹介と実習計画の確認。その後、昼食
13：00 実習開始 「がんの集学的治療」
※詳細は「3-8 実習の手引き」を参照
18：15 講評と事務連絡
18：30 品川プリンスホテルへ移動
19：00 夕食（立食）（メインタワー28 階苗場）
20：00 頃
～22：00
品川プリンスホテル内の研修室（メインタワー3 階もみ
じ、すみれ、しょうぶ）にて研修。翌日のリハーサル。
14 日は 8：00 から開場します。実習生の打ち合わせ等は、会議室 2・4 をご利用ください。
9 月 14 日（日）
9：00 成果発表と討論
Ａチーム発表
悪い例：5 分
良い例：15 分
スライド：5-10 分
質疑応答：10 分
計 40 分
9：40 Ｂチーム発表
10：20 Ｃチーム発表
11：00 総合討論
11：40 講評と修了証書授与
第 3 編 順天堂大学の取り組み
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3-7 受講者
順天堂大学：12 名
新潟大学：2 名
東京理科大学：4 名
立教大学：2 名
3-8 実習の手引き
＜実習のポイント＞
① 実習中、各職種がリーダーシップを発揮すること
② 実習中、コミュニケーションを充分とり、お互いを理解しあう
③ シナリオには、EBM が盛り込まれていること
④ シナリオの中で、患者さん中心のチーム医療が繰り広げられていること
⑤ 患者さんが中心であることが常に意識されていること。
⑥ シナリオが、教育的配慮に基づいて作られていること （シナリオは、ビデオ収録し、チーム医療を
考える教育用ビデオとして利用するということを意識して作成すること） ＜実習の内容＞
① 自己紹介
② 各職種が活躍できる症例の確認
「がんの集学的治療」 手術、放射線治療、薬物療法のいずれもの出番が考えられる症例として、今回は以
下の前立腺がん症例について考える。
（Ａ・Ｂ・Ｃチーム共通テーマ）
「67 歳男性、最近やや頻尿で、健康診断で PSA を測定したところ、15ng/ml であった。泌尿器科受診を勧め
られ近医受診、前立腺がん疑いにて生検を施行したところ、中等度の悪性度の前立腺がんと診断された。前立
腺全摘術を勧められるも、インターネットで放射線治療や薬物療法の可能性を知り、知人の紹介にて当院を受
診した。」 ③ 必要な EBM 収集（各職種が自分の持ち場の EBM を収集し、持ち寄る）
※予め、ある程度の予習が必要。自分がその職種のプロとして、リーダーシップを発揮できるように、
EBM の道具箱（PC など、自分のバイブル的なもの）を準備してきてもらい、当日それを交換しあう。
④ シナリオ作成※１
⑤ ロールプレイ
⑥ 発表スライド作成（どんなところをディスカッションしたか。この実習での収穫など）
⑦ 翌日の発表本番（悪い例 5 分、良い例 15 分、スライド発表 5－10 分、質疑応答 10 分）
※１＜シナリオの一例＞
例えば、乳がんが骨転移で見つかった 54 歳女性の治療方針を決める面談（悪い例、良い例）
登場人物は、本人、夫、主治医、看護師、薬剤師、放射線科医など
第 3 編 順天堂大学の取り組み
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I．悪い例：
＊医師患者間のコミュニケーションの悪さ（相手の立場に立たない心無い発言、良い聞き手ではない）
＊医療者間のコミュニケーションの悪さ
＊EBM の存在しない医療
Dr どうしました？
Pt あちこち痛くて、近所で調べていただいたら、乳がんの骨転移だと言われました。
Dr それで？
Pt 大きな病院で治療したほうがいいと思って、紹介状を書いてもらったんですけど。
Dr 治療？転移したら、もう治らないんだよね。そういわれたでしょ。（冷たい発言）
Pt やはり、そうなんですか？でも、ここの病院なら何かしら手はあると思ってきたんですけど。
Dr ここは、乳腺外科で手術をする科だから、少なくとも手術はする意味がないステージです。4 期で
すからね。治療をするなら薬ですね。
Pt ということは、抗がん剤になるんでしょうか？
Dr それは、調べてみないとわからないですね。あとは、放射線療法ですね。（不親切な説明）
Pt 何を調べると何の薬を使えるのかわかるんですか？放射線と薬とどっちがいいんですか？治らな
くても治療をする意味があるんですか？
Dr 意味はあまり無いけど、何かしらやって欲しいならってことです。いいですか、今日は混んでいる
ので、ゆっくり説明している時間はありません。抗がん剤以外の薬が効きそうかどうかは、前の病
院で取った組織の検査結果が必要ですが、この紹介状には書いてありませんから、もう一度もらっ
てきてください。放射線科に相談に行くのであれば、今紹介状を書きます。（説明を充分するがゆ
えに忙しいのであって、説明不足を沢山重ねて忙しいというのは、全く意味が無い）（他科との連
携も強調されていない）
Pt （暗い表情で）ありがとうございました。放射線科の予約はどのように。
Dr あとは、看護師から聞いて下さい。次回、もしまたこちらにかかられるのであれば、さっき言った
データをもらってきてください。
Pt はい、わかりました。
（受付で）
Pt あのう、診察は終わったんですけど、放射線科にかかるにはどうしたらいいんでしょうか？
Ns 放射線科は、放射線科の窓口に行ってください。
Pt でも先生が、紹介状を書きますって言われたんですけど。それから予約のことは看護師さんに聞く
ようにと。
Ns ここでは、他の科の予約はしていません。総合受付で聞いてください。紹介状の件は、ちょっと待っ
てください。今確かめてきます。（医師、看護師の連携ゼロ）
（15 分後）
Pt あのう、紹介状はまだでしょうか？
Ns もう少しお待ちください。
Pt 腰が痛くて、痛み止めとかいただけませんでしょうか？
Ns 先生に頼んだんですか？（看護師の病状把握ができていない）
Pt いいえ。
Ns ちゃんと診察のときに話さないと、今からでは無理です。（冷たい）
第 3 編 順天堂大学の取り組み
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Pt 紹介状をお願いするときに、追加で頼んでいただけないでしょうか？
Ns それは、無理だと思います。ちゃんと診察した上で判断しますから。もしも必要なら、また予約を
取って、次回処方してもらってください。（患者さん中心の医療ではない）
（廊下で）
夫 どうだった？
Pt やっぱり末期だから治らないって。でも、先生忙しくて、充分話ができなかった。それに、看護師
さんも冷たい。ここにずっと通いたいとは思わなかった。
夫 そうか。。。
II．良い例 ･･･・・・・・・・・・・・・・・・・・
第 3 編 順天堂大学の取り組み
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4. 第２回順天堂大学がん生涯教育センター 国際シンポジウム（第６回順天堂医学物理セミナー）
「画像誘導放射線治療（IGRT）の展望」
－放射線治療の高度化のために医学物理士ができること
4-1 概 要
(1) 名 称
第 2 回順天堂大学がん生涯教育センター国際シンポジウム（第 6 回順天堂医学物理セミナー）
「画像誘導放射線治療（IGRT）の展望」－放射線治療の高度化のために医学物理士ができること
(2) 日時、場所
開催日時：平成 20 年 12 月 21 日(日) 10：00～12：10
開催場所：順天堂大学 本郷キャンパス 10 号館 1 階 105 カンファレンスルーム
(3) 内 容
10:00 開 会
10:10 開催の趣旨：IGRT とは?
小澤 修一（先端放射線治療・医学物理学講座）
10:30 京都大学における IG-IMRT（画像誘導強度変調放射線治療）
成田 雄一郎（京都大学大学院医学研究科 放射線腫瘍学・画像応用治療学 准教授）
10:50 国立がんセンターにおける照射領域の可視化画像に基づく陽子線治療
西尾 禎治（国立がんセンター東病院 臨床開発センター 粒子線生物学室長）
11:10 フロリダ大学における IGRT の研究
Dr. Chihray Liu, PhD（University of Florida, Associate Professor）
12:00 閉 会
唐澤 久美子（先端放射線治療・医学物理学講座）
(4) 主催、後援
主催：順天堂大学 がん生涯教育センター
後援：順天堂大学、新潟大学、東京理科大学、明治薬科大学、立教大学
(5) アンケート回答数
アンケート回収：43 名分
第 3 編 順天堂大学の取り組み
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4-2 当日資料
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4-3 アンケート集計結果
(1) 講演について
a. とても満足できた 15
b. 満足できた 23
c. 普通 9
d. 少し不満足 1
e. 不満 0
(2) 良かった点をあげてください
① IGRT に関して現在最先端で頑張っておられる先生方のお話が聴けてよかった。
② IGRT の具体的な利点、欠点が良くわかった。
③ IMRT においていかに Set up が重要かということが分かった。
④ 初心者には小澤先生、成田先生は非常にわかりやすかった。
⑤ 陽子線治療の BOLPS は興味深かった。
⑥ 粒子線はなかなか聞けないので良かった
⑦ 現在の治療を的確にとらえ、さらに新しい技術の紹介もあり、内容が充実していたと思います。また、
海外の講師を迎えていただいているのがよかった。
⑧ 同時通訳が良かった
⑨ 体験に基づく話で参考になった
⑩ 私は学生で、最近治療についての講義が始まりました。その為、内容を理解できるか不安でしたが、
基礎の部分から説明していただけたので、とてもよく理解出来ました。
⑪ 医学物理士以外の参加者にも配慮した説明があったこと。
⑫ フロリダ大学の方法や検証が確認できた。最先端の話が聴けた。
⑬ テーマを特化したこと。
⑭ 話の上手な発表者ばかりでとても聞きやすかった。
⑮ 全く専門知識が無くても IGRT，IMRT、陽子線治療の現状が良く分かる内容だった。
⑯ 今後の RT の方向についておおよその方向が見えた点。
⑰ 医学物理士のあり方について、いろんな職種の人が集まるいい機会だと思う。
⑱ 高度な治療に対して、医学物理士が大切だということが分かった。
(3) 悪かった点をあげてください
① スライド付きのパンフレットが欲しかった
② 講演時間に対して内容が盛りだくさんで、オーバーしすぎていた。
③ 陽子線については初心者には分かりづらい
④ PC のセットは早くしてほしい。パワーポイントの調整は事前に行った方が良い。
⑤ スライドを流すのが早く全く見通せなかった。
⑥ 物理士が放射線治療の参加に対してどのように考えているかという点で、技師との考え方の違いにつ
いて施設ごとの話し合いができているのかという点で話が出てくると良いと思った。
⑦ 概要の話が多く、専門的な話が現在の放射線治療に対して少し少なかった。
⑧ 質問用紙を配って書いてもらうと質問が偏らず答えることができるのではないか。
第 3 編 順天堂大学の取り組み
107
⑨ 同時通訳が入っているのだから、日本語で質問してほしい
⑩ 技術開発は患者の目で見てほしい。
⑪ 国際シンポジウムで有る限り、トークは全て英語で行われるべきでは。
(4) 講演以外について気づいた点
① 会場の入り口からわかりにくかった
② 講演内容は初心者、専門者の差がありすぎるのではないか
③ 進行
④ 発表中のドアの開閉が気になった
⑤ 部屋がやや狭い
⑥ 会場のスタッフは素晴らしかったが、同時通訳の対応が悪い
⑦ 個人情報の同意書をつけた方が良いと思う。
⑧ 放射線部門と医学物理士の関わりで医学物理士の方々でも様々な関わり方をしているのだと知るこ
とが出来た。「学者さん」だなと思った。学問的アプローチを実際の業務に役立てたら良いと思った。
⑨ 無料でも参加証を配布してほしい。
⑩ 医学物理士の新しい話題や問題を引き続きつづけてください。
⑪ 現地での案内が悪い
(5) 次回参加したいと思いますか
a. ぜひ参加したい 22
b. 参加したい 21
c. どちらでもない 2
d. そう思わない 0
e. 参加したくない 0
第 3 編 順天堂大学の取り組み
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4-4 ポスター
第 3 編 順天堂大学の取り組み
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5. 医学物理士インテンシブ・コース（臨床）
5-1 開催日程
平成 20 年 12 月 20 日（土）9 時 00 分から 17 時 00 分
5-2 開催場所
順天堂大学医学部附属練馬病院
東京都練馬区高野台 3 丁目 1 番 10 号
西武池袋線 練馬高野台駅下車 徒歩約 3 分
http://www.juntendo-nerima.jp/access/index.html
5-3 コンセプト
Trainer’s Training
日本の医学物理士教育の最大の問題点が指導者の不足である。これを解決すべく、本学インテンシブコー
ス（臨床）では教育する側の教育を目的とした講習会を実施する。今回は特別講師として米国よりフロリ
ダ大学医学部放射線腫瘍科准教授で医学物理士の Dr. Chihray Liu を招き、放射線治療における治療計画装
置のコミッショニングに関する講義・演習を行っていただく。また、放射線医学総合研究所の水野秀之先
生から、平成 19 年 11 月から医用原子力技術研究振興財団が開始した治療装置の出力線量郵送調査に関す
る講義を行っていただく。順天堂大学では、年一回、米国の RPC から郵送調査用 TLD を取り寄せ治療装
置の出力線量調査を受けているので、今回の講習会では、RPC－TLD と財団のガラス線量計の両方を実習
として照射する。
5-4 対象
医学物理士の臨床教育を行う者、もしくは行う予定の者を 10 名程度
5-5 実施内容
放射線治療における治療計画とは、CT 画像を基に照射方法をシミュレーションし、患者が受ける線量分
布を計算することで、照射方法の最適化を行うことを指す。この治療計画を行うコンピュータが「治療計
画装置」である。一つ一つの治療装置には個性があり出力特性が異なるため、それぞれの装置から発生す
るビーム（放射線）を詳細に測定し、治療計画装置に登録する必要がある。このように治療計画装置に登
録されたビームデータが間違っていた場合は、患者が受ける線量分布の計算結果が間違ったものになる。
つまり、放射線治療が正しく行われるかは、この治療計画装置に登録されたビームデータ次第であると言っ
ても過言ではないであろう。
欧米では、このビームデータの測定と登録は各放射線治療施設の医学物理士が責任を持ち実施すること
が一般的である。しかし、現状の日本では医学物理士の数と教育の不足から、業者任せにしており、近年
ではこのビームデータの間違いから事故が発生した事例も起きている。そこで、順天堂大学ではこのビー
ムデータの測定、登録、検証の一連の流れに関する教育を実施する。
第 3 編 順天堂大学の取り組み
110
治療計画の品質管理と共に定期的に第三者機関による治療用出力線量の調査を受けるということも医学
物理士には重要な業務の一つである。今回は、日本と米国の治療用出力線量郵送調査ファントムの講義・
照射実習を行い、第三者機関による出力調査の実情を学ぶ。
5-6 プログラム
時間 タイトル 講師
9：00～9：20 開会の挨拶・医師から医学
物理士への要望 唐澤久美子
（先端放射線治療・医学物理学講座 講座責任者） 9：20～9：30 コースの概要説明 小澤修一
（先端放射線治療・医学物理学講座 助教） 9：30～10：00 ビームモデリングと出力調
査の重要性 小澤修一
10：00～10：20 治療用出力線量郵送調査の
意義と国内外の現状 水野秀之
（放射線医学総合研究所 重粒子医科学センター
放射線治療品質管理室） 10：20～10：30 休憩 10：30～12：00 郵送調査ファントム照射実
習 水野秀之・小澤修一・古谷智久・川嶋基敬
（がんプロ医学物理大学院生） 12：00～13：00 昼食 13：00～14：00 X 線モデリング Dr. Chihray Liu
(University of Florida, Associate Professor) 14：00～14：10 休憩 14：10～14：30 電子線モデリング Dr. Chihray Liu 14：30～15：10 2 次元ダイオードアレイに
よる QA Dr. Chihray Liu
15：10～15：20 休憩 15：20～16：20 モデリングデモ Dr. Chihray Liu 16：20～16：50 総合討論 16：50～17：00 閉会の挨拶 唐澤久美子 18：30～20：30 懇親会
5-7 受講者
受講者：8 名
5-8 参加費
無料
5-9 参加登録、問い合わせ先
順天堂大学先端放射線治療・医学物理学講座 小澤修一 〒113-8421 東京都文京区本郷 2-1-1 Tel 03-3813-3111 院内 PHS 71525 Tel・FAX 03-3815-4536（治療計画室直通） E-mail [email protected]
第 3 編 順天堂大学の取り組み
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5-10 アンケート回答数
アンケート回収：7 名分
5-11 アンケート集計結果
(1) 「開会の挨拶・医師から医学物理士への要望」（唐澤久美子）について
a. とても良かった 6 人
b. 良かった 1 人
c. 普通 0 人
d. 悪かった 0 人
e. とても悪かった 0 人
(2) 「ビームモデリングと出力調査の重要性」（小澤修一）について
a. とても良かった 6 人
b. 良かった 0 人
c. 普通 1 人
d. 悪かった 0 人
e. とても悪かった 0 人
(3) 「治療用出力線量郵送調査の意義と国内外の現状」（水野秀之）について
a. とても良かった 6 人
b. 良かった 0 人
c. 普通 1 人
d. 悪かった 0 人
e. とても悪かった 0 人
(4) 「郵送調査ファントム照射実習」について
a. とても良かった 5 人
b. 良かった 1 人
c. 普通 1 人
d. 悪かった 0 人
e. とても悪かった 0 人
(5) 午前の部全体の印象について
a. とても良かった 6 人
b. 良かった 1 人
c. 普通 0 人
d. 悪かった 0 人
e. とても悪かった 0 人
第 3 編 順天堂大学の取り組み
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(6) 「X 線モデリング」について
a. とても良かった 6 人
b. 良かった 1 人
c. 普通 0 人
d. 悪かった 0 人
e. とても悪かった 0 人 (7) 「電子線モデリング」について
a. とても良かった 6 人
b. 良かった 0 人
c. 普通 1 人
d. 悪かった 0 人
e. とても悪かった 0 人 (8) 「2 次元ダイオードアレイによる QA」について
a. とても良かった 6 人
b. 良かった 1 人
c. 普通 0 人
d. 悪かった 0 人
e. とても悪かった 0 人 (9) 「モデリングデモ」について
a. とても良かった 5 人
b. 良かった 2 人
c. 普通 0 人
d. 悪かった 0 人
e. とても悪かった 0 人 (10) 「総合討論」について
a. とても良かった 5 人
b. 良かった 1 人
c. 普通 1 人
d. 悪かった 0 人
e. とても悪かった 0 人
(11) 午後の部の印象について
a. とても良かった 6 人
b. 良かった 1 人
c. 普通 0 人
d. 悪かった 0 人
e. とても悪かった 0 人
第 3 編 順天堂大学の取り組み
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(12) 全体を通してのご意見
・知識の確認に役立った。
・医学物理士インテンシブ・コース（臨床）に対する自信を感じた。
・放射線治療の方向性を知る事が出来た。
・モデリングについて公式操作以外の事を知る事が出来た。
・報告を通じてメーカーとしてどうあるべきかを考える指針になった。
第 3 編 順天堂大学の取り組み
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6. がん看護での取り組み
平成 20 年度ではがん看護専門看護師養成コースが順天堂大学大学院医療看護学研究科に設置され、7 科目
の講義が開講された。（がん看護専門看護師コース登録者：4 名）
授業科目区分 専門科目：実践看護科学領域
対象学年・時期 1 年次・前期 授業科目 がん看護特論
選択・必修の別 選択(がん看護 CNS 必修) 単位数 2 単位
担当教員 浅野 美知恵
授業概要（授業のねらい・内容） 最新のがん看護に関わる高度な知識と技術の現状と課題および、がん看護に適用される概念・理論につい
て理解を深めると共に、実践への活用について探求する。
1. がん看護に関わる現状と課題について説明できる。
2. がん看護に適用される概念・理論について説明できる。
授業の進め方（授業形態を含む） 1～2 回 A. がん看護の動向と課題
(1） がん看護に対する国内の取り組みの動向
(2） がん看護に対する国外の取り組みの動向
(3） がん看護研究の動向
(4） がん看護の課題
3～10 回 B. がん看護に適用される概念・理論
(1） ニード論
(2） Quality of Life (QOL)
(3） ストレス理論
(4） 危機理論
(5） 喪失
(6） 悲嘆
(7） トータルペイン
(8） ケアリング
11～12 回 C. 理論をがん看護事例に適用する方法
13～15 回 D. 理論を用いたがん看護事例分析
テキスト・参考文献 別途紹介する。
成績評価の方法・基準 参加状況、プレゼンテーション、レポート
備 考
第 3 編 順天堂大学の取り組み
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授業科目区分 専門科目：実践看護科学領域
対象学年・時期 1 年次・前期 授業科目 がん病態看護特論
選択・必修の別 選択(がん看護 CNS 必修) 単位数 2 単位
担当教員 樋野 興夫、浅野 美知恵、他
授業概要（授業のねらい・内容） がんの病態・疾患およびがん診断・治療に関して理解を深めると共に、がん患者理解および看護実践への
活用について探求する。
1. がんの病態について説明できる。
2. がん患者の身体変化を理解する方法について説明できる。
授業の進め方（授業形態を含む） 1 回 A. がんの病態
1 がんの発生
2 がんの進展
3 がんと遺伝
4 がん組織の臨床的特徴
2 回 B. がんの診断
3～6 回 C. がんの治療
1 がん手術療法
2 がん薬物療法
3 がん放射線治療
4 がん緩和治療
7～14 回 D. 各種がんの病態と最新のがん診断とがん治療
1 脳腫瘍
2 喉頭がん
3 肺がん
4 大腸がん
5 血液のがん
6 前立腺がん
7 子宮がん
8 乳がん
15～17 回 E. 腫瘍学の動向とトピックス
1 外科腫瘍学の動向とトピックス
2 内科腫瘍学の動向とトピックス
3 精神腫瘍学の動向とトピックス
18 回 F. がん患者の身体変化の理解と看護実践への活用方法
テキスト・参考文献 別途紹介する。
成績評価の方法・基準 参加状況およびレポート
備 考
A.B.樋野興夫教授: がん病理 C.1 D.4E.1 梶山美明准教授: 外科 C.2 D.3E.2 高橋和久教授:内科(呼) C.2 薬剤師＝田嶋美幸 C.3 唐澤久美子准教授: 放射線療法 C.4 井関雅子准教授: 緩和
D.1 新井 一教授: 脳腫瘍関係 D.2 池田勝久教授: 耳鼻 D.5 杉本耕一准教授: 血液腫瘍関係 D.6 荻島達也准教授: 泌尿器関係 D.7 竹田 省教授: 産婦 D.8 齊藤光江准教授: 乳腺 E.3 新井平伊教授: 精神
F.浅野美知恵
第 3 編 順天堂大学の取り組み
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授業科目区分 専門科目：実践看護科学領域
対象学年・時期 1 年次・前期 授業科目 がん看護援助特論Ⅰ
選択・必修の別 選択(がん看護 CNS 必修) 単位数 2 単位
担当教員 浅野 美知恵、花出 正美、他
授業概要（授業のねらい・内容） がん診断期、治療期、再発期、終末期というがん罹患後のあらゆる経過における患者とその家族の体験を
理解し、高度な倫理観及び看護判断に基づいた看護援助技術を探求する。さらに、がんの予防や健康教育
とともに、がん診断・治療後の生活調整・トータルペイン緩和に対する援助方法を探求する。
1. がん診断期、治療期、再発期、終末期にある患者とその家族に対する看護の方法を説明できる。
2. がん看護における倫理的問題と看護職者の役割及びがん看護専門看護師の役割について説明できる。
授業の進め方（授業形態を含む） 1～2 回 A. がん罹患後の患者とその家族の体験
(1） がん罹患・治療に伴うトータルペイン
(2） がん診断・治療に伴う生活の変化
3～4 回 B. がん看護における倫理的問題
(1） がんという病名告知について
(2） がん治療の意思決定について
(3） がんと共存する生活について
(4） がん終末期の生活について
5～6 回 C. がん患者とその家族についてのアセスメント
7～15 回 D. がんと共に生きる患者とその家族への看護
(1） がん診断期の看護
(2） 手術療法を受ける患者とその家族への看護援助
(3） 化学療法を受ける患者とその家族への看護援助
(4） 放射線療法を受ける患者とその家族への看護援助
(5） がんの代替･相補療法と看護
(6） がんリハビリテーション
(7） がんの予防・早期発見、健康教育
(8） がん再発期の看護
(9） 緩和ケアにおける看護援助方法
（10） ターミナルケア
テキスト・参考文献 別途紹介する。
成績評価の方法・基準 参加状況、プレゼンテーション、レポート
備 考
第 3 編 順天堂大学の取り組み
117
授業科目区分 専門科目：実践看護科学領域
対象学年・時期 1 年次・後期 授業科目 がん看護援助特論Ⅱ
選択・必修の別 選択(がん看護 CNS 必修) 単位数 2 単位
担当教員 浅野美知恵、奥出有香子、山口聖子、濱口惠子、増島麻里子、他
授業概要（授業のねらい・内容） がんチームケアの理解を深めると共に、高度な知識に基づいた質の高い看護援助技術を探求する。
1. がんチームケアにおけるがん看護専門看護師の役割を説明できる。
2. チームアプローチによるがんリハビリテーションでの患者および家族員への看護援助について説明で
きる。
3. がんチームケアの事例について分析し検討できる。
授業の進め方（授業形態を含む） 1～2 回 A. がんチームケアの現状と課題
(1） がんチームケアの基盤となる考え方
(2） チームを構成するメンバーとその役割
(3） がんチームケアの現状
(4） がんチームケアの課題
3～9 回 B. がんリハビリテーション
(1） がんリハビリテーションにおけるチームケアとがん看護専門看護師の役割
(2） がん診断期の患者とその家族員のアセスメントとリハビリテーション看護
(3） がん治療期・慢性期の患者とその家族員のアセスメントとリハビリテーション看護
(4） がん再発期の患者とその家族員のアセスメントとリハビリテーション看護
(5） がん終末期の患者とその家族員のアセスメントとリハビリテーション看護
(6） がんリハビリテーション看護援助の分析と看護援助の検討
10～13 回 C. がんチームケアの事例分析と検討
(1） チームアプローチによるがんリハビリテーションの事例分析と検討
(2） チームアプローチによる緩和ケアの事例分析と検討
14～15 回 D. がんチームケアにおけるがん看護専門看護師の役割と展望
テキスト・参考文献 別途紹介する。
成績評価の方法・基準 参加状況、プレゼンテーション、レポート
備 考
第 3 編 順天堂大学の取り組み
118
授業科目区分 演習・研究指導
対象学年・時期 1 年次・通年 授業科目
(がん看護 CNS)
演習
選択・必修の別 がん看護 CNS 必修 単位数 4 単位
担当教員 浅野美知恵、井関雅子、奥出有香子、山口聖子、濱口恵子、花出正美、他
授業概要（授業のねらい・内容） がん看護特論で学んだ概念・理論を基盤として、がんがもたらすあらゆる苦痛症状及び苦悩を緩和するた
めに患者と家族員の状況に応じた援助方法を探究する。終末期がん患者および家族員が抱えるトータルペ
インをアセスメントし、苦痛緩和の援助方法を探究するとともに、患者が自分らしく生き抜くことができ
るように患者と家族員の状況に応じた看護を探求する。さらに、特定のがん治療を受ける患者が抱える苦
痛をアセスメントし、治療に伴う副作用の予防･早期発見･早期対処及び苦痛を緩和する援助方法を探究す
るとともに、がん患者とその家族が生きる喜びをもつことができるような看護を探求する。
授業の進め方（授業形態を含む） がん看護学演習Ⅰ
1 回 A. がん看護専門看護師(CNS)とトータルケア
2 回 B. 緩和ケア・終末期医療の現状と課題
3～5 回 C. 緩和ケアの必要ながん患者への看護援助と看護援助技術の検討
6～8 回 D. 終末期にあるがん患者の苦痛のアセスメントと看護評価
9～10 回 E. 終末期にあるがん患者を抱える家族員のアセスメントと看護評価
※C.D.E.は、各自の体験事例か臨床実習指導者の指導の下に得られた事例を用いて実施する。
臨床実習指導者は、がん看護専門看護師、がん看護に熟練の看護師緩和ケアに熟練の看護師が担
当予定。
11～13 回 F. がん看護事例の分析と看護援助の検討
※学生各自の関心領域に応じて、緩和ケアの事例か終末期の事例か１つ選択して実施。
14～15 回 G. がん看護コンサルテーションの分析と教育･相談活動の検討
がん看護学演習Ⅱ
16～18 回 A. 化学療法を受ける患者とその家族への看護援助の分析と評価
19～22 回 B. 放射線療法を受ける患者とその家族への看護援助の分析と評価
23～30 回 C. がん治療を受ける患者とその家族への看護の探求
フィールドワークにより、特定のがん治療を受ける患者とその家族が生きる喜びをもつことがで
きるような看護援助モデルを作成する。
※学生各自の関心領域に応じて、緩和ケア、終末期看護、化学療法看護、放射線看護の中から１つ
選択して実施する。
テキスト・参考文献 別途紹介する。
成績評価の方法・基準 参加状況、プレゼンテーション、レポート
備 考
第 3 編 順天堂大学の取り組み
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授業科目区分 専門科目：実践看護科学領域
対象学年・時期 2 年次・通年 授業科目 がん看護実習
選択・必修の別 選択(がん看護 CNS 必修) 単位数 6 単位
担当教員 浅野美知恵、奥出有香子、花出正美、他
授業概要（授業のねらい・内容） 複雑な状況にあるがん患者とその家族に対して、がん看護専門看護師として高度な知識と的確な臨床判断
および熟練した技術を用いて、専門職者としての高度な倫理観に基づいた質の高い看護を実践する能力を
養う。さらに、がん看護領域における相談、調整、倫理的調整、教育、研究を実践することを通して、が
ん看護専門看護師の新たな役割を開発する能力を養う。 〔学習目標〕1.複雑な状況にあるがん患者とその
家族のトータルペインに対して、高度な知識を用いて的確な看護判断ができる。2.複雑な状況にあるがん
患者とその家族に対して、高度な看護判断に基づいて、熟練した技術を用いて質の高い看護を実践できる。
3.がん患者とその家族員に対する倫理的感性を高め、倫理的判断に基づいた態度で行動できる。4.がん患
者とその家族員の看護に関して、看護職者を含むケア提供者に対して、がん看護専門看護師と共に、がん
看護専門看護師としての相談、調整、教育の役割を実践できる。
授業の進め方（授業形態を含む） A. 実習時期 4 月～9 月
B. 実習場所および指導者
1. 複雑な状況にあるがん患者とその家族に対する質の高い看護実習
順天堂大学医学部付属順天堂医院、国立がんセンター、癌研有明病院
2. がん看護専門看護師の役割実習 国立がんセンター、癌研有明病院
順天堂大学医学部付属順天堂医院 …乳腺センター、外来化学療法室、放射線外来、緩和ケアチー
ム
C. 実習方法
(1) 複雑な状況にあるがん患者を受け持ち、目標を達成できるように看護を実践する。
(2) がん看護専門看護師(または、がん看護に熟練の看護師)が看護職者を含むケア提供者に対して行う
相談、調整、教育の場に参加し、がん看護専門看護師の役割を学ぶ。
(3) がん看護専門看護師(または、がん看護に熟練の看護師)と共に、看護職者を含むケア提供者に対し
て相談、調整、教育の役割を実践する。
(4) 実習中は、指導者(がん看護専門看護師、がん看護に熟練の看護師、担当教員)よりスーパーバイズ
を受けたり、カンファレンスにより実践した看護について討議する。
テキスト・参考文献 別途紹介する。
成績評価の方法・基準 臨地実習の状況およびレポート内容
・臨地実習で受け持った複雑な状況にあるがん患者３～４例に対して、実践・分析・評価した看護につ
いてのレポート
・がん看護専門看護師として実践した役割についての実践レポート
・今後のがん看護専門看護師の役割・教育のあり方についてのレポート
備 考
第 3 編 順天堂大学の取り組み
120
授業科目区分 演習・研究指導
対象学年・時期 2 年次・通年 授業科目
(がん看護 CNS)
課題研究
選択・必修の別 がん看護 CNS 必修 単位数 4 単位
担当教員 浅野美知恵、齊藤光江、他
授業概要（授業のねらい・内容） 課題研究の基盤として、がん医療チームが共有すべき mission と vision、診療データとその管理、チームの
各人員のリーダーシップ、コミュニケーションスキル、がん医療の現状と課題等を学習する。
がん看護特論、がん看護援助特論およびがん看護演習で学んだ内容を踏まえて、看護実践の中からがん患
者とその家族の抱えている看護問題を採り上げ、現実の看護現象を通して実証的に研究を行う能力を養
う。
学習目標
1. 看護実践の中からがん患者とその家族の抱えている看護問題を採り上げ説明できる。
2. 現実の看護現象を通して実証的に研究を実施できる。
4. 論文の発表を通して、自らの研究内容を伝えることができる。
5. 論文としてまとめて提出することができる。
授業の進め方（授業形態を含む） がん看護課題研究Ⅰ ＊コア実地修練Ⅰ（チーム医療）
がん医療チームについての講義、演習、合宿研修により、本学大学院のがん専門養成コースで学ぶ医師・
薬剤師・医学物理士とともに、チーム医療についての学びを深める。
がん看護課題研究Ⅱ
A. 課題の設定
・終末期、がん性疼痛、化学療法、放射線療法の看護についての課題
B. 研究計画書の作成
C. 研究計画書に基づく調査
D. 調査結果の科学的分析
E. 調査結果の論理的考察
F. 論文の提出
G. 論文内容の審査
H. 論文内容の発表
テキスト・参考文献 別途紹介する。
成績評価の方法・基準 参加状況および研究論文内容
備 考
第 3 編 順天堂大学の取り組み
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7. ニュースレター創刊号の発行
第 3 編 順天堂大学の取り組み
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第 3 編 順天堂大学の取り組み
123
第 3 編 順天堂大学の取り組み
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